平成30年5月15日

May 14. 2018 かごしまんまだより

【吉開のかまぼこさんが6月末で廃業】
とても残念なお知らせです。
吉開のかまぼこさんが6月20日をもってかまぼこづくりを終えることになりました。
明治23年創業で、3代目の現社長も50年以上かまぼこづくりをされていましたが、腰痛の悪化と後継者・従事者不足のために決断されたとのことです。
吉開社長の胸中を思うと言葉が出てきません。本物を作る生産者さんが消えつつあるご時世が非常に悲しいです。
つきましては6月22日発送分をもちまして、吉開さんの商品(かまぼこ、ちくわ、てんぷら・・・我が家の子供たちも大好きなものばかり涙)は販売終了とさせて頂きます。
「6月22日分まで、皆様からのたくさんのご注文をお待ちしています!」とのことです(吉開社長談)。
吉開さんへの『おつかれさまでしたメッセージ』も承ります。
ご注文時のメッセージに添えて頂ければ吉開さんに必ずお届けしますので、ぜひご注文と共にメッセージもよろしくお願い申し上げます!

【水俣病の歴史を辿ると放射能やワクチンの行方も予測できる~②歴史は繰り返す】
社会の教科書で習ったので過去の公害問題の一つかと思われがちですが、水俣病は現在進行形です。
各地で患者認定申請や損害賠償を求める訴訟が続いている状況です。
それにもかかわらず今月5月2日の水俣病犠牲者慰霊式典の直後、加害企業チッソの社長が「水俣病特別措置法の救済は終了した」と発言し、被害者団体は猛反発してチッソに抗議しました。
水俣病は、加害企業チッソが水銀を含んだ排水を1932年から1968年まで流し続けたことによる公害です。
まず1954年に「水俣の猫が皆気が狂ったようになって死んでしまいネズミが激増した。猫を再び飼ってもどんどん死んでしまい、とうとう市民が役所に泣きついてきた」というニュースが熊本新聞に初めて報道されます。その前から水俣湾では魚がたくさん死に、海辺の鳥たちは飛べなくなってしまう現象が出始めていました。
やがて人間にも症状が出始め、1956年には原因不明の病として水俣病が公式確認されます。
国や県は、当初から魚介類の接種が原因であることがわかっていたにもかかわらず、食品衛生法を用いて水俣湾産魚介類の摂食禁止することも水質保全法と工場排水規制法による規制権限行使もしませんでした。
チッソも、チッソ附属病院の院長による猫実験によって1959年には自社の工場排水が汚染源と知っていました。
しかし化学業界の協力も得て東工大教授のアミン中毒説や日本化学工業会理事の爆薬説を展開させ、自社の排水の水銀が原因であるとは認めませんでした(原発に関する御用学者登場と同じですね)。
そして工場排水路にサイクレーターを設置し、その完工式では社長がサイクレーターを通した排水をコップに入れて飲み、安全な排水を世間へ強烈に演出しました(原発事故後も誰かが浄化した水を飲んでいましたね)。
サイクレーターはもともと水銀を除去する目的の装置ではなかったので、実際には被害がどんどん拡がっていきます(原発事故後の各地ゴミ焼却炉のバグフィルター設置と同じですね)。
サイクレーターの設置と「将来、原因が工場排水と決定しても新たな補償要求は一切しない」という非道な契約書を交わした上でのチッソから患者への僅すぎる見舞金が支払われたことで「水俣病は終わった」ムードになり、世間では水俣病は忘れ去られました。
しかし被害者は病の為に手足が震えて涎を流し、寝たきりになって仕事もお金も失い、少なすぎる見舞金に生活は困窮を極め亡くなっていきました。
やがて新潟でも水俣病が発生することで、支援と団結の輪が新潟や水俣周辺からわき上がり、工場排水中の水銀が原因だということも証明され始め、現在も続く長い訴訟や補償問題が始まっていきます。
1968年、ようやく国が「水俣病はチッソの工場排水に含まれたメチル水銀化合物によって生じたものと認められる」という公式見解を発表しました。その年まで実に36年もの間、チッソは有害な排水を流し続けました。
行政とチッソは、被害者や遺族には現在ももめ続けるような金額しか補償していません。
症状に苦しんでいるのに、水俣病認定すらもされていない人もたくさんいます(原発事故補償と同じですね)。
しかし水俣湾を14年の期間と485億円の費用をかけて東京ドーム13.5個分の広い埋め立て地にし、1990年に「エコパーク水俣」という公園を完成させます(原発事故による除染と同じ利権構造ですね)。
そしてチッソは分社化したり公的支援を受けたりして現在も名前を変えて残っています(原発事故があったのに電力会社は倒産せず、私たちの電気代が上がっている状況と同じですね)。
1997年には熊本県は「水俣湾の魚介類は安全である」と宣言します。
しかし海と埋立地との境界(護岸部分)に隙間(すきま)なく並べて封じ込めている『鋼矢板(こうやいた)セル』と呼ばれる直径29mの巨大な円筒の、設計時の耐用年数はおよそ50年。仮に大型地震や津波等で鋼矢板セルが破損すれば、再び水銀が流出して水俣湾を汚染する等の危険性をはらんでいます。それなのになぜか最近になって耐用年数をのばす発言がありました(原発と同じ構造ですね)。

