かごしまんまだより

2026年2月前半号

Jan 29. 2026 かごしまんまだより

【葛湯万歳】
風邪やインフルエンザが流行る季節。皆さまは、どんなふうに乗り切っていますか?
私は、昔から変わらず「葛湯」です。
薬のように効能を期待するというよりも「あ、今日は少し無理をしたな」「喉の奥が怪しいな」というときに、身体を内側からゆっくり温めて緩めてくれる存在です。
葛湯の原料は、本葛。
漢方薬として知られる葛根湯と同じ、葛の根からつくられます。
けれど、白く美しい本葛になるまでの道のりは、とても“おだやか”とは言えないほどの手間と時間がかかります。
本葛づくりは、山の中に自生する葛を探し、時には人の背丈ほども地中深くに伸びた太い根を掘り起こすところから始まります。そうして採取した葛の根を洗って、砕いて、さらして、沈殿させて……何度も何度も水を替え、不純物を取り除き、ようやく残るのが、あの澄んだ白い澱粉。
気が遠くなるような作業の積み重ねの末に、ようやく「本葛」は生まれます。
ここ、かごしまんまのある大隈半島は、そんな本葛の産地のひとつ。
山に自生する葛を掘り起こして採取するため、もちろん無農薬です。
マグカップ一杯分の葛湯は、とてもシンプル。
・本葛 大さじ1
・水 200g
を鍋に入れ、鍋底が焦げないようにスプーンで静かに混ぜながら火にかけます。
透明だった液体が、ふっと変化して、とろみが出てくる瞬間。何度見ても、少し嬉しくなる瞬間です。
そこに、すりおろした生姜、金柑の甘露煮、はちみつや、お気に入りのジャムを少し。
最近のお気に入りは、金柑の甘露煮を甘味料代わりにして、生姜をガッツリ入れた葛湯。
生姜の辛さに、思わず「スースー、ハーハー」しながら飲み干して、そのまま布団に入ります。
次の日は「あれ?」と思うくらい、体のだるさが抜けていることが多いです。
冷えた体を内側から温め、張りつめていたものを少し緩めてくれる。私はこの季節、葛湯に何度も助けられています。
忙しい日々のなかで、ほんの5分。
自分の身体のために火にかける時間。それ自体が、もう『養生』なのかもしれません。
市販の安い『インスタント葛湯』は、本葛ではなく馬鈴薯澱粉(ジャガイモのでんぷん)が多く入っているニセモノです。
ぜひ『本葛』からつくる葛湯を飲んでみてください。お手頃な大隅産の本葛は、かごしまんま通販にもあります。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2026年1月後半号

Jan 15. 2026 かごしまんまだより

【食は薬である】
いつも「かごしまんまだより」を読んでくださり、ありがとうございます。
「解散を考えている暇はない」と発言してひと月後には衆議院解散を表明した高市首相。
しかし私たちの暮らしを直撃している物価高騰への対策、中国への問題発言、統一教会との癒着や裏金問題、維新の健康保険金不払い問題など、国民が納得できる説明や責任は、何一つ果たされていないように感じます。
そのような状況下、憲法で「戦争の放棄」を掲げている日本が、今なぜ所得税を増やしてまで軍事力を強化していく必要があるのか。国政を止めて解散選挙する必要があるのか。私にはどうしても理解できません。
また、こうした本質的な問題を大きく取り上げない日本のマスコミにも、強い違和感を覚えます。
世の中の空気は、どこか戦前を思わせるような不気味さを帯びてきているように感じます。
この物価高騰に終わりが見えない情勢で、多くの人が少しでも安い食材を求めるのは当然のことです。
けれども、モノの値段には必ず理由があります。安いものには安い理由があるのです。
人工的で“ニセモノ”に近いものほど原料が安価で安定しているので大量生産ができ、安くなります。
本来、食料とは自然の恵みからしか得られないものです。なので人工的につくられたものを口に入れると、身体は正直に反応します。まず舌が「おいしくない」と感じ、次に胃がもたれ、腸はうまく消化吸収できず負担がかかる。
結果として便秘になりやすくなり、全身で拒否反応を起こすこともあります。その代表例がアレルギーです。
日常的に人工物を摂り続けると、負担のかかり続けた部位の細胞が暴走し、がんやさまざまな病気につながることも。
しかし物価高の時代に、添加物や農薬、遺伝子組み換え(GM)を避ける食生活を続けるには、ちょっと工夫が必要です。 それは、買物時に「原材料が多いもの(加工品)」をなるべく避け、「原材料が少ないもの(基礎調味料)」を選び、加工品はできるだけ手作りすること。
具体的には、
避けられる&手作り可能な加工品→ドレッシング、焼肉のタレ、ポン酢、〇〇の素、漬物類、惣菜類等
こだわるべき調味料→塩、粗糖、酢、醤油、味噌、油類、料理酒類、その他各国の調味料類、スパイス類など
あると便利な常備品→にんにく、生姜、ごま、海苔、梅干し、季節ごとの香味野菜(ミョウガやゆず等)
ドレッシングや焼肉のタレなど実際に作ってみると、意外なほど簡単で、そして加工品がいかに高いかに気づきます。
加工品には、手間賃、容器代、パッケージデザイン料、送料、広告宣伝費まで含まれています。それを激安商品にするためには少しでも原料コストを下げ、少しでも売りやすくするために、人工物や薬まみれの原料や製造方法にならざるを得ません。
しかしできるだけ自分で手作りするようにすれば、安心できる材料で、しかも結果的に安く済むことも少なくありません。
こんな時代だからこそ、よりいっそう工夫して日々の食卓から、自分と家族の身体を守る選択をしていきたいものですね。

