平成24年11月30日(金)

Nov 30. 2012 かごしまんまだより

かごしまんまでは商品化するときに、各生産者・製造者に必ず原材料の産地のお問い合わせをするのですが、3月からやってきてだんだんわかってきたことがあります。それは今の食品業界のしくみでは産地を特定できないものもあるということと、記載してある漢字名称は聞こえがいいけど実際の名称はあまりよろしくなさそうな添加物であることが多いな、ということです。
例えば、香料や乳化剤・酸味料などの添加物。乳化剤や酸味料という漢字で書くと聞こえがいいですが、実際の名称はリョートーシュガーエステルS-770とかDLリンゴ酸フソウSというふうに化学的なもので、子供にあまり食べさせたくなくなります。私たちがスーパーやコンビニでみかける一般的な商品はこういう添加物のオンパレードです。化学的な添加物は、産地のお問い合わせをしてもだいたい教えてもらえません。
そして砂糖や食塩。加工食品の原材料には大半が最大手のメーカーを使用していて、それぞれ複数原材料産地と製造地があって変動するので「国内産」としか言えない、という答えが返ってくることが多いです。
ですから自然とかごしまんまの商品は無添加のものが多くなっていきます。放射能も添加物もできるかぎり避けた商品をこれからも頑張って見つけていきます。

今週から新しく菜たねサラダ油とごま油が商品に加わりました。
この2つはお客様からのご紹介がきっかけで実現しました。本当に感謝です。
もし、「これはかごしまんまの商品に加えてほしい」というものがありましたら、どしどしリクエストをお寄せください。皆様がかごしまんまを広めてくださっているおかげでお客様も増え、取り扱える商品も増えてきました。放射能や産地や添加物にうるさい私を理解してくださりお付き合いしてくださる業者さんも増えてきました。
少しずつ、少しずつ、できることが増えてきました。本当に皆様のおかげです。心より感謝いたします。
どこに住んでいてもどんな状況であっても、思いは同じ。ただ大切な家族や愛する人を守りたい、それだけです。
共にこれからも頑張っていけたら幸いです。どうぞよろしくお願いします。

さて、かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、市場のものより輸送に弱いです。
もしかしたらお手元に届くまでに見た目が少し悪くなっているかもしれません。虫が一緒に眠っているかもしれません。すみませんが無害ですので丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いている葉も食べられます。それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
野菜にカビ・腐敗等ございましたら遠慮なくお申し出ください。最近は季節がらクール便のトラック内が冷えすぎて葉物野菜の葉先が凍って溶けてしまうという報告を何件か受けております。お客様からのご報告は業務改善の柱です。どうぞご遠慮なくヤマト便とかごしまんまにご連絡くださいますよう、お願い申し上げます。
また、秋冬になりましてお野菜には桜島からの灰が付着しております。
鹿児島県民は全国の中でも平均的に長寿命であり、火山灰には害はないと言われていますが、よく流水で洗ってお召し上がりください。

その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
まだまだ弊社のような小さな企業ではできることも限られていますが、これからも「かごしまんまポリシー」を守り抜くべく頑張って参ります。なにより皆様と皆様のご家族のご健康を心よりお祈り申し上げます。

Edit by 山下 理江