2022年9月前半号

Sep 12. 2022 かごしまんまだより

【かまぼこPOP UP販売&ポイント2倍祭りは9月12日10時スタート!】
吉開のかまぼこさんとその『古式かまぼこ』の復活は、九州を中心とした新聞雑誌やTVにひっぱりだことなり、本物の製法と無添加ならではの美味しさであっという間に大人気商品となりました。
かごしまんまでも期間限定のPOP UP販売します。
あのかまぼこがまた味わえるんです!
第1弾は9月12日注文受付開始です。出荷は9月20日~9月30日迄。
かごしまんまでは1本販売のほか、特別にお得な3本・5本セットもご用意。
お得セットは、かごしまんま限定ですよ。
POP UP期間中は、全品ポイント2倍祭りも♪ (※セット品・セール品・送料無料品は対象外)
この機会にぜひ、美味しいかまぼことともにお得に買い物を楽しんでください。
また、年末には第2弾を予定。おせちのかまぼこ選びも迷わず吉開のかまぼこさんで決定!

【薬食同源】
都市部の消費動向がどのようになっているのか、定期的に東京や千葉のスーパーを見に行くようにしています。
久しぶりに見た東京のスーパーは、真夏なのに青果コーナーの主役がキャベツ・人参・深ネギ・大根・ブロッコリー等の冬野菜でびっくりしました。とうもろこしや枝豆も、旬のもぎたてのように演出して店頭販売されていました。
それらの産地は全て寒冷地です。冬野菜は暑いと溶けたり枯れたり虫にやられたりしやすく、寒冷地であっても、夏なので気温が高くどうしても農薬を多用しがちな栽培になります。
夏に冬野菜を無農薬で栽培すると、仮に育っても収穫したものは細く短く小さくなって細菌のシミや虫の穴だらけで色も悪くどこか元気のない状態、というのが本来の姿です。
冬野菜が真夏のスーパーでピカピカでキレイな姿で山のように並んでいるのは、とても不自然な状態なのです。
こちら鹿屋市の地元系スーパーでは真夏の山積み野菜の主役はゴーヤ・冬瓜・オクラ・ナス・落花生。
暑い中でもお店の外にゴーヤや冬瓜やナスがゴロゴロ積み上げられています。でも夏野菜なので高温でもへっちゃら。
自然界にはサイクルがあって、それに従って植物も昆虫も動物もみーんな生きています。
自然界の生き物は人間と違って季節のものしか食べません。
たとえば私たち人間と同じ雑食性動物である熊。春は木の芽や草の芽が中心で、初夏から夏はアリやハチなどの昆虫を、秋はどんぐりや栗や柿などのでんぷん質が中心となります。
野菜も植物の一部。人間も自然界の一部です。春にふきのとうやよもぎを食べるとデトックスになり、夏のゴーヤやオクラは夏バテを防ぐミネラル補給に、秋の芋やカボチャを食べると貯蔵栄養となって、冬には深ネギやニンジンや大根を食べて体を温めて柑橘類で風邪をひきにくい身体へと自然が導いてくれます。
季節のものは、それぞれ重要な意味を持って自然のサイクルに出現しては消えていき、生態系を創造・維持しています。
『季節に合わせて旬のものをとり続ける』。それこそが自然界のサイクルと同期して、免疫力が上がる一番の方法です。
古くから中国や韓国そして日本では『薬食同源』という言葉で表現し、大切にされてきた東洋医学の土台でもあります。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江