かごしまんまだより

2019年6月4日

Jun 3. 2019 かごしまんまだより

【旬の初めの野菜は身体が喜ぶスイッチです】(すみません、先週の再掲記事です)
野菜セットにトマト・トウモロコシ・ゴーヤの夏野菜が登場しました。
手にとった時は「もうゴーヤ?」と思いましたが、我が家では今季初のゴーヤを『ベーコンとゴーヤのキムチ炒め』にしたら、びっくりするほどの勢いでアッという間にペロリとなくなりました。
旬の初物って、ひとくち食べるとなんだか食欲スイッチがチャキーンっと音が鳴ったかのように入って止まらなくなりますね。
トマトもトウモロコシもものすごい速さでテーブルから我々の胃袋へと消えていってしまいました。
おそらく旬の野菜の持つ成分と、我々の身体の欲しがる栄養とが、密接に連動しているからなのでしょう。
旬の野菜は一番の栄養剤であり、一番のお薬ですね。
特に5月末は全国的に猛暑だったようですね。急な気温上昇でかなり身体は疲れていると思います。
ぜひゴーヤやトマトで食欲のスイッチ音を体感してくださいネ。
そして野菜セットからいよいよキャベツや大根が入らなくなってきました。今年は夏が来るのが早いですね。
気温が高いので、青梅もあまりなりがよくなく、例年の1.5倍の価格で取引されています(涙)。しかも青梅でなく少し黄色や赤に熟しています。
そしてそろそろ恐ろしい梅雨がやってきますね・・・。ここ南国の梅雨はもはや『雨季』。土砂降りが続き、がけ崩れや停電もしばしば。根が浅いトウモロコシは倒れ、ズッキーニや葉物などの土に面した野菜は軒並みダメになっていく恐ろしい季節です。梅雨が無事に過ぎることを祈るばかりです・・・。

【冷凍商品の取扱休止のお知らせ】
去年のヤマト運輸配送料金の大幅値上げ以降は冷凍商品のご注文数がガクンと落ちました。
送料値上げの影響を受けて、かごしまんまの今期決算では全体的に売上がかなり落ち込んだのにもかかわらず、ヤマト運輸送料の合計金額が前期決算よりもかなり高くなり、大幅な赤字決算となりました。
冷凍商品は冷蔵品に同梱できず、その分送料がかかります。税金や燃料費や食品など色々な値上げが続いた去年、冷凍商品の需要は急激に落ち、賞味期限切れによる食品ロスが大量に出ました。餃子や焼売などの人気商品は添加物を使わないのでもともと賞味期限が短く、大量の食品ロスを抱えてしまいました。
そこで冷凍庫の電気代も上がる夏を前に、やむなく冷凍商品の取扱休止を決断しました。
冷凍商品は5月末ご注文分までとさせて頂きました。
米粉ケーキは冷蔵で発送できますので、在庫分を商品カテゴリの中の『お菓子』カテゴリに入れました。
餃子や焼売など皆さんに愛された冷凍商品がなくなるのは断腸の思いですが、今後消費税や景気の動向も不透明ななかで、かごしまんまという会社を続けていくために決めました。
本当に申し訳ございません。今後はそれ以外の商品の充実を一層図ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年5月21日

May 20. 2019 かごしまんまだより

【野菜も虫も元気な季節】
先週末の土日はずーっと雨が降っていた鹿児島です。土砂降りのような雨が断続的に降っていました。
月曜日はどの生産者さんからも悲鳴に近い報告が。
「気温が高くて雨が続いたから小松菜がスクスク伸びちゃって!」
「キャベツの葉の間にナメクジやイモムシがいて、しかもズッシリ重くなっているから洗うのがめちゃ大変!」「アブラムシがびっしりついちゃって、一苦労したよ!」
気温が高いこの時期に雨が降ると、野菜はグンッと成長し、虫たちも元気に活動して一気に増えます。
農薬をなるべく使わない生産者さんたちにとって悩ましい季節の到来です。元気な虫たちと格闘する間に梅雨や台風が来て、さらに南国の常夏に突入していきます。雨に泣き、台風に泣き、灼熱地獄に泣く日々です・・・。
週末の大雨で収穫できない生産者さんも多かったようで、市場にはモノが少なくなり、市場仕入れの業者さんは「今週から急にキャベツや葉物が高騰しました」と暗い顔をされてました。
例年は6月から収穫の前村さんのマンゴーが今年はもう販売可能となり、平岡さんのゴーヤも出始めました。
もしかしたら今年は、キャベツがなくなるのも梅雨や夏になるのも台風が来るのも早いかもですね。

