平成26年2月26日(火)

Feb 26. 2014 かごしまんまだより

【子供の居場所】
去年の秋のある日、私は突然猛烈な眠気に襲われて30分ほど横になり、そして眠りから覚めた時からパニック障害(のようなもの)になりました。それから1月までは症状がひどく、時計の針の音のような小さな音も含む一切の物音、人の動き、車の運転、光、・・・・色々な物事がとても怖くなり毎日生きるだけで精いっぱいでした。あまり記憶がありません。母親やスタッフをはじめ周囲の理解や皆様のアドバイスのおかげで病院へ行くことも薬を飲むこともなく今ではだいぶ症状がなくなりました。
でもそうした母親の不安定な状況は子供に大変な負担を強いてしまっていました。発症してから1週間くらい経って学校や学童やピアノの先生から娘の様子が最近不安定でおかしいとの連絡を受けました。そしてピアノの先生がこう提案してくださいました、「よかったらしばらく学校帰りから仕事終わるころまでうちで預かりましょうか」と。私はびっくりしました。そしてピアノの先生に自分の症状のことを打ち明けました。それから娘はしばらくの間、学校帰りはピアノの先生の家でピアノをしたり宿題したり本を読んで過ごしました。12月にはコンクールがあり、運転できない私に代わってピアノの先生が会場まで車で送迎してくださり、コンクールもずっと寄り添ってくださいました。そうして娘は元のように明るく元気になることができました。娘は、ピアノとその先生に居場所を見出し救われたのでした。
311以降、子供に園や学校の給食や牛乳やおやつをやめて持参したり、給食の一部の材料を食べないように教えているママは多いと思います。でもご自身がご近所の集まりや同窓会などで出るお菓子や食べ物や飲み物を辞退するのにとても心のエネルギーを使うのではないでしょうか。子供もおそらく同じです。いや、子供時代の感情や行動は大人のそれよりもずっとむき出しなので、異端なものに対する興味やなにげない言動を容赦なく無邪気に投げます。教室でたったひとり違うことをする、自分が子供時代にははたしてそれを簡単にできたでしょうか。
それでも子供達はママが大好きだからママのために頑張っています。私の娘は給食ですが、おやつは持参、そしてある種類の魚や果物などを先生に連絡のうえ食べないようにしています。ところがある日、連絡したもの以外のものを残した、として先生から連絡がありました。それはマーガリンでした。マーガリンも体に悪いから食べなくていいものとなにげなく私が言っていたのを娘が覚えていたのでした。それを私が先生に連絡していなかったから給食の時間に娘がつらい思いをしたのでした。私はそんな娘を愛おしく誇らしく思い抱きしめました。

日本という国は表向きには自由社会ですが、人と違うことをしようとすると見えない何か大きな抵抗を感じます。それが大人でもご近所のお茶会や飲み会などささいなコミュニティで感じるのに、子供の世界はもっと残酷です。
そういう世界でたったひとり頑張る子供を包んで応援し、自分はここにいていいんだと思えるような居場所を「家庭」以外に持つことはとてもとても重要なのだと今回のピアノの先生の行動で感じました。家庭が常に居場所であることはもちろん大切です。しかしそれとは別の「自分がいていい場所・いたい場所」があれば、子供も大人ももっと自分を肯定することができ、なんとか生きていけるのではないかな・・・と思いました。

311は確かに私達に暗い影を落としました。生活観や人生観を一変させられました。でも旬の野菜や自分で作ったものを工夫して食べ続ける生活の喜びや、家族の大切さなどを気づかせてもらったことは、私達にとって人生の大きな宝物になっていくのではないでしょうか。皆様のその思いが、どうか子供達にも伝わりますように。

Edit by 山下 理江

平成26年2月18日(火)

Feb 18. 2014 かごしまんまだより

この度の大雪による影響でお届けが大幅に遅れてしまい、14日発送のお客様には大変ご迷惑をおかけして誠にすみませんでした。今週も雪が降るとの予測も出ており、もしかしたらこのお届けも遅延してしまっているかもしれません。天候不良による不可抗力なこととはいえ、冷蔵庫を空っぽにして待ちわびている皆様の気持ちを思うと本当に申し訳ございません。
また、クール便の温度管理ミスによる野菜や食材の凍結事故が多く発生しております。届いた商品に凍結(野菜の溶けた状態)が疑われる際は、業務改善のためにヤマト運輸さんにもご連絡いただけますようお願い申し上げます。

