かごしまんまだより

2022年11月前半号

Dec 29. 2022 かごしまんまだより

【小豆プロジェクト近況報告】
畑を耕すトラクターの上空でトンビたちが舞飛び、稲刈りするコンバインの後ろからアオサギがついて歩いている季節です。
猛烈な台風14号通過後の小豆。心配でしたが、さすが鹿屋で繋がれてきた在来種。
さつま芋同様つる性植物なので、しなやかに強風をやりすごせたようです。
来年からの生産者さんスカウト活動するうえでの大きな自信となりました。
ただ海に近い畑の小豆だけは、台風後に徐々に枯れていってしまいました。
台風の風が海水を巻き上げて畑へ降らせてしまったのでしょう。
農薬を使わずに丁寧に栽培していたので、生産者さんがとてもお気の毒でした。
この塩害が出た畑以外の小豆は順調に育って、鞘をたくさんつけていよいよ最終段階に入りました。
今後は、鞘の実を成熟させてから1ヶ月以上かけてカラッカラに枯らして乾燥させてから刈り取りです。

私は今月9〜10日にかけて福岡で開催される『food style 九州』に出展し、この小豆をじゃんじゃん営業してまいります。
おなじみデザイナー宅二郎氏に、小豆プロジェクト専用パンフやホームページをつくってもらっております。

かごしまんま敷地内の製餡所予定地も、整地作業に入りました。
生い茂った木々を移植したり切って撤去したりした後、地盤の弱いところを補強しているところです。
デザイナー宅二郎氏は家業が植木屋さんなので、木々の移植担当もしております。
スコップを持った泥だらけの手で、小豆パンフのデザインを提案する宅ちゃん。・・・イカしてます。
東京近郊の方で植物がお好きな方はぜひ、宅二郎氏のお店araheamyにお越しください。
渋谷区千駄ヶ谷にあります。インスタや通販HPもあります。
めちゃめちゃセンスのいい観葉植物やガーデングッズがありますよ。
araheamyにある多くの植物は、ここ鹿屋市のハウスで栽培されています。
あれ?話が脱線しました。 

私の粒あん修業もスタートしました。
かごしまんまマドレーヌでおなじみの大坂屋さんに1日研修させて頂きました。
あんこ作りは1回につき4〜7時間ほどかかるので、体力勝負でもあります。
豆をよく見ろ、香りの変化をみろ、ヘソを取れ・・・色々言われてきましたがちんぷんかんぷんです。
なんにもわかっちゃいないので、とにかく回数をこなして経験と勘を積むしかありません。
頑張ります!

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2022年10月後半号

Dec 29. 2022 かごしまんまだより

【台風からの復活】
台風14号から早1か月。ようやく野菜が復活しつつあります。
台風後に種まきをした小松菜や山東菜は、台風通過後の気温低下により成長促進されて出荷可能な状況になりつつあります。
ニラや小ネギは意外と成長が遅くて、種まきから収穫まで3~5か月ほどかかるのでまだまだ供給量が少なく高騰中です。
ハウス栽培の生産者さんも、稲刈りや秋冬野菜の準備の合間にハウスのビニールがけをしていました。
どの作業も天気を見ながらなので、やりくりが大変そうです。
日中はまだ半袖で過ごすくらい暑い鹿児島ですが、朝晩の気温が低くなっているので、秋冬野菜の苗も順調に育っています。
地元産ほうれん草ももうすぐお目見えします。

豆苗・リーフレタス・もやし類などの屋内栽培野菜が入る緊急災害時モードだったかごしまんまの野菜セットも、少しずつ旬野菜中心の通常モードに戻りつつあります。約1か月のご理解ご協力ありがとうございました。
今回の台風14号は九州全体の野菜が壊滅状態になってしまい、とにかく野菜がなくて厳しい状況でした。
屋内栽培のきのこ類は豊富でしたが、2011年当時に決めた『野菜セットにはきのこを入れない』という約束事があったので、なんとか入れずにしのぎました。
しかし今後は野菜が不足したときには、雲仙きのこ本舗さんと南九州きのこセンターさんのきのこ類は野菜セットに入れさせてください(涙)。
もちろん『きのこは入れないでほしい』旨リクエストも承りますので遠慮なく仰ってください。

