夏のポイント2倍祭り開催♪

Jul 21. 2025 お知らせ

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Edit by 山下 理江

2025年7月後半号

Jul 18. 2025 かごしまんまだより

【真夏におけるエコな体内環境の整え方】
前回は、真夏の室内では空気の流れを作るとエコで快適な室内環境になることを紹介させて頂きました。
家中の換気扇を常時ONにして、扇風機で一日中空気の流れを作れば、真夏でもグッと快適になります。
室内を快適に過ごせる鍵は『風』。私たち生き物は、空気の流れがある環境を『快適』と感じます。

では真夏の身体の中は、どんな環境にあると快適なのでしょうか。
今回は真夏の身体の整え方を生物学的に語ります。
日本人のがんの罹患率は、戦前は5人に1人程度でした。しかし戦後は急激に増加し、現在は2人に1人ががんになると言われるほどに増加しています。その他の色々な疾患やアレルギー等も増えています。
栄養状態は戦前と比較するまでもなく、ビタミン剤や栄養ドリンクまで豊富な時代です。医学も発達しています。
では、なぜ疾病が増加しているのでしょうか?
戦後急速に普及した農薬やGMや合成添加物が疾病増加の大きな原因であろうことは、容易に想像がつきます。
しかしもうひとつ『季節外のものを食べられるようになったこと』が大きな原因なのではないか、と私は思っています。
冷蔵庫や電子レンジなどの電化製品が普及し、交通網も輸送手段も発達し、世の中が便利になっています。
スーパーには全国・海外から新鮮な野菜や果物が集まり、それまでは食べなかったものを食べるようになりました。
私達人間は季節感をいつの間にか失って、いつでも食べたいものを食べられる現代。
とんかつ定食には千切りキャベツが必ずついています。大根ニンジンごぼうが入った豚汁も年中食べられます。
夏なのにみかんが、冬なのにトマトが簡単に手に入ります。これは自然界ではまずあり得ません。
自然界の生き物たちは、その季節にある食べ物だけを食べて生きています。
全ての生き物には自然界での意味と役割があるように、野菜や果物などの食べ物にも意味や役割があります。
冬の食べ物は身体を温め、春の食べ物は身体の老廃物や脂肪を排出させ、夏の食べ物は身体を冷やして夏バテを予防し、秋の食べ物は体に脂肪やエネルギーを蓄えさせるスイッチがあります。
夏の今は、ゴーヤやオクラ、パッションフルーツやスイカなどの夏の旬を積極的に摂取するのが本来の自然の姿。
そうやって夏の身体に必要な成分を摂取して、免疫力も上がって夏も元気に過ごせるのです。
野菜や果物には、栄養剤やサプリにはないスイッチやチカラがあるのです。
こう思うようになったきっかけは、野菜セットやフルーツセットを続けられている方々からのメッセージでした。
「体の調子が良くなってきました」「医者いらずになってきました」たくさんの声を頂いてきました。気づくと自分も家族も同じように医者いらずになっていました。
そう考えますと、今の季節に大根やブロッコリーなどの冬の食べ物を摂取すると身体はどうなるでしょうか。
冬に必要な成分なので、混乱したり弱ったり免疫力が下がって病気になりやすくなってしまうことでしょう。
縁側や扇風機の横でスイカを頂き、身体にスイッチを入れる。昭和の風景ですね。
意識して『旬』を身体に取り入れ続けること。これこそエコな体内環境の整え方だと私は思っています。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年7月前半号

Jul 3. 2025 かごしまんまだより

【真夏におけるエコな室内環境の整え方】
あっという間に梅雨が終わってしまいました。
豪雨の鹿児島を心配してくださった皆様、本当にありがとうございます。
さあ、夏本番です。
毎年この時期、室内植物や常温野菜の保管に苦慮している方は多いのではないでしょうか。
帰宅時のムワッとするあのよどんだ空気も嫌ですね。

