2019 July

2019年7月23日

Jul 22. 2019 かごしまんまだより

【国会こそバリアフリーに】
国会議事堂を調べてみますと、1936年(昭和11年)竣工とあります。
バリアフリーなんて概念が全くない時代の建物です。
しかし今回の参院選では、れいわ新選組から二人の新議員が生まれました。
お二人は車椅子、しかも寝椅子に近い大きいタイプを使用して生活されています。
お二人がこの国会内に入るということは、どんなに色々な困難が待ち受けていることでしょう。
当事者でなければわからないこの国の制度や体制の問題点を、このお二人なら必ずや声を大にして国会を動かすことができるのではないか。国を変える第一歩になるのではないか。多くの方が希望を託して1票を投じました。
そして二人の当選が叶いました。報道制限の中で多くの人に支持され、これは快挙ですね!
国会議事堂の見学案内動画を観ましたが、「階段が多くあります」とアナウンスがありました。
議場内を見ても階段だらけ。議席の間の通路も狭くて階段だらけ。質問する際も階段が立ちはだかります。
議員本人のみが入れる場所もあります。しかしこのお二人は介助無しで動くことは困難です。
『あらゆる人が世界の真ん中で輝く社会』をスローガンに掲げている首相なら、必ずやこの困難を乗り越えて
やってくださることでしょう。
日本の国政史上、新たな歴史の幕あけとなるに違いない今回のお二人の議員誕生に、心から拍手とエールを。

【夏休み♪おうちごはん応援キャンペーン】
キャンペーンはめったにしないかごしまんまが、初のキャンペーンです。
1配送につき18000円以上(税込19440円)のご注文で
『1箱分の送料を無料』にいたします!!!
9月1日迄の期間限定です。(*発送日指定は9月13日分迄です)
何回でもOK! 定期便との合算OK! ただし10L・20L箱の水はキャンペーン適用外です、すみません。

きっかけは、お客さんからの修学旅行や林間学校へのご相談やご報告。
ママも子供達も頑張って一生懸命に食の安全を考えて悩んでいる。胸が締め付けられる思いでした。
かごしまんまとして、なにかできることはないか、考えに考えました。
そこでおうちごはんが多くなる夏休みやお盆に、ご家族みんなで安心食材をおもいっきり楽しんで頂きたい。
夏休みのジュースやお菓子のまとめ買いに。
肉類や魚類の冷凍ストックとして。
(肉類や魚類は到着後にご自宅の冷凍庫で再冷凍できます)
お米や調味料のまとめ買いに。ママ友との共同購入に。どうぞキャンペーンをご利用ください。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年7月17日

Jul 17. 2019 かごしまんまだより

【CREA8月号とひよこクラブ8月号に掲載も反響ゼロ(涙)】
全国紙掲載だから、さぞやたくさん反響があったと思うでしょう?
いやいやいや、反響ゼロなんです!(涙)笑っちゃうでしょう?ゼロですよ。
そりゃ送料高いですし特典もないです。注文から発送まで1週間はお待たせしています。
でもツイッターで皆さんがつぶやいてくださったりすると少なからず反響があります。
政治と同じだなあ、と思いました。

ツイッターの世界では原発事故や食や農業の安全やこの国への危機感など社会問題への関心にあふれていて、
選挙も盛り上がっています。日本が変わりそうな予感がします。
しかし現実の世界は、残念ながら『無関心』や『あきらめ』が主流です。
食の安全に関しては『国が安全基準を決めているのだから大丈夫』。
選挙に関しては『どうせ変わらないし1票なんて』という雰囲気。
『給食で食育を』と言いながら、現実は添加物が入ったウインナーやちくわを遺伝子組み換え原料の植物油で
調理し、季節外れのピカピカのりんごを皮ごと食べさせている給食。
『さらなる所得の向上を!』と言いながら、消費税や健康保険税を上げて生活保護費や年金は下げようとして
いる与党。国民主権の憲法を、『お国のための国民へ』の憲法に改憲しようとしている与党。
それらがめちゃめちゃ問題になっているツイッタランドと、全く関心のない現実ワールド。
「本当に同じ日本なのか?」とめまいがします・・・。

本当に子供たちの安全と健康を考えるなら、給食はなるべく旬の有機野菜と無添加の加工品にし、GM由来原料の調味料を使わない。原発事故による汚染がひどかった地域への林間学校や修学旅行をやめる、重いカバンをやめる、多すぎる宿題をやめる。それが筋だと思うのであります。
でもこの国は経済を優先にして、補償から逃げて、基準を上げることにしました。放射能も完全にアンダーコントロールしているということにしました。老後に2000万円必要だという報告書もなかったことになりました。
しかしそれでも、同じ想いで安心食材や野菜を探しまわって悩んでいる人にかごしまんまがあることをお知らせしたい。同じ想いで日本に絶望している人に、山本太郎さんのような政治家もいるよとお知らせしたい。
あきらめていく人が多いですが、あきらめない人がいるかぎり、頑張っていきたいなと思う今日この頃です。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年7月9日

