平成25年4月2日(火)

Apr 2. 2013 かごしまんまだより

再度お知らせです。12日の野菜セットにはレンコン(佐賀県産)が入ります!レンコンはリクエストが多い商品ですが、鹿児島県では栽培していない事と、4kg箱単位で買い付けしなければならない等、扱いが難しかった野菜の一つです。しかし今回、生産者のご厚意により単発ではありますがレンコンを入れられることになりました。こちらのスーパーでも新鮮なレンコンはなかなかない為、私も年末年始以来食べておりません。今からわくわくしております。貴重な佐賀県産の新鮮なレンコンが入るなんてめったにございません。レンコンが食べたいぞーって方はお早めにご注文下さい(野菜セットのみで、レンコン単品販売はございません。)。
もうひとつお知らせです。かごしまんまは4月27日から5月6日までGWによる生産者・従業員の休息確保の為お休みをいただきます。連休前は26日(金)が最終発送で、連休明けは5月8日(水)発送がスタートです。皆様にはご不自由をおかけして大変申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。

もともと添加物や農薬や遺伝子組み換えや界面活性剤などを避ける生活をしていました私ですが、311以降はさらに放射能もそれに加わりました。それら全てに満足に配慮したお店や生協はなかったのでこの会社を立ち上げたわけですが、商品開発の際に各メーカーから送られてくる商品規格書(各商品の詳細を記載したもの。商品自体に印刷されている原材料をさらに厳密に記載したもの。)を見るたびに驚きます。例えば商品の原材料には「乳化剤」としか記載されていませんが規格書には「ショ糖脂肪酸エステル」とあります。これはショ糖と脂肪酸が結合したもので危険性はないと言われています。でも化学合成物質です。食品ではありません。できれば取りたくありません。しかしながら、乳化剤がないと舌触りが非常に悪くおいしくありません。だから乳化剤を使用するのです。また、加工品やお菓子に使用される「植物油」も実はほぼ遺伝子組み換え不分別原料で作られています。しかし、商品規格書に記載されているそれらの内容も商品自体には一切記載されません。大豆やジャガ芋やトウモロコシの「非遺伝子組み換え」は表示されていても、悪い内容は記載されないのです。でもかごしまんまの商品ページにはあえてできる限り詳細を掲載しています。私達消費者には知る権利があると思うからです。
放射能の問題だけでなく、昔から多くの業者は安全よりも「売れるかどうか。おいしいかどうか」に視点を置いてきました。業者が悪いのではありません。消費者の多くが「安くておいしいもの」しか求めていないからです。本物の味は高額になり、添加物の偽物の味に慣れた舌では美味しく感じることができず売れないのです。そうして本来の製法で作った昔ながらの味は消滅していき、安価で化学合成物質や薬品まみれで見た目の良い食材や野菜がどんどん売れていくのです。悲しいですがこんな世の中では放射能防御への理解が低いのは当然の結果です。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。また、50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それが安全でやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
しかし野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成25年3月26日(火)

Mar 26. 2013 かごしまんまだより

桜がきれいなシーズンですね。鹿児島はだんだん葉桜になってきておりますが皆様のところはいかがですか?

お知らせです。
4月9日と12日の野菜セットにはレンコン(佐賀県産)が入ることが決定しました!レンコンはリクエストが多い商品ですが、鹿児島県では栽培していない事と、4kg箱単位で買い付けしなければならない等、扱いが難しかった野菜の一つです。しかし今回、生産者のご厚意により単発ではありますがレンコンを入れられることになりました。こちらのスーパーでも新鮮なレンコンはなかなかない為、私も年末年始以来食べておりません。今からわくわくしております。貴重な佐賀県産の新鮮なレンコンが入るなんてめったにございません。レンコンが食べたいぞーって方はお早めにご注文下さい(野菜セットのみで、レンコン単品販売はございません。)。
もうひとつお知らせです。
かごしまんまは4月27日から5月6日までGWによる生産者・従業員の休息確保の為お休みをいただきます。
連休前は26日(金)が最終発送で、連休明けは5月8日(水)発送がスタートです。皆様にはご不自由をおかけして大変申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。