水俣病公式確認から62年が経過した現在、当時漁師だった多くの人々は職を奪われ、夏みかんを栽培したりして新たな水俣ブランドを作り、新たな人生を歩んでいます。
そして今も病に苦しむ人々がいます。
・・・水俣病の歴史は福島原発事故のそれと多く重なるような気がしてなりません。
311のあの忌まわしい震災から7年過ぎました。TVや新聞ではもう原発事故は収束したかのような印象です。
歴史が教える多くの公害事件の、被害が明るみに出るのは数年後。
それまでは加害企業や国からの安全キャンペーンが繰り返され、被害が拡がります。
そして被害地域のコミュニティの分断と差別(水俣も福島も)。
水俣病の問題は決して過去の話ではありません。現在進行形なのです。今の行政と企業の姿勢そのものです。
この国は、ハンセン病も水俣病も早い段階で真実を知りながらも長い間見捨ててきました。
これからどのような原発事故やワクチン被害などが出てもおそらく同じ経過をたどることでしょう。
被害者になって訴訟しても十分な補償はないでしょう。
またこの国は、憲法や各種法を少しずつ変えて私たちの平和や生活をどんどん脅かしていっているように思います。
私たちは過去の歴史をふまえた上で、今どう生きるか、いや、どう生き抜くかを真剣に考えていかねばならないような気がしてなりません。

長文のおたよりになってしまい、大変申し訳ございません。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年5月8日

May 14. 2018 かごしまんまだより

【水俣病の歴史を辿ると放射能やワクチンの行方も予測できる~①相思社の水俣病歴史考証館】
ゴールデンウイーク、ゆっくりできましたでしょうか。
私は水俣病の資料や書籍を見たくなり、水俣市立水俣病資料館に行きました。
数年前にも訪れたことがある資料館はすっかりリニューアルされていて、きれいな写真やパネル展示に変わっていました。でも全体的に具体性に乏しく、なんの実物もなくオブラートに包まれたように感じました。そして加害企業チッソの現行製品の数々の展示がごっそりなくなっていました。案内所でそのことを尋ねてみたところ、「展示物が古くなっちゃったので去年リニューアルしたんですよ」の返事。びっくりしました。資料館や博物館は『古いものを保存して残していくのが重要な仕事』なのではないでしょうか。加害企業が何を製造販売していて私たちの生活の中でどう使われているか、という展示は重要ではないのでしょうか。愕然としている私を見て、案内の方は「相思社さんの水俣病歴史考証館ならあるかもしれません」と教えてくれました。ソウシシャ?もう一つ資料館があるの?とにかく行ってみることに。
ネットで調べた住所をナビに入れて車で行くと、そこは車がすれ違えないような細い道で、周囲には非常に古い2階建ての公営住宅のような長屋の建物がたくさんありました。漁業という生活手段を追われ、病気を発症し困窮を極めたと言われる水俣の人たちの生活の歴史を思いました。さらに細い坂道をゆっくり車で登っていくと、古い民家の庭先のような狭い駐車場があり、そこへ車を停めました。
庭先に出ていた若い女性が走り寄ってきて笑顔で「見学ですか?」と話しかけて案内してくれました。よく見ると民家のようなその資料館は古い組積造(ブロック塀で囲んだだけの壁なので水平方向の力や地震に弱く、現在の住宅建築ではもう見られない)。さっきまで滞在していた、大きくて綺麗で新しいコンクリート造の市立資料館とはかけ離れた対照的な建物でした。しかし館内の電気をつけてもらいギシギシときしむ扉を開けると、そこは水俣の歴史の実物が溢れるように展示されていて、息が止まるような、胸の詰まるような空間がありました。
当時の漁業従事者たちが使っていた船や道具、水俣湾での船舶の出入り禁止を告げるブリキ看板、加害企業チッソとチッソ城下町であった水俣の歴史、被害者さんたちが訴えて廻った際に掲げた『怨』という字が書かれた黒いのぼり旗、スローガンがたくさん書かれた服の数々、猫実験の小屋、加害企業チッソが何をどう製造して水銀を海へ流してしまったのかという図・・・。加害企業の現行製品の数々もありました。塩化ビニル、ポリエステル、ヒアルロン酸、ポリエチレン、ソルビン酸、香料、化学肥料、有機シリコン化合物、複合繊維、液晶部品・・・。つまりコンタクトレンズもウインナーやハムの保存料もかき氷の香料もトイレの芳香剤もコンビニやスーパーのレジ袋も使い捨てマスクも化粧品もこの企業の製品で、日常に欠かせないものばかり。写真をネット上にあげるのはNGとの事(想像を絶する圧力が過去も現在もあるのだと推測される)で、ツイートに写真はあげられませんでしたが、水俣病の歴史上の実物と実際はまさにここにありました。ではどうして行政は、ここを資料の拠点としなかったのでしょうか。それは水俣病の歴史が、被害者側と、加害企業チッソ・行政側との闘いの歴史であり、相思社は水俣病患者に寄り添う団体だからでしょう。真実とはいつも、そういうものなのでしょう。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年4月24日