【メープルシロップやイノシシ、野生キノコや輸入ジャムに放射能が検出される理由】(私個人の考察です)
実は私の前職はカナダ系輸入住宅会社で、子会社を立ち上げてメープルシロップを輸入販売しようとしていました。311の後すぐの4月に単身でカナダのモントリオールへ行きメープルシロップの事を現地で学んできました。メープルシロップは樹齢およそ80年から120年位のカエデの樹液です。樹液といってもこれは年に1度、雪解けの時期にそれぞれの木が約1週間だけ湧き出でるように水を幹の中に含むものです。この時期のカエデの幹にコックを挿すと水がポタポタ出ます。この水を飲んでみるとほんのわずかながら甘みを感じることができるのです。これがメープルシロップの原液です。1本の木から40リットルくらいしか採れません。この原液を煮詰めて40分の1にしたのがメープルシロップです(つまり1本の木からできるメープルシロップは1リットル程度なのでメープルシロップは高価なのです)。メープルシロップをさらに煮詰めて水分を完全に飛ばしたものがメープルシュガーで、このメープルシュガーから微量にセシウム137が検出されます。つまりカエデ樹液の原液をものすごーく濃縮したものがメープルシュガーなのです。
また、西日本の野生のキノコを測定したら放射能が検出されたという話があります。これはもともと菌類に放射能を取りこみやすい性質がある上、長い年月のあいだ誰にも食べられずにその場所で動かずに生まれ死ぬということを繰り返す中で自らその土地の養分となりそれを取りこんでどんどん濃縮されていき、測定時に高い値を出したのではないでしょうか。こういう濃縮されたキノコ類を食べるイノシシは・・・想像に難くないですよね。
イチゴなどの地べたに生える果実を煮詰めて濃縮するジャムも放射能が「基準値内で」20年以上ずっと出ていました。成田空港などの検査で基準値を超える放射能が検出されて送り返されることもしばしばあったようです。
しかし私達多くの一般人はそんなことは何にも知らずに「基準値内の放射能が入っている」フランスなどのジャムを食べ続けていたのです。
これらの放射能はどこから来たのかというともちろん福島ではなくチェルノブイリや過去の核実験由来です。半減期が2年のセシウム134が検出されず半減期が25年以上のセシウム137だけ検出されるからです。つまり濃縮されると汚染が露呈するわけで、チェルノブイリ事故等で既に北半球は汚染されていたという事実が浮かび上がるのです。このことから「濃縮された食材」は要注意と予測でき、今後は海の食物連鎖も同様です。
ある統計によると戦後の1945年の日本では癌にかかる割合が5人に一人であったのが、2013年ではCMでも2人に1人が癌になると言われるまでになりました。この50年でこんなに癌が爆発的に増え続けた原因はいったいなんなのだろうと考えるたびに、放射能や農薬や食品添加物やGM食品やトランス脂肪酸、給食などに対するこの国の無策さに怒りを感じずにはいられません。水俣病などの和解問題や裁判がいまだに続いている現状で、福島原発事故への国の対策がこういう状況なのはある意味当然なのかもしれません。
しかし福島原発事故が起きたことによって少しづつそれらを知って自分で調べて考えることができるようになった私達は、日々苦しくて自分たちにできることは限られているかもしれませんが、気づかないままでいるよりずっと人間として母親としてよかったな、と思わないではいられないのです。(今日も重い話でスミマセンッ!)

Edit by 山下 理江

平成26年2月11日(火)