私自身も2011年から2021年まできのこ類を積極的に食べてきませんでした。
今年になって雲仙きのこ本舗さんのきのこ類を取り扱い始めて、ほんと久しぶりに食べた舞茸やエリンギの美味しかったことったら!
こんなに美味しいものをずっと食べないでいたんだな・・・としみじみこの10年間を思いました。
豚肉とごぼうと舞茸・エリンギとで醤油炒めをしたら、それはもうサイコーな秋の幸せいっぱいごはんになりました。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2022年10月前半号

Dec 29. 2022 かごしまんまだより

【台風の爪痕】
「経験したこともないような」大型で非常に強い台風14号は九州各地に爪痕を残しました。
かごしまんま周辺の地域だけがあまり停電にならなかったので、多くの野菜や食材が無事で出荷も通常通りにできました。
同じ市内でも、被害が大きかったり数日間停電していたりするところがたくさんありました。

やごろう豚の大成畜産さんは、台風前にかごしまんまに納品されたので出荷できました。
黒毛和牛・黒豚・南国元気鶏の新村畜産さんの地域は停電してしまい、ずっと冷蔵車のエンジンをかけて肉類を守っていましたが電気が復旧せず、ラベラーや真空包装機などの機械類の電源が入らなくて苦戦。
出荷ギリギリまで待ちましたが泣く泣く欠品となりました。

今回の台風は九州をなめるようにゆっくりと縦断していきました。
そのため影響は甚大で、現在九州全体で野菜が品薄になっています。
産直市場やスーパーの野菜売り場は、並ぶ野菜が少なすぎてどこもスカスカのガラガラです。

夏の終わりでお年寄だった収穫終期のオクラやゴーヤは、暴風雨に耐えられずほぼ全滅し台風以降は全て欠品しました。
ビニールハウス農家さんは、ハウスの骨組みを守るために全てのビニールをはがしました。
そのためハウス栽培の野菜が暴風雨にさらされて壊滅的な状況となりました。
このため激安スーパー店頭でも小ネギの価格が300円を超え始めました。ニラも同様です。暴風雨後の生き残りなので品質もあまりよくありません。次のものが育ってくるまで、しばらくかごしまんまでは欠品にします。

小松菜・水菜・山東菜・ほうれん草などのハウス栽培野菜全体が、同様に高騰しつつあります。
多くのハウス栽培の野菜は種まきから収穫まで1~2か月なので、11月位までこのまま価格の高止まりが続きそうです。
秋冬野菜にとっても、種まきの直後に台風が来たのでほぼ全てが暴風雨に流されてしまいました。
多くの生産者さんが台風後に種まきし直したので、秋冬野菜が出荷され始める時期も遅くなりそうです。

こういう状況なので、しばしのあいだ野菜セットに地元産以外の九州野菜や豆苗などが入ると思います。
ご不自由をおかけしてすみません。どうぞご理解の程よろしくお願い申し上げます。

P.S.
電柱や木々が多く倒れた今回の台風でも、ヤシの木をはじめとした南国の木々はほとんど倒れませんでした。
さすが台風を何回も乗り越えてきた植物ですね~。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2022年9月後半号

Dec 29. 2022 かごしまんまだより

【もやし・雲仙きのこ(舞茸・エリンギ・なめこ)、10月販売スタート】
2020年末に泣く泣く販売終了したもやし販売ですが、皆さんの熱いリクエストにお応えすべく10月から生産者さんを変えて販売スタートいたします!
小大豆もやしと普通のもやしの2種類で、かごしまんまと同じ鹿屋市内にある生産者さんです。
水と鮮度が命のもやし。小さな生産者さんなので、毎回少量しか作れず、購入制限がありますが、シャキシャキのつくりたてを、出荷日ごとに毎回かごしまんまのスタッフが直接取りに行って、皆さんのおうちへとそのまま出荷します。
また雲仙きのこ本舗さんのきのこ類も取り扱いスタートです。どうぞ楽しみにしていてくださいね。

【栞の写真解説】

  
納品書に同封している栞。
新ロゴ&HPデザインでおなじみ宅ちゃんが、かごしまんま周辺で撮影してくれた写真です。
左側から順に、『泥付き野菜』『畑と高隅山』『ビニールハウス』『たのかんさぁ』です。
『ビニールハウス』は残念ながらボツになりました。
「お地蔵様ですか?」とよくメッセージ頂くのは『たのかんさぁ』です。
『たのかんさぁ』は、鹿児島弁。標準語では『田の神様』。
鹿児島や宮崎では、その名の通り田んぼの畔道に佇んでいます。
昔から地域の人々に愛され、榊や水を備えられて、大切にされてきました。
衣類をまとったり化粧を施されていたりするたのかんさぁもいます。
豪雨や台風から稲を守ってくださる神様、それが『田の神さぁ』。
皆さんのおうちにも届いて、皆さんの健康も守ってくださいますように。
そして今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。
同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2022年9月前半号