Apr 23. 2018 かごしまんまだより

【5月の連休に伴う、発送日のお休みと締め切り日の変更のお知らせ】
5/1(火)、5/4(金)は発送お休みです。また5/11(金)発送の締切は5/1(火)13時です。ご注意ください。

【市場仕入れの野菜の単品商品化を始めます その2】
今週のオマケは青紫蘇です(冷凍便・通常便除く)。市場仕入れで大分県産です。新しく『市場仕入れの九州野菜』シリーズとして近日中に商品化します。発売記念オマケです。
先週のまんまだよりにも書いたのですが、ある日どうしても『豚しゃぶの梅肉和え』を食べたくなって久しぶりにスーパーで九州産の青紫蘇を探して買いました。もちろんスーパーの野菜なので農薬状況は不明です。
でも「たまにはこういうちょこっと必要な香味野菜があれば便利だなあ」としみじみ思いました。しかし九州各地の減農薬の生産者さんからそれぞれ送料をかけて各種野菜を仕入れるのは非常にコストがかかります。そこで九州各地に支店があってそれぞれ最寄りの市場に出入りしてトマト1個からでも配達してくれる業者さんと商談し取引ができるようになりました。
現在、商品ページの作りこみと商品撮影をしています。撮影が終わった野菜は食べてみるのですが、どれも久しぶりに食べたり初めてだったりの味で、ワクワクしながらお料理するひと時を過ごせました。
先日は『鶏肉とローズマリーのソテー』と『セロリとにんじんと新玉ねぎとズッキーニとパセリのスープ』を作りました。子供たちにはナイフやフォークや食べ方のマナーを教えながら。食卓がパアッと明るく幸せになりました。減農薬ではないけれど九州産野菜を食べられる幸せ。心配していた鮮度も、むしろ新鮮でびっくりするくらいで、その業者さんのネットワーク力に頭が下がる思いでした。
今回の青紫蘇は、そんな感動のおすそ分けです。豚肉の青紫蘇巻き、うどんの薬味、サラダに刻んで入れたりと、どうぞ思い思いに楽しんでくださいネ。そして、ぜひご家庭に届いた時の鮮度状況やどんなレシピにしたのか等、ご注文時のメッセージやメールでお知らせ頂ければ幸いです。
市場仕入れ野菜はかごしまんまに来るまでにも時間がかかるので鮮度も若干落ち、農薬状況も追えません。
でも「お料理の彩りにちょっと欲しいな」というニーズにお応えでき、OKなお店をはしごして探す苦労が軽減します。地場産よりも安定供給です。
でもやはり健康面から考えると、メインに食べて頂きたいお野菜はやはり野菜セットや旬の地場産野菜です。
そこでホームページの商品カテゴリを新しく『野菜セット・定期便』『旬の地場産野菜』『市場仕入れの九州野菜』に新しく分類し直しました。用途に応じて使い分けてくださいネ。
『市場仕入れの九州野菜』の予定としましては、青紫蘇、パセリ、カイワレ、クレソン、みつば、セロリ、バジル、コリアンダー、ルッコラ、生姜、ズッキーニ等、九州・岡山あたりまでの青果をどんどん商品化していきます。地場産野菜が切れるときのじゃが芋、ニンジン、タマネギ、キャベツ等も揃えていきます。乞うご期待です!

