【冷凍食材販売が始まります】
構想から1年以上かかっていますが、冷凍食材の販売がいよいよスタートします。
はじめは少ないラインナップで大変申し訳ないのですが、【餃子】【焼売】【各種チャーハン】を主軸に順次商品UPしていきます。
「各種チャーハン」は、すみませんが無添加ではありません。大人の私たちが「たまには楽したいですお休みさせてください」というときにあると便利、というポジションで商品化です。商品ページの原材料は、日本一詳しく表記したと自負しています(実際には翔君が悲鳴を上げながら商品ページの原材料表記を作りこんでいました)。見るのが苦痛なほど、加工品の真実が書かれています。実物の原材料表記の写真と比べて頂いて、そしてご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます(いかに一般的な加工食品の原材料表記が省略されているかがわかります)。
「餃子」と「焼売」。スーパーの冷凍コーナーで見かける一般的な市販品は、100円台!で販売されていたりします。しかし裏面の原材料欄を見ると、お問い合わせするには気が遠くなるような数の原材料と添加物。たとえ「鹿児島産黒豚使用」と書いてあってもキャベツ・ニラなどの野菜は国産表示のみ。多くの加工品に入っている「植物たんぱく(大豆たんぱく)」という一見、栄養素的な名称。これは油や醤油を絞った大豆かす(大半が遺伝子組み換え不分別)でいわば廃棄物同然のものであり、超低コストなので具材の水増しのために使われているものです。化学的なうま味調味料であるグルタミン酸ナトリウムも「アミノ酸」というこれまた栄養素的な名称で表記されています。長期保存したり冷凍保存したりするとどうしても脂肪分などが分離したりして品質低下するのですが、そうならないように増粘剤や安定剤やph調整剤が添加されています。打ち粉はコーンスターチで、業務用はほとんど遺伝子組み換え不分別。おうちで作る餃子や焼売とは味も栄養も品質も全然違うものなのです。
子供たちが大好きな餃子や焼売。既に販売開始しているミートボールもそうですが、どうしても「本物」の安心できる商品が必要だと思い、かごしまんまオリジナルでつくりました。
原材料の豚肉は全てやごろう豚。野菜は全て九州産。餃子と焼売は皮も九州産。醤油も魚醤も黒酒もかごしまんまで取り扱っている(または取り扱い予定)調味料を使いました。打ち粉も鹿児島県産の甘藷澱粉(さつま芋澱粉)です。
何度も試作品を作り直して納得のいく味と品質にしたら、市販の一般的なものに比べ価格が高くなってしまいました。
でも自信をもって子供たちに食べさせられる餃子と焼売になりました。
焼売は、電子レンジで温めるだけの簡単な一品です。市販よりも3倍以上の大きさとボリューム。ヤブサメファーム(鹿児島県)の鶏ガラスープが入ってとってもジューシーな肉汁じゅんわりの絶品点心になりました。
餃子は、無添加に慣れていない人にはあっさり淡白な味わいに感じるかもしれませんが、食べ慣れるともう市販餃子には戻れないような、素朴な家庭の味です。うま味調味料の代わりにナンプラーで自然なうま味を出しました。
冷凍品は単独で送料がかかってしまいご負担をおかけしますが、ご希望であれば肉魚類・加工肉類・パン類など冷凍可能な商品は同梱しますのでどうぞお気軽にご相談くださいませ。
次の目標は、無塩せきウインナー・ハム・ベーコン類からアミノ酸を抜くことですが、これはメーカーの開発コスト面や価格帯やロット数の問題もあるので、まだまだ先になりそうです。でもあきらめません。
まだまだこれからも「安心で美味しい・楽しい」をどんどんご提供していきます。どうぞ311後のこの世界をあきらめず、明るく生き抜いていってください。同じ空の下、心から願っています。
平成29年7月4日
Edit by 山下 理江