【とうもろこしと梅と雨 その②】
三和物産さんのとうもろこしの収穫が終了して「残念ですねー淋しいですねー」と言っていたのも束の間で、今度は平岡ファームさんから『とうもろこし収穫期突入のお知らせ』が舞い込んできました。
在庫切れだったとうもろこしの商品ページを『在庫あり』に戻したり、新着にUPし直したりとてんやわんやです。
背が高いのに根を深く伸ばさないとうもろこし。とても甘く美味しいので我々人間以外にも狙う奴らがいっぱいですが、
虫や動物や豪雨や台風に見舞われなければ、6月中旬くらいまではとうもろこしを楽しめそうです。
しかし今年の梅は早めに収穫終了です。
近年の温暖化のせいか、梅の色づきが早く、青梅が熟梅に変わりつつあります。
熟梅は梅ジュースや梅酒はもちろんのこと、梅干しづくりに最適なんです。
しかし黄色や赤色に完熟しているぶん、傷んでいる実も多く状態も刻々と変化するため、予約販売や長距離輸送には適していません。
名残惜しくございますが、6月10日出荷をもって今年の梅収穫を終了します。
雨の中の梅収穫の様子など、随時InstagramやTwitterにUPしています。
よかったらかごしまんまアカウントをご覧になってくださいネ。
【玉ねぎの急騰】
中国がロックダウンしている影響で、中国からの玉ねぎが日本に輸入できなくなっているようです。
玉ねぎは旨味や風味があって料理に欠かせない代表的な香味野菜です。オニオンソテーやフライドオニオンとしても加工され、多くの食品の原材料の一部になっています。本来なら安価な中国産を大量に使用して作るこれらの玉ねぎ加工品業者さんが、輸入できない中国産に代わって国産玉ねぎを大量仕入れし始めました。
追い打ちをかけるように、去年の猛暑の影響による深刻な北海道産玉ねぎの不作もあり、玉ねぎがどんどんなくなって高騰し続けています。かごしまんまの野菜セットにたくさん入っていた玉ねぎも急に枯渇しました。
せっかくの高吉さんのイタリアントマトの収穫期です。鹿児島だけでなく佐賀県産もひっぱってなんとか10日位迄の野菜セットには2玉でも入れたいものですが、玉ねぎの今後の状況がどうなるか見通しが立ちません・・・。
玉ねぎ・・・必需品ですよね・・・。困った・・・。
あまりに供給量が少ないため、やむなく皮をむいてあったり多少傷んだりしているものも入れております。
玉ねぎは長期保存可能野菜で、傷んだ部分を取り除けば加熱して問題なく消費できます。
傷んだ部分からは匂いがしますが、透き通っていたり溶けていたりカビていたりしている部分を取り除けば大丈夫です。
いっそうのご協力をお願い申し上げます。
生産者・消費者ともに理解協力し合ってこの難局を乗り越えていきましょう。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。