平成24年10月30日(火)

Oct 30. 2012 かごしまんまだより

先日、子供たちの遠足がありました。おやつの件で娘に「他の子たちはみんな自分で好きなものを選んで買ってきたんだって」と言われ、胸が痛みました。「ごめんね」と私が謝ると、娘は「なんで?ママは安全なものしか食べて欲しくないんでしょう?私も安全なものしか食べたくないし。鹿児島のものでいいし。大丈夫だよ!」と言ってくれ、さらに胸が痛み涙が出ました。子供たちも私たち親と共に頑張ってくれているのですね。
いつか娘がお店で好きなものを好きなように買えるときが本当に来るといいのに・・・・と心から思いました。

先日、ソーセージやハンバーグを生産してくださっている三清屋さんに、北海道産タラから100ベクレル出たというニュース記事と早川マップとお客様からのご要望を印刷して持っていきました。そして黒豚のえさに使用している魚粉の産地を九州産にして欲しい(現在は北海道とのこと)と伝えに行きました。
とてもドキドキして申し出ましたが、三清屋さんは快く受け入れてくれ、鹿児島の魚粉業者を探し始めてくれています。一歩一歩ですが、生産者に我々消費者の切実な思いをこれからも届けてまいります。
皆様、これからもご要望をメールにてどしどしお寄せください。また、要望だけでなく「嬉しかった」「おいしかった」「新鮮だった」等のご感想もお寄せ下さると、生産者もかごしまんまも頑張るエネルギー源となりますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、来週あたりから鹿児島でも新米がお目見えです。楽しみですね。しかし、昨年から九州の米は価格高騰しており、卸値もあがりました。よって、かごしまんまでも新米からは価格があがることになりました。すみません。かごしまんまでは来シーズンから有機農法米も予定しております。じつは1つの田んぼまるごとかごしまんま契約にする計画をしています。しかもまた山の中腹で棚田のようなところです。おいしくないはずがありません!棚田で有機農法米は手間暇かかるので少し価格は高いですが、主食の米こそ、子供たちにおいしくて安全なものを食べてほしいと願います。

かごしまんまの野菜は、農薬や化学肥料を極力使用しないので、市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届くまでに見た目が少し悪くなっているかもしれません。虫が一緒に眠っているかもしれません。 
特に今はまだ虫たちの季節です。すみませんが無害ですので丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いている葉も食べられます。それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
野菜にカビ・腐敗等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
まだまだ弊社のような小さな企業ではできることも限られていますが、これからも「かごしまんまポリシー」を守り抜くべく頑張って参ります。
なにより皆様と皆様のご家族のご健康を心よりお祈り申し上げます。

Edit by 山下 理江