2013 April

平成25年4月23日(火)

Apr 23. 2013 かごしまんまだより

「減農薬」や「無農薬」について今日はお話ししようと思います。
私達消費者はできればキレイで新鮮で無農薬の野菜が食べたいなと願います。でもそれは非常に難易度が高いことです。まず、なぜ農薬を使用するかといいますと、農家の人の苦労を減らすためです。無農薬では例えば大根ですと土壌のセンチュウやジムシから被害を受けると、大根の表面に黒く焦げたようなシミが出来たり穴が開いたりするので見た目が悪くなり市場では売れなくなります。白菜やチンゲン菜などの葉物類ではチョウの幼虫やカタツムリ、エカキムシなどに葉を食われてやはり見た目が悪くなるので売れなくなります。自然の堆肥などで栽培するよりも化学肥料を使う方が、野菜が早く大きく育って収穫後もイキイキとしている時間が長くなります。ジャガイモは保存がきく作物ですが、芽が出ると見た目も味も品質も変わり、やはり売れなくなるので薬品使用や放射線照射をします。キュウリやトマトは病気にとてもなりやすい作物ですのでその予防で農薬を使用します。これらを無農薬でやろうとすると、例えば大根を栽培する前にエンバという麦を栽培するとセンチュウが激減します。葉物を食べる虫の駆除は人の手で1匹1匹取り除いていったり、ハエ取り紙を野菜の周辺に1つ1つ立てていったりします。ジャガイモは発芽していく度に芽かきをして取り除いたりリンゴを一緒に入れてリンゴの持つエチレンで発芽を予防したりします。どれひとつとっても大変な労力と根気のいる作業です。しかしながらスーパーの店頭ではキレイでシャキシャキしていて美味しそうで、農薬・化学肥料まみれの安価な野菜の方が売れていきます。有機栽培・無農薬の野菜は、虫の穴だらけで萎れていたりしていてしかも高価。私達はついつい見た目が綺麗で安い野菜を買ってしまいがちです。
また、現在は無農薬で野菜を栽培・収穫していても、土壌には残留農薬が数年あるので、農薬を使用せずに野菜をつくるには、それ以上の長い年月をかけてそれぞれの作物に適した土壌づくりをしなければなりません。そうやって頑張って栽培した野菜でも病気などの被害にやられたら農家は収入0のリスクを負います。
全くの農薬や化学肥料無しでは野菜が被害を受けるリスクが高すぎるし労力も手間もかかりすぎる、でもなるべく農薬を減らして、できるかぎり安全なものを提供したい、そう思う農家が九州には増えてきています。畜産業が盛んな九州では堆肥や肥料も時間と手間をかけて自分で作る農家もたくさんあります。農薬は野菜が芽を出すときや苗の段階のほんとうに小さなうちに1回使用することが多いです。キャベツなどはその代表例です。
また、有機JAS認定基準の有機農法とは、原則として、播種・植付け前2年以上化学的肥料や農薬を使用しないこと(多年生作物の場合は収穫前3年以上)。原則として、栽培中に化学的肥料や農薬を使用しないこと(多年生作物の場合は収穫前3年以上使用しないこと。)。などの約束事がたくさんあります。
よって、現在無農薬で頑張っても完全に「無農薬・有機農法」とは厳密にはなかなかいえない、という事情もあり、
「減農薬・低農薬」という表記になってまいります。低農薬・減農薬の基準も生協や県や市町村によって色々ありますが、調べてみるとけっこうな量の農薬がOKになっていたりします。
結局はその農家のやり方や考え方よって農薬使用はずいぶん変わってくるものであると思います。
かごしまんまでは、草ボウボウな畑で野菜を作っている農家と契約しています。
HPの生産者紹介のコーナーも参考にして下さいませ。
農家の苦労や負担を減らせば、安全な野菜をより安く供給してもらうことができます。そのためには私たち消費者の野菜や農業への理解が必要です。大根の黒いシミや少しの割れがあったり、葉物野菜に穴が開いていたり虫がついていたり。(今の時期は新ジャガなので大丈夫ですが、)冬にジャガイモから少し芽が出始めていたり。そういったことを「安全で安心な証拠だ」と思えるようになっていけたら、生産者と消費者との距離もグッと近くなり、見た目ではなく本当のおいしくて安心な野菜に出会えるのだと思います。
これからも生産者と努力・協力しあって、放射能汚染を防御し、なるべく農薬や化学肥料に頼らずどこよりも負けない鮮度と量をお客様に提供させていただくよう、一生懸命やってまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

