かごしまんまだより

平成25年5月8日(水)

May 8. 2013 かごしまんまだより

GWはいかがお過ごしでしたか?
私は5月1日に水俣病資料館に立ち寄る機会がありました。その日はちょうど慰霊祭の日で、スローガンの書かれた横断幕を掲げた人々もたくさん立っていました。
水俣病はチッソという企業の工場が水銀を含んだ排水を1932年から1968年まで流し続けたことによる公害で、今年になっても認定問題等のニュースが報道されている現在進行形の問題です。
まず1954年に「水俣の猫が皆、気が狂ったようになって死んでしまいネズミが激増した。猫をたくさん飼っても再びどんどん死んでしまい、とうとう市民が役所に泣きついてきた」というニュースが熊本新聞に初めて報道されます。その前から水俣湾では魚がたくさん死に、海辺の鳥たちは飛べなくなってしまう現象が出始めていました。やがて人間にも症状が出始め、1956年には原因不明の病として水俣病が公式確認されます。
当初から魚介類の接種が原因であることがわかっていたにもかかわらず、国や県は食品衛生法を用いて水俣湾産魚介類の摂食禁止することを適用しませんでした。また、水質保全法と工場排水規制法による規制権限行使もしませんでした。チッソは少なくとも1959年には社内実験で自社の工場排水が汚染源と知っていましたが、化学業界の協力も得て東工大教授のアミン中毒説や日本化学工業会理事の爆薬説を展開させました。そして工場排水路にサイクレーターを設置し、その完工式では社長がサイクレーターを通した排水をコップに入れて飲み、安全な排水を世間へ強烈に演出しました。サイクレーターはもともと水銀を除去する目的の装置ではありませんでした。実際には水面下で被害がどんどん拡がっていきました。1960年には毛髪水銀濃度の測定調査も始められました。しかしサイクレーターの設置と「将来、原因が工場排水と決定しても新たな補償要求は一切しない」という非道な契約書を交わした上でのチッソから患者への見舞金が支払われたことで「水俣病は終わった」ムードになり、毛髪調査も立ち消えました。世間では水俣病は忘れ去られましたが、被害者は病の為に手足が震えて涎を流し、寝たきりになり仕事もお金も失い、少なすぎる見舞金に泣き寝入りするしかありませんでした。そして亡くなっていきました。そんな中、新潟でも水俣病が発生することで、支援と団結の輪が新潟や水俣周辺からわき上がり、工場排水中の水銀が原因だということも証明され始め、今も続く長い訴訟や補償問題が始まっていきます。
1968年、ようやく国が「水俣病はチッソの工場排水に含まれたメチル水銀化合物によって生じたものと認められる」という政府見解を発表しました。その年まで実に36年もの間、チッソは有害な排水を流し続けました。
国とチッソは、被害者や遺族には現在までもめ続けるような金額しか補償しませんでしたが、水俣湾を14年の期間と485億円の費用をかけて東京ドーム13.5個分の広い埋め立て地にし、1990年に「エコパーク水俣」という公園を完成させました。そしてチッソは分社化したり公的支援を受けたりして現在も名前を変えて残っています。1997年には熊本県は「水俣湾の魚介類は安全である」と宣言します。しかし水俣病発生から40年近くたった現在、当時漁師だった多くの人々は職を変え、夏みかんを栽培したりして新たな水俣ブランドを作り上げて新たな人生を歩んでいます。そして今も病に苦しむ人々がいます。
・・・水俣病の歴史は福島原発事故のそれと多く重なるような気がしてなりません。
311のあの忌まわしい震災からまだ2年余り。TVや新聞ではもう原発事故は収束したかのような印象です。
しかし、今も厚生労働省などの国のHPや各都道府県のHPを見るとわかりづらいところに出荷制限の食品や原発事故関連の重要なことが記載されています。福島から遠く離れた千葉県などでもタケノコや椎茸の出荷制限が続きます。
歴史が教える多くの公害事件の被害が明るみに出るのは数年後。それまでは加害企業や国からの安全キャンペーンが繰り返されています。そして被害地域のコミュニティの分断と差別。
水俣病の問題は決して過去の話ではありません。現在進行形なのです。今の国と企業の姿勢なのです。
今、私たちは、過去の歴史を学び、どう生きるかを真剣に問われていると思います。

