【商談会シーズン】
小さくて細っちいキャベツや大根が出回り始める頃、食の世界は商談会シーズンの突入です。
商談会とは、各出展者が自分の商品やパンフレットなどを自社ブースに展示し、そこに来場者が訪れて試食をしたり商談をしたりするマッチングイベントのことです。基本的に出展者は食品製造会社で、来場者は食品業界会社の仕入れ担当者(バイヤー)です。一般の方々は入場できませんので、業界人しか知らないイベントです。
先日は東京ビッグサイト開催の『地方銀行フードセレクション』という商談会に『小豆計画』として出展してきました。
この商談会は全国の地方銀行が主催となってそこが推薦する取引業社が出展しています。
2ヶ月以上前から準備をし始め、商品ならびに配布資料から展示物まであらゆるものを揃え、前日入りしてブースを設営しました。
百貨店や高級スーパー、メーカー、通販など色々なバイヤーさんが小豆計画ブースに立ち寄ってくれました。
粒あんと小豆シロップとお茶の試食を提供しました。
試食して頂いた多くのバイヤーさんから「小豆の味が濃い!美味しい!」「シロップがとても美味しい。どこにもないからいいかも」「小豆茶も水溶性食物繊維や栄養素が摂れるのでいいね」との嬉しい感想をたくさん頂きました。
弱点や課題もたくさん出ました。高級スーパーや百貨店に出す商品としてのパッケージや価格を練り直さねばならないこと。今までは地元のお店やかごしまんま通販でしか販売してこなかったので、手に取りやすい価格帯のシンプルなパッケージのラインナップでした。これを希少価値が高くて美味しいかのや姫小豆に似合うパッケージに変えて、首都圏までの送料と問屋と小売業への流通手数料を含んだ価格帯の商品をつくることが課題となりました。
また、ぜんざいのリクエストも多数ありました。ぜんざいも商品化しなければ!と熱い思いで鹿児島に帰ってきました。
最終的な統計で、今回は会期中延べ1万人強の来場者だったとのこと。色々な良い出会いがあり、いい経験となりました。
2週間後には福岡マリンメッセ開催の『FOOD STYLE 九州』という商談会にも出展します。
『今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願います。』
2011年創業時からのこの想いを忘れることなく、これからも頑張ってまいります。
【しおりの写真をリニューアルしています】
納品書に入れるしおりをひっそりとリニューアルしています。
大隅半島からの野菜食材のお届けなので、大隅半島の日常風景を切り取った選りすぐりの写真を全4種類。
いつ訪れてもフォトジェニックな浜辺の荒平天神。
線路が全くない大隅半島の、都会への交通手段であるフェリー。
建築デザインが素敵な輝北天球館。
鹿屋市のフツーな田園風景。
そして、かのや姫小豆のイメージフォト。
どうぞ楽しんでくださいね。