平成27年9月25日

Sep 24. 2015 かごしまんまだより

【今年の秋野菜はどうか】
梅雨が長くて豪雨が続いた今夏は、野菜が大不作の年でした。秋野菜はどうなのだろうと気にかかるところですが、引き続き全国的に苦戦しそうな予感です。と申しますのも秋野菜は梅雨の時期に種や小さな苗で畑にいますので、雨で流されたり台風で壊滅状態になってしまうのです。大雨や台風通過の時に苗ポッドで育てられていたものはポットごと安全な場所へ避難できますが、それ以外は生命力を信じるしかありません。特に栽培期間が長い深ねぎは、梅雨や台風の影響をもろに受けるので今季は貴重な野菜になるかもしれません。

【かごしまんま食材deキャンプ】
皆さんシルバーウィークはどう過ごされましたか。私は子供達と恒例のキャンプに行ってきました。回を追うごとにかごしまんま食材が充実してきたキャンプですが、今回もほぼオールかごしまんま食材でキャンプできて感慨深いものがありました。
1日目夕食→九州産小麦使用の焼きそば・無塩せきベーコン・野菜で『焼きそば』
2日目朝食→かごしまんま食パンと牛乳・卵で『フレンチトースト』、高千穂牧場ヨーグルトぞえ
2日目昼食→九州産小麦使用のゆでうどん・黒豚小間切れ・野菜・九州素材だししょうゆで『肉野菜うどん』
2日目夕食→無塩せきウインナーと肉・野菜で『バーベキュー』
3日目朝食→九州パンケーキと牛乳・卵で『ホットケーキ』と高千穂ノンホモヨーグルトぞえ
というメニューでした。今回は特に『九州素材だししょうゆ』のおかげでめんつゆを作らずにすみ、感動しました。
しかし反省は『ソース』と『焼き肉のタレ』がまだかごしまんまにはないこと。私はある九州のメーカーさんの焼き肉のたれで代用していますが、これを商品化するにはなんだか納得がいかないものがありまして・・・。商品化していない理由としましては、多くのソースやタレにはりんごが入っていてこれが西日本産のものがない事と、九州産のソースやタレには添加物がたくさん入っていてなかなか納得のいくものが見つからない事です。ソースやタレにはうまみ成分であるりんごなどの果物が必須で、低コストで甘みやとろみを出すために添加物が使われるのです。九州にもりんご園があるにはあるのですが非常に数が少なく高価で旬も短く加工用には適しません。せっかくの九州なのだからりんごではなくマンゴーでもいいのでは?と思ってみたりもします。ソースやタレはやはり料理に必需品だと思いますので引き続き納得(妥協?)のいくものを探し続けていきますね。今回のキャンプではそれを痛感しました。

【特別な日のトマトケチャップの蓋にカビが付着していることがあります】
特別な日のトマトケチャップをご購入されたこれまでにお客様から2件報告がありました。
中身は全くカビていないのですが、蓋とビンの密着部分の隙間がカビているとのことでした。
原因を追求しましたところ、充填時に、カビの原因になりやすい空気層をなるべくなくすようにケチャップを満杯に入れているため、少しケチャップが溢れることがあります。これを拭き取りながら蓋を閉めてその後に熱湯消毒にかけます。この際に蓋とビンの間にわずかにケチャップが残ることがあり、それがカビているようです。密閉して熱湯消毒しているので中身のケチャップはカビていません。手作りで無添加の加工品なのでこのような事はしばしばおこります。これは無添加のジャムや手作りの梅ジュース等の蓋とビンの隙間にもよく見られる現象です。これを防ぐには添加物を入れるかエアーカーテンのある近代設備の整った無菌工場で作るしかありません。もしこのような現象が見られた場合は、蓋を再度ご家庭で熱湯消毒し、ビンの外側についたカビもよく拭き取ってください。また、このような事があればどうぞ遠慮なくかごしまんままでご相談ご報告してくださいませ。

Edit by 山下 理江