すい臓がんのため56歳で生涯を閉じたスティーブジョブズが、最期に残した五カ条の一つをここに紹介いたします。
「食事を薬と思って食べること。でないと薬を食事のように摂らなければならなくなる。」

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2026年1月前半号

Jan 9. 2026 かごしまんまだより

【今年もよろしくお願いします】
新年おめでとうございます。
いつも「かごしまんまだより」を読んでくださり、ありがとうございます。
かごしまんまは2011年から、放射能、食品添加物、農薬、遺伝子組み換え(GM)等をできるだけ避けるという視点で、食材の提案や情報発信を続けてきました。
一方で、長引く経済不況と異常な物価高で少し疲れを感じてきたところでした。
そんな新年を迎えたばかりの1月6日。スーパーハルタさんの社長から突然お電話をいただきました。
「在来種の小豆を扱っているなんて素晴らしい!在来種は絶対守らなきゃ。ぜひ鏡開きの1月11日に、うちの店頭でぜんざいの実演販売をしてみませんか?」
ええっ!?11日って、あと5日しかないじゃないですか、マジですか?と私はあまりに驚いて笑っちゃいましたが、社長さんのその熱意あふれるお誘いで、お受けすることにしました。
次の日。さっそく営業許可の手続きのためにテント一式を持って鹿児島市の保健所へ行き、その帰りに初めてスーパーハルタさんを訪れました。
実は社長からお電話をいただくまで、私はスーパーハルタさんのことを全く知りませんでした。
スーパーハルタさんは、鹿児島市天文館にある地域密着型の食品スーパーで、地元の食文化と生産者を大切にしていることで知られています。店内には無添加や無農薬、素材を大切にした商品が多く並んでおり、でも一般的な商品もたくさんあって、オーガニック専門スーパーとも違う、とても面白い雰囲気でした。
特に印象に残ったのは、商品ひとつひとつに添えられた説明書きです。
原材料のこと、作り手のこと、なぜこの商品を扱っているのか。その背景まで含めて丁寧に書かれていて、読み進めるうちに『かごしまんまの商品ページ』を見ているような感覚にさえなりました。
店内放送も振り切っていて、久しぶりに居場所を見つけたようなホッとするような感覚になりました。
「マーガリンや植物油脂、アミノ酸を一切使用せず、バターやミネラル豊富な粗糖を使っています。本物を使うと、本当においしいんです。安心して食べられるシチューはいかがでしょうか。」
こんな店内放送、初めて聞きました笑。まるでかごしまんまだよりを音読しているかのような内容でした笑。
足を止めて聞いているお客さんや、熱心に商品の説明書を読むお客さんも結構いて感動しました。
興味がグングン湧いてきて、帰宅後はスーパーハルタさんのInstagramをじっくり拝見しました。
そこには、添加物や農薬、遺伝子組み換えに対する考えを率直に語る動画や、ひとつひとつの商品を丁寧に紹介する投稿が並んでいました。驚いたのはフォロワー数でなんと10.5万人。この日本でまだ10万以上もの人々が添加物や農薬や遺伝子組み換え問題に関心を持っているのだ、と元気出ました。
身体に入るものは安全性を考えて丁寧に選ぶこと。本物を使えば美味しいという、あたりまえの価値観。
それが堂々と日常の価値観として店内に満ちていること、そこに大切な何かを思い出すことができました。
食を通して、日々の暮らしに寄り添っていきたいとあらためて決意した出来事でした。
2026年も皆さまの冷蔵庫と食卓、そしておうち時間が、安心と幸せで満たされますように。
今年も変わらず同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年12月後半号