先日、総理が福島県を訪問されていっそうの復興と風評被害の払拭と原発再稼働とをあらためて頑張るとおっしゃったとかいうニュースが出ていました。いまだ体育館で暮らす人々がいる中で、東電や国の責任は棚上げし、食品のチェックや避難区域どんどん解除していき、原発を推進していく方向に向かっています。風評被害や原発への不安は、むしろ国の国民への情報隠匿や安全軽視の姿勢が生んでいるものだと思います。食品の安全性の基準値を設けるのなら、それを検査する機械や費用の負担を国や東電がするべきです。それをしないから制度は形骸化し、消費者は安心して食品を買えないのです。このまま食品や水や土地の安全性を軽視したまま原発推進の方向に向かい、老朽化した原発も津波対策も地震対策もそのままでいたらまた必ず悲劇は起こるでしょう。しかも一度汚染されたものは数百年もとに戻らないとも言われています。鹿児島も川内原発があり、決して他人事ではございません。いったいどれだけのものを失えば為政者が気づいてくれるのでしょう。総理は福島へ行って何を気づいてくれたのでしょうか。。。。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。冬なので風向きが悪く桜島からの灰もかぶっています。すみません、無害ですので丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成25年3月19日(火)

Mar 19. 2013 かごしまんまだより

鹿児島では今、菜の花があちらこちらで満開です。休耕中の畑、田んぼ、古墳のような丘、道端、山のあぜ道、あちらこちらに菜の花が咲き乱れています。菜の花からは菜種油がとれるので、鹿児島では戦前あたりまでは菜種油づくりが盛んでした。しかし戦後、生活がどんどん豊かになり安くて便利なものが溢れていくにつれて、手間がかかる菜種油づくりは衰退の一途をたどりました。今では鹿児島県内でも菜種油を製造しているところは数件となってしまいました。
また、小豆やニンニクや小麦なども鹿児島でつくっているというとびっくりされる方も多いですが、これらも年々収穫高が減ってきていています。手間がかかるものを育てても販路がないからです。そしてどんどんサツマイモ畑に変わっていきます。サツマイモは買取業者がいて確実にお金になるからです。芋澱粉にしたり芋焼酎の原料になったりします。
もったいないなあ、と思います。せっかく今、鹿児島県産の農産物を欲しい方がたくさんいるのに、と。でも若い農業従事者は減少の一途をたどり、手間がかかる農作物はなかなかつくれなくなってきています。しかも消費者は安いものを買い求めます。手間や付加価値を付けても市場では負けてしまうのです。こうやって日本の農業は衰退していっているのだろうなあ、と肌で感じています。
日本全体の事を見ても同じです。TPPの前に、「食べて応援」の前に、国に根本から農業政策を見直して欲しいです。放射能の基準があるなら放射能検査に伴う費用の負担をすべて国や東電にして頂きたい。なぜ被害者である農家が高い検査費用を出して検査しなければいけないのでしょう。基準値越えで出荷制限があるなら最低保証ではなく満足できる保証をして欲しい。汚染で耕せないなら新しい別の土地を用意して欲しい。なぜ被害者が苦しい負担や生活を強いられるのでしょう。
もっと国を挙げて農業を守り自国の農業を元気にしていかないと私たちの国から素晴らしい農業はいつか消えていってしまいそうです・・・。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。また、いまの季節はまだ風向きが悪く桜島からの灰もかぶっています。すみません、丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜にカビ・腐敗・凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。
そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年3月12日(火)