Sep 12. 2022 かごしまんまだより

【かまぼこPOP UP販売&ポイント2倍祭りは9月12日10時スタート!】
吉開のかまぼこさんとその『古式かまぼこ』の復活は、九州を中心とした新聞雑誌やTVにひっぱりだことなり、本物の製法と無添加ならではの美味しさであっという間に大人気商品となりました。
かごしまんまでも期間限定のPOP UP販売します。
あのかまぼこがまた味わえるんです!
第1弾は9月12日注文受付開始です。出荷は9月20日~9月30日迄。
かごしまんまでは1本販売のほか、特別にお得な3本・5本セットもご用意。
お得セットは、かごしまんま限定ですよ。
POP UP期間中は、全品ポイント2倍祭りも♪ (※セット品・セール品・送料無料品は対象外)
この機会にぜひ、美味しいかまぼことともにお得に買い物を楽しんでください。
また、年末には第2弾を予定。おせちのかまぼこ選びも迷わず吉開のかまぼこさんで決定!

【薬食同源】
都市部の消費動向がどのようになっているのか、定期的に東京や千葉のスーパーを見に行くようにしています。
久しぶりに見た東京のスーパーは、真夏なのに青果コーナーの主役がキャベツ・人参・深ネギ・大根・ブロッコリー等の冬野菜でびっくりしました。とうもろこしや枝豆も、旬のもぎたてのように演出して店頭販売されていました。
それらの産地は全て寒冷地です。冬野菜は暑いと溶けたり枯れたり虫にやられたりしやすく、寒冷地であっても、夏なので気温が高くどうしても農薬を多用しがちな栽培になります。
夏に冬野菜を無農薬で栽培すると、仮に育っても収穫したものは細く短く小さくなって細菌のシミや虫の穴だらけで色も悪くどこか元気のない状態、というのが本来の姿です。
冬野菜が真夏のスーパーでピカピカでキレイな姿で山のように並んでいるのは、とても不自然な状態なのです。
こちら鹿屋市の地元系スーパーでは真夏の山積み野菜の主役はゴーヤ・冬瓜・オクラ・ナス・落花生。
暑い中でもお店の外にゴーヤや冬瓜やナスがゴロゴロ積み上げられています。でも夏野菜なので高温でもへっちゃら。
自然界にはサイクルがあって、それに従って植物も昆虫も動物もみーんな生きています。
自然界の生き物は人間と違って季節のものしか食べません。
たとえば私たち人間と同じ雑食性動物である熊。春は木の芽や草の芽が中心で、初夏から夏はアリやハチなどの昆虫を、秋はどんぐりや栗や柿などのでんぷん質が中心となります。
野菜も植物の一部。人間も自然界の一部です。春にふきのとうやよもぎを食べるとデトックスになり、夏のゴーヤやオクラは夏バテを防ぐミネラル補給に、秋の芋やカボチャを食べると貯蔵栄養となって、冬には深ネギやニンジンや大根を食べて体を温めて柑橘類で風邪をひきにくい身体へと自然が導いてくれます。
季節のものは、それぞれ重要な意味を持って自然のサイクルに出現しては消えていき、生態系を創造・維持しています。
『季節に合わせて旬のものをとり続ける』。それこそが自然界のサイクルと同期して、免疫力が上がる一番の方法です。
古くから中国や韓国そして日本では『薬食同源』という言葉で表現し、大切にされてきた東洋医学の土台でもあります。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2022年8月後半号

Aug 25. 2022 かごしまんまだより

【吉開のかまぼこさんの古式かまぼこ、POP UP販売予定】
吉開のかまぼこさんが惜しまれながら休業して早4年。
当時を知らない大学生の林田茉優さんが、後継者未定問題というテーマで研究していくなかで吉開さんと出会い、吉開さんの熱い思いを深く知って、コロナ禍に翻弄されながらも自ら社長になって見事復活させました。
クラウドファンディングも成功させ、ついに『古式かまぼこ』が販売開始となりました。
かごしまんまでも期間限定のPOP UP販売が決定です。
詳しい日程は未定ですが、秋に第1弾、年末に第2弾を予定。
かごしまんまでは1本販売のほか、特別にお得な3本・5本セットも予定してます。
あのかまぼこがまた味わえます!
POP UPにあわせて、ポイント2倍祭りも予定してます。どうぞ楽しみにしていてくださいネ。