Feb 11. 2014 かごしまんまだより

【かごしまんま商品には加工品があまりない理由】
かごしまんまを立ち上げた当初から商品化したかったものでまだ実現していないものの一部を挙げますと、鹿児島の甘い醤油、つゆ、さつま揚げ、ちくわ、かまぼこ、ドレッシング、マヨネーズ、餃子の皮、ソース、小豆あん・・・等です。
商品化が実現しない理由の一つはまず産地です。つゆに含まれる椎茸やカツオや昆布のエキス、醤油・みりん等の産地を調べていくととてもじゃないですが追い切れません。さつま揚げなどの練り製品に必ず含まれるタラは北のほうの海の魚なので放射能が検出されたという話をしばしば耳にしました。ドレッシングに含まれる玉ねぎは1年を通じて安定供給がある北海道産が主流です。ソースに含まれるリンゴの多くは青森産か中国産です。しかしなるべく九州産がいいなあ、と思うわけです。でも九州のリンゴは本当に少なく観光果樹園にある程度です。
実現しないもう一つの理由は「材料を全てかごしまんま基準にすると商品価格が上がってしまい日常使いの食材ではなくなってしまう」です。例えば鹿児島の醤油はサッカリンなどの甘味料が入っていて甘いのですが、これはショ糖の200~700倍の糖度があります。砂糖だと1kg必要だったところがサッカリンにするとほんの数滴で済んでしまいます。さらに天然の糖類と違って糖度が常に一定なので商品の安定化を図れます。化学合成のものなのでカビや菌類は生えにくくなります。そういう超便利で簡単に効率化やコストダウンができてしまうものが合成添加物なのです。でも、カビさんや菌類君達が嫌う美味しくないものを人間が食べて体に良いのであろうか、と考えてしまうのです。サッカリンは独特のチリチリ痺れるような刺激の後味があります。ステビアは血糖値を下げるのでお腹が空いたり寒く感じたりします。家族、特に成長期にある子供達には食べさせたくないのです。
さつま揚げをはじめとする練り製品にタラが入るのは、タラのような安い白身魚が他にないからです。地元で揚げられた魚だけで合成添加物無添加のさつま揚げを作ると全体の色が灰色になり臭みがあって日持ちがしないのに価格が高くなってしまうのです。小豆あんを望む声もあるのですが、もともと小豆の栽培自体が南国の鹿児島ではあわず、収穫時の細かい作業が大変な割に保管すると虫が発生しやすいので小豆の収穫量が絶対的に足りません。ですから鹿児島産の小豆あんの商品化は、今のところ難しいです。
餃子の皮も無添加で作ろうとするとコストが上がります。さらに工場で作るのですから最低ロット(1回で作る最少の量)の壁が出てきます。お客様から受注した分だけ作ればいいのであれば商品化が比較的可能ですが、最少ロットがある商品はその最少ロット量が賞味期限内にさばけるか、が課題となってきます。かごしまんまウインナーやハム、ベーコンが3パック売りなのも、最少ロットをクリアするためのものなのです。
また、つゆに含まれるだしについて私達は各人それぞれの考えを持っています。「椎茸はどこの産地であっても控えよう」とか「昆布は北の海のものだから控えよう」とか「カツオは枕崎産のものであっても北の海を泳いでいるかもしれないからやめよう」という考え方の人もいれば「少し位のエキス程度ならOK」「昆布は北海道だから許容範囲」の人まで考え方は千差万別です。でも人類の現代科学水準ではこと放射能に関してはどの考え方が正しいのか証明できないのです。それぞれの判断と考えと状況で内部被ばく防御をやっていくしかありません。
ですからかごしまんまでは「加工品はなるべく自分で作ろう!」という願いを込めて【材料】の商品ラインナップを広げることに力を注いでいます。
つゆも焼き肉のタレもマヨネーズもドレッシングも小倉あんも餃子の皮も、季節さえ合えばかごしまんま商品で作れます。加工品も旬の材料で自分で作るものなのだ、と覚悟を決めれば食の世界が大きく変わっていくのです。

Edit by 山下 理江

平成26年2月4日(火)