Mar 12. 2013 かごしまんまだより

昨日で東日本大震災から丸2年でしたね。何を考えても涙が出ます。
どんな生き方を選択しても多くの人が悩み苦しんだ1年だったのであろうと、ツイッターやお客様からのメールなどを見ていても感じます。
私たちにどういう未来が待ち受けているのかもわかりません。このような日本の状況ではどうすればいいのかわかりにくく、何が一番いい選択なのかも結局は自分自身が決めることなのだと感じます。そしてお互いの選択や生き方・考え方を尊重しあうことがなにより大切だと思います。生きていく場所、家族、食べるもの、飲むもの、給食、外食、おやつ、遊ぶ場所・・・・。スタッフのみきちゃんは子供の為に毎日毎日給食と同じメニューをお弁当として作っています。私は子供に給食を食べさせ、おやつは持参させます。そういうふうに「それぞれ」でいいと思うのです。それぞれが色々考えて悩んで出した結果です。
弁当だって移住だって子供の健康を考えたらそれを実行したほうがいいかもしれない。でも弁当にしてみんなと同じ給食を食べられない気持ちを子供が抱え続けること、移住して今の人間関係や仕事を捨てること、母子避難して家族がバラバラに暮らすこと、両親や大切な人を置いて離れられないこと・・・。そういう様々な点も色々一生懸命に悩んで考えて出した結論は尊く、決して答えはひとつではありません。また、「食べて応援・買って応援」も尊い気持ちです。でもそれと反対の気持ちや意見を持つ人を排除するようなこの日本の空気感は本当に怖いと思います。
「それぞれのこだわり・考え方でいい」とお互い認め合い、尊重しそして思い遣ること。それこそが最も大切で、今の日本に欠けているもののような気がしてなりません。

動けない時のどうしようもない辛さを味わってきました。
運よくこちらへ来られた者として、同じように苦しんでいる方々に食の橋渡しをさせて頂いていると思っています。
そしてかごしまんまのHPを開いたとき、段ボールを開けた時、まんまだよりを読んだ時、まんまからのメールを読んだ時、少しでもオアシスになれたなら、私たちは本望です。・・・・おっと、また熱くなってしまいました。
同じ空の下、私たちの空気も気持ちも苦しみもみんなみんなつながっています。私たちはマイノリティであるかもしれないけど決してひとりではありません。励ましあって明るく前向きに頑張っていきましょう。
それと「いつまで続けていくのだろう」と考えないようにしています。311以降、新たな人生が幕あけたのだと。

この時期、かごしまんまの野菜は桜島からの火山灰を被っています。よく洗ってお召し上がりください。桶やたらいで水をためて野菜を洗うと、底に黒い灰がたまっていく様子がわかります。
かごしまんまの野菜は「見た目」ではなく低農薬、有機農業、季節のお野菜、新鮮さにこだわります。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。なるべく農薬を使用しないので土壌細菌や虫喰いにより穴が開いていたり傷やシミがついていたりするものもありますが、食べても問題ありません。気になる場合はその部分だけ取り除いて下さい。また、形や大きさも様々で綺麗な野菜ではありません。
どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
もしも野菜が凍っていたり、腐敗、卵が割れていたり等ございましたら遠慮なくお申し出くださいませ。
その他の商品も「見た目」ではなく安全性とおいしさにこだわったものが多いです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。実際に生産する現場まで足を運んで確かめています。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年3月5日(火)

Mar 5. 2013 かごしまんまだより

無農薬で頑張っているおばあちゃんのところに水菜と小松菜を取りに行くと、いつもなら野菜を既に用意されているのに、まだ水で一生懸命洗っているところでした。どうしたのか聞いてみると、「エカキムシにやられてしまったよ。農薬撒けば一発でいなくなるんだけどね」と言いながら被害を受けた葉っぱを1枚1枚取り除きながら野菜を洗っていました。
エカキムシは別名ハモグリバエといって、字の意味そのままに葉の皮の中に潜り込んで、絵を描くように葉の中身を食べ尽くしていく虫です。被害を受けた葉は、虫によって迷路のような絵が描かれています。
そしておばあちゃんは「見てみて。野菜の側にいっぱい竹の棒にぶら下げた紙があるでしょ?あれで野菜の周りを飛ぶエカキムシを取るんだよ。ハエ取り紙さ。」といいました。見ると膨大な畑の中に無数にハエ取り紙がはためいていました。おばあちゃん一人が1つずつ竹に結わいて土に挿していったものでした。野菜を守ってハエ取り紙は七夕の笹の葉のように揺れていました。

私たちの使う電気も原子力エネルギーを使う発電所でなら1か所建設すれば膨大な量をまかなうことができます。でも太陽光発電をはじめとする自然エネルギー由来発電の発電所は、家庭の屋根の上のパネルもそうですが1つ1つ地道に造っていかねばならず、天候にも左右され、しかも発電量はそう大きくありません。