Edit by 山下 理江

平成25年4月16日(火)

Apr 16. 2013 かごしまんまだより

再お知らせです。かごしまんまは4月27日から5月6日までGWによる生産者・従業員の休息確保の為お休みをいただきます。連休前は26日(金)が最終発送で、連休明けは5月8日(水)発送がスタートです。皆様にはご不自由をおかけして大変申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。

かごしまんまが去年の3月20日に最初の野菜セットを発送してからもう1年が過ぎました。
あの日の発送はたしか5セットで、父がそれを見てくれたのも最初で最後でした。膵癌で弱り切った体で事務所にやっとの思いで歩いてきた父の、「よかったね。これで喜んでもらえるといいね。安心してもらえるといいね」という言葉が今でも忘れられません。それからすぐの4月9日に父が他界し、今年も父の1周忌など様々な行事に追われ、気がついたらすでに1周年が過ぎていました。
父が病気になる前。まだ千葉に住んでいた2011年の春。TVでは「乳幼児に水道水は飲ませないでください」と報道されていました。鹿児島に住む両親からの段ボール一杯の野菜と何箱ものペットボトルが玄関に届くたび、そのありがたさに涙が出ました。チェルノブイリ事故を調べれば調べるほど、日本の未来が不安になりました。そんな矢先に父の膵臓癌が発覚しました。余命数か月でした。
両親から届く野菜と愛情一杯の段ボール。それを父が生きている間に、全国の同じ気持ちでいる人たちの玄関にも届けたくて両親の住む鹿児島へ母子移住し、この仕事を始めました。手探りで始め、大型冷蔵庫やパソコン、業務用のコピー機、機材・・・出費が増えていきましたが、おかげさまで仲間もお客様もどんどん増えていきました。あっという間に過ぎていった、そんな1年間でした。
これからもずっと「段ボール一杯の安心を届ける」気持ちを忘れずに、届く玄関の向う側を想像しながらかごしまんまを運営していこうとあらためて思います。
かごしまんまの野菜セットや商品で、皆様の家の冷蔵庫が安心と幸せで一杯になりますよう、変わらぬ企業努力を続けてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それが安全でやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
しかし野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成25年4月9日(火)

Apr 9. 2013 かごしまんまだより

再お知らせです。かごしまんまは4月27日から5月6日までGWによる生産者・従業員の休息確保の為お休みをいただきます。連休前は26日(金)が最終発送で、連休明けは5月8日(水)発送がスタートです。皆様にはご不自由をおかけして大変申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日は野菜セットにレンコンが初めて入りました。レンコンはその名の通り、蓮の地下茎なので湖沼地や湿地帯、もしくは水田にしないと栽培できません。さらに粘土質でミネラルや栄養たっぷりの土壌でしかよく育ちません。ですから産地も特定され、新鮮なレンコンに付着している泥は粘土質なのです。九州では佐賀県が主な産地で、あとは熊本や宮崎のほんの一部でしか作られておりません。全国的には霞ケ浦がある茨城県が最大の産地です。