【窓ぎわのトットちゃん】
子供の頃や若いときに読んで感動した本を、何十年も経ってから読み返すと、また違う視点や感動を覚えることがあります。先週末に読んだ『窓ぎわのトットちゃん』という本もそうでした。
この本は黒柳徹子さんが1981年に書いたもので、徹子さんの子供の頃を書いた実話です。
現代では『発達障害』という名前をつけられそうなトットちゃん(徹子さん)が、普通の小学校で入学直後に退学させられた後、トモエ学園という小学校でイキイキと生きていく様を描いています。
普通なら頭ごなしに子供を叱ってしまいそうな場面で、トットちゃんのママやトモエ学園の校長先生は、トットちゃんや子供たちの目線に立って、しかも子供ではなく一人の人間の人格として尊重しながら接していく様は、とても感銘を受けます。同時に、親としての自分は子供にこんなふうに接していられているだろうか、と自省させられます。
戦争へと向かう暗い時代背景で、新交響楽団(NHK交響楽団の前身)のヴァイオリンのコンサートマスターであるトットちゃんのパパ(凄い環境ですよね!)が軍歌を演奏するのを断ったり、『朝鮮人!』という悪口を言われた子の話を聴いたトットちゃんのママが涙を流すシーンは、胸を締め付けられました。黒柳徹子さんが平和運動家であるのはこういうご両親の影響があるのでしょう。
平和交流の場で「戦争しないとどうしようもなくないですか」と発言するような議員がいて、9条をどうしても改憲したい人たちが政治の主要な位置にいる今のニッポン。
大人になった今、色々な生きづらさを抱えている今、『窓際のトットちゃん』を再び読んでよかったなあ、と思いました。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年5月14日

May 14. 2019 かごしまんまだより

【小粒納豆、新発売です】
九州産納豆は大粒の大豆が主流なのですが、皮の表面積が大きくてタレや調味料の絡みが弱いので、関東の小粒納豆と比較して、納豆の苦味がわずかながら強く感じる人も多いです。
この度新発売の【九州産小粒納豆パワーキッズ】は、九州産大豆の中でも数少ない小粒の『すずおとめ』使用なので、なじみのある食べやすい味わいの納豆です。地元の給食にもよく出る『子供向け』サイズと量の納豆なので『パワーキッズ』という名前で可愛いイラストが描かれています。小さなお子さんでも食べきれるサイズです。少量だけ食べたい大人にもおススメ。ファミリーで楽しんでくださいネ。
今回もタレの原材料はすごいことになっています。
実際の商品に印刷してあるタレの原材料は、しょうゆ、砂糖混合ブドウ糖加糖液糖、植物性たんぱく加水分解物、砂糖、かつお節エキス、米発酵調味料、みりん、昆布エキス、食塩、煮干エキス、醸造酢、調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘多糖類、ビタミンB1、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)とあります。
しかしそのそれぞれの原材料のそのまた原材料(二次原料といいます)を記載すると、かごしまんまの商品ページのような膨大な量の原材料になります。そこからやっと、二次原料には遺伝子組み換え原料(GMO不分別という表示です)や化学合成品が多く使用されている、ということがわかります。
商品に記載の原材料表示だけの情報ですと、遺伝子組み換え原料を食べたくなくてもわかりません。
ましてや商品には大きく『遺伝子組み換え大豆は使用しておりません』と表示されています。「じゃあ安心ね♪」と私達はつい思ってしまいがちです。ポテトチップスもそうですね。『じゃがいも(遺伝子組み換えでない)』とわざわざジャガ芋にだけ記載があります。でも省略されている二次原料のほうにはじゃんじゃん遺伝子組み換え原料を使っている・・・これが日本の食品実態で、日本は遺伝子組み換え原料消費が世界一というデータもあるほどです。
JAS法に基づく加工食品品質表示基準により、原材料名は、使用した原材料を全て重量順に表示するのが原則で、その他色々ルールに則り表示されています。商品の表示スペースには限りがありますので、一般的に二次原材料は省略されて表示されていません。このため商品の二次原料の内容は消費者にはわかりません。
決してこの納豆メーカーさんだけが特別なわけではありません。多くの食品の二次原料は都合よく『省略』されているのが日本の現実です。
しかしこの二次原料の実態こそもっと消費者の私たちは知るべきことだと思い、かごしまんまではメーカーさんの協力を仰いで各商品ページに掲載しています。ぜひじっくり見て、日本の加工品の実態を知ってください。
残念ながら『日本』という表示のものはそれ以上は産地が追えません。これはメーカーさんが意図的に隠しているのではなく、季節や価格変動によって色々なところから仕入れるからです。

