2014 March

平成26年4月1日(火)

Mar 29. 2014 かごしまんまだより

待望の、『生うどんつちやの生めん』を商品化しました。これほど美味しい麺はなかなかないのではないでしょうか、というくらい美味しいうどんです。今回はこの裏話をご紹介します。
『生うどんつちや(通称つちやうどん)』さんはかごしまんまのご近所で、畑と住宅がポツンポツンとある不便な場所にありながら、鹿児島ではよく雑誌やTVなどに取り上げられる有名店で、私もスタッフも全員ファンなうどん屋さんです。讃岐うどんの本場香川で修業されてきたご主人が奥様と赤ちゃんとスタッフで切り盛りするお店です(赤ちゃんサークルが店内の座敷にあり、子育てと仕事を見事に両立させています)。弾力がありお餅を食べているかのような美味しい麺と、だしの素材感が生きている絶品な味のつゆが特徴です。ご主人のポリシーで添加物や化学調味料を一切使いません。枕崎の鰹節と鯖節、宗田鰹、日高の昆布、伊吹島のいりこ、醤油も本醸造、みりんは本みりん、酒は清酒というこだわりで、鰹節はだしを引く直前に削るという徹底ぶりです。
本当はこのつゆこそ商品化したかったのですが、つちやさんのこだわりである原料の、一部のものの産地が、かごしまんまのこだわりである産地の基準に合わなかったので、お互いのこだわりを尊重し、歩み寄って今回は麺だけの商品化になりました。つちやさん自慢のつゆ。かごしまんまスタッフも大好きな味。つちやさんも私もとても残念な思いでいっぱいです。でもかごしまんまの商品基準は崩したくありません。職人気質のつちやさんも自分の味へのこだわりは崩したくありません。こだわりを持ったもの同士、気持ちは痛いほどわかります。
お互いのこだわりや考えを尊重して生きていくことの大切さと苦しさ。商品開発するときにはいつも痛感させられることです。
これは私達の日常の場面でもよく遭遇しますね。
例えばご近所さんのお宅にお呼ばれして出されたお菓子が普段避けているものだったりした瞬間。・・・苦しいですね。
また、親しい友人が何かのお礼にとくださったお菓子がこだわりの味でおいしいお店のものだったが、しかしそれは自分が普段から避けているものであった時。この瞬間が本当に本当に切ない。そういう場面に子供がいたらなおさら苦しい。「いただいてすっごく嬉しいんだけど我慢しようか・・・・」親子でとても苦しく切なく哀しくなる瞬間です。なんでこんなつらいことを子供に強いるような状況になっているのだろう・・・・つい自分を責めてしまう時もあります。ご近所さんや友人に説明したり説得したりしようかどうか悩むこともあります。
でもこだわりや生き方は人それぞれです。私自身、いきなり人から何かを説明や説得をされても「うん、じゃあ私もそうするよ」なんて素直に説得・納得させられることってそうないです。説得するって、他人の考えを変えることであり、それって本当は非常に困難な事なんだと思います。ましてや311以降はこの問題は本当に難しい。
自分の意見や考えが正しいかもしれない、でも他人の意見や考えも尊重しないと前に進めない事がたくさんある。そんなことを、この仕事を通してたくさん学んでます。
でも生き方に魅力ある人の意見って、人は素直に聞けちゃうものです。自分の生き方を磨いて、生き方で人を説得出来たらいいな、この問題に気づいてくれる人が少しでも増えてくれればいいな、と心の中でいつも願っています。実際に、かごしまんまが鹿児島で頑張ることで、鹿児島の人たちが少しづつ気づき始めてくれています。
だから決して私達は孤軍奮闘ではありません。全国でたくさんの仲間が同じように頑張っています。同じ空の下、長い戦いではありますが希望を持って明るく生きていきましょう。

これからもつちやうどんのお店にうどんを食べに行くときは、私は絶品のつゆを飲み干します。いつかきっと、かごしまんまオリジナルで『つちやうどんの絶品つゆ』を作っていただける日を夢見て。

Edit by 山下 理江

平成26年3月25日(火)