Dec 19. 2025 かごしまんまだより

【今年も一年、本当にありがとうございました】
異常とも言えるほど物価が上がり続けた一年でした。
そんな中でも、変わらずかごしまんまの商品を選び続けてくださったことに、心から感謝しています。
正直に申し上げて、売上は落ち込み続け、厳しい時間が長く続きました。
それでも、商品と一緒に届く感謝や応援のメッセージに何度も救われ、力を頂きました。本当にありがとうございます。
今年は、社会の空気についても多く考えさせられました。
特に「中国人が嫌い」「中国人は出ていけ」といった言葉が、今や平然と使われていることに、強い違和感を覚えます。
確かに、マナーや価値観の違いに戸惑うことはあります。
日本の常識とは合わず、理解しづらいと感じる場面もあるでしょう。
ただ、それを理由に国や人をひとまとめにして否定することが、正しいとは思えません。

日本人も海外では『何を考えているのかわかりにくい』『自己主張が弱い』『議論ができない』といった特徴を、日本人全体のこととして語られることがあります。
どの国にも、さまざまな人がいて、良い面も、そうでない面もある。
違いを理解しようとする努力を手放したとき、分断は簡単に広がってしまいます。
日中関係についても、今の日本全体の空気感には強い危機感を覚えています。
「対話が重要」と言いながら、実際の行動は中国を遠ざけ、避け続けているように見える高市政権。
国際会議への対応や、特定の国を排除しようとする動きは、対話とは正反対です。
問題となった発言について、きちんと説明し、撤回や謝罪をすれば済むことなのではないか。
多くの国が、そう感じているのではないでしょうか。
国際社会からの信頼を失いつつあることは、円安の加速にも表れているように思います。
それでも現実を認めず、軍事力の拡大や「核保持が必要だ」といった発言まで出てくる。
そうした現政権の動きは、戦前の空気と重なって見え、強い不安を覚えます。
来年は、この閉塞した空気が少しずつ澄んでいきますように。
どうぞ、ゆっくりと優しい時間が流れるお正月になりますように。
今年一年、本当にありがとうございました。
皆さまの冷蔵庫と食卓、そしておうち時間が、安心と幸せで満たされますように。
変わらず同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年12月前半号

Dec 5. 2025 かごしまんまだより

【ついに出会いました!九州産無添加おせちセット販売します!!】
九州産無添加のおせちセットを10年以上探し続け、ほぼ諦めていました。
しかし先日参加した『FOOD STYLE 九州2025』という商談会で、ついに出会いました!
大分県豊後高田市のお母さんたちが、地元の素材を中心に無添加手作りした”安心のおせち”です。

■九州産✕無添加✕手作り
具材の約90%が大分県国東半島産、使用する調味料は無添加、きび糖使用(白糖不使用)、化学調味料不使用など、身体にやさしい素材だけを使って丁寧に仕上げています。
「こんなに安心できるおせち、今まであったでしょうか!!」と声を大にして言いたいほどのこだわりです。
※昆布や干など九州産では入手困難な国産素材が一部入ります。また調味料は九州産ではないものもあります(醤油はフンドーキン、味噌は大分県産です)。ご理解ください。

■ 個包装&長期常温保存がうれしい
それぞれの具材を真空・殺菌加工し、ひとつひとつ個包装しているので常温で長期保存が可能。
お正月のオードブルとしてはもちろん、食べたい分だけ開封しておかずにプラスして楽しめます。

■ 2つのセットをご用意
1~2人向けセットと3~4人向けセットの2つをご用意しました。
予算や人数に合わせて選べるのも嬉しいポイント。
産地直送のため他の商品の同梱不可ですが“九州産の安心おせち”をそのままお届けできます。
ご注文は12月19日13時の締切ですが、手作りのため注文数によっては受付終了が早まります。
お早めのご注文をお願いします。
先週の商談会で商品採用が決まったため、商品ページに画像や原材料表示が追い付いていません。
またおせちをつくっているお母さんたちがデジタルに疎いので、この先も素敵な画像をいただけそうにありません笑。同封のチラシもご参考にされてください。

