2025年12月後半号

Dec 19. 2025 かごしまんまだより

【今年も一年、本当にありがとうございました】
異常とも言えるほど物価が上がり続けた一年でした。
そんな中でも、変わらずかごしまんまの商品を選び続けてくださったことに、心から感謝しています。
正直に申し上げて、売上は落ち込み続け、厳しい時間が長く続きました。
それでも、商品と一緒に届く感謝や応援のメッセージに何度も救われ、力を頂きました。本当にありがとうございます。
今年は、社会の空気についても多く考えさせられました。
特に「中国人が嫌い」「中国人は出ていけ」といった言葉が、今や平然と使われていることに、強い違和感を覚えます。
確かに、マナーや価値観の違いに戸惑うことはあります。
日本の常識とは合わず、理解しづらいと感じる場面もあるでしょう。
ただ、それを理由に国や人をひとまとめにして否定することが、正しいとは思えません。

日本人も海外では『何を考えているのかわかりにくい』『自己主張が弱い』『議論ができない』といった特徴を、日本人全体のこととして語られることがあります。
どの国にも、さまざまな人がいて、良い面も、そうでない面もある。
違いを理解しようとする努力を手放したとき、分断は簡単に広がってしまいます。
日中関係についても、今の日本全体の空気感には強い危機感を覚えています。
「対話が重要」と言いながら、実際の行動は中国を遠ざけ、避け続けているように見える高市政権。
国際会議への対応や、特定の国を排除しようとする動きは、対話とは正反対です。
問題となった発言について、きちんと説明し、撤回や謝罪をすれば済むことなのではないか。
多くの国が、そう感じているのではないでしょうか。
国際社会からの信頼を失いつつあることは、円安の加速にも表れているように思います。
それでも現実を認めず、軍事力の拡大や「核保持が必要だ」といった発言まで出てくる。
そうした現政権の動きは、戦前の空気と重なって見え、強い不安を覚えます。
来年は、この閉塞した空気が少しずつ澄んでいきますように。
どうぞ、ゆっくりと優しい時間が流れるお正月になりますように。
今年一年、本当にありがとうございました。
皆さまの冷蔵庫と食卓、そしておうち時間が、安心と幸せで満たされますように。
変わらず同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江