【簡単なので毎回つくっちゃおう!安心安全納豆のタレ】
『すし黒酢』と『九州だししょうゆ(または普通の醤油)』を1:1(各自お好みで調整してネ)で混ぜるだけ♪
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年5月8日

May 8. 2019 かごしまんまだより

【農業はうまくいかない】
本当は「今週はおババ農園の美味しいスナップエンドウをオマケで皆さんにお配りしよう!」と思っていました。しかし連休の間にうどんこ病になってしまって、スナップエンドウ君がすっかり弱ってしまってダメになってしまいました。うどんこ病とは、子嚢菌類ウドンコキン科のカビが寄生することによって葉や茎がうどんの粉をかけたようなまだらな白い外観になってしまうことです。これにかかった植物は次第に弱って枯れてしまいます。
非常に残念でしたが、農薬や化学肥料を使わない野菜作りでは仕方ないことですね。
急遽、熊本県産の高冷地栽培の市場仕入れニンジンをオマケにしました(常温便の方には今回はベトナム天日塩をオマケしています)。
おババ農園のパセリを収穫していたら、蝶々とテントウムシとアブラムシがたくさんいました。
テントウムシさんはアブラムシを食べてくださるので農業にとってはとても重要な虫さんで、専門店で販売されているほどです。
連休のあいだに自然界は着々と夏に向かっていました。キャベツはズッシリ、ほうれん草は収穫が1週間以上なかったためにスクスク伸びてしまっていました。
大型連休は、農家にとってはリズムが狂ってしまうので大変です。特に畜産農家は動物を扱う仕事なので365日休めません。通常運転に戻りホッと一息な鹿児島です。

【マルシェで感じたこと】
鹿児島はマルシェが盛んです。マルシェとは、会場に小さなお店が仮設テントを張って集まる市場のことです。こだわりの野菜やパンや手作り雑貨などの小さなお店がたくさんあって面白いです。連休中もやっていました。
考えさせられたのは、自然食材料理や無農薬野菜などのお店よりも、全国どこにでも出店しているような外観のアイスクリームやポップコーンやカキ氷のお店やピザ屋さんとかのほうが長蛇の列を作っていたことです。
無農薬野菜、無農薬栽培の小麦で作ったうどん、無農薬栽培原料で作ったしょうゆや味噌、化学調味料無添加のカレー、じっくりとドリップするコーヒーのお店などは並ばずすぐに買えました。高いからでしょうか?
いや、しかし、カキ氷は材料が水とシロップなのに400円もするぞ。わた菓子とかポップコーンもめっちゃ安い原料を膨らまして、着色と味付けしているだけなのに高いぞ・・・。うーむ・・・。
大半の人は化学調味料や合成着色料や香料のことなど深く考えていなくて、「国の基準値内だから安全♪」という感じなのでしょうか。
外食・コンビニや化学調味料の味付けに慣れてしまっているから、派手でわかりやすいものを買うのでしょうか。
カラフルなカキ氷やアイスクリームを手に持って喜んでいるたくさんの親子を見て、「食育ってなんだろう・・・」と複雑な思いでした。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成31年4月23日

