かごしまんまだより

平成28年10月4日

Oct 4. 2016 かごしまんまだより

【舌を育てる】
子供は、最初は野菜や香辛料が苦手でも少しづつ食べる練習をして慣れていきます。大人になってから食べられるようになったもの、大人になってから美味しいと思うようになったものって結構あると思います。
これは舌が、初めての強い刺激のものには苦手信号を脳に送るのですが、少量ずつ何回か食べることによってその刺激に慣れていき、少しずつその食材の旨味や深みを理解していき、「なんかこの味がわかるようになった♪」「なんか美味しいと感じるようになった♪」となっていくからです。
ですから、子供のうちからピーマンやゴーヤやシソ、キビナゴなどをほんの一口ずつでもいいので繰り返し食べることが大切です。大人になってからも同様で、例えばゴーヤが苦手であってもほんの一口ずつでもいいので繰り返し食べていくことが「なんかゴーヤが美味しく感じるようになった♪」の第一歩なのです。ポイントは毎回少しずつ食べる量を増やしていくこと。特に夏に食べるゴーヤは、夏の身体が必要としているミネラルや栄養がたくさん含まれているので、腸がそれを学習し脳に伝えます。繰り返し食べることで腸と脳と舌が連動して「ゴーヤを食べるとなんか身体が回復する!だから夏はゴーヤ、食べたい!」という記憶を刻むようになります。
シシャモやキビナゴについても同様で、最初はその苦みの刺激に舌が拒否反応を起こします。でも少しずつ繰り返し食べていくことで、腸と脳と舌が連動して「なんか栄養があるし、しかも旨み成分もあるぞ~」と認識できるようになります。舌が育っていくのです。
実は、人工的に作られた食品添加物や水道水に対しても同じです。
戦後の現代社会では(特に日本では)多くの人は食品添加物の味に慣れてしまっていて、腸も脳も我慢している状態で、舌に「危険だよ~」という信号を送ることを諦めています。でも半年ほど、添加物を極力避ける食生活を送ってみて下さい。サッカリン、ステビア、甘草、亜硝酸ナトリウム、着色料、アミノ酸・・・。添加物は数えきれないほどありますが、なるべく避けてみてください。※『アミノ酸』は栄養素のような名称ですが、これは人工的に作られた化学調味料(グルタミン酸ナトリウム・味の素など)のことです。
外食や弁当やお惣菜を買うのをやめていくと私達の舌には変化が起こってきます。舌が化学調味料や添加物の味がわかってそれを拒否するようになります。外食で化学調味料を使っているか否かが舌でわかるようになります。スーパーのお惣菜が美味しくなくなります。野菜もスーパーの野菜より生産者直売コーナーの野菜や減農薬野菜の方が美味しく感じるようになります。水も同じです。良い水を飲んでいると塩素が強くわかるようになります。
これは私の周りの人に実験してもらってほとんどの人が実感しています。騙されたと思って半年の間、添加物デトックスをしてみて下さい。半年後、自分の舌が驚くほど添加物に拒否反応を起こすことがわかります。
特に調味料に気を付けていれば、手作り食生活を半年続けるだけで腸も脳も復活して、添加物や人工甘味料が口に入った時には舌に「添加物があるよ、嫌だよ、美味しくないよ~」ってちゃんと教えてくれます。さらに続けていくと添加物入り食材を食べると口内炎ができることも。腸と脳と舌はお互いに連動していて、舌を育てると私達にきちんと健康と危険を教えてくれるのです。戦後、癌が急激に増えた理由の一つに、この食品添加物が大きく関係しているのではないかと私は推察しています。
舌を大切に育てて、旬に必要な栄養素や旨みや危険を敏感にわかるようになると、料理もぐっと楽しくなります。
(ただし放射能防御と一緒で、添加物や人工甘味料がわかると日本ではまた生きにくくなるんですけどね~笑)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月27日