農薬も原子力もとっても便利。農薬を使えば形も見た目も綺麗でシャキッとしたお野菜が食べられる。原発も1基あれば安定した供給力が得られる。
それに対して無農薬・減農薬のお野菜は見た目が悪いし虫がついている。自然エネルギー発電は1つ1つが小さな発電量で手間がかかるし天候に左右され不便。
でも。安全で安心して子供たちに託せるのはどちらでしょうか。環境や健康を守るのはどちらでしょうか。
ちょっと不便だったり手間がかかったりするけど、自然や健康になるべく負荷をかけない。そういうものを愛おしく思う人が増えれば、日本の農業や未来をより良いものに変えられるのではないかと心より願っております。

この時期、かごしまんまの野菜は桜島からの火山灰を被っています。よく洗ってお召し上がりください。桶やたらいで水をためて野菜を洗うと、底に黒い灰がたまっていく様子がわかります。
かごしまんまの野菜は「見た目」ではなく低農薬、有機農業、季節のお野菜、新鮮さにこだわります。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。なるべく農薬を使用しないので土壌細菌や虫喰いにより穴が開いていたり傷やシミがついていたりするものもありますが、食べても問題ありません。気になる場合はその部分だけ取り除いて下さい。また、形や大きさも様々で綺麗な野菜ではありません。
どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
もしも野菜が凍っていたり、腐敗、卵が割れていた等ございましたら遠慮なくお申し出くださいませ。
その他の商品も「見た目」ではなく安全性とおいしさにこだわったものが多いです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。実際に生産する現場まで足を運んで確かめています。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年2月26日(火)

Feb 26. 2013 かごしまんまだより

数日前、かごしまんまのツイート(@kagoshimamma)で「ひなあられご希望の方、メールください」とつぶやきました。そしてメールいただいた方には今回有料でひなあられをお裾分けさせて頂きました。(そのひなあられは生産者から仕入れるのではなく地元のお店で購入してくるものなので、「商品」ではないので、かごしまんまのHPやメールでお知らせできなかったこと、お許しくださいませ。)
私も子供がいるので1か月前からひなあられを探して色々なお店を廻りました。そしてやっとの思いで九州のメーカーのひなあられを見つけました。見つけた時はホッとした思いでした。そのメーカーに卸売りしてもらえないか聞いたところ、今年の分は全て生産終了して卸すところも決まっているとのことだったので販売を断念しました。でも全国で、同じ気持ちでひなあられを探しているママさんがいることを思うと非常にせつない気持ちになり、前述のようにツイッターでつぶやきました。
何も考えなければ、かわいいキャラクターのパッケージのひなあられを買えば済むところですし子供も喜びます。でも多くのメーカーにお問い合わせをしても「国産」とまでしか教えてくれない、検査もしていない。ならばなるべく汚染懸念地域から遠いところの材料を使って汚染懸念地域からなるべく遠い土地で製造しているものを選ぶしか私達母親にはできることがありません。本当は「食べて応援」したい。私もそう思います。でも母親ならばまず一番応援して守るべき人間は、「生産者」ではなく「子供」なのです。国の決めた基準値は「販売していい」基準値なのであって、決して「食べなくてはならない」基準値ではないのです。「買いたい・食べたい」基準値の判断は私たち母親の自由であるべきです。
それなのになぜ民主主義で自由な国であるはずの日本では、こと放射能に関してはタブーな雰囲気なのでしょう。風評被害から生産者を守ることももちろんですが、食品汚染から子供達を守ることも共に関心高い雰囲気があってしかるべきなのに。例えば食品の放射能検査や田畑の除染や生産者の移住に関する国の援助や給食や子供向け食品に関する法の整備等の議論や風潮や世論はもっと早急に高まるべきであると思います。そうすれば日本という国を担う「生産者」と「子供達」をより守り、より良くしていくのではないかと切に切に思います。
そして将来かごしまんまの役目が終わる日が来ること、それを切に切に願います。