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年4月17日

Apr 16. 2018 かごしまんまだより

【5月の連休に伴う、発送日のお休みと締め切り日の変更のお知らせ】
5/1(火)、5/4(金)は発送お休みです。また5/11(金)発送の締切は5/1(火)13時です。ご注意ください。

【市場仕入れの野菜の単品商品化を始めます】
きっかけは、どうしても『豚しゃぶの梅肉和え』を食べたくなってしまったことでした。
急に温度が上がった日、なんだかさっぱりしたものを無性に食べたくなったのです。
梅肉和えに必需品な香味野菜といったら、やっぱり青紫蘇(あおしそ)です。
いつもならおババ(私の母)や吉田自然農園さんが作る時期にどっさり食べるのが山下家ですが、そうではなくてどうしても今日、青紫蘇が食べたい。
そこでスーパーに久しぶりに行きました。熊本県産の青紫蘇が10枚入りで売っていました。
もちろんスーパーの野菜なので減農薬ではありません。
でもその時にハッと思いました。「普段は旬の野菜をがっつり食べていても、たまにはこういうちょこっと必要な香味野菜があれば便利だなあ」と。
しかし九州各地の減農薬の生産者さんからそれぞれ送料をかけて各種野菜を仕入れるのは非常にコストがかかります。
どうすればいいかな・・・?と色々検討したところ、九州各地に支店があってそれぞれ最寄りの市場に出入りしてトマト1個からでも配達してくれる業者さんと取引できることになりました。

もちろん、今までの地元産の旬の減農薬野菜を中心にやっていく会社理念は変わりません。

野菜セットのラインナップも今まで通りです。遠い市場からの仕入れ野菜は極力入れません。
(※端境期や台風等による野菜不足時には、緊急で入ることもございます)。
地元産の旬の減農薬野菜のほうが、直接仕入れなのではるかに安心で新鮮で栄養価も高く美味しいです。
市場仕入れ野菜はかごしまんまに来るまでにも時間がかかるので鮮度も落ち、農薬状況も追えません。
でも「お料理の彩りにちょこっと欲しいな」というニーズにお応えできます。
OKなお店をはしごして探す皆さんの苦労が軽減します。
予定としましては、青紫蘇、パセリ、カイワレ、クレソン、みつば、セロリ、バジル、コリアンダー、ルッコラ、生姜、ズッキーニ等、九州・岡山あたりまでの青果をどんどん商品化していきます。乞うご期待です!
『市場仕入れ野菜』として随時商品UPしていきますので、ちょこちょこHPをのぞきに来てくださいネ。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年4月13日

Apr 12. 2018 かごしまんまだより

【5月の連休に伴う、発送日のお休みと締め切り日の変更のお知らせ】
5/1(火)、5/4(金)は発送お休みです。また5/11(金)発送の締切は5/1(火)13時です。ご注意ください。

【春のデトックス野菜はスーパーフードです】
先週先々週と『春のデトックス野菜』がセットに入ったり単品商品として出始めたりしています。うるい、葉大根、のらぼう菜、セリ、みょうが・・・全てほろ苦くてちょこっとクセがある味わいで、自分からはあまり積極的に食べない方も多いかもしれません。
しかし実はこのデトックス野菜は、かごしまんまユーザーにとって超重要な野菜なんです。
人間をはじめ動物の身体には、秋冬の間は栄養物をため込もうとする働きがあります。収穫や食べ物が少なくなる冬に向けて脂肪その他の栄養を貯蔵して生命を維持しようとしています。同時に老廃物の排出機能も鈍くなるため、冬の間には脂肪も老廃物も身体にどんどん蓄積されていきます。それを、気温や空気の香りそして食べ物によって春を身体に教えることで脂肪や老廃物を排出するスイッチを押します。
つまり新陳代謝が良くなるよう促すのがこれらデトックス野菜の役割なのです。
知らず知らずのうちに身体に取り込んだ悪い物質(化学物質、放射能、GM、添加物、薬・・・)の排出を高めるために、デトックス野菜を少しずつでもいいので家族皆さんでぜひ食べてください。
初めは一口くらいしか食べられなくても大丈夫。スイッチの役目なのでほんの少し食べるだけでも効果があります。また、舌も経験を積んで学習していきますので来季はもう少し食べられるようになっていますヨ。大人も子供も頑張りましょう。
デトックス野菜は春先のものなので細菌や虫が付きにくく農薬も不使用か少なめです。安心して思いっきり食べてください。
調理のポイントは『ゆでる』か『天ぷら』。アクや苦みがあるので、その成分をゆでこぼすか高温で揚げて和らげると食べやすいのです。忙しい平日はサッとゆでてドレッシングやすし黒酢やかつお節をかけて食べるのが簡単です。