Mar 25. 2014 かごしまんまだより

4月から消費税率が8%に上がるのを機に、製造元も生産者も運送業者も値上げする動きがあります。
これは、今までガソリンや飼料や資材や原料が高騰していくのに、消費者離れを恐れて商品の値上げをなかなかできなかった苦しい事情があります。また、農業や畜産業は資材・飼料の多くを輸入のものに頼っています。これらは為替市場の影響をもろに受けます。しかしながら急に飼料が高騰しても牛乳や肉類の値段を上げられないのが実情です。生産者は今まで耐えてきました。でも4月の増税でこれ以上の価格の据え置きは難しくなり、いよいよ価格の見直しをする、という生産者が多いのです。決して軽い気持ちの便乗値上げではありません。消費者も苦しいですが、生産者もずっとずっと苦しんできています。どうかご理解賜りますようお願い申し上げます。
かごしまんまも商品の一部がそういった生産者から値上がりの告知を受けて改定しております。すみません。
また、ヤマト運輸さんがクール便の料金を3倍に上げようとしています。いきなり3倍も上がるのは本当に厳しいですし本当に理不尽に思いますので、配送業者と発送体制の見直しをしているところです。
具体的には、配送業者を変えて現在の週2日の発送日を週3日に増やそうかどうかと検討しています。おそらく6月あたりから発送日を火・水・金にして、皆様の家へのお届けが木・金・日になるように改変すると思います。

4月から多くの国民の生活がちょっとづつ苦しくなりそうですね。
しかも現在の消費税増税時には価格表示は税込にしなければいけなかったのに、今回、国は「税抜き価格表示でもよい」と言っています。国民の生活の一番根底で大事な事なのに、国がコロコロ方針を変えていいのでしょうかと疑問に思います。
しかしいつも選挙の投票率は低迷している現状。各地の原発も再稼働に向かいつつあります。この国の一般の人々の政治への無関心さには悲しくなりますね。選挙に関心がなく国が決めること・決めたことをいつも消極的に受け入れ、抗議の声を上げる人が諸外国に比べて圧倒的に少ない。TVや新聞の情報を鵜呑みにして他の情報を自分から取りに行こうとしない。それが多くの日本人ではないでしょうか。TVや新聞以外の情報はいくら正しくてもなぜかなかなか受け入れられません。ましてやTVや新聞の論評と反対意見や反対情報はなおさら信用されません。この国民性が変わっていかなければ、この国の政治はよくならないし、ころころ政府の方針が変わるし、レベル7の過酷事故が未だ収束の見通しもたっていないし、各地の原発の安全性も疑問視のまま原発も再稼働し、でもチェルノブイリ事故はひどかったが日本の放射能は安全だ、というへんてこなことになってしまうのでしょう。。。。。
それでも親の凛とした後姿を見て、子供達が何かを学び、強く育っていって欲しいと願う今日この頃です。
いつか大きくなって今の子供達が親になった時などに、私達の願いや想いはきっと伝わると思います。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成26年3月18日(火)

Mar 18. 2014 かごしまんまだより

かごしまんまのHPで一番力を入れているところはどこだと思いますか?
お察しのように綺麗なデザインや写真、買いたくなるようなうたい文句ではありません。むしろ過度に購買欲を高めないようにしています。ほとんどの商品写真は自然光の中でカメラど素人の私自身が撮影して何の修正も加えません。また商品説明も事実と率直な感想だけにするよう心がけます。これは実際の商品を見てがっかりすることがないようにするため。せっかく買って頂いたのにがっかりされるのがこちらも一番悲しいし悔しい。
ではどこに真剣に力を注いでいるかと申しますと、それは、各商品の【詳しすぎる原材料】です。
原材料のそのまた原料のことを二次原料といいますが、その二次原料の産地の詳細まで製造者に尋ねてわかるところはできるだけ詳しく記載する。それが大事だと思っています。
例えば加工品には醤油やみりんなどの調味料が原材料として入っています。これら醤油にも大豆や塩などが原料に使用されているのであって、それを二次原料と呼びます。二次原料は普段は表示されないので実際を知ると本当につらくなります。二次原料はいわゆる【業務用】というものです。この業務用商品の原材料の多くは「遺伝子組み換え不分別」を使用しています。例を挙げると業務用の醤油や植物油はほとんどそうです。しかもはっきり「遺伝子組み換えである」とはうたいません。「不分別」です。そもそも二次原料の詳細は表示義務がありませんので私たち消費者は表示をよく見て購入したとしても遺伝子組み換えであるかどうかよくわからないのです。さらには醤油や油はなぜか「製品中には遺伝子が残っていない」として遺伝子組み換えか否かの表示義務そのものがありません。へんてこな話です。
かくいう弊社も、全ての商品をオリジナルできるほど企業として体力がありませんので、誠に残念ではありますが一部の商品にはこの「遺伝子組み換え不分別」が使われています。また、本当は九州だけの原料でつくられている商品だけを扱いたいのですがどうしてもそうはいかないことが多いです。でもそのことも全て正直に記載します。さらには各原材料の産地も実に多岐にわたっています。原材料の詳細を追うことでこの国の食料事情や行政の甘さ、各原料の色々なストーリーや背景が垣間見えてきます。一消費者として各メーカーの「お客様相談室」に問い合わせてもここまで詳しくは答えてもらえません。取引企業だからできるのです。もちろん原材料をメーカーに聞く時は消費者の皆様と同じように嫌な思いを本当にたくさんします(その話はまた次のかごしまんまだよりで・・・)。でもそれで皆様がそういう嫌な思いをしなくてすむようになれば、それだけで買い物への負担が減りますし楽しくなるだろうな・・・・と想像して嬉しくなっちゃうのでこれからもこの【詳しすぎる原材料】は実践していこうと思います。
この国の食品事情、実態をかごしまんまの各商品の原料を通じて皆様に知っていただきたい、という思いを込めて今日もかごしまんまはせっせと【詳しすぎる原材料】をHPに記載して商品UPしているのであります。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成26年3月11日(火)