Edit by 山下 理江

平成25年4月23日(火)

Apr 23. 2013 かごしまんまだより

「減農薬」や「無農薬」について今日はお話ししようと思います。
私達消費者はできればキレイで新鮮で無農薬の野菜が食べたいなと願います。でもそれは非常に難易度が高いことです。まず、なぜ農薬を使用するかといいますと、農家の人の苦労を減らすためです。無農薬では例えば大根ですと土壌のセンチュウやジムシから被害を受けると、大根の表面に黒く焦げたようなシミが出来たり穴が開いたりするので見た目が悪くなり市場では売れなくなります。白菜やチンゲン菜などの葉物類ではチョウの幼虫やカタツムリ、エカキムシなどに葉を食われてやはり見た目が悪くなるので売れなくなります。自然の堆肥などで栽培するよりも化学肥料を使う方が、野菜が早く大きく育って収穫後もイキイキとしている時間が長くなります。ジャガイモは保存がきく作物ですが、芽が出ると見た目も味も品質も変わり、やはり売れなくなるので薬品使用や放射線照射をします。キュウリやトマトは病気にとてもなりやすい作物ですのでその予防で農薬を使用します。これらを無農薬でやろうとすると、例えば大根を栽培する前にエンバという麦を栽培するとセンチュウが激減します。葉物を食べる虫の駆除は人の手で1匹1匹取り除いていったり、ハエ取り紙を野菜の周辺に1つ1つ立てていったりします。ジャガイモは発芽していく度に芽かきをして取り除いたりリンゴを一緒に入れてリンゴの持つエチレンで発芽を予防したりします。どれひとつとっても大変な労力と根気のいる作業です。しかしながらスーパーの店頭ではキレイでシャキシャキしていて美味しそうで、農薬・化学肥料まみれの安価な野菜の方が売れていきます。有機栽培・無農薬の野菜は、虫の穴だらけで萎れていたりしていてしかも高価。私達はついつい見た目が綺麗で安い野菜を買ってしまいがちです。
また、現在は無農薬で野菜を栽培・収穫していても、土壌には残留農薬が数年あるので、農薬を使用せずに野菜をつくるには、それ以上の長い年月をかけてそれぞれの作物に適した土壌づくりをしなければなりません。そうやって頑張って栽培した野菜でも病気などの被害にやられたら農家は収入0のリスクを負います。
全くの農薬や化学肥料無しでは野菜が被害を受けるリスクが高すぎるし労力も手間もかかりすぎる、でもなるべく農薬を減らして、できるかぎり安全なものを提供したい、そう思う農家が九州には増えてきています。畜産業が盛んな九州では堆肥や肥料も時間と手間をかけて自分で作る農家もたくさんあります。農薬は野菜が芽を出すときや苗の段階のほんとうに小さなうちに1回使用することが多いです。キャベツなどはその代表例です。
また、有機JAS認定基準の有機農法とは、原則として、播種・植付け前2年以上化学的肥料や農薬を使用しないこと(多年生作物の場合は収穫前3年以上)。原則として、栽培中に化学的肥料や農薬を使用しないこと(多年生作物の場合は収穫前3年以上使用しないこと。)。などの約束事がたくさんあります。
よって、現在無農薬で頑張っても完全に「無農薬・有機農法」とは厳密にはなかなかいえない、という事情もあり、
「減農薬・低農薬」という表記になってまいります。低農薬・減農薬の基準も生協や県や市町村によって色々ありますが、調べてみるとけっこうな量の農薬がOKになっていたりします。
結局はその農家のやり方や考え方よって農薬使用はずいぶん変わってくるものであると思います。
かごしまんまでは、草ボウボウな畑で野菜を作っている農家と契約しています。
HPの生産者紹介のコーナーも参考にして下さいませ。
農家の苦労や負担を減らせば、安全な野菜をより安く供給してもらうことができます。そのためには私たち消費者の野菜や農業への理解が必要です。大根の黒いシミや少しの割れがあったり、葉物野菜に穴が開いていたり虫がついていたり。(今の時期は新ジャガなので大丈夫ですが、)冬にジャガイモから少し芽が出始めていたり。そういったことを「安全で安心な証拠だ」と思えるようになっていけたら、生産者と消費者との距離もグッと近くなり、見た目ではなく本当のおいしくて安心な野菜に出会えるのだと思います。
これからも生産者と努力・協力しあって、放射能汚染を防御し、なるべく農薬や化学肥料に頼らずどこよりも負けない鮮度と量をお客様に提供させていただくよう、一生懸命やってまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

