2025 February

2025年3月前半号

Feb 27. 2025 かごしまんまだより

【冬野菜が復活しつつも依然高値推移】
さすがの南国鹿児島もこの2月は気温がグッと下がり、霜が降りる日もありました。
ローコストロープライスで建てられたであろう我が家(借家)は、窓の隙間や畳と畳の間から冷気がビュービュー入り込んできます。エアコンの効きはもともと悪かったのですが、最近は大きな音がするうえどんなに設定温度を高くしても強くしても常に微風しか出なくなりました。
エアコンを強にしても冷え切ったままのお部屋。なのに電気代は3万円(オール電化)涙。このままでは風邪ひいて破産してしまう!エアコンの故障だろうか?待てよ、もしかして数年間エアコンクリーニングしていないから?
思いきってエアコンクリーニングを業者にして頂いたところ、あっさり積年の悩みが解決しました。
原因は、フィルターの目詰まり(←要するに私の怠慢)。実物を見せていただきましたが、もはや網目は全く確認できず、とてもフィルターとはいえないものと化していました。
我が家のエアコンくんは空気を吸うことも出すこともできず、大きな音を立て微風を送り出していたのでした。
クリーニングによってエアコンくんは生き返りました。
まるで新品のように力強く静かに温風を出してくれるようになったエアコンくんを前に、これからはフィルターのお掃除をまめにしていこう!と誓った私。・・・って話が脱線しきっていますね。
そんな底冷えの寒さが続くと元気になるのが冬野菜。キャベツやブロッコリーが育ってきましたよ。
何もかもが高いご時世なので、高値は依然解消されないままではありますが・・・。
野菜セットにキャベツが入る週も出てきました。ピーマンやきゅうりの収穫量も少しずつ多くなってきました。
嬉しいですね!
例年ですともうすぐ新玉ねぎの収穫期なのですが、今季は夏以降12月まで高温続きだったので心配です。
ある生産者さんの早蒔き玉ねぎは、多くの苗が高温により溶けてしまってダメになったと聞きました。
どうか無事に新玉ねぎが育っていますように。

【かのや姫小豆が全国のお店に並び始めています】
秋の展示会でたくさんの業者さんと商談した結果が出始めました。
契約してくれた業者さんが、それぞれの得意先にかのや姫小豆商品を紹介してくれて、取扱店舗が増えてきているようです。
・・・どこか他人事なのは、問屋取引が主流なのでどこのお店の店頭に並ぶのかイマイチ把握できていないから。
つい先日も「武蔵小杉の大野屋さんで見かけてびっくりしました!」というお声を頂き私もびっくりしました。
自分で申し上げるのもアレですがややお高い商品ですので、東京や福岡などの都市部にある自然系ショップやこだわり系ショップに置いてあることが多いようです。わくわく広場さんでも小豆シロップを取り扱って頂いております。
皆様の街でかのや姫小豆商品を見かけたらぜひお知らせください。
なんの特典もございませんが私の元気が飛び出しますので、ぜひあたたかく教えてください。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年2月後半号

Feb 14. 2025 かごしまんまだより

【寒波がきてやっと冬に】
各地に大雪をもたらした寒波。ほんと寒かったですねー!
ここ鹿児島県鹿屋市は12月に入るまでTシャツ姿もいるほど気温が高くて、冬野菜が全く育たなかったのですが、やっとこの寒波で本格的な冬になることができました。緑の多かった鹿屋が、すっかり冬の茶色い風景に。
おかげでブロッコリーがやっと少し大きくなってきましたヨ。例年ならこの時期の野菜セットにはブロッコリーが毎週のように入っていたのに、今季は不作で入れられないまま。2024年は本当に変な気候の年でした。

【買い物は投票です。】
こだわりお菓子を購入したら、パッケージにそう書いてありました。
買い物は投票である、『買う』という投票行動で、良いものを応援しよう!・・・胸に刺さる言葉です。
でも物価が高騰して消費税や年金や健康保険料や電気代にガス代にガソリン代・・・なにもかも上がってしまって私達の可処分所得が低くなればなるほど、買い物に選択の自由がなくなり、安さだけが正義になっていっていますね。
TVの特集もここ数年は節約術や100円ショップの推しばかり多くなってきたように思います。
良い商品や良い店が消えていき、激安商品やそれを販売する大型店が乱立し、全国どこの街も同じような風景になっていく・・・。そんな昨今。
こんなに働いているのに、こんなに節約しているのに、苦しく生きづらくなってきたと感じる人は少なくありません。
コロナ禍を経て、世界中で経済が低迷したり物価が上がったりしたなかで、各国では政治がそれに対して適切に機能し消費税や電気代・ガス代などを下げる措置をしてきました。
しかし日本では消費税はそのまま続行。高騰する電気・燃料代も補助金を国民に直接還元せず、電気・燃料会社に出しそのお金で料金を安くさせるという「絶対に中抜きしているだろう」と誰もが思うような政策を実行してきました。
反発が多かったインボイス制度も始動させ、利益の出にくい個人事業主や零細企業をさらに苦しめ、自分達の裏金は不問にしてしまう国会議員には本当に腑が煮えくりかえります。
私達の苦しさ生きにくさを解消したり買い物の自由を取り戻したりする一番の行動は、選挙に行って投票すること。
選挙で増税派を徹底的に落とすこと。最低賃金を上げたり年収103万の壁を撤廃したりするよりもまず先に、消費税を撤廃する方がはるかにスピード感持って国民の所得が上がり、経済も上向きになります。
通勤手当にまで税金をかけようとしている人はどこのどいつなんでしょう!通勤手当は所得ではなく経費です。
腹立ちますねー。その前にガソリン税を撤廃しろと言いたいです。なにせここ鹿屋は車しか交通手段がないんです。ガソリン代=通勤手当です。それに税金かけるなんて多重税過ぎにも程があるぜ!と言いたくなります。
早く政治を変えて私達が自由に買い物できるような経済にして、街の良い店、良い商品を応援しましょう。
昔ながらの書店、パン屋、和菓子屋、ラーメン屋、団子屋、雑貨屋、服屋、文具店、酒屋、米屋、喫茶店・・・。
買い物で自由な投票行動がどんどんできるような国を取り戻すために、次の選挙こそ燃えましょう!
買い物は投票です。とても素敵で深く豊かな言葉です。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江