2020 April

2020年4月24日

Apr 23. 2020 かごしまんまだより

【放射能防御スキルと想像力を全力で駆使する】(すみません、常連さん向け記事です)
さあ今回も笑っちゃうほど頑丈で撥水加工した段ボールとガッチガチに止めたテープで安心をお届けしましたよ♪
放射能に関しては、あるかないかわからないのに「避けている」と公言すると、
「気にしすぎ」「神経質だ」「風評被害だ」と怒られていた私達。
しかし新型コロナウイルスが日本に入ってきた時からそんな空気感はひっくり返りました。
帰国者や感染爆発県の人や夜の街の人が全員感染者なわけでもないのに、政治のトップリーダーが率先して「外出しないで」「営業自粛して」「県をまたいで出かけないで」と呼びかけています。
放射能に対しても同じようにしてきた私達は、「311の再来か」とデジャブを感じました。
しかも今度は堂々と公言できますし対策できます。
マスクだって、外出帰りの玄関での作業だって、宅急便の荷物の除菌だって、汚染地と思われる場所での行動だって、汚染物と思われるものの取り扱いだって、安全だと思われるものの選別だって、もう9年もやってきたんです。
放射能を避けて自分で調べて考えて勉強していったら、農薬、添加物、化学調味料、遺伝子組み換え、合成洗剤、香料、色々な化学物質、電磁波・・・どんどん避けるべきものを知って増えていきました。
それにコロナウイルスが加わっただけです。とんでもない感染力を持つ恐ろしいウイルスですが、私達はもう既に見えないものへの防御を9年も続けてきました。9年ですよ。とんでもないスキルだと思いませんか。
9年もの間、外食をなるべく避けてきたり、なるべく西の野菜や食材を食べるようにしたり、なるべく雨に当たらないようにしたり、なるべくきのこ類や川魚や北の海産物を避けてきたり、ひとによってそれぞれですが、少なくとも9年は気を付けてやってこれたのです。
大丈夫、がんばって乗り越えられます!たとえゴールデンウィーク明けに状況が悪化してさらに延長し、たとえば1年かかっても、大丈夫。私達には9年のスキルがあります。放射能と同じように、想像力を全力で駆使して頑張って参りましょう。満員電車に乗って帰ってきたご主人のスーツや靴底を堂々と消毒しちゃいましょう。
ただちょっと放射能と違うのは、ガイガーカウンターが使えないところでしょうか。
そして、感染したらすぐに危険な状況になりうるところが放射能と違いますね。
311時は防災リュックの必要性が高まりました。そこで今回は『入院リュック』を用意しておくことを提案します。
コロナの場合、感染したらいつでも緊急入院の可能性があります。着の身着のままで病院へ直行するかもしれません。入院リュックの中身は、保険証、お薬手帳、下着1セット、靴下、スリッパ、マグカップ、歯ブラシ、ミニタオル、ティッシュペーパー1箱、レジ袋、後から持ってきて欲しいものリスト、なんかはいかがでしょう。
いざという時には、意外と家族はあたふたしていて用意できないものです。
最悪のことも想像して、いざという時に備える。そんなスキルも私達には絶対に備わっています。だいじょうぶ!

明けない夜も、降りやまぬ雨も、過ぎ去らない嵐も、決して決してありません。
諦めず、できることをやって、共にがんばっていきましょう!
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。
どうぞ体調第一にお過ごしください!

Edit by 山下 理江

2020年4月7日

Apr 6. 2020 かごしまんまだより

【かごしまんま段ボールの秘密・テープ止めを非常時仕様に】
今までの常識にとらわれず迅速でちゅうちょなく大胆な政策を推し進めてきてくださった安倍首相は、
牛肉券→お魚券→所得に関係なく一律10万円→小さめ布マスク2枚→やっぱり所得制限を厳しく設けて自己申告制にして30万円→児童手当1万円→緊急事態宣言の準備宣言→でも全国に宣言するのはイヤだな→一部の都道府県だけ緊急事態宣言←イマココ  と国民に提案し続けてくださっています。

・・・。言葉がありません。

もう本当に自衛するしかありません。
ヤマト運輸さんは新型コロナ対策として宅急便を非対面で受け取れるようになりました。
インターホン越しに「ドアの前に置いてください」とドライバーさんに言えば印鑑もサインも不要。安心ですね。

かごしまんまの段ボールも安心してください!普通の段ボールよりも頑丈かつ撥水加工してあるんです。
これはかごしまんまの創業理由に関係があります。
もともとかごしまんまは311原発事故を受けて避難した私が、同じ気持ちや考えの方々のためにつくった会社です。
お客さんがせっかく注文した商品であっても、ひとたび配送事故が起これば代替品発送は1週間かかります。
近所のスーパーのものが安心できないからかごしまんまを注文しているのに、1週間届くのを待つことなんて、死ねと言われているようなものです。でも一般の人にはその気持ちを理解してもらえません(配送事故が起こるたび、ヤマト運輸さんにそのことを話してお客さんの事情を理解して頂いてきました涙)。
なので創業当初から段ボールの強度には特にこだわり、特注で、鹿児島市で作っています。
重ねた荷物の重みで潰れたり、結露などで濡れて強度が弱くなったりしないように、厚めの紙でハニカム構造を作ってさらに撥水加工を施してあります。だからやたら固くて頑丈でツルツルしているんですよ。
「もっとコストを下げるために段ボールを薄くした方がいいのでは?」とたまに言われたりするのですが、妥協しなくてよかったです(でもこんな形で役に立つとは・・・)。
撥水加工してありますので、普通の段ボールよりもウイルスが紙の中に浸透している確率が低いと思われます。
アルコールスプレーをかけても濡れ雑巾でガンガン拭いても大丈夫!思いっきり消毒しちゃってください。
さらに今週からは段ボールの隙間から新型コロナウイルスが侵入しないように、テープ止めを多くしました。
本当は段ボール箱ごと何かでくるんでしまいたいくらいですが、結局外側の包装材が心配ですしゴミも増えるのでやめます。また作業量を多くし過ぎると発送作業が終わらなくなってしまうので、まずはテープ止めを非常時モードにしますね。剥がすのが大変になっていますが、ご容赦ください。

1週間後、1か月後、1年後が想像できないですね・・・。しかし、明けない夜も、降りやまぬ雨も、過ぎ去らない嵐も、決して決してありません。諦めず、できることをやって、共にがんばっていきましょう!
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。
どうぞ体調第一にお過ごしください!

Edit by 山下 理江