この時期の風向きの影響で、かごしまんまの野菜は桜島からの灰を多く被っています。灰の成分はほとんど無害ですがよく洗ってお召し上がりください。桶やたらいで水をためて野菜を洗うと、底に黒い灰がたまっていく様子がわかります。段ボールの中も少しザラザラしていたりします。(灰の動きを観察すると、放射能の事も色々ヒントになります。)
また、かごしまんまの野菜は「見た目」ではなく低農薬、有機農業、季節のお野菜、新鮮さにこだわります。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。なるべく農薬を使用しないので土壌細菌や虫喰いにより穴が開いていたり傷やシミがついていたりするものもありますが、食べても問題ありません。気になる場合はその部分だけ取り除いて下さい。また、形や大きさも様々で綺麗な野菜ではありません。
どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
もしも野菜が凍っていたり、腐敗等ございましたら遠慮なくお申し出くださいませ。
その他の商品も「見た目」ではなく安全性とおいしさにこだわったものが多いです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。実際に生産する現場まで足を運んで確かめています。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年2月19日(火)

Feb 19. 2013 かごしまんまだより

鹿児島といえば有名なのはいつも噴煙をあげている桜島です。1日に数回~10数回も噴火しています。
かごしまんまは桜島から直線距離で北東に50km離れた場所に位置しますが、大きい爆発噴火は、ゴゴゴゴ・・・という地響きと窓ガラスや壁が地震時のように揺れ響きます。これは空振と呼ばれる現象で、空気を伝って桜島の噴火がこんな遠いところにまで響いてくる現象です。
桜島が噴火すると噴火口から大きな噴煙が上がり、見る見るうちにもくもく空を灰雲が龍のように泳ぎ、流れていきます。その様子は間近で見ると圧巻で感動します。そして灰が沢山降ってきます。季節風の影響で夏は南西の風で鹿児島市内方向に灰が降り注ぎ、逆に冬は北東の風で大隅半島方面、つまりかごしまんま方向に降り注ぎます。
灰の成分は火山ガラスや様々な種類の石で有害な物質は含まれませんが、とても粒子が細かいので降灰がひどい日は目が痛く喉もいがらっぽくなります。鹿児島では毎日の天気予報で必ず天気と共に桜島の噴煙の向きの予想も出ます。降灰には悩まされていますが、人々は雄大な桜島を愛し、桜島と共に暮らしています。
道路の側溝や建物の壁の下や階段などの吹き溜まり、公園のベンチや滑り台の一番下の部分、水たまりになりやすいところ、自動車のワイパー収納部などによく灰がたまります。放射能の線量が高いと言われているところとよく一致します。風の吹く日は街中が降灰でかすんで見える時があります。そして降灰時はマスクをしている人が多いです。洗濯物や布団も外に干しません。家の中もどこかザラザラしています。降灰がない日も強風時は地面の灰が再び舞い上がるのでマスクです。風向きが変わる頃までじっと耐えなければなりません。
ですからこの時期、かごしまんまからの段ボールや商品にもなんとなくザラザラしたものが付着していたら、それはきっと桜島の灰です。灰は放射能と違って色や形が目に見えるので、私たち人間に色々な事を教えてくれています。放射能の専門家ではなく火山の専門の早川先生がいち早く放射能汚染のマップを作製されたのもうなずけますね。
庭のあちこちに溜まる灰を見ては、色々考えさせられる今日この頃です。
この時期、かごしまんまの野菜は特に灰を被っています。よく洗ってお召し上がりください。桶やたらいで水をためて野菜を洗うと、底に黒い灰がたまっていく様子がわかります。

かごしまんまの野菜は「見た目」ではなく低農薬、有機農業、季節のお野菜、新鮮さにこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。なるべく農薬を使用しないので土壌細菌や虫喰いにより穴が開いていたり傷やシミがついていたりするものもありますが、食べても問題ありません。気になる場合はその部分だけ取り除いて下さい。また、形や大きさも様々で綺麗な野菜ではありません。
どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
もしも野菜が凍っていたり、腐敗等ございましたら遠慮なくお申し出くださいませ。