Sep 26. 2016 かごしまんまだより

【台風の爪あと その後】
先日の台風16号は鹿児島各地にけっこうな被害をもたらしました。
かごしまんま災害等支援活動基金から、今回の台風や停電で甚大な被害を受けた生産者さんに1万円のお見舞金をお渡しさせて頂きました。皆様、本当にありがとうございました。生産者さんにお客さんの応援の声を伝えることができました。
鹿児島ではあまりに風が強すぎて木々がたくさん倒れた結果、ひっかかった電線が切れてあちこちで停電しました。停電が2日経っても続いているので、復旧のめどを聞こうと九州電力に電話しても全くつながりません。直接九電の鹿屋支社に出向いてみると、同じようにイライラした人々でいっぱいになっていて、九電の人が「電線があちこちで切れていて原因も復旧のめども全く分からない状況です」と説明していました。
どのくらい木々が倒れてしまったかといいますと、流木が鹿児島湾岸を埋め尽くしてしまい、垂水フェリーが数日間欠航したほどです。
高隈山系にある吉田自然農園さんは悲惨でした。畑の野菜がめちゃめちゃになったのは言うまでもなく、土砂崩れと倒木で電線が切れて唯一の山道がふさがってしまい、家から車で外出できない上にライフラインが断たれて数日間過ごしました。吉田さんは井戸水を利用していたので、水を汲み上げるモーターが停電で動かないため水も電気もない過酷な数日間でした。先週末に「やっと山道も通れるようになって電気も復旧した!」という喜びの報告メールが来ましたのでお見舞金を持って訪ねてみると、山道は木々が倒れて電線がぶら下がったまま、土砂崩れも修復されていないままで、まだとても安心できる状況ではありませんでした。お見舞金は「本当にありがたい。農場に必要なものを購入して大切に使いたい」とのことでした。
ゴーヤの棚が全てなぎ倒され、車庫も破壊されてしまった井之上養豚さんは、お見舞金を持参した時には肩を落とされてましたが、お見舞金とお客さんの激励メッセージに涙ぐんでおりました。
停電が何日も復旧せず、ギリギリまで肉類を保冷剤や保冷車で守っていた新村畜産さんは発送日当日に「大丈夫かとは思うが、もし万が一、品質に何かあってはいけない」と決断し、肉類の納品を諦めて全て廃棄処分にしました。お見舞金をお渡しすると店長さんやスタッフさんみんながびっくりし、そして喜んで感謝されていました。
ぐるめ畑さんの鹿屋のビニールハウスは台風で骨組みから折れたり壊れたりして全滅だったので、圃場の野菜は全てダメになりました。また種まきや植付けから始めるので今後1か月はぐるめ畑さんの葉物類はおあずけです。
お見舞金について、ぐるめ畑さんは「どうお礼をしたらいいのかわかりません。本当に感謝します」と仰っていました。
台風があまりにすごかったので鹿児島の野菜は今、スーパーの店頭にほとんどありません。店頭にある野菜はキュウリやナス、新生姜、福岡産の小松菜、大分・熊本産のトマト、あとは本州産や北海道産の野菜で、どの野菜も非常に高騰しています。もう少ししたら鹿屋市近郊のキャベツが出てくるのですが・・・。
しばらくは野菜セットのラインナップが100%満足いくものではないかもしれませんが、現状の鹿児島県産・九州産の野菜でできるかぎり品質の良いものをご提供しますのでどうぞよろしくお願いします。先週も今週も苦肉の策でカイワレ大根やみかんを野菜セットに入れております。本当に本当にすみません!
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月23日

