平成28年9月16日

Sep 15. 2016 かごしまんまだより

【秋の訪れ】
ここ数日は朝晩の気温も下がって快晴がなく曇りが多かったせいか、きゅうりの色が薄めで細く、オクラのなりが悪く、生産者さんがいつもより1時間ほど遅れて焦りながらかごしまんまに持ってきました。
今日はいつもの生産者さんから生(なま)落花生が入荷せず、手当たり次第に直売所廻りをしましたが今日はさっぱり出ていなくて撃沈し、色々な生産者さんに声をかけてやっと見つかりました。野菜の旬は突然終わることもあるので、ホント焦ります。地元の方々はそれに慣れていて「落花生もう終わっちゃったね~」と笑っていますが、こちらはなんとか探そうと必死です。ホや産地のこととか添加物や農薬のこととかでかごしまんまでしか注文できない、というお客さんの事情を痛いほど知っているからです。今回はなんとか用意できてホッとしました。
直売所をたくさん廻ってみたら、さつま芋や里芋が少しずつ並んでいました。全体的にまだ端境期(野菜の旬と旬の間の収穫が少ない時期の事)で、夏の野菜も秋の野菜もどっちつかずで、量も種類も少なかったですね~。
野菜の様子からも秋の訪れをひしひしと感じる今日この頃です。

【冷凍食品企画中】(再掲です)
以前から「お弁当に使える冷凍食品を商品化して欲しい」という声を頂いておりましたが、この秋冬に冷凍設備をつくれることが決定しました。冷凍食品の商品化を大検討中の今日この頃です。
そこでなかなか悩ましい壁にぶち当たっております。それは、商品化するには主に以下の2通りがあります。
①【市販品】もともとある市販品の中から主原料が九州産である冷凍食品をピックアップし商品化する
長所・・・既に商品化して大量生産しているので安価である
短所・・・原材料全てが九州産ではなく、添加物や遺伝子組み換え由来材料も多く入りモヤモヤ感がある
②【PB商品】冷凍食品メーカーにかごしまんまオリジナル商品(PB商品)を企画製造してもらって商品化する
長所・・・原料のほとんどを安心材料で揃えられ、添加物等を極力避けることができる
短所・・・PB商品なので原価が高い・生産ロット数の定めがあるため在庫を多く抱えねばならない
このどちらを主力商品化していくべきものか非常に悩んでいます。
大きな悩みは、①の方が安くて簡単に商品化できるが原材料欄を見るとモヤッと感があること。②だと安心だが日常食材としては価格が高すぎるのではないか、ということ。
また、宅配便で配送する際には冷蔵品と冷凍品は保管温度帯が違うので、箱を分けて別々に送料がかかります。
ですから冷凍食材を販売スタートするには豊富な商品ラインナップを揃えておかないと、お客さんが送料かけて買えません。みんなのお弁当作りを楽にしたい、というモチベーションを掲げての冷凍食品プロジェクトですが、なかなか悩んでおります。
みなさんは①と②、どちらが欲しいですか?もしくは①と②両方を商品化した方がいいでしょうか?
よろしければご注文時のご要望欄等にメッセージを頂ければ幸いです。ご意見やアイデアをお待ちしております。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江