その他の商品も「見た目」ではなく安全性とおいしさにこだわったものが多いです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。実際に生産する現場まで足を運んで確かめています。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年2月13日(水)

Feb 13. 2013 かごしまんまだより

今回は、かごしまんまがいつも12種類のお野菜を送料込2980円でご提供できる秘密をお伝えします。
スーパーの平均的な価格でかごしまんまの野菜セットの野菜の総合的な金額を計算すると、かごしまんまの野菜セットは2980円を軽く超えてしまいます。ではなぜ、皆様にお届けすることができるのでしょうか。
それは、一般的な市場の野菜の価値観とかごしまんまの価値観が違うからです。
市場ではどんな野菜に価値があるかといいますと、「キレイ」の一言に尽きます。具体的に挙げると、虫に食われていない、虫がついていない、形が均等である、割れていない、斑点やシミや模様やキズがついていない、シャキッとしている・・・等です。
こういう野菜はどうやって育てられて市場に出荷されるかといいますと、農薬を野菜にかけて虫を寄せ付けない、土壌を農薬で殺菌して野菜に斑点やシミをつけない。収穫後も何日もシャキッとしていられるように化学肥料でドーピングさせる、規格外の形や色の野菜は廃棄するがその分の価格は市場に出荷させた野菜の価格にのせる、そういう過程を経てやってきているのです。
市場が開催するのは朝なので、農家は市場に持ち込む前日に収穫します。市場から問屋へ運ばれ、時にははるばる遠方から運ばれ、スーパーの店頭に並ぶまで数日かかる時もあります。数日かかっても綺麗でしゃっきりしていなければ売れません。
有機野菜や無農薬野菜がスーパーの店頭に並んでいても他の野菜よりしんなりして見えるのはそのためです。
反対にかごしまんまの野菜の価値観は、なるべく農薬や化学肥料を使わない、近隣の農家から新鮮なものを直接仕入れる、ある程度の形や色やキズやシミや割れにはこだわらないです。農家の方々が大切に育てた野菜をなるべく捨てないですむようにする。仕分け作業も軽減されロス分も少なくなります。すると低農薬で安全なのに野菜の仕入れ価格を抑えることができます。直接仕入れなので前日収穫した野菜をそのまま皆様のお宅に届けられます。「キレイ」なことを重視しない方が安くて安全で安心で新鮮な野菜を手に入れられるのです。
今日もシミやキズや割れが多少あるお野菜が入っています。でもその部分を包丁で取り除けば、あとは皮ごと食べられる野菜ばかりです。どうぞ、ご家族でまるごと安心して食べられる野菜のおいしさを体感してください。
スーパーの綺麗な野菜よりも見た目が悪い野菜。虫が一緒に眠っているかもしれない野菜。
でも野菜まるごと安心して食べられる。それがかごしまんまの12種類の野菜セットの秘密です。

また、冬なので風向きが悪く桜島からの灰もかなり被っています。すみません、丁寧に洗って食べてください。これからも「見た目」ではなく低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
もしも野菜が凍っていたり、腐敗等ございましたら遠慮なくお申し出ください。

その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。
しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年2月5日(火)