Sep 22. 2016 かごしまんまだより

【台風の爪あと】
いやあ今回の台風16号はすごかったです。雨戸を閉めて寝たのですが、停電になって雨戸に何か大きなものが何度もたたきつけられている音がしてとても怖くて眠れなかったです。朝起きて外に出るとそこらじゅうにトタン屋根や大きなものが落ちていて、ガラスが割れた車や倒木、切れた電線など悲惨な光景が広がっていました。
井之上養豚さんのゴーヤ棚は総崩れし、ぐるめ畑さんやサンフィールズさんの畑やビニールハウスは全滅状態。吉田自然農園さんの野菜も全滅し、山道は土砂崩れで車両通行不能になり、1.5kmの道を吉田さんが徒歩で汗びっしょりになって野菜を担いでかごしまんま号に載せました。
朝になっても新村畜産さんとかごしまんまの地域の停電が復旧せず、プレハブ冷蔵庫が動かないので、野菜や食材の品質との戦いが始まりました。停電から復旧が早かったぐるめ畑さんのプレハブ冷蔵庫に間借りすることができ、かごしまんまの食材は全て移せました。停電は21日に日付が変わっても続き、かごしまんまの地域はようやく夜中に復旧し、発送作業にギリギリ間にあいました。しかし新村畜産さんの地域がまだ停電中で、冷蔵庫も真空機も使えないので、本当に残念で悔しいですが新村畜産の肉類の納入は断念することになりました。
せっかくご注文して楽しみにされていたところ、用意できないものが多くて本当にすみません。
【冷凍食品企画中】(再掲です)
以前から「お弁当に使える冷凍食品を商品化して欲しい」という声を頂いておりましたが、この秋冬に冷凍設備をつくれることが決定しました。冷凍食品の商品化を大検討中の今日この頃です。
そこでなかなか悩ましい壁にぶち当たっております。それは、商品化するには主に以下の2通りがあります。
①【市販品】もともとある市販品の中から主原料が九州産である冷凍食品をピックアップし商品化する
長所・・・既に商品化して大量生産しているので安価である
短所・・・原材料全てが九州産ではなく、添加物や遺伝子組み換え由来材料も多く入りモヤモヤ感がある
②【PB商品】冷凍食品メーカーにかごしまんまオリジナル商品(PB商品)を企画製造してもらって商品化する
長所・・・原料のほとんどを安心材料で揃えられ、添加物等を極力避けることができる
短所・・・PB商品なので原価が高い・生産ロット数の定めがあるため在庫を多く抱えねばならない
このどちらを主力商品化していくべきものか非常に悩んでいます。
大きな悩みは、①の方が安くて簡単に商品化できるが原材料欄を見るとモヤッと感があること。②だと安心だが日常食材としては価格が高すぎるのではないか、ということ。
また、宅配便で配送する際には冷蔵品と冷凍品は保管温度帯が違うので、箱を分けて別々に送料がかかります。
ですから冷凍食材を販売スタートするには豊富な商品ラインナップを揃えておかないと、お客さんが送料かけて買えません。みんなのお弁当作りを楽にしたい、というモチベーションを掲げての冷凍食品プロジェクトですが、なかなか悩んでおります。
みなさんは①と②、どちらが欲しいですか?もしくは①と②両方を商品化した方がいいでしょうか?
よろしければご注文時のご要望欄等にメッセージを頂ければ幸いです。ご意見やアイデアをお待ちしております。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月16日

Sep 15. 2016 かごしまんまだより

【秋の訪れ】
ここ数日は朝晩の気温も下がって快晴がなく曇りが多かったせいか、きゅうりの色が薄めで細く、オクラのなりが悪く、生産者さんがいつもより1時間ほど遅れて焦りながらかごしまんまに持ってきました。
今日はいつもの生産者さんから生(なま)落花生が入荷せず、手当たり次第に直売所廻りをしましたが今日はさっぱり出ていなくて撃沈し、色々な生産者さんに声をかけてやっと見つかりました。野菜の旬は突然終わることもあるので、ホント焦ります。地元の方々はそれに慣れていて「落花生もう終わっちゃったね~」と笑っていますが、こちらはなんとか探そうと必死です。ホや産地のこととか添加物や農薬のこととかでかごしまんまでしか注文できない、というお客さんの事情を痛いほど知っているからです。今回はなんとか用意できてホッとしました。
直売所をたくさん廻ってみたら、さつま芋や里芋が少しずつ並んでいました。全体的にまだ端境期(野菜の旬と旬の間の収穫が少ない時期の事)で、夏の野菜も秋の野菜もどっちつかずで、量も種類も少なかったですね~。
野菜の様子からも秋の訪れをひしひしと感じる今日この頃です。