Mar 11. 2014 かごしまんまだより

今日で東日本大震災から3年が経過しました。あの日いつもの日常を過ごしていた私達は、3年後にどんな思いで振り返ることになるのか想像もしていませんでした。
あの日あの1ヶ月、皆さまはどんな日常を過ごしていましたか。
私は千葉県白井市の北米系輸入住宅会社に腰掛けの建築士としていました。なぜかメープルシロップの輸入のプロジェクトをしていて、ちょうどメールを英語で苦労しつつ作成して送信するところでした。震度6の揺れの中、怖いというよりは今停電したらメール作成した苦労の1時間が水の泡になってしまうという焦りで、急いでメールを送信しました。机上や棚の書類やファイル、あらゆる色々なものが次々に床へバッサバッサと落下しました。すぐに仕事を中断して子供達をこども園へ迎えに行きました。園の子供達は全員防災頭巾を被り屋外避難してバスに乗って駐車場で親の迎えを待機していました。頭巾姿の子供達を見てふと、戦時中みたいだなと思いました。当時は印西市の新興住宅地に住んでいたのですが、その住宅地内の公園にはたくさんの人々が避難していました。
それから福島原発が爆発し、しばらく余震が続き、ガソリンスタンドに長い行列ができて、ホームセンターからは水がなくなりました。夫や鹿児島に住む両親からは鹿児島に避難を進められましたが、平凡な日常を送っていた私にとって「避難」はどこか非現実的な、自分のこととして考えられない事でした。チェルノブイリ事故や東海村の臨界事故の被害をテレビや本で知っていたのにも関わらず、当時のTVの官邸発表や有識者の楽観的な意見に流されて避難できずじまいでした。でも心の中ではどこか危険信号が点滅して不安の毎日でした。洗濯物を外に干すのを一切やめました。西日本の野菜や食材ばかりを探して買いました。ガイガーカウンター(放射線を測る線量計)も購入して自宅の庭や公園やこども園を測ってみると0.6などという高い数値が出て、それをチェルノブイリ事故と照らし合わせて愕然としました。
そんななか鹿児島の両親から送ってもらった段ボールを開けると、たくさんの水や野菜や食料が愛と一緒に詰まっていました。「なんてありがたいのだろう、なんて幸せなのだろう」と心から思いました。両親は鹿児島から定期的に水や野菜や食料をたくさん送ってくれました。そのことにどんなに救われたか、言葉にできません。
そうして避難を迷いながら悶々と過ごしていたその年の初夏のある日、親から1本の電話があり、父が膵臓がんで既に転移があって長くない事を知らされました。その時になって私は恥ずかしながら初めて自分の人生と向き合い、後悔しない生き方とは何か、真剣に考えました。まず、ずっと迷惑をかけっぱなしで親孝行していなかったので父親を看取ろうと思いました。そして両親が送ってくれた愛情いっぱいの段ボールを、全国の同じ気持ちの人たちに送ることを仕事にしよう、と決めました。秋には建築会社の仕事を辞め、その年の冬に子供達を連れて両親の住む鹿児島に来ました。
無我夢中で3年を生きてきました。みなさん、そうだと思います。それぞれの事情を抱え、必死に家族を守って悩んで生きてきた3年間だったと思います。あの日、多くの命が波にのまれ、多くの方々が自分の家を出ていかねばならない事態になりました。311によって多くの悲しみがあり、色々なものを諦め、捨ててきた3年間でありました。でも逆に311があったからこそ人生で一番色々なことを真剣に考えたり調べたりして今まで知らなかったことに気づけた密度の濃い3年間であったのではないでしょうか。
311より前の世界に戻りたいな、という思いも胸に湧き上がってきます。でもこの3年間を過ごしてきて、311があって色々な事に気づけて本当によかったな、という思いの方が強くなりつつあるのを感じます。