鹿屋の植物の専門店araheamさんによりますと、植物に最も大切なのは『風』とのこと。
araheamさんの温室も物凄く蒸し暑いです。しかし、常に大型扇風機が回っていて『風』があります。
鹿屋に広がるお茶畑にも随所に扇風機が設置してあり、常に『風』を茶畑に送っています。
夏の室内で植物や野菜が傷むのはエアコンを切っているからではなく、この『風』がないから。
動物と違って植物は全く動けずに同じ場所で呼吸しているので、空気の流れが必要になってきます。
室内に『風』を起こすには、扇風機やサーキュレータを設置してみましょう。
無印良品にも5000円程度で首振りのサーキュレータがあります。
『風』には通り道・抜け道が必要です。締め切った室内では空気の流れが起きません。
窓を少し開けておくのがベストですが、防犯上それができない場合がほとんどだと思います。
そこで換気扇を強にしてつけたままにしておくと、空気の流れができます。
扇風機やサーキュレータの風は、植物に直接当てると負担がかかるので、植物から少しずらしておくのがベスト。

反対に『風』がないよどんだ空気を好むのが、カビです。締め切った蒸し暑い室内は格好の繁殖場。
植物を病気にし、常温野菜の玉ねぎやじゃが芋をあっという間に腐らせてしまいます。
室内に『風』をつくり、植物たちの葉がわずかに揺らぎ、常温野菜はネットで吊るしておく。そうすればかなり室内環境は改善され、カビも軽減するので、帰宅時のあのムワッとする嫌な感じも軽減されます。

200V電源で外の空気と中の空気を入れ替えて温度を下げるエアコンは非常に電気を食いますが、ただモーターを回すだけの扇風機・サーキュレータや換気扇は電気代がそれほどかからず家計にも優しいです。
さすがに室内が40度近くになると心配ですね。そんな時にはエアコンの温度設定を『30℃』にし、換気扇を止めて外出しましょう。
それでも外気温度よりは低く『風』が流れているので、帰宅時にはかなり快適です。
できればお風呂場やトイレ洗面所の換気扇も常時つけておくとさらにベスト。お風呂場のカビも低減されます。

電気代が異常に高い今、『風』を上手に活用しての室内環境の維持がおすすめです。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年6月後半号

Jul 2. 2025 かごしまんまだより

【KAGOSHIMA ORGANICに取材して頂きました】
鹿児島には古くから有機農業に取り組む人たちがいて、鹿児島県有機農業協会という団体があります。
そこが発行する機関誌KAGOSHIMA ORGANICに私の活動を掲載して頂きました。
取材してくださったのは園山宗光氏。『そのやま農園』としてお父様の代から40年くらい有機農業に取り組んでいる方です。『オーガニックフェスタかごしま』の実行委員長をしており、『さよなら原発かごしまパレード』の中心メンバーでもあります。私より年下ながら2011年よりもずっと前からNO農薬、NO原発で生きている大先輩です。
2011年に私が千葉から鹿児島へ移住した当時から、かごしまんま立ち上げや野菜仕入れについて親身に相談にのってくださった恩人でもあります。その園山氏から丁寧に取材して頂いた時間は感慨深いものがありました。
あの311から、もう10年以上も経過しているということ。メーカーに原材料の産地や二次原料についての問い合わせをして嫌な顔をされたこと。添加物やNG産地のものが入っていて諦めた商品。周囲からの無理解な言葉。
しかし皆様の励ましや感謝のお言葉のおかげでなんとかここまでやってこられたこと。
なかでも『オール九州産原料のあんぱん』は皆様の想いの結集だったので、実現したときには一口目で涙がこぼれたこと。リクエストを頂いてから実現までに10年の歳月がかかったこと。半日かけてお話ししました。
一般の人からみたら馬鹿げた想いを、共感を持って見守り続けてくださった園山氏。その園山氏が書いてくださったかごしまんまヒストリー。渾身の記事です。
他にも電磁波についての記事など興味深い記事がたくさん。ぜひぜひ読んでください。