【冷凍食品企画中】(再掲です)
以前から「お弁当に使える冷凍食品を商品化して欲しい」という声を頂いておりましたが、この秋冬に冷凍設備をつくれることが決定しました。冷凍食品の商品化を大検討中の今日この頃です。
そこでなかなか悩ましい壁にぶち当たっております。それは、商品化するには主に以下の2通りがあります。
①【市販品】もともとある市販品の中から主原料が九州産である冷凍食品をピックアップし商品化する
長所・・・既に商品化して大量生産しているので安価である
短所・・・原材料全てが九州産ではなく、添加物や遺伝子組み換え由来材料も多く入りモヤモヤ感がある
②【PB商品】冷凍食品メーカーにかごしまんまオリジナル商品(PB商品)を企画製造してもらって商品化する
長所・・・原料のほとんどを安心材料で揃えられ、添加物等を極力避けることができる
短所・・・PB商品なので原価が高い・生産ロット数の定めがあるため在庫を多く抱えねばならない
このどちらを主力商品化していくべきものか非常に悩んでいます。
大きな悩みは、①の方が安くて簡単に商品化できるが原材料欄を見るとモヤッと感があること。②だと安心だが日常食材としては価格が高すぎるのではないか、ということ。
また、宅配便で配送する際には冷蔵品と冷凍品は保管温度帯が違うので、箱を分けて別々に送料がかかります。
ですから冷凍食材を販売スタートするには豊富な商品ラインナップを揃えておかないと、お客さんが送料かけて買えません。みんなのお弁当作りを楽にしたい、というモチベーションを掲げての冷凍食品プロジェクトですが、なかなか悩んでおります。
みなさんは①と②、どちらが欲しいですか?もしくは①と②両方を商品化した方がいいでしょうか?
よろしければご注文時のご要望欄等にメッセージを頂ければ幸いです。ご意見やアイデアをお待ちしております。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月9日

Sep 8. 2016 かごしまんまだより

【秋になる、ということ】
まだまだ暑いですが、ちょっとずつ秋の気配を感じてきましたね。朝晩がだいぶ涼しくなりました。
人間が感じるように、この朝晩の気温差を他の生物もみな感じ取ります。するとどうなるか。多くの植物に赤い色素(アントシアニン)が生成され、緑の色素(クロロフィル)の生成が抑制されるようになります。というと真っ先に思い浮かぶのが紅葉ですね。実は同じ仕組みで野菜の多くも赤くなっていきます。ピーマンや唐辛子パプリカ等も熟していくと赤くなりますし、ゴーヤも熟すと中の種が赤くなり外側も黄色く熟してきます。実はこのゴーヤの赤い種は知る人ぞ知るごちそうだそうで、生でそのまま食べるとトロッとしていてほのかな甘みがあります。赤い種になったゴーヤはそれ自体の苦さもだいぶ取れていますので子供でも食べられるほど。オクラにも赤い色素が含まれていますので、秋に近づいてくるとヘタや表面がほんのり赤くなります。
「え~!そんなの知らなかった。見たことないよ~」と多くの方が思うかもしれません。スーパーなどのお店ではそういうのは売ってないからです。
スーパーでそういうのを売っていると、説明書きがないので消費者は敬遠して買いません。『緑色で見た目が綺麗なもの』から売れていくので、野菜の規格がどんどん厳しくなって、均一で綺麗な野菜しか店頭に並ばなくなります。
でも人間にも色々な顔や体型や色の個性があるように、野菜にも本来は色々な大きさや色や形があります。均一で綺麗な野菜こそ不自然なのです。自然の中で作られているのに、葉に穴が開いていなくて菌類と戦った跡がなくて皆同じ大きさと色っておかしいと思いませんか?その多くは農薬や化学肥料まみれなのです。
人間が年齢を重ねると老化していくように、野菜も季節が進むにつれて老化していきます。ピーマンやオクラは赤みがかり、ゴーヤは種が赤くなり外皮が薄い色や黄色がかってくる。ナスは外皮が固くなってくる。(冬野菜のキャベツや大根ニンジン等も旬の最初は柔らかく小さいですが、収穫後期になってくると固く大きなものになっていきます。)でも『見た目が綺麗なものが良い野菜』であるという認識が主流の日本では、規格に従って大量生産される野菜の多くは若いうちにしか収穫されず、寿命をまっとうできずに殺されていくのです。ですから現代日本では、多くの方が『収穫前期と後期とでは見た目も味も違ってくる』という事を知らないままなのです。
鹿児島という田舎ではこの『野菜の規格』というのを知らない昔ながらの生産者さんが多く存在しています。普通に減農薬・無農薬で栽培しています。野菜の寿命をまっとうするギリギリまで収穫します。ですから色々な大きさですし虫に食われて穴が開いていますし菌類にやられて黒ずんだりしているものもあって、秋を感じて赤く黄色くなってくるものもあります。でも安心して美味しく食べられる野菜です。
かごしまんまはこういう昔ながらの生産者さんから多くの野菜を仕入れています。
赤みがかったオクラやゴーヤの種が赤くなっていたら、「ああ、初秋なのだな・・・」と季節を感じてくださいネ。
穴が開いていたり黒いシミを見つけたりしたら、「ああ、虫や菌類と戦った跡なのだな、減農薬の証だな」と安心して食べてくださいネ。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月2日

