平成28年9月2日

Sep 1. 2016 かごしまんまだより

【冷凍食品企画中】
夏休みがやっと終わりましたね~。うちは学童へ子供を預けておりましたので毎日毎日お弁当でした(涙)。
いやあ、毎日お弁当作るのは修行ですね(笑)。
以前から「お弁当に使える冷凍食品を商品化して欲しい」という声を頂いておりましたが、この秋冬に冷凍設備をつくれることが決定しました。冷凍食品の商品化を大検討中の今日この頃です。
そこでなかなか悩ましい壁にぶち当たっております。それは、商品化するには主に以下の2通りがあります。
①【市販品】もともとある市販品の中から主原料が九州産である冷凍食品をピックアップし商品化する
長所・・・既に商品化して大量生産しているので安価である
短所・・・原材料全てが九州産ではなく、添加物や遺伝子組み換え由来材料も多く入りモヤモヤ感がある
②【PB商品】冷凍食品メーカーにかごしまんまオリジナル商品(PB商品)を企画製造してもらって商品化する
長所・・・原料のほとんどを安心材料で揃えられ、添加物等を極力避けることができる
短所・・・PB商品なので原価が高い・生産ロット数の定めがあるため在庫を多く抱えねばならない
このどちらを主力商品化していくべきものか非常に悩んでいます。
大きな悩みは、①の方が安くて簡単に商品化できるが原材料欄を見るとモヤッと感があること。②だと安心だが日常食材としては価格が高すぎるのではないか、ということ。
また、宅配便で配送する際には冷蔵品と冷凍品は保管温度帯が違うので、箱を分けて別々に送料がかかります。
ですから冷凍食材を販売スタートするには豊富な商品ラインナップを揃えておかないと、お客さんが送料かけて買えません。みんなのお弁当作りを楽にしたい、というモチベーションを掲げての冷凍食品プロジェクトですが、なかなか悩んでおります。
みなさんは①と②、どちらが欲しいですか?もしくは①と②両方を商品化した方がいいでしょうか?
よろしければご注文時のご要望欄等にメッセージを頂ければ幸いです。ご意見やアイデアをお待ちしております。

【鹿児島の幻の万能料理酒の販売化に向けて、地味に必死です(笑)】
かごしまんまの美味しい干物類に必ず使用されている黒酒。これは天然アミノ酸(旨味成分)がたっぷり含まれている万能料理酒です。これを使うとなぜか肉や魚の旨味が引き出され、料理の腕がとっても上がった気になる魔法の料理酒です。皆さんにもこのワクワク楽しい感じをお料理作りの際に味わってほしくて、ただいま酒類販売許可申請の「前段階」でもがいているところです。酒類販売は税務署の管轄で申請の際にとーっても色々な決まりごとがあります。その一つが、販売する場所の土地・建物の謄本が必要ということ。これが大変で!
調べてみたらかごしまんま敷地は地目が畑で、かつまだ名義が他界した父のままでした!そこで、まず登記上の遺産相続・名義変更をおババに移して、地目を宅地にしようとしました。しかし宅地になると畑用灌漑用水が使えなくなることからオババが猛反発!ちょっとの土地を分筆して畑として残すことになりました(←イマココ)。
いやあ、7月から法務局や市役所へ何回通ったか数え切れません。でも色々法的に勉強になって楽しいです。皆さん、この黒酒の商品化も楽しみに待っていてくださいネ。諦めませんよ~。商品化の目標は年内です!(笑)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江