【風邪ひいちゃいました】
先週末からひどい風邪をひいてしまいました。
動くと酷い頭痛と悪寒がしてたまらず、今日は会社を休んじゃいました。
悪寒と関節痛と頭痛がしている割には微熱で高熱にならない、変な風邪(インフルエンザ?)です。
原因は、急激な気温の急降下。鹿児島は、秋と春がとても短くて毎年びっくりします。
10月下旬まで昼間はシャツ1枚で過ごしていたのが、11月に入って急に朝晩の気温が冷蔵庫のようになります。
「秋ってのがないのかよ、おい!」って怒りたくなるほどの急降下です。
身体が気温差についていけませんでした(涙)。
こんな鹿児島では、トレンチコートやマウンテンパーカーの出番が一切ありません。
あまりに急に夏から冬になるので、鹿児島の紅葉は全然見られず、淋しいくらいです。
でも不思議とこの時期は、新生姜やみかんやレモンや深ネギが出始めていて、自然からのお薬が沢山あるんです。これらに助けられて、最近では少々の風邪やインフルエンザで医者に行かなくなりました。
鍋にすりおろした新生姜と本葛とレモン汁と粗糖を入れて、濃厚な葛湯を作って飲む。
何年前につくったか不明な梅干しと、深ネギと大根葉を刻んでお粥を食べてひたすら寝る。
起きたら、これまた何年前につくったか不明な梅ジュースをお湯割りで飲んで、また布団に入る。
山下家はこれでたいてい元気に回復します。
医者に行かないで家で静養して治す、なんて311前は考えられませんでした。混雑する待合室で、最悪の体調を堪えながら順番待ちして診察してもらい、薬をもらってヘロヘロと帰宅してグッタリ寝込んでいました。
旬のもの中心の食生活ではなったので、免疫力が弱かったのかもしれません。風邪ひいたら治りが遅かったです。
体調を崩して改めて、旬のものや、昔からの食材って、本当に素晴らしいなあ、と実感します。
旬とか産地とか農薬とか添加物とか何も気にしていなかった頃には気づけないことでした。
特に今の時期は、本葛と生姜の常備は本当におススメです。
どちらも昔から風邪や体調不良時に漢方薬として中国・朝鮮・日本で重宝されてきました。
かごしまんまでも鹿児島県産の本葛や新生姜やレモンを取り扱っています(宣伝!)。
葛根湯がわりに、ぜひ手作りのスペシャル葛湯を作ってみてくださいネ。
いやあ、アイパッドがあってよかった。この原稿、布団の中でアイパッドに打ち込んで作っています(笑)。
もうピークは過ぎたようなので、明日の発送日には出社できそうです。
(この文章は11月18日に書きました)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。