【リクエスト商品大募集!】
「かごしまんまにこんな商品があったらいいな」というものがありましたらご注文時のメッセージ欄やメールなどでぜひお寄せください。
検討、商品探し、がんばります!
メーカー名を教えてくだされば、商品化できるか検討し、結果もご報告いたします(産地、製造地、添加物など調べます)。どうぞよろしくお願いします。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年4月3日

Apr 2. 2018 かごしまんまだより

【新年度ですね】
新燃岳も桜島も最近は噴火が多く、しかも雨が全く降らない日が続いていて目と喉が痛む毎日です。
ここ鹿屋市は新燃岳からも桜島からも50km以上離れています。しかし遠ければ遠いほどミクロ級の小さな灰が飛んで来るのでやっかいです(大きい粒は近くに落ち、小さな粒ほど遠くまで飛びやすい)。
雨が降るまでずっと街じゅうが埃っぽいです。気象庁の発表する風向きとは真逆の位置にある鹿屋市なのに、駐車してある車には皆うっすら灰が積もっています。
しかしどんなに小さくても灰は目や喉が痛むのでわかりやすいですが、放射能は見えないですし感じませんので、データ分析しない限り証明できないのが本当に腐れ外道な物質ですね。
灰に痛む目や喉に悩まされるたびに、見えない放射能を憂います。
玄海原発は再稼働後すぐの蒸気漏れ。福島原発事故で原発は危険で破滅的なものだとわかったのにどうしてこの国は原発をやめないのでしょうか。

新年度の4月。入園・入学・入社おめでとうございます。
給食や行事など色々悩ましいこともありますが、今年も悲観せず諦めずできることをやっていければなと思います。新しい先生にまた一から説明して「魚やりんごなどを食べないようにしたい」と伝えるのは、私もちょっぴり憂鬱ですが・・・。
さてこの4月からは学校教育において道徳が教科化(道徳が正式な教科になり、教員による評価も行われること)されます。この『道徳の教科化』は、実は非常に危険なのではないかと心配しています。
と言いますのは、戦後日本において今まで道徳が教科化されていなかった背景には、戦前戦後の『親孝行』や『忠君愛国』までを説く『教育勅語』に基づく道徳教育が行われたことへの深い反省があったからです。
危険な教育や雰囲気というものは簡単に『お国の為なら死ねる殺せる若者』を量産し、特攻隊や集団自決・虐殺へと導いてしまいます。
安倍さんが首相を務めている間に日本という国は、原発産業や軍事産業の輸出・憲法改正・マイナンバー制導入・教育基本法改正・道徳の教科化・公文書改ざん・・・と『戦争する気満々』と思われても不思議ではなくなってきています。
国民の権利であるはずのデモも、警察に駅や道路を封鎖されたり圧力をかけられたりしている現状。
まさか日本がもう二度と戦争へと向かうことはないと願いつつ、私たちは決して無関心でいることなく常に国の動向や政治にアンテナを向けて思考を閉ざさないでいたいですね。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

号外

Mar 30. 2018 かごしまんまだより

【乳歯保存ネットワーク http://www.hahainc.jp/ を知ってください】
今回は『乳歯保存ネットワーク』の資料を同梱しています。納品書がズッシリしていてすみません。