今年の12月は『吉開のかまぼこ』も毎週楽しめます。
恒例『九州産小麦のかごしまんまシュトーレン』や『熊本県産ヒヨクモチの手づくり丸餅』もありますよ。
今年一年を締めくくる食卓に、九州の恵みが詰まったやさしい無添加食材をどうぞお楽しみください。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。
同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年11月後半号

Nov 13. 2025 かごしまんまだより

【里山の栄養カプセルむかご】
秋の里山では、自然薯(じねんじょ:山芋の原生種の一種)の枯れかけたツルから小さなまんまるい粒が顔を出しています。
自然薯の主役は地中の芋ですが、むかごは地上のツルの途中にできる“空にできる芋”。
やがて自然と地上に落ちて、タネとなって新たな命になります。
採れる期間はごくわずか。
小豆ほどの大きさで個性のない淡白な味ですが、その一粒に秋の生命力がぎゅっと詰まっています。
この時期、自然薯畑でだけ採れる“旬の贈りもの”を、野菜セットに少しだけお入れします。
(単品でも[旬の地場産野菜・果物]カテゴリで販売しております。ぜひぜひお試しください)

むかごが“栄養カプセル”と呼ばれる理由
小さな姿からは想像できないほど、むかごには豊富な栄養が含まれています。
中医学では「零余子(れいよし)」と呼ばれ、胃腸や腎をやさしく補い、体の内側から元気を整える“養生食”。
 ・たんぱく質……体力の土台づくりに
 ・カリウム……むくみの予防・巡りのサポート
 ・マグネシウム……神経や筋肉の調整役
 ・鉄分……貧血予防、女性にうれしい栄養
 ・ビタミンB群……代謝アップ・疲労回復
 ・ムチン……胃腸保護、免疫サポートがある“山芋のチカラ”
季節の変わり目にこそ嬉しい、まさに『里山の栄養カプセル』です。
食卓で感じる秋 ― むかごの簡単レシピ3選(クセもなく皮ごとそのまま食べられます)
塩ゆで 2,3分ゆでて塩をふるだけ。ほんのり甘く、ほくほく食感。きゅうりやレタスと和えても。
むかごご飯 お米に混ぜて炊くだけ。秋の香りが広がる素朴なご馳走に。
素揚げ・バター炒め 塩胡椒や乾燥バジルをかけて。おつまみやおかずに秋のアクセントを。
昔、里山の子どもたちはツルをたどってむかごを探し、ポケットいっぱいに集めて家へ持ち帰ったそうです。
そんな“山の時間”を、現代の食卓にそっとお届けします。
『旬のスイッチ』を身体に入れてくれる小さな秋の味。
里山の息吹を感じながら、元気な一週間をお過ごしください。
皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年11月前半号

Oct 31. 2025 かごしまんまだより

【愛おしいカタチ】
青果市場では、野菜ごとにSMLサイズが決められており、色、カタチ、穴やキズ・シミがなくキレイなものが買い取られます。
これは見た目だけの基準でしかなく、農薬状況や土づくりなどの生産者のこだわりは、残念ながら付加価値にはなりません。日本でオーガニックがなかなか普及しない原因でもあります。
規格に当てはまらないものは、安値で叩かれたり買取すらしてもらえなかったりします。これを『規格外』と言います。
スーパーなどのお店では、青果市場から流通したキレイな野菜しか目にすることがありません。
家庭菜園の野菜を見たことがある人は、そのカタチの個性に驚いた経験を持つのではないでしょうか。
しかし実は農家さんの野菜も、畑では個性がいっぱいです。その中から規格に合ったものだけ出荷されていきます。
残った個性派達は『訳アリ〇〇』として販売されたりもしますが、選別にも手間や時間がかかるので、大半が緑肥となったり廃棄処分になったりします。その光景は、とても悲しく心が痛みます。
安全な方法や生産者に負担がかからない方法でつくる野菜ほど『規格外』になり、お金になりにくくなっていきます。
かごしまんまはそういう野菜を、生産者さんに原因や品質などお聞きして相談しながら積極的に取り入れます。
野菜に縛られたような跡がついているのは、自身のツルが絡まってしまったから。
野菜が曲がりくねるのは、何かにあたってその障害物を回避するから。
野菜に瘡蓋のような傷跡があるのは、何かに喰われたのを自己治癒力で治した痕跡だから。
その両方のこともよくあります。何かに喰われて、それを回避したり自己治癒力で治そうとしたりして曲がりくねって瘡蓋をつくります。
そうです、規格外野菜は愛おしいカタチなんです。美味しさも変わりません。
何かと闘った跡の部分はやや硬いことや変色していることもありますが、まるごと美味しく食べられるものを選別してお届けしています。どうぞ安心してお召し上がりください。
また無農薬栽培の野菜は、かなり虫や微生物にやられてしまうことも多いです。
しかしやられた部分をカットすると中身は無事だったりします。
特に土の中で育つ野菜は、修羅場を潜り抜けた兵士です。
とても強い兵士ばかりなので、カットしても大丈夫。なので悪い部分をカットして皆様にお届けするものもあります。
曲がりくねったり、瘡蓋があったり、カットしてある野菜を見たら、愛おしいカタチだなあ、と思っていただければ嬉しいです。そして農家さんのご苦労に想いを馳せていただければ幸いです。

