かごしまんまだより

2019年9月3日

Sep 3. 2019 かごしまんまだより

【洗濯や掃除は化学だ】
子供の給食着のアイロンがけもやたらに辛い。色々な家の洗剤や柔軟剤などの香りが鼻にツーンとしてどうにも身体に合わない。でもせっけん洗濯は匂いもすすぎも悪く、衣類やタオルがどんどん黄ばんでいく・・・。
しかし『汚れと洗浄剤の関係は化学だ』とわかってからは、洗濯や掃除や歯磨きがとっても面白くなったんです。
ポイントは『汚れを酸性とアルカリ性に分類し、反対のもので中和する!』これにつきます。
酸性の汚れ・・・油汚れ、皮脂、お口の中
アルカリ性の汚れ・・・水垢汚れ、トイレのアンモニア臭
まずこれを頭に叩き込みます。次に
アルカリ性洗浄剤・・・セスキ(アルカリウォッシュ)、過炭酸ナトリウム(漂白剤)、重曹
酸性洗浄剤・・・クエン酸
これも頭に叩き込みます。そして肝心なことは、
『酸性の汚れにはアルカリ性洗浄剤を投入、アルカリ性の汚れには酸性の洗浄剤を投入する!』
一番うまくいかないのは洗濯。これは、洗濯物の汚れには酸性・アルカリ性の両方があるのに、1種類の洗剤で1回にすませてしまうから。成功させるには、2種類の洗浄剤を使って2回洗濯することがポイントなのです。
まずアルカリ性洗浄剤(セスキと過炭酸ナトリウムをミックスさせるのがベスト)で洗濯機を1回まわす。
次に酸性洗浄剤(クエン酸)で再度洗濯を1回。それぞれすすぎは1回でOK。ただし脱水までかけておきます。
こうすることでまず1回目のセスキで皮脂やタンパク質や血液汚れを落とし、漂白剤(過炭酸ナトリウム)で衣類の黄ばみを抑えられます。2回目のクエン酸でアンモニア臭や水垢を落とすので嫌な臭いが消えます。
酸性の汚れを落としてから、次にアルカリ性の汚れを落とすのです。我が家では就寝前に1回アルカリウォッシュと過炭酸ナトリウムで洗濯しておき、次の日の起床後にクエン酸投入してもう1回洗濯機をまわします
簡単で便利な化学合成洗剤には、化学物質過敏症やアトピーなどの皮膚トラブルの原因となる強い化学合成物質(化学合成の香料、化学合成の界面活性剤や漂白剤や蛍光発色剤など)がたくさん含まれています。
そりゃそうです、1回の洗濯で酸性・アルカリ性両方の汚れをやっつけようと無茶しているんですから。
ナチュラルクリーニングは化学合成洗剤よりもひと手間はかかりますが、私たち自身の健康にとても良く、そんなに水道代や電気代は上がらず環境にもエコ。しかも洗浄剤の種類がとてもシンプルで家中の掃除に使えます。
換気扇やコンロ周りの油汚れにはセスキ水。食洗機は過炭酸ナトリウムと重曹。水垢やトイレ臭にはクエン酸。
お口の中が酸性に傾くと虫歯になると言われています。重曹はアルカリ性。重曹をコップの水に溶かして歯を磨いてお口をすすぐだけで、お口の中が中性に傾き、虫歯予防になります。歯磨き粉はいりません(市販の歯磨き粉には、界面活性剤や人口甘味料やフッ素やマイクロプラスチックも含まれています)。
我が家はナチュラルクリーニング生活で、鼻がツーンとすることも、皮膚のトラブルも虫歯もなくなりました。
特に子供たちは、生まれてからずっと重曹での歯磨きのみで虫歯になったことがありません。私も重曹磨きにしてからは虫歯がなくなりました。汚れと洗浄は化学ですね。ナチュラルクリーニング生活、本当にオススメです。
かごしまんまの生活雑貨コーナーにもありますのでぜひぜひ(宣伝すみません!)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年8月27日