Feb 4. 2014 かごしまんまだより

自分以外のまんまファンの人たちはいったいどこに住んでいて、どういう考え方の人たちが多いのだろう、そう思うことってありますでしょうか?今回はそれについて少しお話ししたいと思います。
かごしまんまのお客様は全国にわたります。インターネット通販なのでもちろん東京・神奈川・千葉・埼玉の4都県のお客様で半分くらいの割合を占めるのですが、茨城・群馬・栃木・福島・岩手など東日本の各県も多く、さらには長野・大阪・京都・福岡・長崎・沖縄などの西日本からのご注文もたくさんあります。この西日本からのお客様は、もともと西日本に住んでいる方だけでなく311以降に避難移住された方が多い傾向にあります。特に沖縄や九州からのご注文は大半が移住された方です。西日本に住んでいても内部被ばくリスクはあまり変わらないからです。ご注文時の「その他ご要望欄」には商品への質問や要望だけでなく、生産者・スタッフへの感謝の気持ちや給食への悩み、周囲の無理解・これからの日本への心配など、普通の通販では考えられない内容が多く書かれて寄せられます。それだけみんな真剣に日々の食材に向き合っていることを痛感させられます。
かごしまんまをスタートさせた当初の2012年はマヨネーズ、つゆ、お菓子、さつま揚げ、ちくわ、キムチ、ドレッシング、顆粒だし・・・などの商品化リクエストが多く、肥料や飼料などの質問や要望もたくさん寄せられました。しかし私達は自分で調べ勉強を繰り返すうちにこう気づいていきます。
「今の日本で、飼料・肥料や原材料の全てを完璧にベクレルフリーにしたり、生産者に要求して変えていったりするのはとても無理である。どこかで線引きをして妥協できるところは妥協し、なるべく自分で手作りしていく方がいいのだ」と。そしてできるだけ何でも手づくりしていこう、とキッチンに立つようになっていきます。
今ではかごしまんまには商品化リクエストよりも、こういうものを手作りしました!とか今日の夕食はこうです!とか、311以降お料理を頑張るようになりました、野菜には旬があるのだということを知り旬の野菜に合わせてメニューを考えるようになりました・・・という声がたくさん寄せられるようになりました。
お金を出して他者にゆだねるだけでなく、自分自身でも調べたり工夫し作れるものは作ってみたりして強く頑張って家族を守っていこう、そういうふうにみんなの気持ちがどんどん変化していくのが、かごしまんまをやっていて一番嬉しいことのひとつであります。
311は確かに私達に暗い影を落としました。生活観や人生観を一変させられました。でも旬の野菜や自分で作ったものを工夫して食べ続ける生活の喜びや、家族の大切さなどを気づかせてもらったことは、私達にとって人生の大きな宝物になっていくのではないでしょうか。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成26年1月28日(火)

Jan 28. 2014 かごしまんまだより

今回も前回に引き続き、311以降「安全な野菜や食材を食べていこう」と決意された方のためのお話をしていこうと思います。
311以降、九州の野菜をなるべく食べるようになった方は非常に多いと思います。
ところが【九州野菜だけを食べる】ことを実践していきますと、それまで気付かなかったことにぶつかります。
それは【季節感】です。産地を何も考えてなかったあの頃、私達は季節を問わずどんな野菜も簡単に手に入りました。しかし、産地を西日本、特に九州・鹿児島に限定してしまうと「野菜には旬があって、旬でない野菜は手に入らない」ということに気づかされるのです。例えば今は玉ねぎがありません。新玉ねぎが少しづつ出始めましたがまだまだ絶対量が少ないです。ニンニクもトマトもありません。ショウガもなくなってきました。逆に今は毎回のように入る大根やニンジンやホウレン草も気温が高くなれば姿を消していきます。主婦にとってとても悩ましいわけです。夏にニンジンの彩りが欲しい時もあります。そこでどうすればいいのか?供給量が少なく高価な高原野菜などを探して買いますか?それも一案だと思います。でも内部被ばく防御は長期戦です。なるべくお金をかけずに工夫したいものです。そこでおすすめなのは「冷凍保存」や「乾物保存」、「加工保存」です。
ニンジンやホウレン草や小松菜やブロッコリーは、調理しやすいサイズや形に切ってから沸騰したお湯にサッと20秒位ゆでて水を切って小分けにラップに包んで冷凍保存。ニンニクは生のまま皮をむいて冷凍保存。ニンニクは冷凍すると透明になりますが、火を通すと元通り白くなります。玉ねぎや深ネギや葉ネギも生のままで調理しやすいサイズにカットして冷凍保存できます。また、天日干しが可能ならばニンニクやショウガ、ニンジン、ゴボウ、大根などは干し野菜にもできます。ショウガは『食べるショウガ』や『焼き肉のたれ』、『しょうが糖』などの加工品にしておくと便利。
ポイントは、「旬の時期にこそ」その野菜をうまく保存しておくことです。我が家では今の時期はせっせとニンジンを冷凍していっております。ニンニクも冷凍庫にたくさんあります。冷蔵庫の冷凍スペースだけでは容量が足りないので冷凍庫もあります(冷凍庫って意外と安いですよ)。
無理なく九州野菜を食べ続けるにはもちろん旬の野菜を食べる生活にシフトしていく、つまり「メニューを考えてから野菜を買うのではなく、旬の野菜からのメニューを考える食生活」に切り替えることがどうしても必要になってきます。しかし日常から旬の野菜をうまく保存してくことによって、1年中彩りある食生活にしていくことも可能なのです。
それを昔から南国の鹿児島宮崎では人々は実践してきました。そうしないと暑さで野菜がひっ迫する夏の食生活が困るからです。そんな背景の中で生まれていったものの一つが、最近の野菜セットにもちょくちょく入っている切干し大根や割干し大根です。大根の旬の時期に、生の大根と干した大根が両方野菜セットに入ってくる理由は・・・・もうお分かりですね。旬の時期にこそ、保存食も作っていく、それが九州の食生活なのです。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成26年1月21日(火)

