2020年5月後半版

May 25. 2020 かごしまんまだより

【6月の出荷予定変更のお知らせ】
さあ今回も笑っちゃうほど頑丈で撥水加工した段ボールとガッチガチに止めたテープで安心をお届けしましたよ♪
全国的に感染者数が減少傾向にあり、ホッと一息ですね。第2波、第3波への警戒はまだ必要ですが、トンネルの出口はなんとか見えそうですね。あとひとふんばり。頑張ってまいりましょう。
さてお配りした2020カレンダーの6月について訂正がございます。
第4週は24日(水)発送予定でしたが、コロナの影響で行事中止となり、通常通りの23日(火)出荷となりました。
よろしくお願いします。

【鹿児島の繁華街や飲食店の様子】
緊急事態宣言が解除になり、5月9日(土)から鹿児島は飲食店やショッピングモールのほとんどが再開しました。
しかし鹿児島で一番の繁華街『天文館』ですら、歩く人の姿はまばら。
ランチに寄った『ビストロメイクマ』さんは、お客さんが私達親子のみ。本場フランスで修業してきたオーナーシェフの、おいしいオムライスを貸し切り状態で堪能しました。いつもなら天文館の中でも超人気店なのに・・・。
真空管アンプやこだわりのスピーカー専門の『ババデンキ』さんは、私を見ると顔をパアッと明るくして嬉しそうに商品説明してくれながらハイレゾのノラジョーンズを聴かせて私を痺れさせました。お店の中のお客さんはやはり私のみ。どう見てもオーディオ初心者で、数十万円のスピーカーやアンプなんて買うようには見えない私に対して、店員さんはまるで水を得た魚のようにイキイキと私に熱くオーディオについて語ってくれたのでした。
あの活気づいていた天文館がこんなふうになってしまったなんて。胸がとても痛みます。
知人の飲食店オーナーさんは「テイクアウトでは利益が出ないけど、スタッフの仕事を確保するためにやるしかなかった。再開するのも迷ったけど自分やスタッフたちの所得を守るためにも再開したよ」と疲れ切った表情で話してました。
畜産王国である鹿児島や宮崎は、これまでに狂牛病や口蹄疫や鳥インフルエンザや豚コロナといった家畜伝染病と戦ってきた背景があるからでしょうか。ふだんはのんびりとした土地柄なのに、3月からずっと街中にどことなく緊張感が漂っています。観光王国でもある鹿児島は、すっかり元気をなくしています。
マスクと眼鏡をして、アルコールスプレーとウェットティッシュを持ち感染予防対策をしっかり意識して、できるかぎりお店に行って買って食べて応援しようと思います。
特定警戒都道府県の皆さんも緊急事態宣言解除になりましたね。新しい生活様式、コロナ後の世界、と簡単に国やマスコミは喧伝しますが、お店や会社はそう簡単には新しく変わることはできません。音楽界も演劇界も観光業界も出口が見えません。自粛や新しい生活様式を国民に要請・提案するなら、迅速な補償や給付金を実現させてほしいです。
かごしまんまもこれまで何度も資金繰りの危機があったので、他人事には思えません。コロナ後の経済対策や検察庁法改正や国民投票法改正案なんてやってないで、政府はまず今すぐに国民ひとりひとりを救済すべきです。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。
どうぞ体調第一にお過ごしください!

Edit by 山下 理江