これから先も同じ思いで生きているみなさまに、少しでも喜んでいただいたり幸せな気分になって頂いたりお役にたてたりできる会社であり続けたいな。。。そんなことを思った3年目の311でした。
同じ空の下、私達はつながっています。孤軍奮闘ではありません。共に強く生きていきましょう。

Edit by 山下 理江

平成26年3月4日(火)

Mar 4. 2014 かごしまんまだより

最近、ナンプラーという調味料を商品に仲間入りさせました。ナンプラーはタイの調味料で、なじみが薄く、どう使用したらいいのかわからない方も多いと思います。これはイワシを塩漬けにして2年間熟成発酵させたものです。タイ料理を推進するために商品化したのではなく、和食の隠し味に活躍するので皆さんに知ってもらいたくて商品化しました。なぜならこのナンプラーは「だし」の代わりとなって和食料理をミラクルに変身させてしまう力があります。その味の深さは「だし」以上かも!と思うほどです。
だしの素やめんつゆなどの加工調味料の原材料の産地確認は膨大過ぎて本当に疲れます。添加物や遺伝子組み換えも気になりなかなか納得いくものがありません。でもお料理に「旨味」は欠かせません。だしがないとなんだか軽い味になってしまいます。そこで手軽に「旨味」を出してくれるのがナンプラーなのです。
ナンプラーは慣れないとその匂いがきつく感じるかもしれません。しかし、だまされたと思って試しに煮物や炒め物やスープを作る時の塩や醤油の代わりに小さじ1杯から使ってみてください。ナンプラーを入れたら必ず火を通して匂いを飛ばしてしまうのがコツです。ナンプラーが入ると特に肉ジャガや野菜炒めなどは美味しく感じます。鶏肉を炒める時もナンプラーを隠し味に使用するとおいしいです。あくまでタイ料理ではなく和食料理の「だし」として使うのが面白いです。慣れるとハマってなんでもナンプラーを試すようになります。
311以降、私達は色々頑張って我慢してきていますよね。そんななかでかごしまんまの商品やツイッターなどでみんなで出し合うアイデアでちょっとでも新しい発見や喜びがあればいいな、と思っています。めんつゆはいい商品がまだ見つからないけれどナンプラーがあるよ、わさびも納得いかないけれど柚子胡椒があるよ(←近日商品化)、生クリームでアイスクリームが手作りできるよ、とか。
311前の世界に戻りたいという切ない気持ちを抱えて皆さん生きていると思います。でも311を経験したからこそ、たくさんの発見や喜びを見出し、新しい生き方へシフトしていく、そんな希望や明るさも持っていけたら毎日がもっとぐっと素敵に輝くと思います。ナンプラーはかごしまんまのその一つの提案です。
このメーカーのナンプラーは近所のディスカウントストア等でも探せば売っています。わざわざ送料をかけてかごしまんまで買う必要はありません。もっと安いところがあればそこで買っていただき、かごしまんまではかごしまんまでしか買えない商品を買ってください。
また、塩麹やかぼす果汁、金柑ジャム、チューブタイプの柚子胡椒などこれからもどんどん食生活を楽しくさせちゃうアイテムを商品化していきます。食材ではありませんが馬油も販売することに決めました。これ、乾燥肌にすっごくいいです。自分の子供の皮膚の痒みと乾燥がみるみる軽減していったのを見て、お医者様の出してくれる薬が全てではないんだな、と実感しました(もちろん全ての人に効果があるわけではないと思います)。
311前とはちょっと違うかもしれないけれど、でも今もすっごく楽しい!頑張れる。そんなふうに少しでもかごしまんまを通して思っていただけたら、かごしまんまの企業としての使命は果たせているのかな、と感じます。。。。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江