Aug 26. 2019 かごしまんまだより

【ニンニクもミョウガも生姜も野菜です!】(スミマセン、先週の再掲記事です)
そりゃわかってますよ、皆さんが野菜セットに欲しいのはキャベツやほうれん草や大根やニンジンや玉ねぎだってことも。でも今はないんです、そういうレギュラー野菜(だいたいが冬野菜である)がどこにも。
もちろん鹿児島のスーパーだってキャベツもニンジンも大根も全てあります。しかしどれも産地は北海道や青森や群馬や長野。夏真っ盛りの南九州では、キャベツや大根やほうれん草などの冬野菜の栽培は不可能なのです。
もし野菜セットにそれらを入れるとしたら、解決方法は産地偽装か遺伝子組み換えしかありません。
でもかごしまんまの野菜セットは、減農薬の鹿児島野菜中心の九州野菜セットなんです(涙)
(他の同様な地場産中心の九州野菜セット通販は、地場産野菜の種類がそろわない夏はキノコ類や果物を入れるところもあります。そして夏はやはり段ボール箱が小さくなってしまうとか。皆さんやはり苦労していますね)
地域の生産者さんが持ち寄る、鹿児島・宮崎の農産物直売所のラインナップの現状は以下のとおり。
芋、芋、芋。ゴーヤ、ゴーヤ、ゴーヤ。オクラ、オクラ。きゅうり、ナス、とうがん、芋がら、かぼちゃ、みょうが、にんにく、ヘチマ、みょうが。たまに少量のツルムラサキやモロヘイヤ。とてもディープな夏野菜ばかりですね~。特にとうがんや芋がら。とても首都圏のママさんたちが普段使いできるタマではございません。
出荷するものがないのか、干し大根や干し野菜も棚に並んでいます。それしかないんです。それが自然なのです。
どうしても野菜セットの11種類揃わない場合は、やむなく他県産の野菜を入れますが、地場産の自然な旬野菜の方が農薬も少なく栄養も豊富なので、なるべく地場産野菜を入れるようにしています(※市場野菜やスーパーにある野菜はたいてい大量生産で、見た目重視・長持ち重視なので農薬が多く使用されている確率が高い)。
なので今の時期の野菜セットには、地場産減農薬栽培のニンニクやミョウガが入ったりします。
また、吉田自然農園さんは全く農薬を使用しない自然栽培なのでできるものが限られる上、災害にも弱いため、生姜でも青シソでも収穫できるときには優先的にセットに入れるようにして、その生産を支えています。
常夏の鹿児島では収穫できる野菜がどうしても限られています。
しかしそういう旬の野菜を食べ続けることが、結局は安全で自然のリズムにかなっています。
ゴーヤチャンプルーにニンニクをたっぷり入れてガツガツ食べる。そうめんにミョウガを刻んで食欲を刺激させる。夏野菜の生きた成分は、サプリよりもずっと身体の調子を整え夏バテを解消するお手伝いをしてくれます。
産地を限定して野菜を食べることは不自由なこともありますが、どうぞそんな不自由をも楽しんで旬野菜を食べるメリットを感じて頂ければ幸いです。
大型で重量のあるキャベツや大根やニンジンが入る冬よりもずっとずっと軽くて小さい夏野菜セットですが、生産者さんと一緒に一生懸命11品揃えていきますので、なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
余談ですが、ここ鹿屋市では真夏に小松菜や水菜をつくれるのはぐるめ畑さんと上村農園さんだけです。ビニールハウスに寒冷紗や扇風機を入れ、灼熱のビニールの中での収穫。台風のたびにビニールをハウスからはがして、圃場内の小松菜や水菜をやむなく全滅させ、なお、再び苗を植えて立ち上がる。想像を絶する苦労があります。
鹿児島・宮崎全体でみても、真夏に葉物を作れる生産者さんはかなり少ないです。しかも減農薬栽培は数えるほど。難しい上にリスクが大きいからです。そんな生産者さんのおかげで、今週も小松菜や水菜があります。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年8月6日