Apr 22. 2019 かごしまんまだより

【野菜や果物は旬が進むにつれて大きさも味も変化していきます】
4月に入ってから、キャベツや大根がズッシリ重くギュっと固くなってきました。これは旬の中期~終期のサインです。産地を限定すると、野菜や果物は旬によって形状も味も少しずつ変化するのがわかります。

実は牛乳や卵も季節によって変わっていってるんです。
牛さんや鶏さんも私たちと同じ生き物なので、真夏には食欲が減退し水を多く飲みます。
そして真冬には食欲が増進し、脂肪をため込んで太ります。その結果、味も品質も夏と冬では違ってくるのです。
ただし、春夏秋冬と進むにつれてゆっくり変化するのでわかりにくいです。賞味期限の関係で真夏の味と真冬の味を比較することも叶いません。でも一度違いを確かめてみたいですね~

野菜も果物も牛乳も卵も、みんな日本の四季を生き抜く生き物。どうぞ変化も理解して楽しんでくださいネ。

【GWの発送とご注文締め切りにつきまして】
4月27日~5月6日迄ゴールデンウィーク休業致します。この関係で、5月最初の発送日は8日(水)となります。
また、5月10日(金)発送の締切は5月2日(木)となります。ご注意ください。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成31年4月19日

Apr 19. 2019 かごしまんまだより

【韓国の水産物禁輸、WTOが容認 日本が逆転敗訴】
世界貿易機関(WTO)の上級委員会は11日、2011年の東日本大震災に伴う原発事故を受けて福島県などの水産物輸入を規制している韓国の措置を不当とした一審判断を取り消し、韓国による輸入規制を認める判断を下しました。2011年の東日本大震災による東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所の事故後、韓国は放射能汚染の懸念があるとして被災県を含む8県産の水産物輸入を規制。日本政府はこの措置を不服として2015年5月、WTO紛争解決手続きによる協議を韓国に要請したが解決に至らず、同年8月にWTOに紛争処理小委員会(パネル)の設置を要請し、昨年、小委員会は韓国の禁輸措置を不当と判断し、韓国に是正を求めていました。

このニュースに関してTV等は、韓国や中国や台湾などのアジアや一部の国だけが、福島原発事故による放射能汚染の恐れによる東日本の食材の輸入規制をしているかのように報道しています。しかしじっくりと調べていくと、これらの国だけでなく多くの諸外国や地域が規制措置をしていることがわかります。
農林水産省のHPの検索窓に「東京電力」というキーワードを入れると
【東京電力福島第一原子力発電所事故に伴う諸外国・地域の輸入規制への対応】
http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/hukushima_kakukokukensa.html
というページが出てきます。
そこに (3) 輸入停止措置を講じている国・地域(PDF:238KB)
http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/pdf/teishi.pdf
というページがありますが、これはざっくりとしたことしか書いてありません。
読者に『輸入停止措置アジアの地域だけだな、とんだ風評被害だ』と思わせる感じです。
しかしその下の (4) 諸外国・地域の規制措置一覧(PDF:581KB)
http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/pdf/kisei_all_190329.pdf
を開いて読むと、真実が見えてきます。
ぜひ、そのページの資料に目を通してください。なんと、アメリカの輸入停止措置がたっくさん!
牛久沼(茨城県)や成田(千葉県)の美味しいウナギは、アメリカには輸出できません。
タケノコ・シイタケやイノシシ・シカの肉は栃木・千葉産も輸出できません。野生のキノコ類は静岡県産までダメです。そういうものを私達国民は国や自治体から「ジビエ料理を食べよう!」と推進されてモリモリ食べています。
アメリカの輸入停止措置には物申すことが出来ないのに、日本はお隣の韓国を猛烈に批判しています。
そして自国民には「食べて応援」を推奨・・・おかしくないですか?