Jan 21. 2014 かごしまんまだより

年明けから、ヤマト運輸さんのクール便の温度管理ミスによる野菜や食材の凍結事故が多く発生しております。
送料をかけて決して安くはない食材をわざわざ鹿児島からお取り寄せして冷蔵庫を空っぽにして、どんな思いでかごしまんまからの商品到着を待っているか、それを思うと商品の凍結はとてもとても胸が痛む思いです。
かごしまんまからも担当のヤマト運輸肝属支店の方にその都度報告していますが、やはりエンドユーザーであるお客様一人一人のお声は強いです。ご迷惑とお時間を取らせてしまい誠に恐縮ではございますが、届いた商品に凍結が疑われる際は、業務改善のためにもヤマト運輸さんにもご連絡いただけますようお願い申し上げます。
さて311以降、「安全な野菜や食材を食べていこう」と決意された方は多いと思います。ところが、それまでの私達はスーパーに行けば全国色々な産地から季節感なくあらゆる野菜や食材が手に入りました。そしてそれらはとても清潔そうで、大きさや色形、虫食いの有無、見た目・・・など細かい規格に合致したものしか消費者の目には触れられないものでした。しかし同じ条件同じ時期同じ畑に栽培したとしても野菜は全て同じ大きさで育つわけでなく、曲がったり太かったり大きくなってしまったり逆に小さくて育たなかったり虫に食われたり、太陽からの位置で様々に色が違ったりします。二股や角が出ているなど個性的な形のものもたくさんあります。でも色形が違ってもどれもおいしいですし悪いものではありません。手作りの加工品もそうです。同じ製法でも微妙に色が違ったりラベルの印刷の濃淡が違ったり色々あります。しかしながらそれら規格外は全て市場では買い取ってもらえず、ほとんど廃棄処分です。それを見越して食材の価格はついている、という考え方が浮かびます。しかし、ではスーパーで見るような価格にするために農家はどうするのかといいますと「なるべく規格に合致した野菜を効率よくつくろう」という発想になります。すると農薬や化学肥料を多用するようになります。食材の生産者も同様で、食品添加物を多用し、腐敗しなくなって安くて作業効率も良くて手間がかからないほうにシフトしていくほうがクレームも少なくお金になります。
特に農作業は重労働で過酷なのに天候などですぐ被害が受けやすいのです。消費者の安全や健康よりも生産者がだんだん「効率化」の方へ考えがシフトしていってくるのは家族を養って生きていくために当然の流れです。どんなに安全や健康への理念が高くても売れなくては継続できないのです。ですからかごしまんまでは生産者に相談しながら、また実際に試食しながら「大丈夫」と判断したものは見た目が悪くても買い取り、お客様へお出ししています。そうすることで生産者の理念と生計を守れます。私達はただお金を払えばいいわけではなく、生産者への協力があってこそ、生産者からも協力や理解が得られる。そのお互いへの協力や理解・信頼こそが、市場主義・価格競争の社会の中で少数派の私達が安全や健康を確保していく道であると思います。特に放射能防御に関する考え方はなかなか理解してもらえない世の中です。お互いの理解や信頼が深まってそれから動けることがたくさんあるはずです。そのために生産者と消費者とのパイプ役をかごしまんまが真摯にやらせて頂ければと思います。共に頑張っていきましょう。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成26年1月10日(金)