Aug 5. 2019 かごしまんまだより

【果物が年々高くなってきた理由】
「果物って高いですね(涙)」そんなつぶやきをツイッターでみかけて返信したところ、意外に多くの反響があり、びっくりしました。日々生産者さんに接している私にとっては当たり前のことが、一般の方には知られていなかったことなんだと改めて思いました。今回はこれについて書きますね。。
多くの果物は、収穫期が1年に1度しかないのに、雑草取りや剪定、受粉作業、温度管理など1年を通して常に手間がかかります。背が高い木の手入れやビニールハウスのビニルの管理などは、はしごを使っての肉体労働がたくさんです。ミカンやリンゴの木などは山の斜面に植えていることが多く、平地の作業よりも体力が必要です。キツイ・キタナイ・キケンの3K職業なので、後継者がどんどんいなくなって、生産者さんの平均年齢が年々上がり、高齢化が顕著な業界です。
それなのに台風や長雨などの天災や病気などで全部パアになってしまって、断腸の思いで廃業を選択していく生産者さんが後を絶ちません。
供給者が少なくなれば、需要と供給のバランスにより市場ではじわりじわりと果物の単価が上がっていきます。
しかも年々燃料代や電気代や肥料代が上昇しています。電気代や燃料費は毎月かかっていくのに、収入は収穫期のみ。四季折々の豊かな気候の日本では台風や災害はしょっちゅう。ひとたびそのような天災や病気に見舞われれば、その年の収入はゼロ。そんなバクチな職業が、果物生産者さんなのです
本来、農業というのは、国や自治体の補助や補償がなければとてもやっていけるものではありません。諸外国では第一産業は手厚く保護されているところが多いです。特に果物は収穫期が限定されてつぶしがききません。
例えば前村果樹園さんのパッションフルーツ。ビニールハウス栽培で、7月初旬~8月上旬が収穫期です。
収穫期が終了するとすぐ8月中旬には全ての木を伐採して引っこ抜いて更地にします。そしてすぐに苗木(3月に挿し木して別のところで育てていたもの)を植えてハウス内で育てていきます。台風に弱いビニールハウスは、台風が来るたびにビニルを剥がして張り替えます。これは大変な重労働です。
ハウス内は10℃以下になるとセンサーが働いて暖房がつきます。12月~2月はずっと常に暖房が稼働している状態で、燃料費がすごいことになります。そうやって南国フルーツのパッションフルーツは私たちの手に届きます。前村果樹園さんは、パッションフルーツのほかにもミカンやデコポン・タンカンなどの柑橘類もやってらっしゃるので年間を通して収穫物があるほうです。
しかし山下ぶどう園さんは、ビニールハウス栽培のブドウだけの生産者。ブドウの収穫期は7月下旬~8月お盆前までのみ。あとはずっとブドウの手入れで1年が過ぎていきます。「ブドウのみでやらないと、いいぶどうができないよ」と山下さんは言います。数年前には台風でハウスがやられ全部のブドウが落ちてしまったことも。
手塩にかけたものが全部ダメになって、収入がゼロになってしまったらそりゃ多くの人は辞めちゃいますよね。
前村果樹園さんは3世代の家族経営で若いご夫婦もいますが、山下さんのところは高齢です。金柑でおなじみの丸山農園さんのところも高齢です。いつ廃業になるかわかりません。
このままでは、日本の果物の未来は暗いです。わたしたちには何ができるのでしょうか。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年7月30日