お届け時になんだか変だという状態や、カットして中身がおかしい場合などは、ぜひ写真を撮って弊社にご連絡ください。生産者とスタッフ全員で情報共有して業務改善に努めます。どうぞよろしくお願いします。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年10月後半号

Oct 17. 2025 かごしまんまだより

【年末食材の縮小のお知らせ】
かごしまんまは2011年に通販スタートしました。日本の食の安全が大きく揺らいだ年で、家族のために安心できる野菜や食材を探してかごしまんまに辿り着いてくださいました。それから10年以上経ち、私達の家族構成は変化していきます。あの頃の子供達は今や就職し、新たな家庭を持つまでにもなりました。
そしてコロナ禍を経て今、私達は猛烈な物価高騰のさなかにあります。
「野菜以外の食材はそれほどいらなくなってきた。お菓子もお菓子材料も必要なくなってきた。」というご家庭は多いと思います。かごしまんまではそういった食材の売れ残りが多くなってきました。
そこで、ロット数がある商品(仕入れ時に必要最低限発注数が決められているもの)で売れ残りが出る傾向の商品を、やむなく順次販売休止とさせていただくことに致しました。
ご家族のカタチが変化したことで、業界全体でお正月商品の食品ロス問題も近年高まっています。とても心苦しいのですが、ロット数がある年末商品も今年は休止いたします。
これら商品をご愛顧してくださっている方々には大変申し訳ない思いでいっぱいですが、どうぞご理解のほど心よりお願い申し上げます。
イオンの5%OFFの日のレシートを見るたびに、「5%OFFとはこんなにも大きいものなのか」と驚愕します。
レジ袋の5円を我慢するのがバカらしいほどです。
世界各国では消費税減税が進んでいるのに、日本はガソリン暫定税率すら廃止になりません。経済低迷の中で最低賃金が上がれば、商品の価格高騰や外食産業・零細企業の廃業にますます拍車がかかります。
消費税がない時代、日本は豊かでした。元に戻して欲しい、せめて消費税減税して欲しい、と切に願います。

【心潤う月イチ舌鼓\食の秘島かごしま頒布会/スタート】
あらゆるものを少しずつ我慢して生活するこのご時世だからこそ、たまには突き抜けた美味しいものを食べたい。
最近ではそんな需要が高まりつつあります。
そこでかごしまんまでは、『とても美味しくて良いものだけど様々な原因で商品化できなかったもの』や『突き抜けて美味しいもの』を送料込のお得な5500円セットにして頒布会を企画しました。
もちろん無添加にこだわります。宝物を発掘するような頒布会にしています。
第1回は出水田鮮魚さんの干物セット。さっそくご注文頂いた方から続々とお喜びの声を頂きました。
「たくさん入っていてびっくり!」「家族で色々な魚を味見し合い、奪い合って食べた。」「干物の味がレベチに美味い」
有機玉露やビーントゥーバーチョコとカカオ製品の回もあります。さあ月イチ贅沢で、心もお腹も潤ってみませんか?

【シェラトン鹿児島に採用されています】
10月1日から11月30日までの2ヶ月間、『鹿屋市×All Sheraton Japan フェア』がシェラトン鹿児島で開催です。
かのや姫小豆も、素敵なカフェのスィーツやブッフェのあんぱんやデザートに変身中。
鹿児島に旅行や出張で来られる際には、シェラトン鹿児島にもぜひお立ち寄りくださいね。
皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年10月前半号