【九州産原料の味噌醤油を新たに商品UPしました】
世の中の経済状況が悪くなっていくにつれ、付加価値商品が急速に消えつつあります。
食品の原材料表示の度重なる改悪によって、表示だけでは消費者が判断することができにくくなりました。
いまや小麦粉や砂糖は、海外産であっても国内加工なら『国内製造』表示です。
この流れは、将来は米や大豆や乳製品などもいずれそうなっていくであろうと容易に推測できます。
不況で多くの人々の関心が『どこ産か』から『安いかどうか』にシフトすると、国産原料は海外産に負けていきます。
このままでは日本農業が急速に衰退していくのは火を見るより明らかです。
食品の原材料表示の改悪で情報が少なくなると、『国産か海外産か』もわかりにくくなります。
ましてや『九州産かどうか』なんて全く関心を持たれなくなります。
すると大型農業の北海道が圧倒的に収量や価格面で強いので、各地から大豆や小麦や雑穀が消えていくという流れになっていきます。小豆はその代表例。あっという間に北海道産か中国・カナダ産へ。
今や大豆や小麦がその危機に瀕しています。
救うのは私達消費者の『買い物』という『投票行動』しかありません。
小さな行動ではありますが、政治と同様にその1票でしか世界を変えることができません。
九州産原料の醤油や味噌を新たに商品UPしました。どうか九州の大豆や小麦を買い支えてください。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

レシピ【インゲンと旬の薬味のねり梅あえ】

Jun 16. 2025 かごしまんまレシピ

超簡単なのに身体喜ぶ美味しさです!
ぜひぜひつくってみてください。

材料
・インゲン1袋(100〜150g)
・みょうが1個
・青紫蘇2〜3枚
・ごま油少々
・ねりうめ3cm
・かつお削粉大さじ1
・粗糖小さじ1

作り方
1)インゲンを茹で、流水で冷やして長さ3cmにカットしボールに入れ、ごま油少々と和える
2)みょうが、青紫蘇をみじん切りしてボールに入れる
3)ねりうめ、かつお削粉、粗糖をボールに入れ、全てをよく混ぜ合わせて完成。

Edit by 山下 理江

2025年6月前半号

May 30. 2025 かごしまんまだより

【梅雨入り】
5月16日、気象庁は九州南部の梅雨入りを発表しました。平年より14日も早い梅雨入りです。
奄美地方をもすっ飛ばした早過ぎる梅雨入りにびっくりしました。
さて鹿児島は戦々恐々。
南国の梅雨は、本州のそれとは別物。いっそ『雨季』と改名した方がいいのでは?と思うほどです。
靴箱のブーツやクローゼットのカバンはカビてしまい、長持ちしません。
家の中になぜか極小のアリが大行列していたり、賞味期限前にパンがカビるのは通常運転。
シラス大地なので、崖崩れや地盤崩れによる道路補修もあちこち出てきます。
鹿児島では毎年梅雨時期や8月6日になると、甚大な被害をもたらした1993年の豪雨『8.6水害』を教訓にした催しやニュースが話題になり、人々は当時を思い出して気持ちを引き締めます。
それほど鹿児島の人々にとって梅雨は台風と並んで最も警戒するものなのです。

気温が高くてジメジメした梅雨時期は、カビや虫が大好きな環境。野菜にとっても最も過酷な時期です。
冬野菜であるニンジンや大根は、高温やカビや虫に弱いのでまず育ちません。育っても土壌中の細菌や虫と戦うために肌が汚くなります。綺麗なものは農薬をたくさん使用して菌や虫を殺しています。
春に収穫してあった貯蔵ものもカビにやられ始めて肌が汚くなっています。
春が収穫期であるニンニクも、皮にカビが生え始めます。今の時期は中身には問題ないことがほとんどです。
しかしニンニクの根元にカビが生え始めたら中身も萎れていたり傷んでくるサインです。
美味しいキャベツや葉物野菜たちも戦いの日々。畑にはモンシロチョウが舞い踊りたくさん卵を産みつけては、はらぺこあおむしを大発生させます。
ズッキーニは根本にできる野菜なので、雨にとても弱く溶けてしまいます。
甘いとうもろこしは虫だけでなくタヌキなどの動物にも狙われますし、連続した雨に弱く倒れてしまいます。
乾燥を好むトマト類は、水分を吸い過ぎてしまって割れ始めます。
きゅうりやゴーヤやピーマンなどの露路栽培ものは雨が滴り落ちて水が溜まりやすいところが傷みやすいです。
また雨の日は野菜も濡れているので痛みやすく収穫できないため、市場や店頭に並ぶ品数もグッと減ってしまいます。
梅雨時期は収穫直後から溶けたりカビたりすることも多く、店頭にある野菜や果物もなんだか元気がないです。
鹿児島の人々は、とにかく梅雨時期を耐えてやり過ごします。
しかしそんな憂鬱な梅雨を抜けると今度は灼熱の太陽が待っているのが、南国鹿児島。
今年の夏はどうなることやら。
梅雨時期を無事に乗り越えることと共に異常気象がないことを祈るばかりです・・・。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年5月後半号