Sep 1. 2016 かごしまんまだより

【冷凍食品企画中】
夏休みがやっと終わりましたね~。うちは学童へ子供を預けておりましたので毎日毎日お弁当でした(涙)。
いやあ、毎日お弁当作るのは修行ですね(笑)。
以前から「お弁当に使える冷凍食品を商品化して欲しい」という声を頂いておりましたが、この秋冬に冷凍設備をつくれることが決定しました。冷凍食品の商品化を大検討中の今日この頃です。
そこでなかなか悩ましい壁にぶち当たっております。それは、商品化するには主に以下の2通りがあります。
①【市販品】もともとある市販品の中から主原料が九州産である冷凍食品をピックアップし商品化する
長所・・・既に商品化して大量生産しているので安価である
短所・・・原材料全てが九州産ではなく、添加物や遺伝子組み換え由来材料も多く入りモヤモヤ感がある
②【PB商品】冷凍食品メーカーにかごしまんまオリジナル商品(PB商品)を企画製造してもらって商品化する
長所・・・原料のほとんどを安心材料で揃えられ、添加物等を極力避けることができる
短所・・・PB商品なので原価が高い・生産ロット数の定めがあるため在庫を多く抱えねばならない
このどちらを主力商品化していくべきものか非常に悩んでいます。
大きな悩みは、①の方が安くて簡単に商品化できるが原材料欄を見るとモヤッと感があること。②だと安心だが日常食材としては価格が高すぎるのではないか、ということ。
また、宅配便で配送する際には冷蔵品と冷凍品は保管温度帯が違うので、箱を分けて別々に送料がかかります。
ですから冷凍食材を販売スタートするには豊富な商品ラインナップを揃えておかないと、お客さんが送料かけて買えません。みんなのお弁当作りを楽にしたい、というモチベーションを掲げての冷凍食品プロジェクトですが、なかなか悩んでおります。
みなさんは①と②、どちらが欲しいですか?もしくは①と②両方を商品化した方がいいでしょうか?
よろしければご注文時のご要望欄等にメッセージを頂ければ幸いです。ご意見やアイデアをお待ちしております。

【鹿児島の幻の万能料理酒の販売化に向けて、地味に必死です(笑)】
かごしまんまの美味しい干物類に必ず使用されている黒酒。これは天然アミノ酸(旨味成分)がたっぷり含まれている万能料理酒です。これを使うとなぜか肉や魚の旨味が引き出され、料理の腕がとっても上がった気になる魔法の料理酒です。皆さんにもこのワクワク楽しい感じをお料理作りの際に味わってほしくて、ただいま酒類販売許可申請の「前段階」でもがいているところです。酒類販売は税務署の管轄で申請の際にとーっても色々な決まりごとがあります。その一つが、販売する場所の土地・建物の謄本が必要ということ。これが大変で!
調べてみたらかごしまんま敷地は地目が畑で、かつまだ名義が他界した父のままでした!そこで、まず登記上の遺産相続・名義変更をおババに移して、地目を宅地にしようとしました。しかし宅地になると畑用灌漑用水が使えなくなることからオババが猛反発!ちょっとの土地を分筆して畑として残すことになりました(←イマココ)。
いやあ、7月から法務局や市役所へ何回通ったか数え切れません。でも色々法的に勉強になって楽しいです。皆さん、この黒酒の商品化も楽しみに待っていてくださいネ。諦めませんよ~。商品化の目標は年内です!(笑)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年8月26日