Jan 10. 2014 かごしまんまだより

年末は商品の到着遅延により多くの皆様にご迷惑をおかけしまして、大変申し訳ございませんでした。この度の経験と反省を生かし、今後はご注文の集中が予測される発送日はあらかじめ2日間の発送体制にし、多くのお客様のニーズに応えてかつ生産者やスタッフに無理をさせないよう鋭意努力いたします。
お正月休みは久々にゆとりがあり、ゆっくりとした時間を過ごせました。スーパーなどお店をじっくり見て回る機会もありました。親というのは子供になるべく安全なものを食べさせたいし健康に育ってもらいたいと願うものだと思うのですが、そこに広がる現実は企業側の都合ばかりが見える悲しいものでした。例えば子供達が大好きなキャラクターが印刷されたウインナーや魚肉ソーセージ。原材料欄には亜硝酸ナトリウムやリン酸塩や合成着色料、保存料などが名を連ねます。子供達の大好きなお菓子や菓子パンにもマーガリンや人工甘味料や合成着色料、保存料、乳化剤などたくさんの添加物が入っています。これらの中には諸外国が食品に添加するのを禁止または制限しているものも多くあります。そこには子供達に安全で良いものを食べてもらおうという理念は伝わっては来ません。感じるのはただ、コスト削減とキャラクターを使用して見た目と価格を重視した「売れればいい」という企業側の身勝手さです。
そして多くの人は「市場に出ているのは安心。お店に出ているのは安心」という思い込みで、何の疑問も持たずに買って食べています。手に取るものは本当に安心なのでしょうか。自分で調べて考えてみるといかに危険なものが我々の口に入っていることがわかります。
例えば市販品の大半のウインナーやハムやベーコンに入っている、リン酸塩や亜硝酸ナトリウム。これらは肉のくっつきを高めたりきれいな発色を維持したりする効果があります。ラットを使った実験において、リン酸塩は腎臓に障害が出たり尿細管に炎症が出たりすることがわかっています。リン酸をたくさん摂るとカルシウムの吸収が悪くなると言われています。亜硝酸ナトリウムは非常に毒性が強く、猛毒の青酸カリとほぼ同量の致死量ですし、また食肉中のアミンと結びついてニトロソアミンという発がん性物質にも変化することもわかっています。
ほとんどの市販のウインナーは、かごしまんまのように【無塩せき】ではありません。生協や一部の健康にこだわりを持ったお店以外、誰も気にしていない世の中なのです。放射能に関する関心と同じです。そんな日本では給食も子供達の健康や安全を守っているとは思えません。給食のソーセージが無塩せきだとは聞いたこともありませんし、原発事故後も秋には全国の給食で旬のサンマが出ましたし、親が抗議しないと学校や行政は何も動かず検査もせずにきのこ類をはじめ危険そうな食材がたくさん給食で使用されてきました。漏れていない、大丈夫だ、と政府は言い続けてきながら実際には日本の土地も海も酷く汚染させられました。それでも日本では子供達を守るような社会体制や雰囲気がまるで確立されていません。ですから公園の一角に除染後の放射性廃棄物が平気で山積みされているのです。
そんな日本で子供を守れるのは唯一、私たち親だけです。全て完璧にすることはできませんが、なるべく安全で良いものを選択する権利が消費者にあります。私達消費者は、企業側の都合に踊らされて買うのではなく、企業と手を繋いで自分でも勉強を重ねながら商品を丁寧に選択して手に取るべきであると思います。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成25年12月25日(水)

