2019年7月17日

Jul 17. 2019 かごしまんまだより

【CREA8月号とひよこクラブ8月号に掲載も反響ゼロ(涙)】
全国紙掲載だから、さぞやたくさん反響があったと思うでしょう?
いやいやいや、反響ゼロなんです!(涙)笑っちゃうでしょう?ゼロですよ。
そりゃ送料高いですし特典もないです。注文から発送まで1週間はお待たせしています。
でもツイッターで皆さんがつぶやいてくださったりすると少なからず反響があります。
政治と同じだなあ、と思いました。

ツイッターの世界では原発事故や食や農業の安全やこの国への危機感など社会問題への関心にあふれていて、
選挙も盛り上がっています。日本が変わりそうな予感がします。
しかし現実の世界は、残念ながら『無関心』や『あきらめ』が主流です。
食の安全に関しては『国が安全基準を決めているのだから大丈夫』。
選挙に関しては『どうせ変わらないし1票なんて』という雰囲気。
『給食で食育を』と言いながら、現実は添加物が入ったウインナーやちくわを遺伝子組み換え原料の植物油で
調理し、季節外れのピカピカのりんごを皮ごと食べさせている給食。
『さらなる所得の向上を!』と言いながら、消費税や健康保険税を上げて生活保護費や年金は下げようとして
いる与党。国民主権の憲法を、『お国のための国民へ』の憲法に改憲しようとしている与党。
それらがめちゃめちゃ問題になっているツイッタランドと、全く関心のない現実ワールド。
「本当に同じ日本なのか?」とめまいがします・・・。

本当に子供たちの安全と健康を考えるなら、給食はなるべく旬の有機野菜と無添加の加工品にし、GM由来原料の調味料を使わない。原発事故による汚染がひどかった地域への林間学校や修学旅行をやめる、重いカバンをやめる、多すぎる宿題をやめる。それが筋だと思うのであります。
でもこの国は経済を優先にして、補償から逃げて、基準を上げることにしました。放射能も完全にアンダーコントロールしているということにしました。老後に2000万円必要だという報告書もなかったことになりました。
しかしそれでも、同じ想いで安心食材や野菜を探しまわって悩んでいる人にかごしまんまがあることをお知らせしたい。同じ想いで日本に絶望している人に、山本太郎さんのような政治家もいるよとお知らせしたい。
あきらめていく人が多いですが、あきらめない人がいるかぎり、頑張っていきたいなと思う今日この頃です。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年7月9日

Jul 9. 2019 かごしまんまだより

【CREA8月号にPR掲載】
今まで広告掲載は全て断ってきたのですが、『お取り寄せ特集』だということで出してみました。初です。
初めてのことなので、発売日がものすごく待ち遠しくドキドキしていました。
そしてほんの少し「振り込め詐欺」への不安もありました(なにしろ鹿児島という、首都圏からは遠い地なので)。
タイミング悪く、折りしも九州は日本中が心配するほどの大雨に見舞われ、発売日から2日経っても鹿児島のどこの本屋さんにもコンビニにもCREA8月号はありませんでした。
本屋さんに並ぶCREA7月号のハワイの表紙を見ながら「やはり振り込め詐欺だったか・・・?でもずいぶんと手の込んでいる詐欺だな、原稿も何度か作り直していたし・・・」と色々モヤモヤ頭をよぎりました。
幸い、首都圏のお客さんから「CREA見ましたよ~♪」とご報告があり、心の中で「広告会社さん疑ってゴメン!」と謝ったのでした(^^)
さて、譲れなかったのは『普段どおりの写真』です。 
・・・。 ・・・。 勇気がいりました(゚∀゚ )/
だってCREAという雑誌って素敵な写真ばかりじゃないですか!
そこへ私のデジカメで撮ったいつもどおりの写真・・・。 ・・・勇気いりますとも!(強調)
でも、写真見て「いいな」と思って注文して、実物見たときにガッカリ。そんな思いをファミレスやファストフードそして通販でよくありませんか?
「写真で見たとおりだ!嬉しいな!」と思っていただきたい、そう願いながらいつも写真を撮っています。
通販でよくガッカリするのは、大きさや容量や原材料。想像と違うものが来て、残念に思ったことって、けっこうありますね。
なので商品ページの写真群にはなるべくボールペンと一緒にとった写真を載せています。みんながよく知っている、ビックのオレンジボールペンと。大きさや容量が想像できるように、と願って撮っています。
また、原材料欄の部分も必ず撮って商品ページに載せています。多くの通販では原材料欄の写真や原材料の説明がないので、「買えないなあ残念だなあ」という思いをしたことが私自身何度もあるからです。
話はだいぶCREAから飛びましたが、とにかく野菜セットはツイッターやインスタに載せているいつもの写真にしました。オサレなCREAの中でかなり浮いています。いいんです(キッパリ)。
だいぶ頑張って盛って撮ったパンの写真は「ハズ○ルーペが必要か?!」というくらいに小さくなり、かなり頑張って盛りに盛って撮った納豆や牛乳や肉類の写真はボツになりました(笑)。