【4DX映画が今、熱い】
夏休み、皆さんはどこかへお出かけしましたか。
取引先の方が「トップガンマーベリックを4DXでぜひ観て欲しいです」と熱く語っていました。
4DXとはなんぞや、とネット検索するとなんすかこれはっ!!
ネズミーランドの映像系アトラクションそのものでした。
ストーリーに合わせて座席がブルンブルン揺れまくり傾きまくり、風や水しぶきが飛び、雪まで降ってきます。
DVDもレンタルも激安だし、ましてやコロナ禍だし、映画館は今かなり厳しいかもな・・・と思っていたら全くの逆で、映画館では革命が起こっていました。
トップガンマーベリックを4DXで観ると、トムが乗る飛行機に合わせて映画館の座席も傾いたり揺れたり風に吹かれたりするので、まるでトムと一緒に飛行機に乗っているよう。
「すっかり4DXのとりこになりました」と取引先の方に伝えると、「ジュラシックワールドはさらにすごいからぜひ観て欲しい、・・・オムツはいてw」と言われました。
そこまで言われちゃあ観に行きましたよ、ジュラシックワールド。
・・・すごかったです。ジュラシックワールド4DXなうえ3Dメガネ着用だったんです。
目の前の恐竜がガブガブたくさん追いかけてきます。ガツガツ頭や腰に背もたれがぶつかるので手でふんばります。
映画はもはや軽くスポーツの域に入ってしまいました。
ポップコーンやジュースは持ち込み可なのが不思議なくらいです。ぶっこぼすがな!
ただこの4DX、おそらく『鉄道員(ぽっぽや)』や『情熱と冷静の間に』や『マチネの終わりに』などの抒情的な日本映画には向かない気が・・・。
あと少しの夏。感染対策とのにらみ合いですが、もしよければ4DX体験してみてください。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2022年8月前半号

Aug 25. 2022 かごしまんまだより

【鹿児島豚の無塩せきハム・ベーコン・ウインナーが販売終了】
ものすごく悲しくて残念なお知らせです。
『鹿児島豚の無塩せきハム・ベーコン・ウインナー』が8月末時点の在庫限りで販売終了となりました。
理由は、メーカーの人材・経費等のコストや労務等の削減によるものです。
近年じわじわと消費税や送料や物価が上がりつつある中で、これらの売り上げも減少の一途でした。
大手企業が賞味期限の短い加工品を、かごしまんま向けにオリジナル商品として毎回少量製造して出荷し続けるのが困難なご時世になってしまいました。
もっと賞味期限が長いものなら代替をご用意できるのですが、それだと添加物だらけになってしまいます。
苦渋の判断ですが、やむなく販売終了となりました。ご不自由をおかけしますが、ご理解いただければ幸いです。

スーパー等でも最近特に、有機野菜や無添加食材は売れ残って安い商品が売れていく傾向が強くなってきました。
多くの人がコロナ禍で大打撃を受け続けているうえ、ガソリン代、電気代、水道代、レジ袋代、色々な商品やサービスの値上げが続き、生活を切り詰めていると思います。仕方がありません。
しかし『買物』は商品一つ一つに対してのいわば『投票』です。選ばれなくなった商品は世の中から消えていきます。
例えばコロナ前にはたくさん種類があった『九州産大豆の納豆』も、九州産大豆の高騰によりあっという間に消えました。
今では鹿児島のスーパーでも『九州産大豆の納豆』を探すのが困難です。みんな『国産大豆(北海道産)』や『外国産』の大豆になってしまいました。
高値でも、多くの消費者がその商品に『投票』すれば消えません。
コロナ禍で九州産大豆の納豆は急速に選ばれなくなってしまい、多くのメーカーが原料切り替えをしました。するとコロナ禍が明けても九州産大豆の販売先がなくなり、多くの生産者さんが大豆の生産をやめることを選びます。
今後は大豆生産者さんの廃業がますます加速していくと思われ、ますます九州産大豆は高騰し『投票』されなくなります。このままでは将来的には九州産大豆は消えていく運命にあるでしょう。
これは決して大豆だけに言えることではなく、他のあらゆる価値ある商品やサービスやお店が絶滅の危機にあります。
わかりやすい例ですと、小さな書店や靴屋・肉屋・魚屋・パン屋さんなどの個人商店。
国産の果物・小麦粉・食用油・衣類・金物や竹細工などの昔ながらの良いものも、全て外国製の安価なプラスチック製品に置き換わっています。というよりも、あらゆる生活用品を100円ショップで揃えるライフスタイルになってきています。
豊かな時代が去るとともに、人々は衣類をユニクロで家具をニトリやイケアで買うようになりました。
DCブランドが撤退し続けてデパートや百貨店すら消えていきました。街からは洋品店や家具屋が消え、商店街は閉店が続いてシャッター街になってしまいました。
このままでは近い将来日本は、大手産業の安価な商品やサービスだらけの国になってしまうでしょう。
私たち消費者が安いものを選ぶという判断基準だけではなく、良いと思うものにも『投票』できるような、豊かな世の中にまた戻ることを心から願います。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2022年7月後半号

