【台風10号で九州野菜が壊滅状態に】
連日の灼熱地獄と雨不足に野菜がバテていたところへ襲った、今回の台風10号。
多くの生産者さんが台風対策によりハウスのビニールを剥がしたり、剥がさなかったハウスも強風でビニールが破けてしまったりしたので、九州のハウス野菜のほとんどが暴風にさらされてダメになりました。
ぐるめ畑さんとサンフィールズさんの野菜は壊滅状態で、10月中旬まで欠品となる見込みです。
井之上さんのゴーヤも壊滅状態で、今回の野菜セットに入れられませんでした。
上村農園さんの野菜も大半がダメになりましたが、暴風雨のなかを生き残った小松菜のほとんどをかごしまんまに絞って卸してくださいました。今回お届けした小松菜はいつもよりグッと小さめですが、そういう理由があります。
ミニトマトやトマトは水分が多くなると割れやすくなるため、予想通りびっくりするほどの高騰具合なので、かごしまんまでは一時的に『在庫切れ』にしています。
予想どおり台風後の野菜市場は大変なことになっています。
台風明けの初仕入れ日の朝6時。市場仕入れ担当の有留青果さんから悲鳴の電話がかかってきました。
「ごめん!きゅうりもオクラも全くなくなっている。野菜セットの数量分はまず無理!お役に立てなくて本当にごめん。市場にあるのはさつま芋とか里芋とかきのこ類だけになっちゃったよ・・・・」
今回の台風は速度が遅い上に九州全体を襲ったので、ゴーヤもオクラもきゅうりもピーマンも冬瓜もナスもほとんど被害に遭ってしまいました。近所の生産者直売所からも野菜が消え、スーパーでは野菜が高騰しています。
奇跡的に熊本の高冷地キャベツが入りましたが、今後もこの状況が回復するまでやむなく鹿児島以外の九州野菜が多くなったり、野菜セットが1−2品種少なくなったりすることが予測されます。どうぞご理解のほどお願いします。
また台風通過後は少し元気のない野菜や賞味期限が短い食材がお届けされることをどうかお許しください。
今回は豆腐の工場を急遽1週間止めることになったため、その停止前の豆腐を仕入れております。そのため豆腐の賞味期限が通常よりも数日短いです。急な変更だったためご連絡ができず申し訳ございません。
【梅に続いてお米、昆布、にんにく、落花生、パッションフルーツそして台風後の野菜・・・】(再掲)
今年は異常です。全国的に梅やにんにくや落花生やパッションフルーツなど多くの青果が不作です。
ショックなのは島原昆布も不作で、来年の新物が出る6月まで欠品状態になってしまいました。これは痛いです・・・。台風10号の野菜への影響も9月いっぱいは続くことでしょう。
都市部での米不足の影響で、鹿児島のお米も超高騰しています。
新村畜産さんの人気米『鹿児島産自慢のお米』の在庫も少なくなって値上がりと共に発注数制限がかかりました。毎回の出荷日ごとに4袋の限定販売となっております。
限定数販売のあいだ、お米の送料無料セットはお休みとなります。すみません・・・。
全国的に新米や秋野菜が出回り気温も下がってくる頃までは、米も野菜も厳しい状況が続くかもしれません。
本当に申し訳ない思いでいっぱいです・・・。早くこの状況が終わりますように。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。