Jul 9. 2019 かごしまんまだより

【CREA8月号にPR掲載】
今まで広告掲載は全て断ってきたのですが、『お取り寄せ特集』だということで出してみました。初です。
初めてのことなので、発売日がものすごく待ち遠しくドキドキしていました。
そしてほんの少し「振り込め詐欺」への不安もありました(なにしろ鹿児島という、首都圏からは遠い地なので)。
タイミング悪く、折りしも九州は日本中が心配するほどの大雨に見舞われ、発売日から2日経っても鹿児島のどこの本屋さんにもコンビニにもCREA8月号はありませんでした。
本屋さんに並ぶCREA7月号のハワイの表紙を見ながら「やはり振り込め詐欺だったか・・・?でもずいぶんと手の込んでいる詐欺だな、原稿も何度か作り直していたし・・・」と色々モヤモヤ頭をよぎりました。
幸い、首都圏のお客さんから「CREA見ましたよ~♪」とご報告があり、心の中で「広告会社さん疑ってゴメン!」と謝ったのでした(^^)
さて、譲れなかったのは『普段どおりの写真』です。 
・・・。 ・・・。 勇気がいりました(゚∀゚ )/
だってCREAという雑誌って素敵な写真ばかりじゃないですか!
そこへ私のデジカメで撮ったいつもどおりの写真・・・。 ・・・勇気いりますとも!(強調)
でも、写真見て「いいな」と思って注文して、実物見たときにガッカリ。そんな思いをファミレスやファストフードそして通販でよくありませんか?
「写真で見たとおりだ!嬉しいな!」と思っていただきたい、そう願いながらいつも写真を撮っています。
通販でよくガッカリするのは、大きさや容量や原材料。想像と違うものが来て、残念に思ったことって、けっこうありますね。
なので商品ページの写真群にはなるべくボールペンと一緒にとった写真を載せています。みんながよく知っている、ビックのオレンジボールペンと。大きさや容量が想像できるように、と願って撮っています。
また、原材料欄の部分も必ず撮って商品ページに載せています。多くの通販では原材料欄の写真や原材料の説明がないので、「買えないなあ残念だなあ」という思いをしたことが私自身何度もあるからです。
話はだいぶCREAから飛びましたが、とにかく野菜セットはツイッターやインスタに載せているいつもの写真にしました。オサレなCREAの中でかなり浮いています。いいんです(キッパリ)。
だいぶ頑張って盛って撮ったパンの写真は「ハズ○ルーペが必要か?!」というくらいに小さくなり、かなり頑張って盛りに盛って撮った納豆や牛乳や肉類の写真はボツになりました(笑)。

今回も、届いた野菜や商品は想像どおりでしたか?
(夏はキャベツや大根などの大物がなくてすみません!)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

*追伸* ひよこくらぶ8月号(14日発売)PR掲載予定となりました(≧▽≦)

Edit by 山下 理江

2019年7月2日

Jul 1. 2019 かごしまんまだより

【大雨かつ長雨】
先週末から鹿児島はずーっと雨が降っています。しかも風を伴う暴風雨です。
熊本・鹿児島・宮崎には、集中的に非常に強い雨や猛烈な雨をもたらす線状降水帯が発生しています。
南九州は、カルデラ噴火による火山灰でできた土地なので、非常にもろくて崩れやすい性質の土壌です。
毎年、がけ崩れや河川決壊の災害が発生するのもこの時期に集中しています。
今回もさらに災害級の大雨になる可能性もあり、祈る思いで過ごしています。

・・・とこれを書いている途中で、【かごしまんま無塩せきハム】のメーカーさんから
「付近の河川が氾濫して、一帯が水没しました(メーカー所在地はいちき串木野市)。
ヤマト運輸さんのトラックが工場に来れないため、明日の発送日に間に合わず、ハムの到着が明後日になります」
と連絡がありました(ひええええええぇぇぇっ!!!)。
ニュースサイトや高速道路HPを見ると、九州各地で道路が通行止めや片側1車線規制や迂回になっています。

鹿屋市では各家庭に防災無線が無償設置されているので、こんな時は防災無線放送に耳を傾けて、
続々と発表される避難勧告地域を聴きながら、懐中電灯などの非常用品を点検したり準備したりしています。
鹿児島では停電することはしょっちゅうで、みんな慣れたものです。さすが南国。

そして生産者の皆さんにとって、毎年この6月と9月の雨と台風の時期が一番辛い季節。
トウモロコシは背が高いのに根が浅めなので、暴風雨に弱く、倒れてみんなダメになっていきます。
ズッキーニやカボチャは地表面で実が成長する野菜なので、大雨に水没してしまい、ダメになっていきます。
トマトはもともと乾燥を好む野菜なので、大雨時は水分を吸い上げ過ぎて実が破裂していき、商品として出せなくなるものが多くなります。
葉物野菜は、ジメジメして高い気温なのでハウス栽培でも病気になりやすくなります。

通常は発送日の前日に収穫する農産物も、こんな大雨の時はちょっと雨がやむ時をねらって収穫するので、
発送日の前々日に収穫するものもあります。
露地栽培の野菜は、長時間の雨にさらされて全体的に良いコンディションではありません。

この時期の葉物野菜はいつもより早めに消費し、ゴーヤやナスなどに部分的に傷みがある場合はその部分を
カットしてお使いくださいますよう、すみませんがご協力をお願い申し上げます。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江