Aug 25. 2022 かごしまんまだより

メルマガを読んでくださっている方には重複する内容ですみません、急なお知らせが2つあります。
1【西さんちの無農薬米シリーズ商品は夏休みはおやすみです】
それはなぜか。実は、西さんが学習塾の塾長をされているからです。
(昼間は農業されて夜は塾の先生をされているって、どんだけすごいんでしょうか・・・)
塾業界は夏休み冬休みが一番忙しい!!!
なぜなら全学年の子供たちがいっせいに毎日塾へ通うので、朝から晩まで授業のコマが入って休む暇がないから。
ってことで、「精米や袋詰めなどの作業ができなくなるので夏休みの間はお休みさせてください」との連絡が入りました。
西さんは、ギリギリまでどうにか農業と塾を両立できないか悩みましたが「今年の夏はムリ!」と断念されました。
急なアナウンスで申し訳ございませんでした。
ご注文受付再開は夏期講習が終わる9月1日予定です。

2【ぐるめ畑・他 無農薬・減農薬栽培 みず菜 のご注文は7月22日迄】
ぐるめ畑さんではベテランのスタッフの方が高齢で辞められました。
すると慢性的な人手不足となってしまいました。
苦渋の決断で水菜の生産をいったんやめることとなりました。
非常にさみしいですが、ぐるめ畑さんの無農薬栽培みず菜のお届けは7月いっぱいです。
こちらも本当に申し訳ございません。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。

【鹿屋小豆計画、圃場の土壌分析をするの巻】
どれだけ「かのやあずきプロジェクトと読んでください」と言い続けても、『小豆計画』ロゴのインパクトが強烈なのか、みんな『あずきけいかく』と言っているので、もういいです小豆計画で。
とても盛り上がりつつあります。しかしここは田舎で高齢者が多く、まだ多くの方がメールもラインもネットもアプリもナビも使いこなせません。
土壌の地質分析をしようと思い、生産者さん20人ひとりひとりにメールを送りましたが返事なんて来やしません。
メールの数だけ再度ひとりひとりに電話をかけて説明をしました。
するとそのおひとりおひとりが土を持ってきてくださって、ありがたいことにそれぞれかごしまんまで話し込んで帰って行かれるので、全員完了する頃には私の声はすっかり枯れきって人相も変わっていたとかいないとか(ウソです)。
その後おひとりおひとりの土をジップロック袋に入れ直し、ラベルを作成してどうにかこうにか鹿屋市役所の閉庁時間ギリギリに滑り込みセーフし、農政課に土壌分析依頼しました。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2022年7月前半号

Aug 25. 2022 かごしまんまだより

【突然フルスロットルの猛暑ですね】
例年より2週間遅くスタートした九州の梅雨入りは、なんと史上最短の2週間で終わってしまいました。
梅雨明けしたら即フルスロットルで30度越えの暑さ。これでも九州はまだ気温が低いほうですね。
近年は九州よりも本州のほうが暑い傾向にあり、今年の本州は40度越えも目前で怖いくらいです。
徐々に暑さが増していくのではなく6月の梅雨明けからいきなり猛暑なので、身体がついていけずにきついと感じる日々ですね。
自然と向き合い、自然を愛し、自然の変化のリズムを利用して建物の空気集熱式ソーラーシステムを開発した建築家の奥村昭雄氏は次のように語っています。
「生命とはリズムを発生させるものであると言えなくもない。脈拍、呼吸、睡眠、月経、歩行・・・数え上げればきりがない。 それは生命が発する内在的リズムであり、その同期の結果である。 しかし、自然もまた、リズムを発している。太陽系、原始、波、四季・・・・生命体は、その外部リズムとも同期している。」(ECS環境創機ホームページより)
私たち人間もまた自然の一部。自然からのリズムのスピードがちょいと速いな、と感じる今こそ、夏野菜や夏の果物を積極的に摂って、私たちも自然のスピードに同期して、夏のリズムを発していきましょう。
一番の夏野菜といえば・・・そうです、ゴーヤです。
慣れないうちは苦くてとても呑み込めないゴーヤ。でも、毎日ほんのひとくちでもいいので呑み込んでいってください。
これから本番になるオクラやヘチマやとうがんも楽しみですね。
果物ならブルーベリー、スイカ、桃、ぶどう、パッションフルーツ。
薬食同源。私たち人間も自然の一部であります。自然のリズムに合わせて季節のものを食べることによって、体の内側からも夏のリズムに順応しやすくなります。
さあ皆さん、旬をモリモリ楽しんで自然のリズムに同期して猛暑を乗り切ってまいりましょう!
かごしまんまの野菜セットやフルーツセットは同期スイッチがたくさん入っていますヨ♪