2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故による、人工放射性物質の降下による日本国土の汚染は、大気圏内核実験とチェルノブイリ原発事故の汚染とは桁違いの規模です。東京の一部を含む関東以北・岩手以南のほとんどの地域は、平方メートル当たり100,000ベクレル以上のセシウム137汚染地域です。本来なら40,000ベクレル/㎡以上は『放射線管理区域』という国が定める放射能を取り扱う特殊な区域であり、人が住むことなどあってはならないところです。しかしながら原発事故以降、東日本に住む多くの日本人は、国が生活に全く不適切と定めた環境に住んでいます(同梱の「株式会社はは」概要書17ページより)。
なかでもストロンチウム90(Sr90)はカルシウムによく似て骨や歯に取り込まれやすく、蓄積されて内部被曝線源として骨髄を損傷し、骨髄腫や白血病や免疫不全やがんなど色々な病気の原因になります。
Sr-90の放射能の半減期は約29年なので、抜けた乳歯のSr-90は長い間ほとんど放射能が弱くなることはありません。抜けた乳歯を保存しておけば、歯に含まれるSr-90を必要な時にいつでも測定することができるのです。被ばくしていたら、その程度を知ることができます。

1950年代から60年代にかけて大気圏内核実験が盛んに行われていた時に放出された人工放射性物質も、日本各地に飛来しました。降り注いだSr90は各地で測定され、乳歯中のSr90も全国各地で調べられました。
その結果、放射性降下物に比例して乳歯中のSr90が高くなっていること、また乳児の栄養の違い(母乳、人工、混合)によって乳歯のSr90の蓄積量に差があることも明らかにされました。欧米諸国においても、同様の研究結果が得られています(HPの『図表』参照http://www.hahainc.jp/graph.html)。
福島原発事故後、研究者は動物の乳歯や骨などに蓄積する人工放射性物質について調べました。今までに行われたウシ・ブタ・野生ネズミ・サルの研究から、とくに若い動物の歯にSr90 が顕著に蓄積していることが明らかにされており、その値は高濃度汚染地域ほど高くなっています。同様なことがヒトにも起こっている可能性がありますが、福島原発事故後は、日本政府も福島県「県民健康調査」検討委員会も未だヒトの乳歯中のSr90を調べていません。かつてない子どもの甲状腺がん多発に対しても「放射線の影響とは考えられない」としています。

このような背景のもと『乳歯保存ネットワーク』ができました。そして乳歯中のSr90を測定・解析してデータを科学的に評価し、内部被曝の実態を明らかにして国や自治体に調査や施策などを提言する非営利未来型『株式会社はは』が設立されました。
測定結果は病気の原因や責任の追及をする際の重要な証拠資料となり、子供たちの未来を守ることにもつながります。
原因や実態を明らかにするためにも、全国各地の乳歯が必要です。
ぜひお子さんをお持ちのご家庭は乳歯を取っておいてください。その際、一番小さなジップロップ袋に入れて『名前・住所・抜けた年月日・抜けた歯の位置』を記入しておきましょう。
そしてぜひ周囲のお子さんをお持ちの方々にも乳歯保存を広めてください。
資料・記録カードはかごしまんまにも数十枚あります。ご希望の方はご注文時のメッセージ欄に記載して下さい。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年3月30日