ニュースでは、「安倍晋三首相は28日、オタワで記者会見し、『WTO加盟国からも判断の妥当性を問題視する声が上がっている』と批判した。会見後、首相に同行している西村康稔官房副長官は記者団に、先にジュネーブで開かれたWTO会合で米国が日本の立場への支持を表明したと明らかにした。」と報道されています。
しかしその米国こそが輸入停止措置をしているのであります。
笑い話でしょうか、これは・・・。

TVや新聞から与えられた情報だけ鵜呑みにせず、自分から調べたり自分で考えたりしないと、
私たちは為政者の都合のいいようにどんどん流されていってしまいます。

これからも、いっぱい調べていっぱい考えていきましょう!

【GWの発送とご注文締め切りにつきまして】
4月27日~5月6日迄ゴールデンウィーク休業致します。この関係で、5月最初の発送日は8日(水)となります。
また、5月10日(金)発送の締切は5月2日(木)となります。ご注意ください。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成31年4月9日

Apr 9. 2019 かごしまんまだより

【西洋医学は自然の神様とのいたちごっこ】
『ゾフルーザで耐性ウイルスが出たことを受け、日本感染症学会は使用基準を作る。耐性ウイルスが広がると、ゾフルーザが使えなくなるおそれがあるためだ。
国立感染症研究所によると、全国約500の医療機関で無作為に選んだ患者などのウイルスを調べたところ、3月18日時点で解析を終えた113人のうち、今季ゾフルーザ(インフルエンザの新治療薬)をのんだA香港型の患者30人中22人に耐性ウイルスが見つかった。
またゾフルーザをのんでいない83人のうち3人からも検出された。人から人にうつった可能性がある。』
(朝日新聞 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190404-00000050-asahi-sociより)

『2017年には、抗インフルエンザ薬のタミフルが世界保健機関(WHO)の「必須医薬品」リストで「保健システムに最低限必要な薬」から「補足的な薬」に格下げされています。タミフルは2009年にリスト入りしましたが、その後、大人で症状のある期間を約1日短縮するだけで、入院や合併症を減らす効果はないとの研究が発表されるなど、以前考えられていたよりも効果は限定的との報告が出たため格下げになったといいます。』
(日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXLASDG09HAE_Z00C17A7CR8000/ より)

インフルエンザにかかると、学校や会社からすぐ『医者に行って診断書を』と言われます。タミフルの消費量も日本が世界一。しかしヨーロッパやアメリカなどでは、自宅で安静に寝て治すよう指導されています。
日本だけがインフルエンザの予防接種や新薬にこぞって群がる状況は少し異常な感があります。年々予防接種率も上がって新薬も出ているのに、近年インフルエンザの流行期が夏から始まったり春になっても終わらなかったり耐性菌がどんどん出ているのは、なんだか自然の神様とのいたちごっこをしているように思うのです。
西洋医学の薬の多くは、人間が人工的につくった化学的な成分でできています。幼児や子供が飲みやすくするための甘味成分も、実は砂糖ではなく人工甘味料。人工的な成分や人工甘味料は、もともと自然界には存在しません。西洋医学の薬は即効性がありますが、自然界に存在しない成分を身体が消化吸収することは生物学的にみてとても負担がかかることです。また、39℃や40℃の高熱時に無理して外出して、しかも病気の人が多い病院にわざわざ行くのも体にとって非常に負担なことです。
痙攣や異常行動、妊婦や乳幼児・高齢者には十分注意が必要ですが、インフルエンザは安静にしていれば自然治癒で治せる病気です。
耐性菌の出現は、自然の神様からのメッセージのような気がしてなりません。

【GWの発送とご注文締め切りにつきまして】
4月27日~5月6日迄ゴールデンウィーク休業致します。この関係で、5月最初の発送日は8日(水)となります。
また、5月10日(金)発送の締切は5月2日(木)となります。ご注意ください。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成31年4月2日