【鹿屋小豆プロジェクト第1回生産者説明会を開催しました】
鹿屋市報の広告欄に2か月連続で『小豆生産者募集』広告を出したかいあって、6月29日に開いた説明会には20組ほどの応募があり、盛況に終えることができました。
かごしまんま敷地内には、生産者さんから買取した小豆の貯蔵冷蔵庫と、製餡所を建築予定です。
93%が北海道産という小豆の世界。でもその残りの7パーセントの産地はほぼ全国各地に広がっています。
鹿屋産小豆のあんぱんやたい焼きが食べたいな~。
鹿屋のランドスケープをほんの少し、変えていければな~。
また報告いたします。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2022年6月後半号

Aug 25. 2022 かごしまんまだより

【6月11日、九州も梅雨入りしました】
関東よりも5日遅かった、九州の梅雨入り。例年より12日も遅いスタートです。
来なくても心配、来ても心配なのが鹿児島の梅雨。
シラス台地なので非常に崩れやすい地盤で、毎年のようにがけ崩れ事故や豪雨災害が発生します。
今年はなんとか無事に梅雨も台風シーズンも過ぎていってほしいと祈るばかりです。
こちらでは各家庭に防災無線や有線機器が設置されていて、毎朝毎晩コロナ感染状況とともに「雨によるがけ崩れや河川増水に注意してください」とアナウンスされます。緊張感の漂うシーズンであります。
梅雨入りとともに、水分を急激に吸って野菜が瑞々しくなったり割れやすくなったり巨大化したりしています。
具体的にはきゅうりは瑞々しく、トマト類が割れやすく、ズッキーニは巨大化しやすくなっています。
ニラやミニトマトは旬を迎えて豊作で、通常の2倍の量が入っていることが多くなりました。
そんな季節の変化も感じながら、野菜を楽しんでいただければ幸いです。

【旬のものがいちばん自然で栄養豊富!】
おババ邸で栽培しているラディッシュの葉っぱが見事にスケルトン状態になってきました。
残っている葉っぱにははらぺこあおむしやカタツムリやカメムシ。
畑の上にはたくさんのモンシロチョウが乱舞しています。
こんな状況で、キャベツや大根やニンジンなどの秋冬野菜を無農薬で栽培するのは不可能です。
反対にこれから出てくる夏野菜は、それらの虫に食われなかったり強かったりするので無農薬・減農薬栽培できます。
旬の野菜はその季節に一番適している自然のものなので、野菜も生産者さんも余計なエネルギーを使わずのびのび育ち、栄養価が高いです。
逆に旬ではないものは、野菜にも生産者さんにも負荷がとてもかかるので栄養価は低く、農薬を多く使いがちです。
(もちろんキャベツや大根ニンジンも旬の秋冬につくれば、無農薬や減農薬栽培が多くなり、栄養価も高くなります)

おおっと、マイペンライ井之上さんから連絡が来ましたヨ、「来週からゴーヤができるよ~!」と。
さあ、ゴロゴロ夏野菜な季節のスタートです。
メニューを先に決めてからなんでも揃うスーパーに行って店頭で野菜を選ぶ食生活から抜け出し、野菜が来てからメニューを決める、本来の自然な食生活が健康の維持と免疫力UPにはいちばん。ぜひぜひ強くおすすめします。
なんならメニューなんか決めずに、旬の野菜はただ切ったりするだけ、ただ炒めたりするだけで、味が濃くて旬のスイッチが体に染みわたって、本当に美味しいです。
バテた時こそ、ダルい時こそ、意識して旬のものを食べましょうネ!

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江