Aug 5. 2019 かごしまんまだより

【産地リレー】
昨日まで長崎県産だったのに、今日は青森県産だった・・・。とうとう魔の産地リレーが始まりました。
『産地リレー』とは、スーパーなどの野菜や果物の産地が変わること。
朝顔が冬には咲かないように、チューリップが夏に咲かないように、野菜や果物も必ず季節(旬)があります。
産地を気にしないでいると、スーパーの店頭には1年じゅうキャベツや大根やオクラやリンゴがあるように思えます。しかし産地表示を見続けていると、季節によって産地が変化しているのがわかります。
例えば夏野菜のオクラ。夏である今は鹿児島県産など国産が主流ですが、冬から春にかけてはタイ等の外国産しかありません。
冬野菜のキャベツや大根は、こちら鹿児島では今は九州産を見つけても手のひらサイズの小さなものやひょろっこくて細いものがほとんど。暑いので冬野菜は育たないか育っても生育不良気味な感じなのです。今スーパーにある大きくて太いものは群馬県産や青森県産です。ニンジンもそうなりつつあります。
最近、ニュージーランド産のリンゴがスーパーでちらほら見かけるのは、日本と季節が正反対の南半球ではリンゴが旬だから。逆に今の日本産のリンゴは旬ではなく1年くらい前に収穫した貯蔵品です。
苺のショートケーキもケーキ屋さんに行けば1年じゅうありますが、イチゴの旬は1月から4月です。今の時期の苺は外国から空輸したものです。甘くて美味しいイチゴはもともと無農薬での栽培が非常に困難です。しかもケーキ用のイチゴは見た目重視。海を越えてはるか遠くまでキレイなまま配送するためにどんな『工夫』がされているのでしょうか。私たち消費者は知ることができません。
今の時期に悩ましいのが玉ねぎ。スーパーの札には『佐賀・北海道産』と2つの産地表示が。トウモロコシ売り場も『長崎県・茨城県産』でした。梅雨明けして夏本番になってきた証です。
スーパーで九州産の冬野菜が完全になくなるのももう間近。
私たちの身体のリズムも、季節に合わせて変化しています。旬の野菜や果物は、人間や動物の季節のリズムに合わせて必要な栄養分を与えてくれます。春野菜はデトックス効果が高いものが多く、夏野菜は夏バテ防止・解消効果が高いものが多く、秋冬はエネルギーを蓄積したり体温を上げたりする効果が高いものが多いです。
つまり、旬ではない野菜や果物を食べることは身体のリズムにあまり合っていません。
魔の産地リレーが始まるこの時期はよく「キャベツや大根はないでしょうか」と問い合わせをいただきます。
ないんです!あってもひょろっちくて小さくてとても提供できるようなモノじゃないんです(涙)。
夏はゴーヤとオクラとキュウリとナスとゴボウが鹿児島では主要な野菜になってきます。あと『とうがん』とか『トイモガラ(ずいき)』などという野菜もあるにはあるのですが、独特過ぎて首都圏の皆様にはとてもオススメできません・・・。冬のように大きな野菜がなく種類も豊富でなくて、本当にすみません・・・。
(でもこれら夏野菜を食べ続けることで、夏バテや疲労を必ずや軽減してくれるはず!ガンバッテタベテ!)

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年7月23日

Jul 22. 2019 かごしまんまだより

【国会こそバリアフリーに】
国会議事堂を調べてみますと、1936年(昭和11年)竣工とあります。
バリアフリーなんて概念が全くない時代の建物です。
しかし今回の参院選では、れいわ新選組から二人の新議員が生まれました。
お二人は車椅子、しかも寝椅子に近い大きいタイプを使用して生活されています。
お二人がこの国会内に入るということは、どんなに色々な困難が待ち受けていることでしょう。
当事者でなければわからないこの国の制度や体制の問題点を、このお二人なら必ずや声を大にして国会を動かすことができるのではないか。国を変える第一歩になるのではないか。多くの方が希望を託して1票を投じました。
そして二人の当選が叶いました。報道制限の中で多くの人に支持され、これは快挙ですね!
国会議事堂の見学案内動画を観ましたが、「階段が多くあります」とアナウンスがありました。
議場内を見ても階段だらけ。議席の間の通路も狭くて階段だらけ。質問する際も階段が立ちはだかります。
議員本人のみが入れる場所もあります。しかしこのお二人は介助無しで動くことは困難です。
『あらゆる人が世界の真ん中で輝く社会』をスローガンに掲げている首相なら、必ずやこの困難を乗り越えて
やってくださることでしょう。
日本の国政史上、新たな歴史の幕あけとなるに違いない今回のお二人の議員誕生に、心から拍手とエールを。