Mar 29. 2018 かごしまんまだより

【乳歯保存ネットワーク http://www.hahainc.jp/ を知ってください】
今回は『乳歯保存ネットワーク』の資料を同梱しています。納品書がズッシリしていてすみません。
2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原子力発電所の爆発事故による、人工放射性物質の降下による日本国土の汚染は、大気圏内核実験とチェルノブイリ原発事故の汚染とは桁違いの規模です。東京の一部を含む関東以北・岩手以南のほとんどの地域は、平方メートル当たり100,000ベクレル以上のセシウム137汚染地域です。本来なら40,000ベクレル/㎡以上は『放射線管理区域』という国が定める放射能を取り扱う特殊な区域であり、人が住むことなどあってはならないところです。しかしながら原発事故以降、東日本に住む多くの日本人は、国が生活に全く不適切と定めた環境に住んでいます(同梱の「株式会社はは」概要書17ページより)。
なかでもストロンチウム90(Sr90)はカルシウムによく似て骨や歯に取り込まれやすく、蓄積されて内部被曝線源として骨髄を損傷し、骨髄腫や白血病や免疫不全やがんなど色々な病気の原因になります。
Sr-90の放射能の半減期は約29年なので、抜けた乳歯のSr-90は長い間ほとんど放射能が弱くなることはありません。抜けた乳歯を保存しておけば、歯に含まれるSr-90を必要な時にいつでも測定することができるのです。被ばくしていたら、その程度を知ることができます。
1950年代から60年代にかけて大気圏内核実験が盛んに行われていた時に放出された人工放射性物質も、日本各地に飛来しました。降り注いだSr90は各地で測定され、乳歯中のSr90も全国各地で調べられました。
その結果、放射性降下物に比例して乳歯中のSr90が高くなっていること、また乳児の栄養の違い(母乳、人工、混合)によって乳歯のSr90の蓄積量に差があることも明らかにされました。欧米諸国においても、同様の研究結果が得られています(HPの『図表』参照http://www.hahainc.jp/graph.html)。
福島原発事故後、研究者は動物の乳歯や骨などに蓄積する人工放射性物質について調べました。今までに行われたウシ・ブタ・野生ネズミ・サルの研究から、とくに若い動物の歯にSr90 が顕著に蓄積していることが明らかにされており、その値は高濃度汚染地域ほど高くなっています。同様なことがヒトにも起こっている可能性がありますが、福島原発事故後は、日本政府も福島県「県民健康調査」検討委員会も未だヒトの乳歯中のSr90を調べていません。かつてない子どもの甲状腺がん多発に対しても「放射線の影響とは考えられない」としています。
このような背景のもと『乳歯保存ネットワーク』ができました。そして乳歯中のSr90を測定・解析してデータを科学的に評価し、内部被曝の実態を明らかにして国や自治体に調査や施策などを提言する非営利未来型『株式会社はは』が設立されました。
測定結果は病気の原因や責任の追及をする際の重要な証拠資料となり、子供たちの未来を守ることにもつながります。原因や実態を明らかにするためにも、全国各地の乳歯が必要です。ぜひお子さんをお持ちのご家庭は乳歯を取っておいてください。その際、一番小さなジップロップ袋に入れて『名前・住所・抜けた年月日・抜けた歯の位置』を記入しておきましょう。そしてぜひ周囲のお子さんをお持ちの方々にも乳歯保存を広めてください。
資料・記録カードはかごしまんまにも数十枚あります。ご希望の方はご注文時のメッセージ欄に記載して下さい。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年3月20日

Mar 19. 2018 かごしまんまだより

【とう立ちの季節】(とう立ちのことを多くの方に知った頂きたいため、再掲載です)
ふきのとうや菜花が美味しい時期です。これらの旬はとても短いので、鹿児島でもスーパーなどでは見かけず野菜直売所にほんの数量並ぶのみです。ほろ苦くて栄養があってとても良いのですが時期が読めず、花芽だけ摘む作業に手間がかかるので野菜セットに入れるのが難しい野菜です。
ふきのとうや菜花だけでなく、アブラナ科の野菜など多くの冬の葉物野菜も花芽分化をはじめます。
花芽分化は文字通り花へ細胞分裂し始めることで、本体の栄養を吸い上げて固く強い茎を伸ばし、昆虫に見つけてもらうように最も高い位置で花を咲かせようとする現象です。この現象のことを『とう立ち』と言います。
とう立ちが進むと、ニンジンや大根は栄養が取られて『す』(空洞のこと)が入ったり、花芽分化の芯になるので固くなったりして食べられなくなります。キャベツや白菜やネギには中の方から小さな赤ちゃんのような蕾が出てき始め、やはり栄養を取られたり芯になったりするので次第に固く美味しくなくなってきます。
とう立ちは植物が春や秋を感知することで起こる現象です。植物が感知するのは気温変化と夜の長さです。急激な温度変化もスイッチを入れてしまいます。
とう立ちスイッチが入ると、野菜は栄養をより取り込み、より大きくなろうとしてグーンと成長します。もしくは花芽分化に栄養を多く取られてしまって、小さいのに成熟してしまうという現象もあります。
ここ数週間の野菜の大きさが不安定なのはそういう要因です。
とう立ちは収穫終了のサインなので、野菜生産者さんはなるべくとう立ちスイッチを野菜に入れないように色々工夫して栽培しています。
例えばよく見るのが透明なビニールのトンネル。これは一定期間低温にさらされるとスイッチが入ってしまう水菜や小松菜や大根に有効です。黒いビニールをかぶせた畑は日照時間を短くすることでスイッチを入りにくくしています。逆に秋に花を咲かせる野菜には、夜に光を当てることでスイッチを入れないようにします。
それでもやはり自然の流れには逆らいきれません。とう立ちは遅くすることはできても止めることはできません。秋冬野菜はそろそろ収穫終了となり、春夏野菜に切り替わっていく時期になっていきます。この切り替え期がまた生産者さんにとってつらい時期で、なんにも収穫するものがない『端境期』(はざかいき)という魔の時期でもあります・・・。
野菜生産は、自然との対話です。朝顔やヒマワリを冬に育てることができないように、どんなに技術が発達しても季節を無視した野菜作りはできません。
とう立ちした野菜も初期なら食べることができますし、花蕾も栄養があって美味しく食べることができます。
今の時期は大根やキャベツや人参やネギのとう立ちが見られます。もし野菜に花蕾や赤ちゃんがついていたらそんなことを思いながらぜひ食べてみてください。
そして包丁が入らないほど固い野菜があった場合はどうぞ遠慮なくお申し出ください。返金または次回発送時に代替品同梱などのご対応をさせていただきます。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年3月9日