Edit by 山下 理江

平成25年4月16日(火)

Apr 16. 2013 かごしまんまだより

再お知らせです。かごしまんまは4月27日から5月6日までGWによる生産者・従業員の休息確保の為お休みをいただきます。連休前は26日(金)が最終発送で、連休明けは5月8日(水)発送がスタートです。皆様にはご不自由をおかけして大変申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。

かごしまんまが去年の3月20日に最初の野菜セットを発送してからもう1年が過ぎました。
あの日の発送はたしか5セットで、父がそれを見てくれたのも最初で最後でした。膵癌で弱り切った体で事務所にやっとの思いで歩いてきた父の、「よかったね。これで喜んでもらえるといいね。安心してもらえるといいね」という言葉が今でも忘れられません。それからすぐの4月9日に父が他界し、今年も父の1周忌など様々な行事に追われ、気がついたらすでに1周年が過ぎていました。
父が病気になる前。まだ千葉に住んでいた2011年の春。TVでは「乳幼児に水道水は飲ませないでください」と報道されていました。鹿児島に住む両親からの段ボール一杯の野菜と何箱ものペットボトルが玄関に届くたび、そのありがたさに涙が出ました。チェルノブイリ事故を調べれば調べるほど、日本の未来が不安になりました。そんな矢先に父の膵臓癌が発覚しました。余命数か月でした。
両親から届く野菜と愛情一杯の段ボール。それを父が生きている間に、全国の同じ気持ちでいる人たちの玄関にも届けたくて両親の住む鹿児島へ母子移住し、この仕事を始めました。手探りで始め、大型冷蔵庫やパソコン、業務用のコピー機、機材・・・出費が増えていきましたが、おかげさまで仲間もお客様もどんどん増えていきました。あっという間に過ぎていった、そんな1年間でした。
これからもずっと「段ボール一杯の安心を届ける」気持ちを忘れずに、届く玄関の向う側を想像しながらかごしまんまを運営していこうとあらためて思います。
かごしまんまの野菜セットや商品で、皆様の家の冷蔵庫が安心と幸せで一杯になりますよう、変わらぬ企業努力を続けてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それが安全でやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
しかし野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成25年4月9日(火)

Apr 9. 2013 かごしまんまだより

再お知らせです。かごしまんまは4月27日から5月6日までGWによる生産者・従業員の休息確保の為お休みをいただきます。連休前は26日(金)が最終発送で、連休明けは5月8日(水)発送がスタートです。皆様にはご不自由をおかけして大変申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。

今日は野菜セットにレンコンが初めて入りました。レンコンはその名の通り、蓮の地下茎なので湖沼地や湿地帯、もしくは水田にしないと栽培できません。さらに粘土質でミネラルや栄養たっぷりの土壌でしかよく育ちません。ですから産地も特定され、新鮮なレンコンに付着している泥は粘土質なのです。九州では佐賀県が主な産地で、あとは熊本や宮崎のほんの一部でしか作られておりません。全国的には霞ケ浦がある茨城県が最大の産地です。

