【未来を信じて今を生きる】
とうとう志村けんさんが亡くなってしまいました。本当にショックで暗い気持ちです。
感染経路不明だそうで、決して他人ごとではございません。いよいよ日本も感染爆発の危機が身近に迫ってきている可能性が高いのではないでしょうか。怖いのは、他人から感染するリスクだけではなく、実は自分が無自覚・無症状のまま感染源になっているかもしれないということ。
私たちに何ができるでしょうか。マスクもお店になく、ウイルスを抑える薬もなく、検査すらなかなかできません。検査できたとしても、コロナに対応できる病院が圧倒的に不足している現実。とにかく外出をなるべく避けておうちにいることしかできないなんて、そんなことが現代の、しかも世界中で起ころうとは想像もできませんでした。
でも今日の行動が、2週間後1か月後の未来を決めるとするならば、ここがふんばりどころ。外出を控え、うがい手洗いを諦めず悲観せず頑張っていきましょう!!
気がつけば全国の子供達のおうち生活も1か月を迎えます。皆さんのおうち生活はどうお過ごしでしょうか。
山下家の子供達も学校も学童もずっと休み、おうち生活です。なんとかしてストレス発散させて楽しくやっていこうと工夫しています。
まず、普段は週末にしか動かない掃除機が毎日活躍してます。私が昼休みに昼食を食べにいったん帰宅すると、ピカピカに綺麗なお部屋で、不思議な料理が迎えてくれます。雨なのに庭にテントが張ってあったりする日も。
土日は庭の草取りを完璧にしました。山下家は庭一面砂利が敷き詰められていて、普段は砂利の間から草が生えているのですが、おうち生活になってからはまるで除草剤がまかれたかのようにキリッと綺麗な砂利庭になりました。
少しでも気分が明るくなるように、おババ邸の庭から花やユーカリの葉を取ってきて花瓶に飾りました。
観葉植物も小窓に飾りました。天井に近い壁にはちょっと奮発してコウモリランを飾りました。我が家は2匹も猫がいますので、床に植木鉢を置けません。コウモリランは板に貼り付けた苔玉にも生えることができるシダ植物です。板に張り付いたコウモリランを壁に飾ると、まるでコウモリが羽を広げたようなワイルドな見た目。お部屋がジャングルな雰囲気に変わり、ちょっと気持ちが明るくなりました。猫がコウモリランをイタズラする心配もありません。
また、今まで借家だからと遠慮していたのですが、思い切って壁にビスをトンカチでガンガンに打ち付けて飾り棚を設置し、お気に入りの小物を飾りました。引越退去時の修繕費用がちょっと怖いですが、かまいません、とにかく今の閉塞感を打破することが一番です。
いつも以上にお茶時間を丁寧にしてみました。お湯の温度、道具、器にこだわって、テーブルにはランナーやランチョンマットを敷き、子供達と「いただきます!」と元気よく挨拶してお茶やマドレーヌを頂く。庭にシートを敷いておやつやご飯を食べたりもしました。かつてないほどおうち生活を研究し、充実させつつあります。
でも心の底から明るい気持ちにはなれません。坂を転がり落ちるように厳しい状況になっていく世界の様子や、日々増えていく日本の感染者数。絶え間なく届く世界中あちこちからの悲劇に、ただただ茫然としています。
1週間後、1か月後、1年後が想像できません。1年後は自由にコンサートを観に行ったり旅行したりできる世界に戻っているのでしょうか。大好きなシルクドソレイユも復活しているでしょうか。オリンピックも想像できません。
それでも!今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。
がんばっていきまっしょい!