【新年度ですね】
新燃岳も桜島も最近は噴火が多く、しかも雨が全く降らない日が続いていて目と喉が痛む毎日です。
ここ鹿屋市は新燃岳からも桜島からも50km以上離れています。しかし遠ければ遠いほどミクロ級の小さな灰が飛んで来るのでやっかいです(大きい粒は近くに落ち、小さな粒ほど遠くまで飛びやすい)。
雨が降るまでずっと街じゅうが埃っぽいです。気象庁の発表する風向きとは真逆の位置にある鹿屋市なのに、駐車してある車には皆うっすら灰が積もっています。
しかしどんなに小さくても灰は目や喉が痛むのでわかりやすいですが、放射能は見えないですし感じませんので、データ分析しない限り証明できないのが本当に腐れ外道な物質ですね。
灰に痛む目や喉に悩まされるたびに、見えない放射能を憂います。
玄海原発は再稼働後すぐの蒸気漏れ。福島原発事故で原発は危険で破滅的なものだとわかったのにどうしてこの国は原発をやめないのでしょうか。
新年度の4月。入園・入学・入社おめでとうございます。
給食や行事など色々悩ましいこともありますが、今年も悲観せず諦めずできることをやっていければなと思います。新しい先生にまた一から説明して「魚やりんごなどを食べないようにしたい」と伝えるのは、私もちょっぴり憂鬱ですが・・・。
さてこの4月からは学校教育において道徳が教科化(道徳が正式な教科になり、教員による評価も行われること)されます。この『道徳の教科化』は、実は非常に危険なのではないかと心配しています。
と言いますのは、戦後日本において今まで道徳が教科化されていなかった背景には、戦前戦後の『親孝行』や『忠君愛国』までを説く『教育勅語』に基づく道徳教育が行われたことへの深い反省があったからです。
危険な教育や雰囲気というものは簡単に『お国の為なら死ねる殺せる若者』を量産し、特攻隊や集団自決・虐殺へと導いてしまいます。
安倍さんが首相を務めている間に日本という国は、原発産業や軍事産業の輸出・憲法改正・マイナンバー制導入・教育基本法改正・道徳の教科化・公文書改ざん・・・と『戦争する気満々』と思われても不思議ではなくなってきています。
国民の権利であるはずのデモも、警察に駅や道路を封鎖されたり圧力をかけられたりしている現状。
まさか日本がもう二度と戦争へと向かうことはないと願いつつ、私たちは決して無関心でいることなく常に国の動向や政治にアンテナを向けて思考を閉ざさないでいたいですね。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。