最近、野菜セットをご注文の皆様には「ちょっと古いですが深ネギ」のおまけをおつけしております。
実はこれは、ある農家が契約栽培していた深ネギなのですが、その契約先のバイヤーに深ネギの出来を気に入ってもらえず買い取ってもらえなかったものです。その数6000本!!丹精込めて育てた深ネギです。契約先に断られ落胆して3月初旬に収穫し、かごしまんまに無償でくださったものです。
こんな立派な深ネギがどうして断られたのでしょう。ちょっと大きいな、とは思いますが、せっかく作った農作物を売り物にできないなんて、農家の苦労とその思いははかりしれません。
保存方法に気を付ければネギは長く食べられますので、最近の野菜セットには毎回おまけとしておつけさせて頂いているのです。
311前までは、スーパーや生協系の宅配で「有機栽培」や「減農薬」表示のものを選び、加工品やお菓子などは添加物表示に気を付けて食料を購入していました。でも、311以降はかごしまんまのようなネット通販が買い物には一番いいなあ、と思うようになりました。なぜなら店頭やカタログで選ぶ買物方式では場所や紙面の関係で原材料の産地の詳細や添加物などの詳細を表示することに限界がありますが、かごしまんまのようなネット通販ですとメーカーや生産者からの情報は全て掲載することができます。そればかりでなく生産者の顔や現場の様子、放射能情報などもあわせて簡単に見ることができます。可能な限り新鮮なものを生産者に無理なく提供して頂くために注文した商品は最短でも1週間後に届くという不便さもありますが、311以降の食糧調達方法としてかごしまんまはネット通販という方法を選択してよかったな、と思います。綺麗な写真や買いたい気持ちにさせるようなうたい文句はない商品ページですが、商品チョイスと原材料の詳細開示はこれからも妥協せず、正直であり続けるかごしまんまポリシーを守っていきたいと思います。

また、かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それが安全でやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
しかし野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。         

Edit by 山下 理江

平成25年4月2日(火)

Apr 2. 2013 かごしまんまだより

再度お知らせです。12日の野菜セットにはレンコン(佐賀県産)が入ります!レンコンはリクエストが多い商品ですが、鹿児島県では栽培していない事と、4kg箱単位で買い付けしなければならない等、扱いが難しかった野菜の一つです。しかし今回、生産者のご厚意により単発ではありますがレンコンを入れられることになりました。こちらのスーパーでも新鮮なレンコンはなかなかない為、私も年末年始以来食べておりません。今からわくわくしております。貴重な佐賀県産の新鮮なレンコンが入るなんてめったにございません。レンコンが食べたいぞーって方はお早めにご注文下さい(野菜セットのみで、レンコン単品販売はございません。)。
もうひとつお知らせです。かごしまんまは4月27日から5月6日までGWによる生産者・従業員の休息確保の為お休みをいただきます。連休前は26日(金)が最終発送で、連休明けは5月8日(水)発送がスタートです。皆様にはご不自由をおかけして大変申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。

もともと添加物や農薬や遺伝子組み換えや界面活性剤などを避ける生活をしていました私ですが、311以降はさらに放射能もそれに加わりました。それら全てに満足に配慮したお店や生協はなかったのでこの会社を立ち上げたわけですが、商品開発の際に各メーカーから送られてくる商品規格書(各商品の詳細を記載したもの。商品自体に印刷されている原材料をさらに厳密に記載したもの。)を見るたびに驚きます。例えば商品の原材料には「乳化剤」としか記載されていませんが規格書には「ショ糖脂肪酸エステル」とあります。これはショ糖と脂肪酸が結合したもので危険性はないと言われています。でも化学合成物質です。食品ではありません。できれば取りたくありません。しかしながら、乳化剤がないと舌触りが非常に悪くおいしくありません。だから乳化剤を使用するのです。また、加工品やお菓子に使用される「植物油」も実はほぼ遺伝子組み換え不分別原料で作られています。しかし、商品規格書に記載されているそれらの内容も商品自体には一切記載されません。大豆やジャガ芋やトウモロコシの「非遺伝子組み換え」は表示されていても、悪い内容は記載されないのです。でもかごしまんまの商品ページにはあえてできる限り詳細を掲載しています。私達消費者には知る権利があると思うからです。
放射能の問題だけでなく、昔から多くの業者は安全よりも「売れるかどうか。おいしいかどうか」に視点を置いてきました。業者が悪いのではありません。消費者の多くが「安くておいしいもの」しか求めていないからです。本物の味は高額になり、添加物の偽物の味に慣れた舌では美味しく感じることができず売れないのです。そうして本来の製法で作った昔ながらの味は消滅していき、安価で化学合成物質や薬品まみれで見た目の良い食材や野菜がどんどん売れていくのです。悲しいですがこんな世の中では放射能防御への理解が低いのは当然の結果です。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。また、50km離れた桜島からの灰もかぶっています。すみませんが丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それが安全でやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
しかし野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成25年3月26日(火)

