2020年11月後半版

Nov 17. 2020 かごしまんまだより

【10周年記念・原画付き2021カレンダー】
今年も恒例カレンダーができました。とは言ってもたった1枚の厚紙なんすけどね。
カレンダーを作り始めた理由は、スタッフや私の子供達がまだ保育園生だったから。保育園は、祝日やGWや盆暮れ正月は預かってもらえないんです。やむなく祝日は休みに。月曜日が祝日の週は、火曜出荷を1日ずらして水曜出荷にしておりました。そこでお客さんにも出荷日がひと目でわかるようにしよう!と思い立ったのがきっかけです。
冷蔵庫などに貼っていつでも見れるようなイメージで、A4サイズにしました。
かごしまんまが生まれた2011年は、東日本大震災があって、本当に苦しく悩み続けた日々でしたね・・・。
当時私は千葉県在住で、半日がかりでスーパーを何軒もはしごして野菜や食材を探しました。ガイガーカウンター片手に、色々なところに行っては驚愕して落胆する日々・・・。
鹿児島の両親から送られてくる段ボールには牛乳や野菜やお肉お魚がいっぱい詰まっていて、それはまるで宝物のようで、千葉にいる自分の力ではどうにも手に入らなくて、独りでワンワン泣いたことを思い出します。まもなく父が末期がんであることを知り、鹿児島移住を決意すると同時に『段ボールいっぱいの安心な野菜や食材を、自分と同じ気持ちの人に送る仕事をしよう!』と決めました。
そしてかごしまんまのロゴやマークを、当時同じ串良町内に住んでいた画家の大窪顕子さんに依頼しました。
おなじみのイラストは、『鹿児島の豊富で宝石のような野菜や食材を、ママと子供が安心して食べられますように』という想いを、鹿児島の地形とともにいきいきと表現してくださったものです。
このイラストは大変人気で、よく『どなたが描いたものですか?いいですね~』と言われます。
そこで来年の12月で10周年を迎える記念に、カレンダー裏面に原画を原寸大で載せることにしました。
印刷屋さんのプロ仕様の特殊スキャナで原画の色彩を忠実に表現するようにして印刷しました。
大窪顕子さんの世界観をどうぞ楽しんでくださいネ。
原画の世界観を楽しんで頂けるよう、あえてキャッチフレーズや会社名なども加えず、原画そのものにしました。
原画カレンダーをもっと欲しい!!という方は、ご注文時のメッセージ欄等で枚数をお知らせください。
次回の出荷時に喜んで同梱しますヨ♪
現在、大窪顕子さんは欧州在住です。欧州人のご主人と可愛い赤ちゃんと暮らしております。
インスタなどでぜひ彼女のアートをチェックしてみて下さいネ。
あっという間に月日は流れ、子供達もお留守番できる年齢に。おもいきって来年は出荷日を火・金曜に固定します。
山あり谷あり色々ありましたが、これまでかごしまんまを続けられてきたことに、心から感謝です。
まだまだコロナ禍がどうなるのか全く分からない状況です。
もしかしたらまたおうちごはん中心の生活になるかもしれません。
そこで来年の1月は冬季休業を短くして、1月8日も出荷日にしました。
(※旧カレンダーでは、最初の出荷日が13日(水)でしたがこれも12日(火)出荷に変更になります)
年明けも皆様がなるべく早く安心していつものかごしまんまごはんを食べられますように、頑張りまっせ!!

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江