平成25年12月10日(火)

Dec 10. 2013 かごしまんまだより

「クリスマス・お正月用品特集」商品と無塩せきウインナー・ハム・ベーコン類が好評です。皆さまからのお声やアドバイスから商品化できたものです。誰かのアイデアでどこかの家族が救われていきます。心から感謝いたします。

かごしまんまの基本的な野菜への理念は、「農家が無理しない範囲での減農薬栽培」です。野菜にとって過酷な季節である夏などの状況は違ってきますが、常に根底を流れているのは「農家だけが無理をしないで小売り側も消費者も正しい栽培方法の農家を応援する流通」です。例えばなぜ、今回の小松菜やほうれん草がジャンボだと思われますか?
それは、この無農薬栽培の農家さんがかごしまんまのためだけに葉物を栽培しているからです。かごしまんまは発送が週2回です。いくら畝ごとに種をまく時期をずらしても野菜さんたちは成長に適した時期は1日ごとにグッと大きくなります。野菜を毎日収穫して毎日市場に出せばどうなると思いますか?規定や規格と価格競争に巻き込まれるので生産性を重視した栽培方法にシフトしていき、当然農薬や化学肥料に頼った栽培になってしまうのです。
でも野菜の本当に大切な事ってなんでしょう。規格で決められた大きさや形や色ですか。農薬で作られた綺麗さですか。化学肥料でドーピングされたシャキッと感ですか。いいえ、違います。野菜の大切な事は、新鮮さ(根ものなどの貯蔵できる野菜は除きます)と安全さだと思います。新鮮ということはかごしまんまの発送日のために畑でスタンバイしていることです。安全ということは、農薬や化学肥料をなるべく使わず栽培することです。これらは言うのは簡単ですが、農家にとってはかなり負担を強いることです。葉物が大きくなってもおいしいのは土や太陽などの自然の力だけで育てて野菜自らの力で栄養を取り入れさせ生命力を強くしているからです。農薬を使用しないと虫だって細菌だって野菜を食べます。いくら手で虫を取り除いていっても限界があります。生き物と共存した野菜ができるから表面に穴や模様やシミができるのです。それを、小売り側や消費者が「見た目が汚いし、大きいから」という理由で買い取らなかったら農家はどうなりますか。正しい理念で栽培しなくなるでしょう。利益が出て労力がかからない市場の論理に沿った栽培に切り替えることでしょう。多少大きくても形が悪くても新鮮で味が良ければ、他業者が買わないものでもかごしまんまは安くたたくことなく農家の言い値で買い取ります。そうすることで、農家は正しい理念の栽培を続けられます。そしてかごしまんまはなぜそういう野菜を大切にするのか、消費者に伝え続けます。そうすることで農家・小売り・消費者の三者間の信頼関係が出来上がっていくのです。今回のきぬさやもそういう野菜です。安全な野菜をみんなで安く美味しく食べ続けるために考えることできること、それを伝え続けていきたいです。

【ヤマト運輸の一連の不祥事報道による規定強化の件】
先日、クール便の温度帯管理不祥事の報道があったことを受け、ヤマト運輸がクール便規定厳守の強化をしています。今月からかごしまんまの発送物もクール便では15kgを越えると荷物を引き取ってもらえません。お客様には大変ご不自由ご迷惑をおかけしますが、ヤマト運輸業務改善の為どうぞご理解ご協力お願い申し上げます。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江