Mar 26. 2013 かごしまんまだより

桜がきれいなシーズンですね。鹿児島はだんだん葉桜になってきておりますが皆様のところはいかがですか?

お知らせです。
4月9日と12日の野菜セットにはレンコン(佐賀県産)が入ることが決定しました!レンコンはリクエストが多い商品ですが、鹿児島県では栽培していない事と、4kg箱単位で買い付けしなければならない等、扱いが難しかった野菜の一つです。しかし今回、生産者のご厚意により単発ではありますがレンコンを入れられることになりました。こちらのスーパーでも新鮮なレンコンはなかなかない為、私も年末年始以来食べておりません。今からわくわくしております。貴重な佐賀県産の新鮮なレンコンが入るなんてめったにございません。レンコンが食べたいぞーって方はお早めにご注文下さい(野菜セットのみで、レンコン単品販売はございません。)。
もうひとつお知らせです。
かごしまんまは4月27日から5月6日までGWによる生産者・従業員の休息確保の為お休みをいただきます。
連休前は26日(金)が最終発送で、連休明けは5月8日(水)発送がスタートです。皆様にはご不自由をおかけして大変申し訳ございませんがどうぞよろしくお願い申し上げます。

先日、総理が福島県を訪問されていっそうの復興と風評被害の払拭と原発再稼働とをあらためて頑張るとおっしゃったとかいうニュースが出ていました。いまだ体育館で暮らす人々がいる中で、東電や国の責任は棚上げし、食品のチェックや避難区域どんどん解除していき、原発を推進していく方向に向かっています。風評被害や原発への不安は、むしろ国の国民への情報隠匿や安全軽視の姿勢が生んでいるものだと思います。食品の安全性の基準値を設けるのなら、それを検査する機械や費用の負担を国や東電がするべきです。それをしないから制度は形骸化し、消費者は安心して食品を買えないのです。このまま食品や水や土地の安全性を軽視したまま原発推進の方向に向かい、老朽化した原発も津波対策も地震対策もそのままでいたらまた必ず悲劇は起こるでしょう。しかも一度汚染されたものは数百年もとに戻らないとも言われています。鹿児島も川内原発があり、決して他人事ではございません。いったいどれだけのものを失えば為政者が気づいてくれるのでしょう。総理は福島へ行って何を気づいてくれたのでしょうか。。。。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。冬なので風向きが悪く桜島からの灰もかぶっています。すみません、無害ですので丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
野菜にカビ・腐敗・凍結、また割卵等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをかごしまんまでは提供し続けていきたいと願います。

Edit by 山下 理江

平成25年3月19日(火)