【夏休み♪おうちごはん応援キャンペーン】
キャンペーンはめったにしないかごしまんまが、初のキャンペーンです。
1配送につき18000円以上(税込19440円)のご注文で
『1箱分の送料を無料』にいたします!!!
9月1日迄の期間限定です。(*発送日指定は9月13日分迄です)
何回でもOK! 定期便との合算OK! ただし10L・20L箱の水はキャンペーン適用外です、すみません。

きっかけは、お客さんからの修学旅行や林間学校へのご相談やご報告。
ママも子供達も頑張って一生懸命に食の安全を考えて悩んでいる。胸が締め付けられる思いでした。
かごしまんまとして、なにかできることはないか、考えに考えました。
そこでおうちごはんが多くなる夏休みやお盆に、ご家族みんなで安心食材をおもいっきり楽しんで頂きたい。
夏休みのジュースやお菓子のまとめ買いに。
肉類や魚類の冷凍ストックとして。
(肉類や魚類は到着後にご自宅の冷凍庫で再冷凍できます)
お米や調味料のまとめ買いに。ママ友との共同購入に。どうぞキャンペーンをご利用ください。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年7月17日

Jul 17. 2019 かごしまんまだより

【CREA8月号とひよこクラブ8月号に掲載も反響ゼロ(涙)】
全国紙掲載だから、さぞやたくさん反響があったと思うでしょう?
いやいやいや、反響ゼロなんです!(涙)笑っちゃうでしょう?ゼロですよ。
そりゃ送料高いですし特典もないです。注文から発送まで1週間はお待たせしています。
でもツイッターで皆さんがつぶやいてくださったりすると少なからず反響があります。
政治と同じだなあ、と思いました。

ツイッターの世界では原発事故や食や農業の安全やこの国への危機感など社会問題への関心にあふれていて、
選挙も盛り上がっています。日本が変わりそうな予感がします。
しかし現実の世界は、残念ながら『無関心』や『あきらめ』が主流です。
食の安全に関しては『国が安全基準を決めているのだから大丈夫』。
選挙に関しては『どうせ変わらないし1票なんて』という雰囲気。
『給食で食育を』と言いながら、現実は添加物が入ったウインナーやちくわを遺伝子組み換え原料の植物油で
調理し、季節外れのピカピカのりんごを皮ごと食べさせている給食。
『さらなる所得の向上を!』と言いながら、消費税や健康保険税を上げて生活保護費や年金は下げようとして
いる与党。国民主権の憲法を、『お国のための国民へ』の憲法に改憲しようとしている与党。
それらがめちゃめちゃ問題になっているツイッタランドと、全く関心のない現実ワールド。
「本当に同じ日本なのか?」とめまいがします・・・。

本当に子供たちの安全と健康を考えるなら、給食はなるべく旬の有機野菜と無添加の加工品にし、GM由来原料の調味料を使わない。原発事故による汚染がひどかった地域への林間学校や修学旅行をやめる、重いカバンをやめる、多すぎる宿題をやめる。それが筋だと思うのであります。
でもこの国は経済を優先にして、補償から逃げて、基準を上げることにしました。放射能も完全にアンダーコントロールしているということにしました。老後に2000万円必要だという報告書もなかったことになりました。
しかしそれでも、同じ想いで安心食材や野菜を探しまわって悩んでいる人にかごしまんまがあることをお知らせしたい。同じ想いで日本に絶望している人に、山本太郎さんのような政治家もいるよとお知らせしたい。
あきらめていく人が多いですが、あきらめない人がいるかぎり、頑張っていきたいなと思う今日この頃です。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年7月9日