Mar 8. 2018 かごしまんまだより

【東日本大震災から7年ですね】
2011年3月11日。あの日の、あの1週間の記憶が、今も頭に浮かぶ方も多いのではないでしょうか。
千葉に住んでいた私は、3月15日小雨の中傘をささずに子供二人連れてピアノ教室まで歩いてしまったことをとても後悔しています。すぐ避難しなかったこと、牛乳を5月まで家族で飲んでしまっていたことなど、後悔していることが色々あります。
今では、放射能を避けて産地を気にしていることを人に話すと「もうすっかり忘れていた、まだ影響あるの?」と驚かれます。説明し始めるとだいたい相手の顔色が変わるのでもうあんまり話さなくなりました。
世間一般では東日本大震災や原発事故は過去のものになりつつあり、ほとんどの人が何にも気にせずにいるようで、同じ時間軸を過ごしているのに違う世界で生きているように感じます。
線量が半分下がったからと、避難区域をどんどん解除しています。下がった原因は、半減期が3年程度のセシウム134が半減期を迎えたからで、セシウム137はじめ多くの各種はまだ放射線量が高いままです。しかし線量計のほとんどはセシウムしか測れません。線量計の数値が半減したので安心していい、というのはおかしい気がします。ストロンチウムなど放射能全体の実態は未だ不明なままです。医療機関では明確に放射線管理区域での行動が決められているのに、それより線量が高い地域での日常生活が大丈夫とされる現実はやはりおかしいです。東日本での子供たちの甲状腺がんについても現段階で関係性をきっぱり否定する違和感。九州大学チームが福島原発由来の核燃料粒子を大熊町で発見と発表していますが、報道したのは赤旗のみ。放射能被害は葬られ、なかったことにされつつあるようです。
『なかったことにされる被害』というのは実はけっこうあって、古くは南京事件や慰安婦問題。南京には30万人いなかったから虐殺自体もなかったという人や「僕は見なかった、だから虐殺や慰安婦はなかった」と断言が今も後をたちません。南京周辺の人口とあわせれば30万人という数字もありえますし、事実というのは見たり経験したりした人の話や写真や物証から判明することであって、見なかった人の証言というのは違和感があります。交通事故などの事故現場にいても目撃しなかった人の話を聞いているようなものです。
水俣病も、加害企業と国が認めたのは発生から10年経ってからでした。それまではずっと国や加害企業に有利な御用学者からの説明や仮説や研究成果で水俣病は否定され続けました。有志の熊本大学の研究者たちの地道な努力によって原因と加害企業が突き止められてはじめてやっと認めました。
最近では子宮頸がんワクチンの副作用被害。これもまだ日本では副作用と認められていません。ワクチンを受けて体調が激変したのにかかわらず「ワクチンで計算ができなくなったりけいれんがずっと起こるようになったりするわけがない」と医者が否定し国も認めていません。治療法も薬も救済もなく苦しんでいる人が全国にいます。
こういう国ですから、福島原発事故と甲状腺がんの関係も決して認めず、再発さえも「過剰診断によるものだ」と破たんしたロジックを平気で言う人がいるのです。国をあげて、放射能被害はなかったことにしようとしています。
こういう日本にいる限り私達はこれからもひっそりと淡々と『できる範囲で気を付ける』ということしかできません。
なんて生きづらい国なのでしょうか。でも気づけて『こっち側の世界』に来れてよかったなと思います。そんな7年目。今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江