Mar 19. 2013 かごしまんまだより

鹿児島では今、菜の花があちらこちらで満開です。休耕中の畑、田んぼ、古墳のような丘、道端、山のあぜ道、あちらこちらに菜の花が咲き乱れています。菜の花からは菜種油がとれるので、鹿児島では戦前あたりまでは菜種油づくりが盛んでした。しかし戦後、生活がどんどん豊かになり安くて便利なものが溢れていくにつれて、手間がかかる菜種油づくりは衰退の一途をたどりました。今では鹿児島県内でも菜種油を製造しているところは数件となってしまいました。
また、小豆やニンニクや小麦なども鹿児島でつくっているというとびっくりされる方も多いですが、これらも年々収穫高が減ってきていています。手間がかかるものを育てても販路がないからです。そしてどんどんサツマイモ畑に変わっていきます。サツマイモは買取業者がいて確実にお金になるからです。芋澱粉にしたり芋焼酎の原料になったりします。
もったいないなあ、と思います。せっかく今、鹿児島県産の農産物を欲しい方がたくさんいるのに、と。でも若い農業従事者は減少の一途をたどり、手間がかかる農作物はなかなかつくれなくなってきています。しかも消費者は安いものを買い求めます。手間や付加価値を付けても市場では負けてしまうのです。こうやって日本の農業は衰退していっているのだろうなあ、と肌で感じています。
日本全体の事を見ても同じです。TPPの前に、「食べて応援」の前に、国に根本から農業政策を見直して欲しいです。放射能の基準があるなら放射能検査に伴う費用の負担をすべて国や東電にして頂きたい。なぜ被害者である農家が高い検査費用を出して検査しなければいけないのでしょう。基準値越えで出荷制限があるなら最低保証ではなく満足できる保証をして欲しい。汚染で耕せないなら新しい別の土地を用意して欲しい。なぜ被害者が苦しい負担や生活を強いられるのでしょう。
もっと国を挙げて農業を守り自国の農業を元気にしていかないと私たちの国から素晴らしい農業はいつか消えていってしまいそうです・・・。

かごしまんまの野菜は農薬や化学肥料を極力使用しないので、見た目も悪く市場のものより輸送に弱いです。もしかしたらお手元に届く際に虫が一緒に眠っているかもしれません。また、いまの季節はまだ風向きが悪く桜島からの灰もかぶっています。すみません、丁寧に洗って食べてください。見た目は悪いですが、穴が開いていたり形が悪かったり少し割れが入っていたりしても食べられます。それでも低農薬、有機農業、季節のお野菜にこだわり続けます。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。野菜にカビ・腐敗・凍結等ございましたら遠慮なくお申し出ください。
その他の商品も安全性とおいしさにこだわりぬいたものばかりです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。
そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年3月12日(火)

Mar 12. 2013 かごしまんまだより

昨日で東日本大震災から丸2年でしたね。何を考えても涙が出ます。
どんな生き方を選択しても多くの人が悩み苦しんだ1年だったのであろうと、ツイッターやお客様からのメールなどを見ていても感じます。
私たちにどういう未来が待ち受けているのかもわかりません。このような日本の状況ではどうすればいいのかわかりにくく、何が一番いい選択なのかも結局は自分自身が決めることなのだと感じます。そしてお互いの選択や生き方・考え方を尊重しあうことがなにより大切だと思います。生きていく場所、家族、食べるもの、飲むもの、給食、外食、おやつ、遊ぶ場所・・・・。スタッフのみきちゃんは子供の為に毎日毎日給食と同じメニューをお弁当として作っています。私は子供に給食を食べさせ、おやつは持参させます。そういうふうに「それぞれ」でいいと思うのです。それぞれが色々考えて悩んで出した結果です。
弁当だって移住だって子供の健康を考えたらそれを実行したほうがいいかもしれない。でも弁当にしてみんなと同じ給食を食べられない気持ちを子供が抱え続けること、移住して今の人間関係や仕事を捨てること、母子避難して家族がバラバラに暮らすこと、両親や大切な人を置いて離れられないこと・・・。そういう様々な点も色々一生懸命に悩んで考えて出した結論は尊く、決して答えはひとつではありません。また、「食べて応援・買って応援」も尊い気持ちです。でもそれと反対の気持ちや意見を持つ人を排除するようなこの日本の空気感は本当に怖いと思います。
「それぞれのこだわり・考え方でいい」とお互い認め合い、尊重しそして思い遣ること。それこそが最も大切で、今の日本に欠けているもののような気がしてなりません。

動けない時のどうしようもない辛さを味わってきました。
運よくこちらへ来られた者として、同じように苦しんでいる方々に食の橋渡しをさせて頂いていると思っています。
そしてかごしまんまのHPを開いたとき、段ボールを開けた時、まんまだよりを読んだ時、まんまからのメールを読んだ時、少しでもオアシスになれたなら、私たちは本望です。・・・・おっと、また熱くなってしまいました。
同じ空の下、私たちの空気も気持ちも苦しみもみんなみんなつながっています。私たちはマイノリティであるかもしれないけど決してひとりではありません。励ましあって明るく前向きに頑張っていきましょう。
それと「いつまで続けていくのだろう」と考えないようにしています。311以降、新たな人生が幕あけたのだと。