Jul 9. 2019 かごしまんまだより

【CREA8月号にPR掲載】
今まで広告掲載は全て断ってきたのですが、『お取り寄せ特集』だということで出してみました。初です。
初めてのことなので、発売日がものすごく待ち遠しくドキドキしていました。
そしてほんの少し「振り込め詐欺」への不安もありました(なにしろ鹿児島という、首都圏からは遠い地なので)。
タイミング悪く、折りしも九州は日本中が心配するほどの大雨に見舞われ、発売日から2日経っても鹿児島のどこの本屋さんにもコンビニにもCREA8月号はありませんでした。
本屋さんに並ぶCREA7月号のハワイの表紙を見ながら「やはり振り込め詐欺だったか・・・?でもずいぶんと手の込んでいる詐欺だな、原稿も何度か作り直していたし・・・」と色々モヤモヤ頭をよぎりました。
幸い、首都圏のお客さんから「CREA見ましたよ~♪」とご報告があり、心の中で「広告会社さん疑ってゴメン!」と謝ったのでした(^^)
さて、譲れなかったのは『普段どおりの写真』です。 
・・・。 ・・・。 勇気がいりました(゚∀゚ )/
だってCREAという雑誌って素敵な写真ばかりじゃないですか!
そこへ私のデジカメで撮ったいつもどおりの写真・・・。 ・・・勇気いりますとも!(強調)
でも、写真見て「いいな」と思って注文して、実物見たときにガッカリ。そんな思いをファミレスやファストフードそして通販でよくありませんか?
「写真で見たとおりだ!嬉しいな!」と思っていただきたい、そう願いながらいつも写真を撮っています。
通販でよくガッカリするのは、大きさや容量や原材料。想像と違うものが来て、残念に思ったことって、けっこうありますね。
なので商品ページの写真群にはなるべくボールペンと一緒にとった写真を載せています。みんながよく知っている、ビックのオレンジボールペンと。大きさや容量が想像できるように、と願って撮っています。
また、原材料欄の部分も必ず撮って商品ページに載せています。多くの通販では原材料欄の写真や原材料の説明がないので、「買えないなあ残念だなあ」という思いをしたことが私自身何度もあるからです。
話はだいぶCREAから飛びましたが、とにかく野菜セットはツイッターやインスタに載せているいつもの写真にしました。オサレなCREAの中でかなり浮いています。いいんです(キッパリ)。
だいぶ頑張って盛って撮ったパンの写真は「ハズ○ルーペが必要か?!」というくらいに小さくなり、かなり頑張って盛りに盛って撮った納豆や牛乳や肉類の写真はボツになりました(笑)。

今回も、届いた野菜や商品は想像どおりでしたか?
(夏はキャベツや大根などの大物がなくてすみません!)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

*追伸* ひよこくらぶ8月号(14日発売)PR掲載予定となりました(≧▽≦)

Edit by 山下 理江

2019年7月2日

Jul 1. 2019 かごしまんまだより

【大雨かつ長雨】
先週末から鹿児島はずーっと雨が降っています。しかも風を伴う暴風雨です。
熊本・鹿児島・宮崎には、集中的に非常に強い雨や猛烈な雨をもたらす線状降水帯が発生しています。
南九州は、カルデラ噴火による火山灰でできた土地なので、非常にもろくて崩れやすい性質の土壌です。
毎年、がけ崩れや河川決壊の災害が発生するのもこの時期に集中しています。
今回もさらに災害級の大雨になる可能性もあり、祈る思いで過ごしています。

・・・とこれを書いている途中で、【かごしまんま無塩せきハム】のメーカーさんから
「付近の河川が氾濫して、一帯が水没しました(メーカー所在地はいちき串木野市)。
ヤマト運輸さんのトラックが工場に来れないため、明日の発送日に間に合わず、ハムの到着が明後日になります」
と連絡がありました(ひええええええぇぇぇっ!!!)。
ニュースサイトや高速道路HPを見ると、九州各地で道路が通行止めや片側1車線規制や迂回になっています。

鹿屋市では各家庭に防災無線が無償設置されているので、こんな時は防災無線放送に耳を傾けて、
続々と発表される避難勧告地域を聴きながら、懐中電灯などの非常用品を点検したり準備したりしています。
鹿児島では停電することはしょっちゅうで、みんな慣れたものです。さすが南国。