May 16. 2025 かごしまんまだより

【TVの影響】
先日のNHK『おとな時間研究所』で『かのや姫小豆』をご紹介して頂いたことは、想像以上に反響がありました。
全国放送で鹿屋市が1時間近く特集されるのもなかなかないことで、しかもあんなに素敵な紹介をされた鹿屋は初めて。鹿屋市民のあいだで再放送日時が口コミで広がったこともあり、たくさん観て下さったようでした。
どこへ行っても声をかけられるようになりました。行きつけの温泉では裸で知らない人に話しかけられることも(笑)。
ご注文も多く頂きました。本当にありがたいことです。
しかし弊社の喫緊の課題は小豆の選別能力。カメラ式選別機が1台のみで時間がかかり、手選りで仕上げるので、1週間に30kg程度しか選別できません。ゆえに小豆が品薄になってしまい、ご迷惑をおかけしております。
小豆倉庫には選別前の小豆がたくさんあるのに・・・。非常に歯がゆい思いです。すみません・・・。

【異常な状況】
世の中の経済状況が悪くなっていくにつれ、付加価値商品が売れなくなっていくのを実感しています。
生鮮品以外の多くの商品は、発注時に最低発注数という縛りがあり、最低でも1,2ケースから発注しなければならないというものが多いです。1ケースには30から50程商品が入っております。
賞味期限間近になって売れなくなってしまった商品はセールや廃棄処分になります。売れ残りが多いとその商品は維持できなくなり、商品ページから消えていく運命にあります。
例えばかごしまんま商品ではお菓子やジュースの多くが消えていきました。現在では在来芋の蒟蒻や原木栽培の椎茸や高価な味噌などが危険水域にあります。
この傾向は日本全体にもいえることで、『なくても我慢できるもの』がここ20年で急速に消えていっています。
人々がブランドやメーカーものの衣服や靴・鞄等を買わなくなって、百貨店やテナントビルが激減しました。
雑誌や新聞や本を読まなくなって、コンビニから書籍コーナーがなくなり、街からも本屋が消えつつあります。
食品の原材料表示の改悪によって遺伝子組み換え原料や添加物表示がわかりにくくなり、国産か海外産原料かどうかも表示されなくなりました。判断材料が薄れたうえに急激な物価高で人々の関心は『安いかどうか』になり、付加価値商品がスーパーの商品棚から急速に消えつつあります。
大豆の不作や離農が続き、納豆・豆腐・醤油・味噌はとうとう九州産大豆だけでは通年供給ができなくなってきました。『国産(時期によって九州産・北海道産となります)』というような表示にどんどん切り替わってきています。
飼料の高騰や慢性的な赤字経営により酪農家の廃業が急増していることが、しばしばニュースに取り上げられてきました。その割には価格改定のなかった乳製品ですが、いよいよ値上がりするとメーカーから通達がありました。
牛乳もバターもヨーグルトも生クリームも価格が上がります。それでも酪農家の状況は依然厳しいままです。
米も大変です。とうとうかごしまんまの米類もなくなりました。収穫期までは在庫の目処がたちません。
色々な食材が高騰したり消えつつあるこの経済状況は、本当に異常ですね・・・。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年5月前半号