Oct 6. 2025 かごしまんまだより

【秋野菜は皮を剥くものばかり】
朝晩がすっかり涼しくなって、鹿児島も秋らしくなりつつあります。
しかし季節の変わり目には体調を崩しやすいです。
たくさん食べてきた島オクラやゴーヤと選手交代で登場したのが、里芋やゴボウ。め、面倒くさい・・・。
秋の野菜は茶色くて皮を剥かなければいけないものばかり。野菜ではないけれど栗も相当に大変ですね。
秋野菜の皮が固いのは、過酷な夏を乗り越えて養分を蓄えるための知恵なのではないかと思います。
忙しい私たちにとって皮を剥く作業はちょっと大変ですが、旬の野菜には『身体の調子を次の季節に順応させるスイッチ』があります。これは私達の体調に重要な効果をもたらしてくれます。
面倒くさいけど、今の時期の崩しやすい体調を整えてくれる救世主。そう思うと頑張れるような気がします笑。
旬の野菜はチカラがあります。凝った料理にしなくてもいいんです。味噌汁の具にするだけで十分!
ぜひ積極的に摂取してくださいね。
一年中生産できるようになったキノコ類も、本来の旬は秋です。
キノコ類も普段より多く摂るようにすると、体調が整います。この時期は意識してキノコ類も摂るようにしましょう。

【シェラトン鹿児島に採用されました!】
10月1日から11月30日までの2ヶ月間、『鹿屋市×All Sheraton Japan フェア』が開催中です。
かのや姫小豆も、カフェのスィーツやブッフェのあんぱんやデザートに採用されました。
小豆計画を立ち上げたときの目標の一つが『シェラトンのブッフェに採用されること』でした。
夢がひとつ叶いました。
オープニングセレモニーにも招待して頂き、さっそく私もシェラトンマークの入ったあんぱんや、絶品なデザートも堪能させて頂きました。
深水料理長から「この小豆は本当に美味しい」とお声をかけられた時には感無量でした。
このご時世、挫けそうになることもたくさんありますが、ものすごく励みになりました。
プレスリリースやニュースでも取り上げて頂きました。
かのや姫小豆の美味しさを知ってくださる人が増えてきて、本当にありがたく思います。
かごしまんまでお馴染みの出水田鮮魚さんや西尾製茶さん、JANCACAOさんも採用されています。
鹿児島に旅行や出張で来られる際には、シェラトン鹿児島にもぜひお立ち寄りくださいね。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年9月後半号

Sep 19. 2025 かごしまんまだより

【暑過ぎた夏】
今年の夏は異常でしたね。関西や関東は連日40℃に迫る猛暑日だったり、北海道でも30℃越えだったり。かと思えばとうとう沖縄に猛暑日が来なかったり。実は鹿児島もいつも関東より温度が低くて、びっくりしていました。
2011年に千葉から移住してきてからずっと「鹿児島には秋がないなあ」と思ってきましたが、今年はニュースやSNS等で東京や埼玉の人からも「年々、秋がないと感じます」という声があって、びっくりしました。
秋がない鹿児島は、霧島を除き紅葉が鮮やかではありません。
私は栃木県日光の紅葉が大好きですが、もしかしたら年々いろは坂の紅葉も鮮やかではなくなってきているのでしょうか。気候がどんどん温かくなっていくこの傾向が、少し怖くもあります。
今年は暑過ぎたせいか、宮崎県都城市の多田りんご園のりんごが成熟するのも早く、そして不作だったそうです。
いつもの時期に行ってみたところ、りんごが少ししか残っておらず、今年は販売できませんでした。
ここ鹿児島も、朝晩は涼しくなってきたところですが、昼間は入道雲が元気にニョキニョキ大きくなっていて、時折にわか雨が降ります。彼岸花も咲いています。夜は鈴虫が鳴いています。猫の毛も抜け始めました。
秋の気配はあちこちにあり、夏野菜が終わりに近づいています。
この時期はオクラが固くなって繊維が口に残るようになってきています。ゴーヤを切ると赤い種があったりします。
端境期に入り、あらゆる野菜の収量が少ない時期です。いつもよりもお届けする野菜が少量になっていたりしますが、どうぞご理解くださいますようお願い申し上げます。

【新商品】
せっせと新商品をUPしております。
おしゃれな写真や動画はないけれど、でも超ステキなものばかりUPしています。
鹿屋農業高校の農魂 黒豚味噌。ごはんが幸せになります。
タニアさんの手作りジャム。今回もタニアさんにサイン書いてもらいました。
鹿児島の超絶良いものを集めた、月イチ贅沢な頒布会。
九州産餅米だけでつくった最中の皮。あんこだけでなく好きなものを詰めて食べても。
秋らしく、さつま芋や里芋も入荷しています。
どうぞ楽しんでくださいね。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江