Apr 1. 2019 かごしまんまだより

【乳製品が4月から値上げ】
ここ数年ガソリン代が急上昇しました。ヤマト運輸も佐川急便もゆうパックも配送料金が大幅に値上がりしました。最低賃金も年々上がっています。原油価格の上昇に伴って各種包材も値上がりしました。
畜産業の生産者は慢性的な飼料代高騰に苦しみ続け、安価な輸入飼料(ほとんど遺伝子組み換え作物である)に頼らざるを得ない状況です。体力的にも経済的にも厳しい畜産業の生産者は、高齢化と後継者不足でどんどん廃業していってます。
とくに乳牛の生産者の経営状況は厳しく、経費の大半を占める飼料が高騰しているのにもかかわらずメーカーからの生乳の買取価格が決められているので、多くの生産者が廃業に追い込まれています。
こうした背景により、全国各地の生産者団体と各乳製品メーカーが生乳取引価格の引き上げに合意していき、前述の燃料費や物流費の上昇もあり、乳製品全体的な値上げとなりました。
乳業の生産者さんのことを思うと仕方ないことではありますが、介護保険もどんどん上がって実質年金受給額は減っていますし、健康保険料や各種税金も少しずつ上がって私たちの可処分所得は減る一方・・・。東日本大震災後は復興税もできましたね。電気料金にもいつのまにか再エネ賦課金や燃料費調整額なるものが。人口が激減しているのに民間企業の手に渡りつつある水道料金もこれから上がらないわけがありません・・・。
新しい年号に『安』の字が使われなかったことに少しホッとしましたが、10月には消費税が10%になります。このままではじわりじわりと多くの人が生活に苦しむ国になりつつある日本。正常な状態の国へ本気で戻す気がある人や党を政治家に選挙のたびに選ばないと本当に取り返しがつかなくなりそうです。
話が主題から脱線気味になってしまいましたが、4月から乳製品が値上がりして本当に申し訳なく思います。
牛乳が入る野菜セットの価格は据え置きいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

【GWの発送とご注文締め切りにつきまして】
4月27日~5月6日迄ゴールデンウィーク休業致します。
この関係で、5月最初の発送日は8日(水)となります。
また、5月10日(金)発送の締切は5月2日(木)となります。ご注意ください。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成31年3月26日

Mar 25. 2019 かごしまんまだより

【超高齢化・廃業が進む農業】
先日、取引メーカーさんが「北海道の小豆がどんどん値上がりです。生産者さんが高齢により廃業し、畑を引き継いだ企業が大豆に切り替えてしまって。大規模農業しやすい作物に切り替えるんです」と教えてくれました。
今日の南日本新聞には「鹿児島大学の研究で、桜島大根に血管機能改善効果があると判明し、桜島大根を加工した商品開発が相次いでいる。桜島大根は桜島で200年以上前から栽培され、全盛期の栽培面積は200ヘクタールだった。しかし噴火の影響などで生産者は年々減り、現在桜島内には約30人。その大半が60~70歳代で、栽培面積は7ヘクタールにまで減っている」とありました。
日本の農業就業人口は、2015年では209万人、2017年には181万人と年々大幅に減少の一途をたどっています。30年前の1985年と比べて6割以上も減少しています。65歳以上の割合も年々増加の一途で6割以上、地方によっては7割以上が高齢者であるという状況です。また農業法人化しているところも人手不足に悩み、その多くが外国人労働者に頼っています。
そんな農業の現状で、無農薬や減農薬で野菜をつくっていくことがいかに大変でいかに貴重なことか、私たち日本人はいつ気付くことができるのでしょうか。
10人中7人が65歳以上という生産者さんたちに、ホームセンターで大々的に宣伝している『安全そうな』ラウンドアップ※の危険性をいくら説いても、理解して頂けないばかりか「そんなもの宣伝するわけがないでしょう」と信じてももらえません。

※ラウンドアップ・・・・枯葉剤、農薬。
枯葉剤を散布しても枯れないように遺伝子を組み換えた作物の種子を販売している企業が、販売する枯葉剤のこと。遺伝子組み換え作物とラウンドアップをセットで使うことで、作業効率は劇的に上がるが、次第に土地は汚染し、在来種は育つことができない痩せた土地になるので、生産者がやめたくなっても遺伝子組み換え種子とラウンドアップを買い続けるしかなくなる。ラウンドアップを散布する人にも深刻な健康被害が世界中で出ている(アメリカではラウンドアップを散布し続けて末期がんになった農夫が企業を相手取った裁判で勝訴している)。