今回も、届いた野菜や商品は想像どおりでしたか?
(夏はキャベツや大根などの大物がなくてすみません!)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

*追伸* ひよこくらぶ8月号(14日発売)PR掲載予定となりました(≧▽≦)

Edit by 山下 理江

2019年7月2日

Jul 1. 2019 かごしまんまだより

【大雨かつ長雨】
先週末から鹿児島はずーっと雨が降っています。しかも風を伴う暴風雨です。
熊本・鹿児島・宮崎には、集中的に非常に強い雨や猛烈な雨をもたらす線状降水帯が発生しています。
南九州は、カルデラ噴火による火山灰でできた土地なので、非常にもろくて崩れやすい性質の土壌です。
毎年、がけ崩れや河川決壊の災害が発生するのもこの時期に集中しています。
今回もさらに災害級の大雨になる可能性もあり、祈る思いで過ごしています。

・・・とこれを書いている途中で、【かごしまんま無塩せきハム】のメーカーさんから
「付近の河川が氾濫して、一帯が水没しました(メーカー所在地はいちき串木野市)。
ヤマト運輸さんのトラックが工場に来れないため、明日の発送日に間に合わず、ハムの到着が明後日になります」
と連絡がありました(ひええええええぇぇぇっ!!!)。
ニュースサイトや高速道路HPを見ると、九州各地で道路が通行止めや片側1車線規制や迂回になっています。

鹿屋市では各家庭に防災無線が無償設置されているので、こんな時は防災無線放送に耳を傾けて、
続々と発表される避難勧告地域を聴きながら、懐中電灯などの非常用品を点検したり準備したりしています。
鹿児島では停電することはしょっちゅうで、みんな慣れたものです。さすが南国。

そして生産者の皆さんにとって、毎年この6月と9月の雨と台風の時期が一番辛い季節。
トウモロコシは背が高いのに根が浅めなので、暴風雨に弱く、倒れてみんなダメになっていきます。
ズッキーニやカボチャは地表面で実が成長する野菜なので、大雨に水没してしまい、ダメになっていきます。
トマトはもともと乾燥を好む野菜なので、大雨時は水分を吸い上げ過ぎて実が破裂していき、商品として出せなくなるものが多くなります。
葉物野菜は、ジメジメして高い気温なのでハウス栽培でも病気になりやすくなります。

通常は発送日の前日に収穫する農産物も、こんな大雨の時はちょっと雨がやむ時をねらって収穫するので、
発送日の前々日に収穫するものもあります。
露地栽培の野菜は、長時間の雨にさらされて全体的に良いコンディションではありません。

この時期の葉物野菜はいつもより早めに消費し、ゴーヤやナスなどに部分的に傷みがある場合はその部分を
カットしてお使いくださいますよう、すみませんがご協力をお願い申し上げます。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年6月26日

