平成25年1月22日(火)

Jan 22. 2013 かごしまんまだより

東日本大震災以降、TVや新聞漬けだった私がどんどん「おかしいな、本当かな」と思うことが多くなり、インターネットで様々なことを知るようになりました。特にツイッターでは情報は発信側が発信すると瞬時に読み手側に伝わる世界なので、TVや新聞、もっと言うとヤフーニュースなどのインターネットの速報なんかよりも断然速い、ということを知りました。有名無名問わず色々な方々が色々情報や考えを発信し交流している「つぶやき」の世界が大好きになりました。
なにより、今までメディアが流す情報をただ受信して鵜呑みにするだけだった自分が、ツイッターの中で無数に存在する玉石混淆な情報を取捨選択して身に着けていく、そういうスタイルに変化していきました。
受け身だけの情報受信から、受信したものを自分で考えて調べるようになりました。ツイッターの中で出会えた方々も皆さん、どんどんそう変化していくようで、放射能の知識だけでなく、毛皮は悲惨な動物虐待の産物であることや、薬の利権、ワクチンの危険性、尖閣諸島問題の裏側、TPP、徴兵制のこと・・・どんどん色々な情報が上がり、共有しそして拡散しました。これほど自分の知識量とその質が変化し、これほど考え方が変わってきた1年間はありません。すべては自分で調べて考えて「気づくこと」である、と心から実感した1年でした。
そうなってくるとTVや新聞に全然興味がなくなってきた自分がいました。
TVを観ないと自分の時間も増え、食事時間も会話を楽しみ、子供と触れ合う時間も増えました。
また以前は風邪薬を出さないお医者さんに対して不満がありましたが、今では良いお医者さんだと思うようになりました。そして今冬は風邪をひいてもなるべく薬を服用せず、十分な睡眠と栄養、金柑、梅ジュースをたくさん摂るようになりました。インフルエンザワクチンも打ちませんでした。今までの自分では考えられないです。
こんなにも考え方や生き方を変えてくれたツイッターとその中の皆さんにとても感謝しています。日本だけでなく世界中に住む友とこんなに近くにつながっていられるのもツイッターの素晴らしさですね。震災後、何も知らない鹿児島に来たけれど、孤独を感じたことがありません。むしろツイッターを通じて鹿児島でもたくさんの出会いがありました。なによりこうして安全な食べ物を皆様にお届けできる。本当に感謝です。
これからも私たちは苦しい日々かもしれないけれど、同じ空の下、お互いに励ましあって支えあって生きていけたらな、と心から願っています。
かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。冬なので風向きが悪く桜島からの灰もかぶっています。すみません、無害ですので丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜にカビ・腐敗等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。
そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江