Feb 5. 2013 かごしまんまだより

いつもアドバイスを下さる、あるお客様からのメールをここに紹介します。(字数の関係上、原文の修正有)
「・・・・日本と外国の、消費者・バイヤー・市場の生産物に対する評価が違い過ぎると思います。学生時代、ECに一人旅をした時感じました。11月の市場で買った葡萄。見た目は綺麗でも揃ってもいません!無造作に並べられて売っていました。しかし食べた瞬間に理解しました。ワインが美味しい理由が!こんなに美味しい葡萄は、それまで食べた事が無かった!ビックリした事を覚えています。
日本で重視されるのは、「見た目・揃っている・形が良い」。味は二の次と感じます。農薬や肥料をふんだんに使い、収穫の多さを競ってきました。同じ畑で収穫された物が、味では無く見た目で値段が倍以上に違うのです。少し傷があったり見た目悪い形であったり点位の斑点が有る、たったそれだけで価格は半値以下!いわゆる等外品になってしまいます。それらは自家消費。つまり農家が自分で食べる。しかも採れすぎたら値段は暴落!
だから直販の「道の駅」に零細農家が集結したのです。道の駅に納めている農家はホクホクです。現金が直ぐに入るし、消費者の反応が見えるからです。よくできた作物から売れて行きます。そんなモノです。農協にも搾取されません。
かごしまんまの強みは、もの凄く有ると思います。期待されつつあると感じます。全て身になる。懐が暖かくなる。そんな「かごしまんま」、大事にされない訳がナイ!農家が「かごしまんま」をあてにしだしたのですよ!余裕が出てきたら避難してきた方を雇う。だってかごしまんまは「道の駅の九州版」だから、販路は全国だから。」
補足しますと、農家はJAや市場に野菜を出荷する際に様々な手数料を取られ、色・形・見た目の厳格な規格により野菜を選別されます。かつ安くないと戦場のような競りでは売れません。有機農法などで付加価値を付けられた野菜は市場では売りにくいです。でも野菜の本当の価値って、見た目や色・形・安さでしょうか?それらを重視すればするほど農薬や化学肥料をふんだんに使う農家が増え、手間がかかる有機農業は衰退することになるのです。
メールを読みながらとめどなく涙が出ました。かごしまんまのめざすそのものだからです。
このメールを頂いた次の日、ブロッコリーの農家さんと同様の話をしました。7個のブロッコリーをかごしまんまに出すのに、15個収穫して選別するそうです。選別で落とされたものを見せて頂きました。私には何が落とされる理由かわからないほど、良いブロッコリーでした。そして「かごしまんまには見た目や形が悪いものでもおいしく食べられるものならば捨てずに売ってください」とお願いして帰りました。

かごしまんまの野菜は(☆印以外の野菜も)農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。また、冬なので風向きが悪く桜島からの灰も被っています。すみません、丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に腐敗等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年2月1日(金)

Feb 1. 2013 かごしまんまだより

冬になり、お届けした段ボールの中で野菜が凍ってしまっていたという報告が何件かあります。
もし凍っていたり、凍っていた形跡がありましたらお手数ですがかごしまんまとヤマト運輸にご連絡いただけますようお願い申し上げます。

今回はパン製造者の移転の為パン製造をお休みさせて頂きました。皆様にはご理解賜り心よりお礼申し上げます。

かごしまんまの商品は季節限定商品が多いです。品切れでご迷惑をおかけすることも多いです。すみません。
私も関東に住んでいた身として最初はびっくりしました。生産者に急に言われるのです、「来週から無いよ、もうお終いだよ」と。えっ!?なんで?と思いました。
でもよく考えたら至極当然のことでした。なにしろかごしまんまの商品基準が「なるべく鹿児島九州産そして無添加」です。農作物にはそれぞれ旬があり、収穫時期も決まってきます。そして添加物を使用しない食品は賞味期限が短いです。1年を通して生産量も価格も変えずにお客様に提供しようとすれば、どうしても産地は複数になってしまいますし添加物を使用しないと品質や価格が安定しません。
なので、かごしまんまの商品は季節限定が多くなってしまうのです。現在販売中の【おばあちゃんの梅干し】、販売終了した【まるかじり金柑】、去年大好評だった【特別な日のごちそうケチャップ】など、加工品からも季節を感じて頂ければと思います。旬のものを自然のままに頂く、それが一番おいしいですし身体にもいいと思います。
そして、在庫切れになったら「また来年までのお楽しみ」です。そんな昔ながらの買物を、かごしまんまでは楽しんでください。どうぞこれからもこのかごしまんまスピリッツへの賛同をよろしくお願いいたします。
参考までに、今年の【特別な日のごちそうケチャップ】販売開始は4月頃になりそうです。鹿児島県のデルモンテ種トマトの収穫が3月下旬あたりからになりそうだ、と生産者から連絡を頂きました。楽しみにしていてくださいね。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。
また、いまは冬なので風向きが悪く桜島からの灰もかぶっています。すみません、無害ですので丁寧に洗って食べてください。
見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。
どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
野菜にカビ・腐敗等ございましたら遠慮なくお申し出ください。

その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江