平成24年8月28日(火)

Aug 28. 2012 かごしまんまだより

文部科学省は各都道府県で検出されたプルトニウムの核種分析の結果を、厚生労働省は各都道府県の食品の放射能検査結果を、それぞれ8月の中旬にこっそりHPに載せて更新しています。
それを見ると、福島だけでなく関東までプルトニウムは飛んできており、茨城県産のウナギは92ベクレル、群馬県産のチチタケ2500ベクレル、東京の白桃シロップ漬け31ベクレル、兵庫県ハウス栽培シイタケ7.4ベクレル・・・。汚染の状況にびっくりさせられます。しかしながらこの情報は、インターネットでこのHPを見た人にしかわかりません。新聞もTVももうなかったことのように報道しなくなってきました。報道されたのは福島沖のアイナメ2万5,800ベクレルくらいです。
国やマスコミや東電は、子供たちの健全な未来を守ろうとしているのだろうか、いやとてもそう思えない現実の数々。なんだかとても悲しくなってきます。放射能汚染だけではありません。化学合成添加物、トランス脂肪酸、遺伝子組み換え食品・・・あげるときりがありません。その危険性ゆえ、海外では禁止されているものもたくさんあります。国やTVはなんにも教えてくれないのです。
私たちはいまやTVや新聞の受け身ではなく、自ら情報を収集し調べないと家族や子供たちの健康を守れない状況に生きています。
そんな日本で、なんとか子供たちに安全な食べ物を与えたい。一人の母親として、切実に心からそう願います。自分が本当に安心して買え食べられる食材をこれからも妥協なく商品開発していきますので、決して歩みは早くないですがどうぞ見守っていてください。

今、鹿児島はじめ九州ではレタス、ほうれん草などの葉物野菜、大根、人参など暑さに弱い野菜はめったに見かけません。あるのは長野県産や群馬県産です。こちらの人は季節に応じて旬の野菜を頂く生活をされています。季節感なく一年中欲しい野菜を食べていた生活。しかしこれを思い切って切り替えて自然の旬のものを頂く食生活に切り替える。どうぞどうぞこのシフトチェンジにご理解ご協力くださいますようお願い申し上げます。
また、かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届くまでに弱り見た目が少し悪くなっているかもしれません。虫が一緒に眠っているかもしれません。申し訳ありませんが、無害ですので丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが穴が開いている葉も食べられます。
それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。自然の恵みを自然のままに頂くのが一番体にいいからです。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
まだまだ弊社のような小さな企業ではできることも限られていますが、これからも「かごしまんまポリシー」を守り抜くべく頑張って参ります。
なにより皆様と皆様のご家族のご健康と明るい未来を心より深くお祈り申し上げます。

Edit by 山下 理江