【ツイッターやお客様の声は生産者さんも嬉しく読んでいます】
「かごしまんまのケーキセットでケーキ作りました」「かごしまんまの葉っぱ付ニンジンでふりかけつくりました~」「まんまバーガーでこんなハンバーガーつくりました~」というツイートは、生産者さんもとってもとっても嬉しいのでよく読んでいます。
関東から一家で移住してきてぐるめ畑さんで働いているFさんは葉っぱ付ニンジンのあまりの大好評っぷりに「これからもニンジンは葉っぱ付にしてあげたい!」といきいきとして仕事していました。しかし元旦に降りた霜で多くのニンジンの葉っぱが傷んでしまったので、今回は泣く泣く葉っぱをカットしてのご提供です。
パンドォルのヒデさんの奥さんは、食パンやケーキについてのお客様のツイートを必ず読んでRTしています。
生うどんつちやさんも「つゆがなくても麺だけでこんなに喜んでいただけるなんて」と嬉しそう。平岡農園さんに東京からお嫁に来たえっちゃんも、パクチーがおもいのほか好評で幸せそうです。
生産者さんは普段はお客さんからの反響に触れる機会があまりありません。ですから皆様からのツイートやお客様の声、メッセージはとってもとっても嬉しく読んで、そして仕事へのエネルギー源になっています。特にツイートはみなさんよく読んでいます。ありがとうございます。
仕事への一番のモチベーションはお金ももちろんですが、一番は『その仕事によってそれが誰かの役に立ち、誰かが喜んでくれること』だと思うのです。
どうぞこれからも生産者さんに「こんなふうにつくったよ~」「おいしかったよ♪」を伝えてくださいますようお願い申し上げます。
【顔が見える近所のお店】
今はあらゆるところに大型スーパーマーケットがあって何でも買える時代です。
私は一昔前の、八百屋さん・魚屋さん・肉屋さん・豆腐屋さん・米屋さん・パン屋さん・駄菓子屋さん・乾物屋さん・酒屋さん・花屋さん・・・という個人商店が元気な街が大好きです。子供の頃、母に頼まれて一人でお使いに行くと、八百屋のおじちゃんが「おう、りえちゃん。今日は何が欲しいの?メモを見せてごらん」と声かけてくれて一緒に野菜を選んでくれました。そして会計の時に「りえちゃんお使いに来て偉いからこれオマケね!」と人参を1本くれたりしました。お店の人がお客様の顔をひとりひとり覚えていて、それだけでなくそれぞれの状況や家族構成などもわかってくれるような関係のお店もあったりして、買い物はコミュニケーションの場でもありました。魚屋さんでも、母が「煮付けに勧めてくれた魚、すっごくおいしかったわ。ありがとう」と言うと魚屋さんも「でしょう!俺が言うんだから間違えねぇよ」とゴム製の長いエプロンをひるがえしながら嬉しそうに答えたりしていました。その土地に根を下ろして、顔と顔が見える商売をしているからこそお金と商品の交換だけではないコミュニケーションがありました。
もう日本はそんなコミュニケーションを大事にするような個人商店が元気な時代ではなくなってしまいました。
大型スーパーが台頭し、そして『オマケ』は『ポイント』に変わっていき、『声をかけてくれる近所のお店のおじちゃん』は姿を消して、無言の『商品陳列係』や『レジ打ち係』になりました。
かごしまんまはインターネット通販なので、『顔が見える近所のお店』からは対極の位置にある販売形態なのですが、『いつも声をかけてくれたりオマケをくれりする近所のお店のおばちゃん』でありたいと願っています。