最近、野菜セットをご注文の皆様には「ちょっと古いですが深ネギ」のおまけをおつけしております。
実はこれは、ある農家が契約栽培していた深ネギなのですが、その契約先のバイヤーに深ネギの出来を気に入ってもらえず買い取ってもらえなかったものです。その数6000本!!丹精込めて育てた深ネギです。契約先に断られ落胆して3月初旬に収穫し、かごしまんまに無償でくださったものです。
こんな立派な深ネギがどうして断られたのでしょう。ちょっと大きいな、とは思いますが、せっかく作った農作物を売り物にできないなんて、農家の苦労とその思いははかりしれません。
保存方法に気を付ければネギは長く食べられますので、最近の野菜セットには毎回おまけとしておつけさせて頂いているのです。
311前までは、スーパーや生協系の宅配で「有機栽培」や「減農薬」表示のものを選び、加工品やお菓子などは添加物表示に気を付けて食料を購入していました。でも、311以降はかごしまんまのようなネット通販が買い物には一番いいなあ、と思うようになりました。なぜなら店頭やカタログで選ぶ買物方式では場所や紙面の関係で原材料の産地の詳細や添加物などの詳細を表示することに限界がありますが、かごしまんまのようなネット通販ですとメーカーや生産者からの情報は全て掲載することができます。そればかりでなく生産者の顔や現場の様子、放射能情報などもあわせて簡単に見ることができます。可能な限り新鮮なものを生産者に無理なく提供して頂くために注文した商品は最短でも1週間後に届くという不便さもありますが、311以降の食糧調達方法としてかごしまんまはネット通販という方法を選択してよかったな、と思います。綺麗な写真や買いたい気持ちにさせるようなうたい文句はない商品ページですが、商品チョイスと原材料の詳細開示はこれからも妥協せず、正直であり続けるかごしまんまポリシーを守っていきたいと思います。

また、かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それが安全でやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
しかし野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。         

Edit by 山下 理江

平成25年4月2日(火)

Apr 2. 2013 かごしまんまだより

再度お知らせです。12日の野菜セットにはレンコン(佐賀県産)が入ります!レンコンはリクエストが多い商品ですが、鹿児島県では栽培していない事と、4kg箱単位で買い付けしなければならない等、扱いが難しかった野菜の一つです。しかし今回、生産者のご厚意により単発ではありますがレンコンを入れられることになりました。こちらのスーパーでも新鮮なレンコンはなかなかない為、私も年末年始以来食べておりません。今からわくわくしております。貴重な佐賀県産の新鮮なレンコンが入るなんてめったにございません。レンコンが食べたいぞーって方はお早めにご注文下さい(野菜セットのみで、レンコン単品販売はございません。)。
もうひとつお知らせです。かごしまんまは4月27日から5月6日までGWによる生産者・従業員の休息確保の為お休みをいただきます。連休前は26日(金)が最終発送で、連休明けは5月8日(水)発送がスタートです。皆様にはご不自由をおかけして大変申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。

もともと添加物や農薬や遺伝子組み換えや界面活性剤などを避ける生活をしていました私ですが、311以降はさらに放射能もそれに加わりました。それら全てに満足に配慮したお店や生協はなかったのでこの会社を立ち上げたわけですが、商品開発の際に各メーカーから送られてくる商品規格書(各商品の詳細を記載したもの。商品自体に印刷されている原材料をさらに厳密に記載したもの。)を見るたびに驚きます。例えば商品の原材料には「乳化剤」としか記載されていませんが規格書には「ショ糖脂肪酸エステル」とあります。これはショ糖と脂肪酸が結合したもので危険性はないと言われています。でも化学合成物質です。食品ではありません。できれば取りたくありません。しかしながら、乳化剤がないと舌触りが非常に悪くおいしくありません。だから乳化剤を使用するのです。また、加工品やお菓子に使用される「植物油」も実はほぼ遺伝子組み換え不分別原料で作られています。しかし、商品規格書に記載されているそれらの内容も商品自体には一切記載されません。大豆やジャガ芋やトウモロコシの「非遺伝子組み換え」は表示されていても、悪い内容は記載されないのです。でもかごしまんまの商品ページにはあえてできる限り詳細を掲載しています。私達消費者には知る権利があると思うからです。
放射能の問題だけでなく、昔から多くの業者は安全よりも「売れるかどうか。おいしいかどうか」に視点を置いてきました。業者が悪いのではありません。消費者の多くが「安くておいしいもの」しか求めていないからです。本物の味は高額になり、添加物の偽物の味に慣れた舌では美味しく感じることができず売れないのです。そうして本来の製法で作った昔ながらの味は消滅していき、安価で化学合成物質や薬品まみれで見た目の良い食材や野菜がどんどん売れていくのです。悲しいですがこんな世の中では放射能防御への理解が低いのは当然の結果です。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。また、50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それが安全でやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
しかし野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江