この時期、かごしまんまの野菜は桜島からの火山灰を被っています。よく洗ってお召し上がりください。桶やたらいで水をためて野菜を洗うと、底に黒い灰がたまっていく様子がわかります。
かごしまんまの野菜は「見た目」ではなく低農薬、有機農業、季節のお野菜、新鮮さにこだわります。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。なるべく農薬を使用しないので土壌細菌や虫喰いにより穴が開いていたり傷やシミがついていたりするものもありますが、食べても問題ありません。気になる場合はその部分だけ取り除いて下さい。また、形や大きさも様々で綺麗な野菜ではありません。
どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
もしも野菜が凍っていたり、腐敗、卵が割れていたり等ございましたら遠慮なくお申し出くださいませ。
その他の商品も「見た目」ではなく安全性とおいしさにこだわったものが多いです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。実際に生産する現場まで足を運んで確かめています。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年3月5日(火)

Mar 5. 2013 かごしまんまだより

無農薬で頑張っているおばあちゃんのところに水菜と小松菜を取りに行くと、いつもなら野菜を既に用意されているのに、まだ水で一生懸命洗っているところでした。どうしたのか聞いてみると、「エカキムシにやられてしまったよ。農薬撒けば一発でいなくなるんだけどね」と言いながら被害を受けた葉っぱを1枚1枚取り除きながら野菜を洗っていました。
エカキムシは別名ハモグリバエといって、字の意味そのままに葉の皮の中に潜り込んで、絵を描くように葉の中身を食べ尽くしていく虫です。被害を受けた葉は、虫によって迷路のような絵が描かれています。
そしておばあちゃんは「見てみて。野菜の側にいっぱい竹の棒にぶら下げた紙があるでしょ?あれで野菜の周りを飛ぶエカキムシを取るんだよ。ハエ取り紙さ。」といいました。見ると膨大な畑の中に無数にハエ取り紙がはためいていました。おばあちゃん一人が1つずつ竹に結わいて土に挿していったものでした。野菜を守ってハエ取り紙は七夕の笹の葉のように揺れていました。

私たちの使う電気も原子力エネルギーを使う発電所でなら1か所建設すれば膨大な量をまかなうことができます。でも太陽光発電をはじめとする自然エネルギー由来発電の発電所は、家庭の屋根の上のパネルもそうですが1つ1つ地道に造っていかねばならず、天候にも左右され、しかも発電量はそう大きくありません。

農薬も原子力もとっても便利。農薬を使えば形も見た目も綺麗でシャキッとしたお野菜が食べられる。原発も1基あれば安定した供給力が得られる。
それに対して無農薬・減農薬のお野菜は見た目が悪いし虫がついている。自然エネルギー発電は1つ1つが小さな発電量で手間がかかるし天候に左右され不便。
でも。安全で安心して子供たちに託せるのはどちらでしょうか。環境や健康を守るのはどちらでしょうか。
ちょっと不便だったり手間がかかったりするけど、自然や健康になるべく負荷をかけない。そういうものを愛おしく思う人が増えれば、日本の農業や未来をより良いものに変えられるのではないかと心より願っております。

この時期、かごしまんまの野菜は桜島からの火山灰を被っています。よく洗ってお召し上がりください。桶やたらいで水をためて野菜を洗うと、底に黒い灰がたまっていく様子がわかります。
かごしまんまの野菜は「見た目」ではなく低農薬、有機農業、季節のお野菜、新鮮さにこだわります。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。なるべく農薬を使用しないので土壌細菌や虫喰いにより穴が開いていたり傷やシミがついていたりするものもありますが、食べても問題ありません。気になる場合はその部分だけ取り除いて下さい。また、形や大きさも様々で綺麗な野菜ではありません。
どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
もしも野菜が凍っていたり、腐敗、卵が割れていた等ございましたら遠慮なくお申し出くださいませ。
その他の商品も「見た目」ではなく安全性とおいしさにこだわったものが多いです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。実際に生産する現場まで足を運んで確かめています。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江