Aug 25. 2016 かごしまんまだより

【汗と涙の青唐辛子】
先日は吉田自然農園さん提供の青唐辛子の商品ページ作成をしました。その中で唐辛子醤油(青唐辛子の醤油漬)を作ってみました。作りながら「かごしまんまの野菜・食材を食べるようになってホント色々なものを手作りするようになったなあ」としみじみ思いました。青唐辛子なんて、千葉にいた頃は自分で調理しようなんて発想は皆無。大好きな生活クラブ(添加物や農薬をなるべく使わない宅配生協)で加工品を買えばいい、と思っていました。
ところが311を境に、私の中で添加物や農薬以上に『産地』が非常に重要な基準になってしまいました。チェルノブイリ関係の本を読んだりインターネットで情報収集したりすればするほど、これからとんでもないことになっていくのではないかと感じました。スーパーをはしごし、生活クラブだけでなくいくつもの宅配のカタログを時間かけて読んで食材をかき集める生活。でも周囲はなんにも気にしていない・・・。気が狂いそうでした。絶望を感じていきました。
移住してかごしまんまを立ち上げ、添加物や農薬の少ない九州食材だけを食べるようになってからは、いつのまにか手作りをたくさんするようになっていました。最初は納得のいく市販品がなく必要にかられての手作りでした。でも作ってみると案外簡単で、しかも自分で手作りした方が断然美味しくて安くできることがわかりました。例えば『なめ茸』や『海苔佃煮』。これらは千葉にいた頃は市販の瓶詰を買っていたものです。自分で作る、という発想自体がありませんでした。でも311以降は、えのきも海苔も産地が怖くてお店で探し回っても添加物まで考えると安心できるものが全然ありません。そんなとき、お客さんからツイッターで「かごしまんまの歯ごたえシャキシャキえのきでなめ茸作ってみたらメチャクチャ美味しかったです~♪」という報告を頂きました。「えっ?!作れるの?すごい!」びっくりして自分でも作ってみました。初めて作ったなめ茸や海苔佃煮は驚くほど簡単で美味しく、感動すら覚えました(鍋になめ茸(または乾き海苔)と醤油とみりんと砂糖とかつお粉末を入れてかき混ぜながら煮込むだけ)。
その瞬間から、311に対する食の絶望は、私の中で『食への喜び』へと変わっていきました。
昔は料理といいますと母から習ったりレシピ本を買ったりしたものでしたが、今はインターネットで検索すれば簡単なレシピもすぐにたくさん出てくるいい時代です。旬の野菜を活かし、基本の食材や調味料を豊富に揃え、難しい手作りではなく忙しい日々の中で無理せずできる手作りを続ける、そういう食が中心になりました。するとおうちでのごはんが一番美味しくなり、スーパーや外食には行かなくなって余計な絶望感を味わうこともなくなりました。
同じ思いで食材の買物に苦しんでいる人達の役に立ちたくて立ち上げたかごしまんまでしたが、私もまたかごしまんまとお客さんに救われてきました。本当に、本当に、本当にありがとうございます!
南国九州の野菜や食材は、都会ではなかなか目にしないものもあって慣れが必要ですが、少しでもお役にたてるように願いと感謝の意を込めて、これからも簡単な手作りごはんをツイートにUPしていきますね。
青唐辛子の撮影をしながらそんなことを思い、汗と涙が出てきました。きっと青唐辛子のカプサイシンのせいでしょう。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年8月19日

Aug 18. 2016 かごしまんまだより

【素敵な吉田自然農園さん】
みなさん、お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家は恒例のキャンプをしました。食材のほぼ全てをかごしまんまでまかなえる、というのは本当にストレスフリーでした。特に肉類はトレーがないのでゴミも少なくて便利でしたね~。餅も焼き肉と一緒に焼けて便利でした。しかし真夏の南国鹿児島でやごろう豚の焼き肉セット1kgを焚き火台で炭火を満載にしてやる焼き肉は、なかなか過酷で苦行でした(笑)。あまりの暑さと熱さに半分しか食べられませんでした。暑すぎて寝袋もとうとう1回も使わずじまいでした。
また、久しぶりに行った歯医者さんに入った途端、パンドォルさん(かごしまんまパンを作ってくださる)と吉田自然農園さんに立て続けにお会いして「なんなんだ今日は・・・?」とびっくりさせられるお盆最終日を過ごしたりえしです。いくら田舎の鹿屋市にだって歯医者くらいはたくさんあるんですよ。世の中は狭すぎます!

