【東京国際フォーラムの商談会で出逢えたのは2食材】
先日、東京国際フォーラムで開催された食品の展示商談会に行って参りました。ものすごーくひろい会場に全国からたくさーんのメーカーさんが出展していました。産地、原料、添加物・・・色々試食検討して今回かごしまんまの商品になったのは次の2食材です。どちらも出逢えてホントよかったな~、と思えた食材なのでここにご紹介します。
【その① 『調理済みでラクラク!やわらか鶏手羽煮込み』という商品への衝撃】
調理済みのお惣菜というと味付けが完成しているのが常識、というのが私の感覚でしたが、この商品は原材料が西日本産鶏手羽と大分県産醤油のみ。OKフードだっ!と小躍りしながら商談会会場で初めて味見してみた時は、正直なところ「ええ~っ・・・・こんな味付けじゃリピートするかなあ」という感想でした。
会社でスタッフに試食してもらった時も感想が「うーむ。薄味で素朴過ぎる味付けですね・・・。これだけで食べるにはきついです。なにか醤油とか塩胡椒しないと」という感じでした。でも自宅で子供達にあげてみたところ、なんと大好評。まだ薄味が好きな5歳児はそのままの味でパクパク。濃い味付けに慣れている9歳児は『楽塩』の塩をかけ、それぞれ「おいしい!おいしい!」とあっという間に平らげてしまいました。それを見て「あ。こういうお惣菜もアリだな」と妙に感動しました。味付けが完成しているお惣菜は全ての人の味覚やニーズを満足させるのは難しいですが、味付けが完成していない調理済み食品は食べる人それぞれの好みや目的でいかようにも変身させられるメリットがあり、これはとってもすごいことだと気づかされました。試しに小松菜とサッと炒めてナンプラーで味を調えて食卓に出したら子供達はまたペロッと食べ尽くしてくれました。
味付けが薄くて完成していないということは色々なバリエーションが可能で、生の鶏手羽を料理するよりメチャクチャ時短になり、しかもちゃんと手料理としてふるまえます。これは忙しい時にすっごく便利。またこれからの季節はおでんや鍋や煮物の具にピッタリなので、時短で作りたいときに活躍する食材になります。しかも安くて添加物や化学調味料などの余計なものが一切入っていない。これは安心!!・・・欲を言えば『九州産の遺伝子組み換えでない飼料のみを与えたワクチン不使用の鶏』を原料にして欲しいところではありますが、これをしてしまうと価格が1.5倍になって日常的に手が出ない商品になってしまいそうです。ですからこれは『常備しておいて、忙しくて時短したいときに使う食材』として不動の地位となりそうですね。
なかなかこういう食材はありません。
原料を「鶏肉と醤油」に絞ってこの食材を企画したメーカーさんに心から大きな拍手と敬意を表します。
【その② 『ゆずスッパイチップス』に感謝】
口さみしい時にコンビニに立ち寄ると見かけるスッパイコーナー(命名:りえし)。目が覚めそうなスッパイ系や刺激系のグミやタブレットが並んでいますよね。でも手に取るとどれも産地や原料や添加物でモヤモヤして結局買えずじまいで我慢していました。
ところがこの商談会で『ゆずスッパイチップス』の原材料を見ると「宮崎県産ゆず皮、砂糖、クエン酸、ビタミンC」のみ。試食してみたら探していたあのすっぱいシゲキ!そして甘みもあって食感も良くて絶妙な美味しさ!即商品化を決めました。
これからはコンビニでモヤモヤ悩まず、これが我が家のドライブや運動会のお供に欠かせないお菓子となりそうです。
同じようにモヤモヤしていた方はぜひ試しに1つ買ってみてくださいネ。手が止まらずあっという間に1袋食べきっちゃいますよ~。