【里山の栄養カプセルむかご】
秋の里山では、自然薯(じねんじょ:山芋の原生種の一種)の枯れかけたツルから小さなまんまるい粒が顔を出しています。
自然薯の主役は地中の芋ですが、むかごは地上のツルの途中にできる“空にできる芋”。
やがて自然と地上に落ちて、タネとなって新たな命になります。
採れる期間はごくわずか。
小豆ほどの大きさで個性のない淡白な味ですが、その一粒に秋の生命力がぎゅっと詰まっています。
この時期、自然薯畑でだけ採れる“旬の贈りもの”を、野菜セットに少しだけお入れします。
(単品でも[旬の地場産野菜・果物]カテゴリで販売しております。ぜひぜひお試しください)
むかごが“栄養カプセル”と呼ばれる理由
小さな姿からは想像できないほど、むかごには豊富な栄養が含まれています。
中医学では「零余子(れいよし)」と呼ばれ、胃腸や腎をやさしく補い、体の内側から元気を整える“養生食”。
・たんぱく質……体力の土台づくりに
・カリウム……むくみの予防・巡りのサポート
・マグネシウム……神経や筋肉の調整役
・鉄分……貧血予防、女性にうれしい栄養
・ビタミンB群……代謝アップ・疲労回復
・ムチン……胃腸保護、免疫サポートがある“山芋のチカラ”
季節の変わり目にこそ嬉しい、まさに『里山の栄養カプセル』です。
食卓で感じる秋 ― むかごの簡単レシピ3選(クセもなく皮ごとそのまま食べられます)
塩ゆで 2,3分ゆでて塩をふるだけ。ほんのり甘く、ほくほく食感。きゅうりやレタスと和えても。
むかごご飯 お米に混ぜて炊くだけ。秋の香りが広がる素朴なご馳走に。
素揚げ・バター炒め 塩胡椒や乾燥バジルをかけて。おつまみやおかずに秋のアクセントを。
昔、里山の子どもたちはツルをたどってむかごを探し、ポケットいっぱいに集めて家へ持ち帰ったそうです。
そんな“山の時間”を、現代の食卓にそっとお届けします。
『旬のスイッチ』を身体に入れてくれる小さな秋の味。
里山の息吹を感じながら、元気な一週間をお過ごしください。
皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。