2019年7月17日

Jul 17. 2019 かごしまんまだより

【CREA8月号とひよこクラブ8月号に掲載も反響ゼロ(涙)】
全国紙掲載だから、さぞやたくさん反響があったと思うでしょう?
いやいやいや、反響ゼロなんです!(涙)笑っちゃうでしょう?ゼロですよ。
そりゃ送料高いですし特典もないです。注文から発送まで1週間はお待たせしています。
でもツイッターで皆さんがつぶやいてくださったりすると少なからず反響があります。
政治と同じだなあ、と思いました。

ツイッターの世界では原発事故や食や農業の安全やこの国への危機感など社会問題への関心にあふれていて、
選挙も盛り上がっています。日本が変わりそうな予感がします。
しかし現実の世界は、残念ながら『無関心』や『あきらめ』が主流です。
食の安全に関しては『国が安全基準を決めているのだから大丈夫』。
選挙に関しては『どうせ変わらないし1票なんて』という雰囲気。
『給食で食育を』と言いながら、現実は添加物が入ったウインナーやちくわを遺伝子組み換え原料の植物油で
調理し、季節外れのピカピカのりんごを皮ごと食べさせている給食。
『さらなる所得の向上を!』と言いながら、消費税や健康保険税を上げて生活保護費や年金は下げようとして
いる与党。国民主権の憲法を、『お国のための国民へ』の憲法に改憲しようとしている与党。
それらがめちゃめちゃ問題になっているツイッタランドと、全く関心のない現実ワールド。
「本当に同じ日本なのか?」とめまいがします・・・。

本当に子供たちの安全と健康を考えるなら、給食はなるべく旬の有機野菜と無添加の加工品にし、GM由来原料の調味料を使わない。原発事故による汚染がひどかった地域への林間学校や修学旅行をやめる、重いカバンをやめる、多すぎる宿題をやめる。それが筋だと思うのであります。
でもこの国は経済を優先にして、補償から逃げて、基準を上げることにしました。放射能も完全にアンダーコントロールしているということにしました。老後に2000万円必要だという報告書もなかったことになりました。
しかしそれでも、同じ想いで安心食材や野菜を探しまわって悩んでいる人にかごしまんまがあることをお知らせしたい。同じ想いで日本に絶望している人に、山本太郎さんのような政治家もいるよとお知らせしたい。
あきらめていく人が多いですが、あきらめない人がいるかぎり、頑張っていきたいなと思う今日この頃です。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江