平成25年2月26日(火)

Feb 26. 2013 かごしまんまだより

数日前、かごしまんまのツイート(@kagoshimamma)で「ひなあられご希望の方、メールください」とつぶやきました。そしてメールいただいた方には今回有料でひなあられをお裾分けさせて頂きました。(そのひなあられは生産者から仕入れるのではなく地元のお店で購入してくるものなので、「商品」ではないので、かごしまんまのHPやメールでお知らせできなかったこと、お許しくださいませ。)
私も子供がいるので1か月前からひなあられを探して色々なお店を廻りました。そしてやっとの思いで九州のメーカーのひなあられを見つけました。見つけた時はホッとした思いでした。そのメーカーに卸売りしてもらえないか聞いたところ、今年の分は全て生産終了して卸すところも決まっているとのことだったので販売を断念しました。でも全国で、同じ気持ちでひなあられを探しているママさんがいることを思うと非常にせつない気持ちになり、前述のようにツイッターでつぶやきました。
何も考えなければ、かわいいキャラクターのパッケージのひなあられを買えば済むところですし子供も喜びます。でも多くのメーカーにお問い合わせをしても「国産」とまでしか教えてくれない、検査もしていない。ならばなるべく汚染懸念地域から遠いところの材料を使って汚染懸念地域からなるべく遠い土地で製造しているものを選ぶしか私達母親にはできることがありません。本当は「食べて応援」したい。私もそう思います。でも母親ならばまず一番応援して守るべき人間は、「生産者」ではなく「子供」なのです。国の決めた基準値は「販売していい」基準値なのであって、決して「食べなくてはならない」基準値ではないのです。「買いたい・食べたい」基準値の判断は私たち母親の自由であるべきです。
それなのになぜ民主主義で自由な国であるはずの日本では、こと放射能に関してはタブーな雰囲気なのでしょう。風評被害から生産者を守ることももちろんですが、食品汚染から子供達を守ることも共に関心高い雰囲気があってしかるべきなのに。例えば食品の放射能検査や田畑の除染や生産者の移住に関する国の援助や給食や子供向け食品に関する法の整備等の議論や風潮や世論はもっと早急に高まるべきであると思います。そうすれば日本という国を担う「生産者」と「子供達」をより守り、より良くしていくのではないかと切に切に思います。
そして将来かごしまんまの役目が終わる日が来ること、それを切に切に願います。

この時期の風向きの影響で、かごしまんまの野菜は桜島からの灰を多く被っています。灰の成分はほとんど無害ですがよく洗ってお召し上がりください。桶やたらいで水をためて野菜を洗うと、底に黒い灰がたまっていく様子がわかります。段ボールの中も少しザラザラしていたりします。(灰の動きを観察すると、放射能の事も色々ヒントになります。)
また、かごしまんまの野菜は「見た目」ではなく低農薬、有機農業、季節のお野菜、新鮮さにこだわります。それが体にやさしい自然の恵みだと考えています。なるべく農薬を使用しないので土壌細菌や虫喰いにより穴が開いていたり傷やシミがついていたりするものもありますが、食べても問題ありません。気になる場合はその部分だけ取り除いて下さい。また、形や大きさも様々で綺麗な野菜ではありません。
どうぞご理解、ご賛同くださいますようお願い申し上げます。
もしも野菜が凍っていたり、腐敗等ございましたら遠慮なくお申し出くださいませ。
その他の商品も「見た目」ではなく安全性とおいしさにこだわったものが多いです。
一般の商品よりも不格好なものばかり。しかし全て添加物嫌いの私と避難ママみきちゃんが厳しい目と舌で選んだものばかりです。実際に生産する現場まで足を運んで確かめています。
ここなら安心して買い物ができる。スーパーに並ぶ食品よりもちょっと高くなるかもしれない、でもこれが本当の食品の味。そんなものをこれからもずっと変わらず提供し続けていきたいと思います。

Edit by 山下 理江