2019 January

平成31年1月29日

Jan 28. 2019 かごしまんまだより

【おまけの節分豆について】
今回のおまけはちょっと変わった節分豆で、甘い味噌がコーティングされた『みそ大豆』というお菓子です。
『甘みそ大豆』原材料・・・九州産大豆
砂糖(オーストラリア、南アフリカ、鹿児島、沖縄など:一般的な白砂糖です)
福岡県産味噌(カナダ産大豆、九州産米、長崎産塩)
甘みそ大豆、意外と美味しいんですよ♪ ぜひご感想をお聞かせくださいネ(商品化検討中)。

【ひなあられ、今年から新商品です】
節分が終わったら次はひな祭り。今年も『九州産もち米のひなあられ』が入荷しました。
去年までの商品はメーカー廃盤になり、今年は新商品となりました。
すみません、原材料に甘草やステビアなど添加物が多く、産地も『日本』までで詳細が追えないものが多いです。『九州産のもち米使用』と『九州で製造』『お買い求めやすい価格』を優先しました。
自然栽培や無添加を最優先にすると、高価なものになったり一般的なものではなくなってしまったりするのでとても悩ましいです・・・。色々悩みましたが、このひなあられに決定しました。
つきましては商品ページの原材料表示をご覧になり、ご自身の判断基準と照らしてご注文下さいませ。
こちらも100個の数量限定で、再入荷はございません。ご希望の方はお早目のご注文をお願いします。
かごしまんまがもっと大きい会社だったら、オリジナルOEM商品をメーカーに製造してもらいたいところですが、OEM商品は最小ロットで1000とか1万個単位で製造しなければなりません。
工場の大きな調理器具や機械を動かすにはある程度の量がないとできないというのもありますが、包装材の発注単位も数千~数万枚単位が普通です。ちいさなかごしまんまではそんなに在庫を抱えられません。
オリジナル商品の壁は高くて厚いですね(涙)。
(実はオリジナル餃子・焼売も、多くの在庫を抱えたまま賞味期限を迎えてしまうので現在は販売休止してます)

それにしても一般的にお菓子というものは添加物だらけGM由来原料だらけ。
多くの人たちは、健康や安全性に対して自分で調べたり考えたりしないのでしょうか。
それとも化学調味料や添加物の味に慣れてしまっているのでしょうか。
成長期の子供が食べる重要な食材なのに・・・。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成31年1月16日

Jan 15. 2019 かごしまんまだより

【旧年中は大変お世話になりました。今年もよろしくお願い申し上げます】
いよいよ平成最後の年ですね~。
2011年から災害や政治的な不祥事がどんどん増えていっているような感覚を覚えます。
怖いのは、私たち国民がそれら災害に対しても政治的な不祥事に対してもどこか麻痺しつつあるように思えてならないこと。
税金や公共料金や物価もどんどん上がっていって、大半の国民の可処分所得は大幅に減少していき、ファストファッションや100円ショップ商品を愛用するようになり、車や旅行に関心がない若者が増えつつある現状。
最低賃金以下での労働条件で外国人労働者を受け入れることを、データ改ざんしてまで強行採決する政権。
自由競争の経済の中で商品や製品を作るのではなく、ふるさと納税返礼品づくりに熱を入れる、地方の生産者。
人口がどんどん減りつつあるのに、水道事業の民営化や原子力や太陽光発電や軍事力の増強を推進する政権。
日本の社会や経済は、ゆがみがどんどん肥大しているように感じます。なのになぜか多くの国民がそれに対して無関心すぎて、海外では不思議を通り越して不気味がられているほどです。
そうこうしているうちに、GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾンのこと)に私たち一人一人の行動等のビッグデータを吸い上げられ、最新の人間行動学や心理学を駆使され、ネットショッピングするとちょっと閲覧しただけの商品なのに「買い忘れはありませんか?」というメールが来たり、その商品がネット広告で何度も登場してくるようになっていたり。フェイスブック登録すると「知り合いかも?」と特定のユーザーをメールで紹介してきたり「お知らせをチェックして見逃した友達の情報をチェックしよう」とコミュニケーションの誘導をされたり。
たしかに便利ではありますが、どうしてそんなにも私たちの欲望やつながりを知られているのか、とても怖くなります。気が付けば、私たちはいつのまにかGAFAに欲望や心や脳を支配されつつある現状。
・・・このままでいいのだろうか?とずっと考えてきた2018年でした。
なので12月のサイトリニューアルでは、あえて『あなたの基準を尊重します』をテーマに掲げ、『詳しい情報開示』と『購買意欲をあおらない』ことを明記しました。
ビックデータや企業や国に誘導された欲望や行動ではなく、自然な「欲しいと思う・必要だと思う」気持ちを大切にして消費行動をしていかないと、非常に危険な気がしています。
だって百田尚樹氏の日本国紀が大手書店のメインコーナーに平積みされ、一国の首相が写真付きでツイートする国なんて、本当におかしいでしょう!・・・すみません、うまく言葉にできなくてもどかしいです。

2019年もかごしまんまで食べ物の本当のおいしさやその喜び・楽しさを感じていただけるよう、新たな気持ちでスタッフ一同頑張ってまいります。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江