うだるような暑さの鹿児島ですが、今年は吉田自然農園さんの野菜が元気です。今週と来週の2週連続でなんと3品種づつ野菜セットに入る(予定)です。今週はツルムラサキ、バジル、モロヘイヤ。来週はツルムラサキ、モロヘイヤ、エンサイ(空芯菜のこと)が入れられるとのこと。頼もしいですね~嬉しいですね~。
えっ?そんな珍しい名前のお野菜は知らない?大丈夫です。野菜セット内容イラストにレシピをお付けします。また、かごしまんまの野菜は新鮮で農薬をあまり使っていないので野菜自体に力があるので、大概はゆでるか炒めるか味噌汁か天ぷらにするだけで超美味しい1品が出来上がりますヨ。
無・減農薬栽培を頑張る生産者さんにもパターンがありまして、大きくわけて
①絶対ムシをいれないぞ!
②ムシと共存するぞ!
③ムシがつかない野菜をつくるぞ!
の3パターンなのですが、吉田自然農園さんは③の『ムシがつかない野菜を作るぞ』派なので、おのずと珍しい野菜が多くなってきます。でもとっても美味しいんですよ。どうぞその味の濃さと美味しさにびっくりしてください。しかしその吉田自然農園さんをもっと悩ませるのは、猿やイノシシやタヌキです。羽を痛めたカラスを、羽を吊って大切に保護・飼育している吉田さん。吉田さんにとっては畑を荒らす憎き害獣も大切な命ある生き物です。罠や銃で殺すことは絶対にしたくありません。畑ごとに犬をつないで飼って、動物が来ないように工夫をしていますがなかなか根本策はありません・・・。農薬をなるべく使わずに農業をやりつつ自然と共存することは、実際にやってみるととんでもなく大変な事なのです。吉田さんに心から感謝ですね。
余談ですが、吉田自然農園さんはお母さんと息子さんのお二人でやってらっしゃるのですが、息子さんは仙人みたいな髪型で、なんと昭和47年製のトラックに野菜を載せてやってきます。車も、ある一定レベルをも超えた古さで現役ですとむしろ味が出てかっこよく見えるんです。歯医者さんでもしっかり目立っていました。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年8月9日

Aug 17. 2016 かごしまんまだより

【いつのまにか高級野菜になってしまったトウモロコシやトマト】
1つの野菜を作るには、収穫するまでに2ヵ月から半年くらいかかります。この間に病気や虫や梅雨や台風や霜などの様々な試練を乗り越えて収穫にこぎつけるわけです。生産者さんの収入は収穫の時にしかありませんので、一般的な生産者さんはなんとか収穫できるように農薬を使って病気や虫を防いだり、ハウスやマルチなどの設備を作ったりします。農薬をなるべく使わない生産者さんは、あまり農薬を使わないでもいい品種を栽培したり、病害虫の天敵を畑に投入したり酢等を使用します。それでも、梅雨の長雨や台風や霜などで一気に畑ごと全滅して収入が0になってしまうこともしばしばあります。ですから収穫できないリスクが高い品種は、どの生産者さんも作らなくなっていきます。
夏野菜の代表格であるトマトは意外にも高温・多湿に弱くて、栽培中に支柱を立てたり水分量を調整するためにシートを張ったりと作業量も多いので大変な上に、病原菌にもやられやすいので無農薬・減農薬で大量生産するのは本当に大変で、真夏の鹿児島ではなかなか生産されません。
トウモロコシは甘くておいしいので、細菌や虫や野生動物(タヌキ等)も大好き。大量生産するには農薬を使わないのは困難です。そして動物対策はネットや柵や電流柵など大がかりな仕掛けが必要です。このネットや柵を作るも大変ですし、人間もネットが邪魔で管理や収穫が大変。またせっかく苦労してそれらを作っても、トウモロコシは背が高いので台風や豪雨で倒れてしまいます。苦労して収入0では作りたくなくなりますね。
そうして生産者はだんだんと、つくりやすく、売れやすく、収益が出やすい品種にシフトしていきます。
ニラはあまり虫が付かないので比較的農薬を使わない栽培が可能ですが、葉先が黄色く変色しやすく、綺麗な緑色で折り目やキズがないまっすぐな葉とそうでない葉を選別して束ねていく作業が非常に大変な割にはあまり高い値がつかないので、鹿児島ではニラ農家さんはめったにいません。ズッキーニも雨に弱いので生産者さんがあまりいません。
また、受粉作業が必要な野菜は敬遠されます。農業は若い人がやりたがらないのでどんどん高齢化が進んでいるからです。(ミツバチが昔のようにたくさんいたら腰に負担のかかる受粉作業は必要ないかもしれません。)
昔は、家に帰ればゆでトウモロコシがテーブル上のお皿に山になっていたものです。トマトもたくさん食べた記憶があります。今では全国的にトウモロコシは高く珍しいものになりつつあります。トマトも果物並みのお値段になっていますね。これら作りにくい野菜の生産者さんが年々減少している証のような気がします。
TPPの波が迫る今、海外産の安くてきれいで遺伝子組み換えのトマトやトウモロコシがスーパーを席巻する日は遠くないと思います。もちろん現在でもスーパーにある安くてきれいな大量生産のトウモロコシやトマトは農薬を多量使用していると容易に想像できます。そうでないと収穫できないし売れないし収益が出ないから。
どんどん、日本の農業が衰退していくのを肌で感じます。「きれいで安い野菜を買う」人が圧倒的多数の日本では、虫がいたり穴が開いていたり曲がっていたりキズがあったりシミがあったりする本当に安心で美味しい野菜を作る生産者さんはどんどんいなくなってしまうことでしょう。自然の中で育つ野菜は、きれいには育たず、気候や環境・状況によって変化するのが当たり前なのに・・・。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年8月2日

