平成24年7月31日(火)

Jul 31. 2012 かごしまんまだより

いかがおすごしでしょうか。千葉で生まれ育った私は12月から鹿児島に住み始めて初めての夏を過ごします。梅雨明けした鹿児島の、痛いくらい日差しの強さにはびっくりしています。
鹿児島のスーパーの状況は、キャベツ群馬県産、レタス長野県産、玉ねぎ佐賀県産、ニンジン北海道産、セロリ長野県産、ダイコン青森県産となってきました。ほうれん草や小松菜は鹿児島県産ですが葉先がしわしわのしょんぼりしている感じです。これは、あまりの暑さに収穫してすぐに弱り始めるからです。水菜は根元が溶けている感じです。葉物は暑さに本当に弱いです。しかし、しょんぼりしている部分は食べられますし、溶けている部分を取り除けば野菜は食べられるということも、鹿児島に来てわかってきました。南国鹿児島ではそういう野菜もけっこう平気で売られているからです。
千葉では綺麗なシャキッとした野菜ばかりが並び、私もそれを食べていましたが、シャキッとした綺麗な野菜には化学肥料や農薬がたくさん使われ、野菜にも土壌にも無理して負担をかけているんだなということもこの仕事をして実感してきています。
ニンジンや大根、キャベツ、レタス、玉ねぎなど毎日の基本のお野菜が、これからの夏の間は九州では容易に手に入りません。代わりに太陽に日差しをたくさん浴びた夏野菜がたくさん登場します。夏野菜はトマトをはじめ体の疲労を軽減する作用を持つものがたくさんあります。

季節感なく一年中欲しいものを食べていた生活。しかしこれを思い切って切り替えて自然の旬のものを頂く食生活に切り替える。どうぞどうぞこのシフトチェンジにご理解ご協力くださいますようお願い申し上げます。

さて商品は無事に届きましたでしょうか。
かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届くまでに弱り見た目が少し悪くなっているかもしれません。虫が一緒に眠っているかもしれません。申し訳ありませんが、無害ですので丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが穴が開いている葉も食べられます。
それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。自然の恵みを自然のままに頂くのが一番体にいいからです。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
まだまだ弊社のような小さな企業ではできることも限られていますが、これからも「かごしまんまポリシー」を守り抜くべく頑張って参ります。
なにより皆様と皆様のご家族のご健康と明るい未来を心より深くお祈り申し上げます。

Edit by 山下 理江