May 2. 2025 かごしまんまだより

【旬中心の食生活へ】
NHK Eテレ『おとな時間研究所』〜タニアさんの田舎暮らし〜をご覧になってくださった皆様ありがとうございました。
東京からここ鹿屋に来た料理家の門倉多仁亜さん。
「東京ではまずメニューを考えてその材料を探しにスーパーを廻る感じだったけど、ここではまずお店に行ってみて、そこであるものからメニューを考えるの。全く違うわよね。でもそれがとても新鮮で楽しいの。」
と笑顔で仰る様子が印象的でした。
かごしまんまの野菜セットを続けられている方々からもよく同じお言葉をいただくので、嬉しかったです。
「献立を考えてから買い物に行く食生活が、届いた野菜から献立を考える食生活に変わって、体調が良くなった」
野菜セットは、ここ鹿屋近辺の季節のお野菜が中心。今の時期は、玉ねぎやニンニクやエシャロットが入ります。
生で食べると目や鼻にツンとくる香味野菜ばかりですね。ツーンときますが、ぜひ生で楽しんでほしいです。
私は、旬の野菜や果物には「旬スイッチ」があると確信しています。
自然界の動物達は季節にどう順応していっているのかを考えたとき、気温や日照時間や太陽の傾きも重要なスイッチですが、季節ごとの野菜や果物も重要なスイッチなのではないかと推測しています。
春は、苦かったりツーンとしたりする野菜で身体の老廃物や蓄積物の排出を促します。
例)ふきのとう、よもぎ、玉ねぎ、らっきょう、ニンニク、エシャロット
夏は、ネバネバしたり水分が多かったりする野菜で体を冷やします。
例)オクラ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、きゅうり、トマト、ヘチマ、ゴーヤ、とうがん、スイカ
秋は、厳しい冬に備えて炭水化物を多く取り込んで身体に栄養を蓄積します。
例)さつま芋、里芋、じゃが芋、かぼちゃ、栗、落花生
冬は、体を温める野菜や酸味のある果物で風邪を予防します。
例)ごぼう、蓮根、大根、人参、かぶ、生姜、柑橘類
このように、旬の野菜はそれを食べる私たちに旬スイッチを入れて体調を整えてくれることを、多くの先人達が経験で学び私達に伝えてくれています。
便利な現代に生きる私達は、スーパーに行くと1年中キャベツやタマネギ人参が手に入ります。
でも果たしてそれは私達の身体にとって良いことなのでしょうか・・・?
多仁亜さんも仰っていましたが、ここ鹿屋での暮らしではご近所や知人から野菜や果物などをよく頂きます。
頂き物はもちろん旬のもの。自分からは進んで買わない野菜もありますが、食べると身体が喜ぶような美味しさを感じることができます。
そんな鹿屋の食生活を、かごしまんまの野菜セットや商品ラインナップでお伝えしていけたらな、と願っています。

今回の番組では、私は出演しないものとばかり思っていましたが、バッチリ出ていました苦笑。
多仁亜さんの素敵なインテリアや暮らし方も満載です。鹿屋の魅力もギュッと詰まった内容です。
見逃し配信もありますので、ぜひご覧ください。
皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年4月後半号

Apr 24. 2025 かごしまんまだより

【NHK Eテレ『おとな時間研究所』出演】
東京からここ鹿屋市に移住された門倉多仁亜さんのライフスタイルを紹介するなかで、かのや姫小豆をご紹介してくださいます。もしかしたら常盤貴子さんもかのや姫小豆を食べてくださるかも?!残念ながら私は出演しません笑。
初回放送日4月25日(金) 午後8:00〜午後8:45
再放送日 5月1日(木) 午後0:15〜午後1:00

【『かごんま食べる通信』最新号の特集は「山下理江さんとかのや姫小豆」】
『かごんま食べる通信』という雑誌があります。鹿児島県でチャレンジを続ける農・畜産・水産業に携わる生産者の想いをじっくり1年くらいかけて取材して一冊の情報誌にまとめ、その方の生産物や加工品を付録として2ヶ月に1回読者にお届けするユニークな雑誌です。来月号は私、山下理江とかのや姫小豆の特集です。
ページ数が薄い雑誌なのに、編集者の日高さんの情熱的な取材は長期間にわたり、丸一日かけて聞き込みされることもあり、彼女の取材力と情熱からたくさんのことを学びました。
付録はもちろんかのや姫小豆商品セット。付録付きの雑誌って、なんだかワクワクしますよね。
来月号からの購読の申込締切は4月25日午後8時59分ですが、もしかしたら締め切り過ぎても大丈夫かも。
『かごんま食べる通信』購読申込ページ https://poke-m.com/products/441266
『かごんま食べる通信』HP https://taberu.me/kagonma/