Aug 1. 2016 かごしまんまだより

【かごしまんま災害等支援活動基金の中間収支報告】
みなさんからの寄付金の総額は7月26日時点で104万円にも達しました。
神様からお預かりした大切なお金と思い、今日まで活動してきています。
7月26日時点での収支報告を全てできるだけ詳細に記述し、かごしまんまのHPに掲載しました。
(かごしまんまHP⇒ブログ⇒かごしまんまのつれづれ⇒かごしまんま災害等支援活動基金 収支報告 参照)
直接行動して被災地の皆さんに直接届く支援を目指して、手探りでスタートしました。
被災地を廻るうち、公的な避難所では支援物資の差し入れ等を公的な方々から沢山おことわりされたので(当時は公的機関に全国からの支援物資が溢れている状況)、避難所に物資を運ぶことはやめました。震災直後は公的なボランティア団体は形ばかりであまり機能していませんでした。公的な方々や機関とは距離を置いて活動することに決めました。しかし初めての支援活動でどうしたらいいのかわかりません。現地にご迷惑をかけたら元も子もありません。そこで、支援活動に慣れている民間のボランティア団体のサポートにまわることに決めました。
民間ボランティア団体はこれまで多くの災害地で活動してきているので動きが迅速で本当に感動しました。
かごしまんま基金では、震災直後の物不足・食糧不足の頃はボランティアさんたちの為の炊き出しをし、落ち着いてからは民間ボランティア団体ではすぐに買うことができないものを鹿児島で購入したりやインターネットで注文したりして届けました。民間ボランティア団体をこのように支援することで、無理をすることなく、被災地の方々への直接的で必要な支援が迅速にできたと感じます。
かごしまんまのある鹿屋市から熊本市・益城町へは往復400kmで、高速道路を使用しても移動だけで8時間かかります。支援活動は無理なく継続することが大切だと考え、現地入りする日の交通費・食事等の諸経費は全て基金から支出することにしました。そうすることで金銭的にも精神的にも身体的にも負担がかからず、毎回積極的な気持ちで行くことができます。震災直後は道路状況が混乱していて夜遅くまで帰れずに近隣のホテルに宿泊しました。夜明け前に出発して帰宅が夜遅くなる日にご飯を作らないで済むのは本当に助かりました。
もう熊本震災に関する報道はほとんどなくなりましたが、益城町をはじめまだまだ現地は震災直後とあまり変わらぬ風景です。避難生活を余儀なくされている方も多く、各民間ボランティア団体も作業を続ける日々です。
これからも無理なく意欲的に継続的な活動を続けていきます。ご支援くださる方もどうぞ無理なくお願いします。
『かごしまんま災害等支援活動基金』
ゆうちょ銀行口座  記号17840  番号30541631
ゆうちょ銀行  店名 七八八  店番 788  預金種目 普通預金   口座番号 3054163

【お盆休み】
8月11日~8月16日は弊社お盆休みとなります。
お盆前最終発送日は8月9日(火)、お盆明け初回発送日は8月19日(金)です。8月19日発送分の締切は8月9日13時となります。定期便ご利用の方で、ダブル野菜セットへの変更や休止・発送日変更・発送先変更等のご希望も承ります。各発送日の締切前までにご連絡下さいますようお願いします。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江