Dec 25. 2013 かごしまんまだより

今年もあっという間にもう終わりなんですね。皆様の1年間はどんな日々でしたでしょうか。
かごしまんまをやっていると、「ありがとう」のメッセージや励ましの言葉、そしてなによりもおひとりおひとりが311以降の今を悩みながら真剣に生きていることを痛烈に感じる日々です。給食、牛乳、弁当、おやつ、水、魚、運動会、芋掘り、茶話会、お付き合い、お泊り、帰省、秘密保護法、避難、移住・・・・。311前まではなんのこともない日常だったことが今やひとつひとつがとても苦しい。そしてそれを周囲に理解されない話せないつらさ。そんな皆様の思いを感じながら野菜や食材を送り続ける日々でした。
どんなに発送量が増えても大切にしているのは納品書やおまけに書く手描きのひとこととできるだけ丁寧な梱包です。
かごしまんまを利用してくださるひとりひとりがどんな気持ちで日々生きているか、玄関の向うを想像して、かごしまんまの段ボールを開けた時に、ほんのちょっとでもホッと安らぎを感じてくれたなら、かごしまんまをやっている意味があると感じています。
先に述べた、給食、牛乳、弁当、おやつ、水、魚、運動会、芋掘り、茶話会、お付き合い、お泊り、帰省、秘密保護法、避難、移住・・・・について、どれについてどんなに悩んでどんな選択をしてもとても苦しいし答えが見つからないこともしばしばあります。子供達にも311前までは必要のなかった我慢をしてもらうことが多々あります。
気づいてよかったと思える反面、気づかないで今までのようにTVや新聞を見て何の疑問もなく生きていけたらな・・・とふと考えてしまうこともあります。気づかなかったり、気づいてもそれに蓋をして生きていった方が幸せじゃないのか、と思うことすらあります。そしてもしかしたら、やっぱり心配のし過ぎなだけで、大丈夫なのかもしれません。でも今はそれがわからない。だからできる範囲でがんばってみる。そんな気持ちを応援させていただき少しでもお役に立つことができれば、少しでも気持ちが軽くなれば、我々チームかごしまんまの喜びです。
チームかごしまんまには、これを読んでくださっている貴方もいます。
例えば貴方が鹿児島の無塩せきウインナーやベーコンをツイッターでつぶやいてくださった時、日本のどこかで子供のために泣きながら必死にこれを探しているママが知ることができて喜んでいただけます。また、例えば同じ気持ちのママにかごしまんまの存在があることを伝えられれば、そのママはそれから緊張して嫌な思いで電話をかけて原材料の産地を製造元に聞かなくてすむようになります。それだけで誰かの心が少し軽くなっていただけるのです。
だからチームかごしまんまは、決してかごしまんまのスタッフ3人だけではありません。かごしまんまの理念に協力してくださる生産者もそしてこれを読んでくださっている貴方も、みんなチームかごしまんまだと恐れ多くも私はいつも感じています。
・・・・なんだか暑苦しい文面になってしまった年の瀬ですね(笑)。すみません、猛省して新しい年を迎えます。
今までもこれからも手探りばかりの毎日で、皆様にご迷惑をおかけすることも多々あると思います。でもどうぞご一緒にチームかごしまんまをよりよく育てていってくださいますよう、心からお願い申し上げます。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成25年12月17日(火)

Dec 17. 2013 かごしまんまだより

早いもので、12月12日に母子移住して丸2年になりました。夫と印西牧の原駅で別れた場面は今でも鮮明に思い出せます。それから一度も千葉に帰っていません。私の移住は残酷な理由でした。311後、多くの人と同じように色々な情報に翻弄されつつでも移住するという決心まではつかずに毎日悩み苦しみながら生きていました。鹿児島の両親から送られてくる水や野菜や食材に涙をこぼして感謝し、洗濯物や布団は一切外に干さず、園の遠足や運動会は何かの理由を付けて休んで、牛乳や給食をどうするか悶々としていました。そんな夏のある日、鹿児島の両親から電話が鳴りました。「あのね、お父さん、膵癌なんだって。肺にも転移しているって。」もう内容はそれしか覚えていません。転移のある膵臓癌への希望はどこを探してもありませんでした。私はその頃、北米輸入住宅会社で名ばかりの建築士兼宅建主任者をしていて、ボスに別会社を作ってもらいメープルシロップの輸入プロジェクトをしていました。311直後にカナダへ行って商談し、某大手カタログギフト会社とも契約して自分のメープルシロップがまさに世に出ようとしていた頃の事でした。
何日も何日もいっぱい悩んでいっぱい泣いて、たくさんの事を天秤にかけて出した答えが「鹿児島に行って父を家で看取り、私と同じ気持ちで苦しんでいる人の気持ちを少しでも軽くするような会社をつくろう。そうすれば今のすべてを捨てても私は歩いていける」ということでした。お金はありませんでした。でも夫は一つ返事で賛成してくれてその冬のボーナスの50万円を会社設立資金として貸してくれました(あ!まだ返してない)。そして2年前の12月、鹿児島に来ました。だからかごしまんまの資本金は50万円です。あとは理念と計画を書いたパワーポイントを持って鹿児島の商工会議所と銀行に行き、お金を借りてスタートしました。それがかごしまんまです。父は最初の野菜セットの発送を見届けてすぐに逝きました。鹿児島へ来ても結局なんの親孝行もできなかったのですが、それを父に見せることができて本当によかったなと今でも思います。父のあの時の言葉、「よかったな、これで安心して野菜を食べてもらえるな」は忘れられません。
メープルシロッププロジェクトは私が会社を辞めたことで全て白紙になってしまい、幻に終わりました。でも私は鹿児島に来てかごしまんまを立ち上げてこうして今いることを選択して心からよかったと思います。先が見えない未来でも、ツイッターやご注文時のメッセージやメール、お客様の声などから頂ける皆様の声に救われ続ける毎日だからです。同じ気持ちで苦しい毎日を過ごす皆様からの「ありがとう」に救われ続けた2年間でした。心の底から感謝いたします。そして、これからも同じ気持ちでかごしまんまを続けていきます。どうぞよろしくお願いいたします。

