2021年7月後半版

Jul 15. 2021 かごしまんまだより

【梅雨明け】
鹿児島は梅雨明けし、とたんに『ぐいーんっ』と音が聞こえるような勢いで気温がぐんぐん上昇し続けてます。
あっちいです。
ミョウガとオクラとキュウリと青シソと水菜のサラダを朝食につくって食べたら、旬スイッチがシャキーンッと入り、一日頑張れました。
その時期の自然の恵みと身体が欲する栄養がシンクロした時に、旬スイッチが身体に入ります。
旬スイッチを身体が感じると、まるで温泉に入った瞬間のように『お”~っ』っと声が出てしまうほど気持ちいいときがありますね。自然のサイクルって本当にすごいです。
この時期は、オクラ、青シソ、ミョウガ、トマト、ゴーヤあたりを食べたときに旬スイッチを感じられます。
これらの野菜が苦手な方も、夏バテの時はほんのひとくちでもいいのでぜひ食べてみて下さい。
旬の野菜はその季節に身体が欲している成分が入っているので、体調回復の手助けになります。
おババ(母)は、千葉から移住してきた当時はゴーヤが苦手でしたが、今では夏はすっかりゴーヤの虜。ゴーヤをミキサーにかけて、100%ゴーヤジュースにしてごきゅごきゅ飲んで『お”~っ!』と声を出してます。
・・・私はまだそこまでゴーヤ道を極められてませんw。

【小豆植付けスタート】
前号でお知らせしました『かごしまんま小豆プロジェクト』(仮称)。
ほぼ北海道産が独占している小豆市場。鹿児島産小豆のあんこが食べたい!という想いで動き出したプロジェクトです。
既に5人の生産者が決まり、約2反分くらい作付けすることになりました。7月9日におババは種まきを終了。他の生産者さんも8月上旬までには種まきを終了します。
しかしまだ工房も製餡機も手に入れてません。お金もありません。さあ、どうするりえし!
実は融資や補助金の類は、熱意や夢だけではなかなか銀行も国も自治体も動いてくれません。
なのでまず自分が実際に動いて、生産と製造と取引先の見込みをつくります。
これ、超プレッシャーなんですよ~。もしこのまま銀行がお金貸してくれなかったら私は大量の小豆を抱えながら自己破産です。もちろん怖いっす!
でもまあ『かごしまんま』の立ち上げ時に比べたら気持ちはかなり楽です。当時は、取引先や売上見込みはおろかホームページもない状態で、自己資金ゼロで銀行に融資をお願いするというむちゃぶりでした。
それに比べたら、いまは応援してくださるお客さんも取引先も生産者さんもたくさんいます。
プレッシャーもやる気の原動力になります。さあ、これから機械や建物の見積もりをとって、今後5年間の経営計画を立てて、商工会と銀行にお願いしに行きますよ~。りえしの辞書にはプラス思考しかありません!
また途中報告いたしますね。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江