そして遺伝子組み換え種子企業や国は、私たちの食品からどんどん『遺伝子組み換え表示』をなくそうとしています。さらにはゲノム編集食品まで流通させようとしています。遺伝子組み換え作物やゲノム編集食品の危険性はよくわかっていません。しかしながら少なくとも遺伝子組み換え作物は、猛烈にたっぷりとラウンドアップなどの有毒な枯葉剤が散布されています。たとえ油や醤油になっていてもなるべく避けるというのが私たち市民にできる対抗策予防策です。遺伝子組み換え作物は油や醤油の原料になっていると非表示でOKという法律のおかげで、既に日本は遺伝子組み換え作物の輸入・消費が世界一ともいわれています。
農業人口の激減と高齢化は、日本の安全な食の危機です。今なにができるのかどうすればいいのか、消費者の私たちも真剣に考えなくてはならない問題ではないでしょうか。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成31年3月12日

Mar 11. 2019 かごしまんまだより

【東日本大震災から8年】
311から8年目を迎えました。皆さんの胸にはどんな思いが巡りましたか。
津波や原発事故により避難生活を余儀なくされている人は依然として約5万2千人に上ります。
プレハブの応急的な仮設住宅での暮らしを続ける人も3418人。
東北の過酷な寒さ暑さの中での慣れない暮らしの長期化により、孤独死も増加傾向にあると言います。
一方で、東京電力福島第1原発事故の被災者の切り捨てが進んでいます。
無償住宅支援や営業損害への賠償、精神的賠償など、主要な損害賠償は原則打ち切られました。
住民らの申し立てた裁判外の紛争解決手続き(ADR)も次々と打ち切りになってます。国の原子力損害賠償紛争解決センターの和解案に対し、1年~2年以上も放置したあげくに拒否という答えを東電が出し続けているのです。
こうした被災者切り捨ての一方で、日本原子力発電が再稼働を目指す東海第2原発をめぐり、東京電力ホールディングスが1900億円を融資・債務保証する計画案が明らかになりました。被災した老朽原発をあと十数年運転させるために、東電はじめとする各地の5電力会社合計で3000億円もの支援を行うというものです。
東京電力は、原発事故の賠償を迅速に行うためなどとして国が資金を出して救出したはずです。
被災者切り捨てを進めている東電が、原電の原発再稼働を支援することにはまったく道理がありません。
(2019年3月9日しんぶん赤旗15面記事より)
一方で、東北の甚大な津波被害を忘れたかのように、日本各地での沿岸開発が進んでいます。
例えば宮崎市の沿岸は、延床面積では九州最大規模のイオンモールをはじめ、各企業の大型店舗が次々とオープンし、新しい住宅やマンション・アパートの建築ラッシュです。ここ一帯は1m級の津波が来たら全て床上浸水や壊滅的な被害を受けると予測されています。しかしながら、TVのインタビューにおいて宮崎市による回答は「どこに住むかは、いつも最終的には住む人の意志ですから」とし、都市計画等の変更や行政指導等の予定はありません。インタビューを受けていた住民も、津波のことはどこか他人事のようでした・・・。
国や地方自治体は決して市民の生活を守ってくれる存在ではなく、私たちは自己防衛するしかありません。
どこに住むべきかどの地域が災害時に危険なのか、防災の点から検討するときには、『ハザードマップ』が役に立ちます。津波や洪水時にどこが床下浸水などの被害を受けるか、地図に色分けしてあるものです。危険な地域はだいたい赤やオレンジで塗られています。ハザードマップは各市町村役場に必ず置いてあり、その多くは無料で配布してくれますので、ぜひ自分の市町村のハザードマップは1枚持っておくことをお勧めします。
鹿児島の川内原発周辺の自治体では、どこまでヨウ素剤を配るべきかどのように配布すべきか議論が盛んです。
しかしながら津波も原発も、高台に逃げたりヨウ素剤を飲んだりすればいい、というものではありません。
『その時』にはもう住むべき家も土地も失っているということに、私たちは全力で想像力を働かせるべきです。

【3月22日(金)は発送がお休みです】
前日が祝日の為、生産者やメーカーがお休みになるので発送がありません。ご理解ご了承お願いいたします。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江