【かのや姫小豆のポリフェノールは北海道産小豆の2倍!】
かのや姫小豆及びその加工品は「濃ゆい味がする」「豆感がすごい。小豆の味がしっかりしていて、美味しい」というお声をよく頂きます。そこで検査機関に依頼し栄養成分分析してみました。
すると驚く結果が出ました。なんと100gあたりのポリフェノール含有量が北海道小豆の2倍以上!*1
「濃ゆい」ということが、数値からも実証されました。
・鹿児島県産小豆(かのや姫小豆) 990mg
・北海道産小豆(エリモショウズ) 391mg
・北海道産小豆(とよみ大納言) 350mg
ポリフェノールには、血糖値の上昇抑制効果や、糖の吸収抑制効果、抗酸化作用による生活習慣病の予防効果があるといわれています。
ただしポリフェノールは水に溶けやすく、小豆は煮るときに渋切りをしてアクを茹でこぼすので、実質的な摂取量は検出値よりもかなり減少すると推測されます。
最近注目の小豆茶は煮出した成分そのものを飲むため、ポリフェノールを摂取するには最適な食材といえますね。
*1 参考文献 加藤淳氏 調査研究【アズキ新品種のポリフェノール含有量と新規調理法によるその変動】
         健康長寿ネット【ポリフェノールの種類と効果と摂取方法】

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Edit by 山下 理江

2025年4月前半号

Mar 28. 2025 かごしまんまだより

【納豆商品が新ラインナップになりました】
前回のかごしまんまだよりでもお伝えしましたが、国内の農業生産物は減少の一途を辿っています。
農業が人気のない業種であることに加え、人口減少、農業従事者の高齢化によることが大きな原因です。
せっかく志をもって若い人が農業の世界に入っても、もともと儲からない業種なうえに異常気象による不作や物価高で生活できなくて離農してしまうパターンも増加しています。
そういう現状なので、産地限定原料にすると供給量が不足してしまう加工品が増えてきました。
大豆もそのひとつです。
九州産大豆だけでは年間供給量をカバーできず、時期や価格によって北海道産と九州産のいずれかを使用することになり、『国産』という表示に変更されていく例が多くなってきました。
人気商品だったパワーキッズも九州産大豆の納豆でしたが、3月から北海道と九州いずれかの大豆を使用することになり、商品パッケージもリニューアルしました。
九州産大豆使用をうたっていたかごしまんまでは、いったんパワーキッズの販売を休止しました。

しかし、良い機会なのでおもいきって色々な種類の納豆を商品UPしてみることにしました。
2011年の原発事故から既に14年経過し、食材への安心基準や価値観も多岐にわたってきたこと、物価高で少しでも安価なラインアップもご用意していきたいこと、物流費が高騰していて新たな取引先と少量取引が困難なこと等、色々考えて新商品UPしました。
かごしまんまユーザーさんからも「子供がパワーキッズしか食べないので商品化して欲しい」といったリクエストも頂きました。
ならば急がねば!と大急ぎで商品UPしたので、いつもながらシズル感のある写真や美味しそうなイメージの誇張写真はゼロ。質素簡素な商品ページです。
写真も商品説明も現物そのままなので、届いたときにもガッカリしないことでしょう笑。

みんな大好きな納豆・豆腐。
残念ながら九州産原料縛りでは供給がままならない時代になってきました。
しかし生産者もメーカーも小売も消費者も無理なく続けられる形で、これからも食べていきたいですね。
商品名にどこ産の大豆使用か明記してあります。商品選択のとき参考にしてください。

なお、いつの時期に九州産大豆を使用しているか・どのくらいの割合で使用しているのか等は把握しかねます。
何卒ご了承ください。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江