そして生産者の皆さんにとって、毎年この6月と9月の雨と台風の時期が一番辛い季節。
トウモロコシは背が高いのに根が浅めなので、暴風雨に弱く、倒れてみんなダメになっていきます。
ズッキーニやカボチャは地表面で実が成長する野菜なので、大雨に水没してしまい、ダメになっていきます。
トマトはもともと乾燥を好む野菜なので、大雨時は水分を吸い上げ過ぎて実が破裂していき、商品として出せなくなるものが多くなります。
葉物野菜は、ジメジメして高い気温なのでハウス栽培でも病気になりやすくなります。

通常は発送日の前日に収穫する農産物も、こんな大雨の時はちょっと雨がやむ時をねらって収穫するので、
発送日の前々日に収穫するものもあります。
露地栽培の野菜は、長時間の雨にさらされて全体的に良いコンディションではありません。

この時期の葉物野菜はいつもより早めに消費し、ゴーヤやナスなどに部分的に傷みがある場合はその部分を
カットしてお使いくださいますよう、すみませんがご協力をお願い申し上げます。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年6月26日

Jun 25. 2019 かごしまんまだより

【国産の大豆と小豆がピンチ】(すみません、先週の再掲記事です)
国産の大豆や小豆がとんでもなく高騰しております。
国産の大豆や小豆の産地はおよそ9割が北海道。納豆用の小粒品種は2018年の2.6倍、小豆も2015年の2.1倍の卸売価格で取引されています。
2016年から北海道はたびたび台風や長雨に見舞われ、豆類だけでなくジャガイモなど色々な作物の不作が続いています。スーパーやコンビニ等からポテトチップスが消えてしまったというニュースも記憶に新しいですね。
特に2016年8月は、帯広や十勝などの一大農業地帯を2週間のあいだに4個も台風が襲いました。
先述のように、国産の豆類は9割が北海道産なので、『北海道産がダメになる』イコール『国産自体がピンチ』ということになっていくのです。
農業は、自然災害等で収穫できないと収入は0になる高リスクな業種でありながら、日本の農業保護政策は欧米諸国に比べてなんにもしていないに等しく、高齢化や担い手不足でどんどん農業就労人口は激減しています。
そのような中で台風などの壊滅的な被害に遭うと、「いい機会だからもう農業をやめよう」と決意していくので、深刻な供給不足になっていくのです。
農業がダメなら他で頑張りゃいいじゃん!と楽観的にはなれません。
小豆が2倍の価格になれば小さな和菓子屋さんからひっそりと潰れていきます。そうしてまたシャッター商店が増えます。潰れずに生き残った和菓子屋さんも、国産ではなく輸入の小豆にしていきます。
納豆も国産が激減し、北米産納豆が主流になっていきます。
するとなぜか法改正の動きが出てきて『遺伝子組み換えかそうでないかは表示しなくてよい』ということになっていき、あっという間に日本人はさらにどんどん遺伝子組み換え食材を食べまくるようになります。
そして農業が衰退して輸入農産物に頼りっぱなしの状況で、経済制裁や戦争をやりあう世界状況になってしまったら?日本は兵糧攻めに遭って、多くの一般国民が経済的に苦しみ、飢えに苦しみ、すさんだ国になってしまう・・・・そんな危険な未来の可能性も出てきます。
第一次産業を大切にするかしないかで、国の豊かさは全然違ってきます。
第一次産業は自然に左右されることを念頭に入れて国が手厚い保護策を講じないと、第一次産業の就業人口はどんどん減って、国民の食を脅かすことになるでしょう。
昔、苺はイチゴスプーンで潰しながら牛乳と砂糖で食べ、トウモロコシは1人で何本も食べた記憶があります。今では苺もトウモロコシもそんなことはとてもできないような価格になってしまいました。
このままではこれからも色々な農産物がそうなっていきます。ゆっくりと、しかし確実に・・・。