【ヤマト運輸の一連の不祥事報道による規定強化の件】
先日、クール便の温度帯管理不祥事の報道があったことを受け、ヤマト運輸がクール便規定厳守の強化をしています。今月からかごしまんまの発送物もクール便では15kgを越えると荷物を引き取ってもらえません。お客様には大変ご不自由ご迷惑をおかけしますが、ヤマト運輸業務改善の為どうぞご理解ご協力お願い申し上げます。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成25年12月10日(火)

Dec 10. 2013 かごしまんまだより

「クリスマス・お正月用品特集」商品と無塩せきウインナー・ハム・ベーコン類が好評です。皆さまからのお声やアドバイスから商品化できたものです。誰かのアイデアでどこかの家族が救われていきます。心から感謝いたします。

かごしまんまの基本的な野菜への理念は、「農家が無理しない範囲での減農薬栽培」です。野菜にとって過酷な季節である夏などの状況は違ってきますが、常に根底を流れているのは「農家だけが無理をしないで小売り側も消費者も正しい栽培方法の農家を応援する流通」です。例えばなぜ、今回の小松菜やほうれん草がジャンボだと思われますか?
それは、この無農薬栽培の農家さんがかごしまんまのためだけに葉物を栽培しているからです。かごしまんまは発送が週2回です。いくら畝ごとに種をまく時期をずらしても野菜さんたちは成長に適した時期は1日ごとにグッと大きくなります。野菜を毎日収穫して毎日市場に出せばどうなると思いますか?規定や規格と価格競争に巻き込まれるので生産性を重視した栽培方法にシフトしていき、当然農薬や化学肥料に頼った栽培になってしまうのです。
でも野菜の本当に大切な事ってなんでしょう。規格で決められた大きさや形や色ですか。農薬で作られた綺麗さですか。化学肥料でドーピングされたシャキッと感ですか。いいえ、違います。野菜の大切な事は、新鮮さ(根ものなどの貯蔵できる野菜は除きます)と安全さだと思います。新鮮ということはかごしまんまの発送日のために畑でスタンバイしていることです。安全ということは、農薬や化学肥料をなるべく使わず栽培することです。これらは言うのは簡単ですが、農家にとってはかなり負担を強いることです。葉物が大きくなってもおいしいのは土や太陽などの自然の力だけで育てて野菜自らの力で栄養を取り入れさせ生命力を強くしているからです。農薬を使用しないと虫だって細菌だって野菜を食べます。いくら手で虫を取り除いていっても限界があります。生き物と共存した野菜ができるから表面に穴や模様やシミができるのです。それを、小売り側や消費者が「見た目が汚いし、大きいから」という理由で買い取らなかったら農家はどうなりますか。正しい理念で栽培しなくなるでしょう。利益が出て労力がかからない市場の論理に沿った栽培に切り替えることでしょう。多少大きくても形が悪くても新鮮で味が良ければ、他業者が買わないものでもかごしまんまは安くたたくことなく農家の言い値で買い取ります。そうすることで、農家は正しい理念の栽培を続けられます。そしてかごしまんまはなぜそういう野菜を大切にするのか、消費者に伝え続けます。そうすることで農家・小売り・消費者の三者間の信頼関係が出来上がっていくのです。今回のきぬさやもそういう野菜です。安全な野菜をみんなで安く美味しく食べ続けるために考えることできること、それを伝え続けていきたいです。

【ヤマト運輸の一連の不祥事報道による規定強化の件】
先日、クール便の温度帯管理不祥事の報道があったことを受け、ヤマト運輸がクール便規定厳守の強化をしています。今月からかごしまんまの発送物もクール便では15kgを越えると荷物を引き取ってもらえません。お客様には大変ご不自由ご迷惑をおかけしますが、ヤマト運輸業務改善の為どうぞご理解ご協力お願い申し上げます。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。減農薬栽培野菜は見た目が悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜に重大な腐敗または凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江