かごしまんまの農産物は、いびつだったりびっくりするような形や大きさだったりしますが、食味に問題なければ生産者さんから買い取るようにしています。微力でも、それが生産者さんを支える一歩だからです。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年6月11日

Jun 10. 2019 かごしまんまだより

【生き物の観察は楽しい】
山下家の玄関や廊下は現在、アゲハ蝶の幼虫さんたちの蛹化ラッシュです。おババ農園から連れてきました。
俺が私がと競うように、はらぺこあおむしさんたちは、ショリショリショリ・・・・シャクシャクシャクシャク・・・と音を立ててものすごい勢いで葉っぱを食べていきます。タラコの卵のような小さいサイズの卵から、消しゴムのカスのようなサイズと風貌の幼虫が、脱皮を数回繰り返し終齢幼虫になる頃には丸々と大きく太って5~8cm位のあおむしちゃんになっていきます。
そして最後の食事と糞をした後、玄関の壁の気に入った位置までよじ登っては、たくさんの糸を吐いておしりと背中を安定させ、幼虫の状態のままジッと丸まって『その時』を待っています。これを前蛹といいます。前蛹の状態はだいたい1日2日です。そして『その時』が来て突然、背中から皮がパリッと割れて開き、身体全体をくねらせて幼虫の皮を脱ぎ去る様子は感動ものです。だって皮の下でくねっているあおむし君の身体を見ると、今まであった目や口や手足はすべてなくなっていて、蛹の状態で一生懸命、自分の糸と壁を信じて全身でうねって皮を脱ぎ去るのですから。幼虫の皮を脱ぎ去ったあおむし君は、既にあおむしではなく『蛹』という別人です。
無防備な蛹の状態は鳥やその他の動物にとって格好の獲物になるので、少しでも見つかりにくいようにするため、茶色の下駄箱の壁を選んだ蛹は茶色にどんどん変化し、葉っぱや白い壁を選んだ蛹は緑色に変化してカモフラージュします。(※飼育ケースの中で蛹になると、羽化時に十分に羽を広げられなくて飛べずに死んでしまいます)
蛹が生きているか心配になって、たまにチョンと手でそっと触ると、全身をビクンッとうねらせて拒絶します。
蛹の中では、葉っぱを食べるのに適した口、あおむし特有のたくさんの足、大きくて長い胴体は、みんなドロドロに溶けたようになって大工事が行われています。そして今度は、花の蜜を吸うのに最適なストロー状の口、空を飛ぶのに必要な筋肉をつけた羽と6本の脚、どの方向も見える目、子孫を残す生殖器などを1週間~10日間かけて構築してから羽化します。この羽化は、だいたい天敵のいない明け方にするのですが、一度この羽化ショーを見ると毎年何度でも見たくなるほどの魅力にあふれています。眠い目をこすって、明け方に神秘的なショーを生で見る感動は、とても言い表せません。羽化したばかりの蝶は、それはそれは美しく、手に乗せるとしばらくとまっていてくれます。ぜひ、あおむし君を飼って羽化まで観察してみてください。きっと感動しますよ♪
不思議なのは、冬になる前に蛹化すると、そのままジッと春になるまで待ってから羽化することです。
こういう観察ができるのも、畑に農薬を一切使用していないから。おババ農園のパセリには、ごきげんななめのてんとうむしとはらぺこあおむしとアブラムシとアリとカメムシ、そしてそれらを狙うクモやカマキリがいました。パセリの上空には卵を生みつけようと蝶たちが舞っていました。
農薬を使わない野菜作りとは、たくさんの生物と共存するということです。どの生き物も皆それぞれに役割や働きがあって、地球にとって重要で必要な命です。なにかを農薬で追い出すと、別の生き物が増えたり病原菌にかかりやすくなったり、受粉ができなくなって実のなりが悪くなったりし、バランスが崩れます。
なるべく農薬を使わない野菜作りをするよう、かごしまんまの生産者さんたちは日々努めています。
カタツムリや虫が段ボールの中隠れていたら安心の証です。どうぞ温かい目と手でお外に放してあげて下さい。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江