Jun 25. 2019 かごしまんまだより

【国産の大豆と小豆がピンチ】(すみません、先週の再掲記事です)
国産の大豆や小豆がとんでもなく高騰しております。
国産の大豆や小豆の産地はおよそ9割が北海道。納豆用の小粒品種は2018年の2.6倍、小豆も2015年の2.1倍の卸売価格で取引されています。
2016年から北海道はたびたび台風や長雨に見舞われ、豆類だけでなくジャガイモなど色々な作物の不作が続いています。スーパーやコンビニ等からポテトチップスが消えてしまったというニュースも記憶に新しいですね。
特に2016年8月は、帯広や十勝などの一大農業地帯を2週間のあいだに4個も台風が襲いました。
先述のように、国産の豆類は9割が北海道産なので、『北海道産がダメになる』イコール『国産自体がピンチ』ということになっていくのです。
農業は、自然災害等で収穫できないと収入は0になる高リスクな業種でありながら、日本の農業保護政策は欧米諸国に比べてなんにもしていないに等しく、高齢化や担い手不足でどんどん農業就労人口は激減しています。
そのような中で台風などの壊滅的な被害に遭うと、「いい機会だからもう農業をやめよう」と決意していくので、深刻な供給不足になっていくのです。
農業がダメなら他で頑張りゃいいじゃん!と楽観的にはなれません。
小豆が2倍の価格になれば小さな和菓子屋さんからひっそりと潰れていきます。そうしてまたシャッター商店が増えます。潰れずに生き残った和菓子屋さんも、国産ではなく輸入の小豆にしていきます。
納豆も国産が激減し、北米産納豆が主流になっていきます。
するとなぜか法改正の動きが出てきて『遺伝子組み換えかそうでないかは表示しなくてよい』ということになっていき、あっという間に日本人はさらにどんどん遺伝子組み換え食材を食べまくるようになります。
そして農業が衰退して輸入農産物に頼りっぱなしの状況で、経済制裁や戦争をやりあう世界状況になってしまったら?日本は兵糧攻めに遭って、多くの一般国民が経済的に苦しみ、飢えに苦しみ、すさんだ国になってしまう・・・・そんな危険な未来の可能性も出てきます。
第一次産業を大切にするかしないかで、国の豊かさは全然違ってきます。
第一次産業は自然に左右されることを念頭に入れて国が手厚い保護策を講じないと、第一次産業の就業人口はどんどん減って、国民の食を脅かすことになるでしょう。
昔、苺はイチゴスプーンで潰しながら牛乳と砂糖で食べ、トウモロコシは1人で何本も食べた記憶があります。今では苺もトウモロコシもそんなことはとてもできないような価格になってしまいました。
このままではこれからも色々な農産物がそうなっていきます。ゆっくりと、しかし確実に・・・。

かごしまんまの農産物は、いびつだったりびっくりするような形や大きさだったりしますが、食味に問題なければ生産者さんから買い取るようにしています。微力でも、それが生産者さんを支える一歩だからです。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年6月11日

Jun 10. 2019 かごしまんまだより

【生き物の観察は楽しい】
山下家の玄関や廊下は現在、アゲハ蝶の幼虫さんたちの蛹化ラッシュです。おババ農園から連れてきました。
俺が私がと競うように、はらぺこあおむしさんたちは、ショリショリショリ・・・・シャクシャクシャクシャク・・・と音を立ててものすごい勢いで葉っぱを食べていきます。タラコの卵のような小さいサイズの卵から、消しゴムのカスのようなサイズと風貌の幼虫が、脱皮を数回繰り返し終齢幼虫になる頃には丸々と大きく太って5~8cm位のあおむしちゃんになっていきます。
そして最後の食事と糞をした後、玄関の壁の気に入った位置までよじ登っては、たくさんの糸を吐いておしりと背中を安定させ、幼虫の状態のままジッと丸まって『その時』を待っています。これを前蛹といいます。前蛹の状態はだいたい1日2日です。そして『その時』が来て突然、背中から皮がパリッと割れて開き、身体全体をくねらせて幼虫の皮を脱ぎ去る様子は感動ものです。だって皮の下でくねっているあおむし君の身体を見ると、今まであった目や口や手足はすべてなくなっていて、蛹の状態で一生懸命、自分の糸と壁を信じて全身でうねって皮を脱ぎ去るのですから。幼虫の皮を脱ぎ去ったあおむし君は、既にあおむしではなく『蛹』という別人です。
無防備な蛹の状態は鳥やその他の動物にとって格好の獲物になるので、少しでも見つかりにくいようにするため、茶色の下駄箱の壁を選んだ蛹は茶色にどんどん変化し、葉っぱや白い壁を選んだ蛹は緑色に変化してカモフラージュします。(※飼育ケースの中で蛹になると、羽化時に十分に羽を広げられなくて飛べずに死んでしまいます)
蛹が生きているか心配になって、たまにチョンと手でそっと触ると、全身をビクンッとうねらせて拒絶します。
蛹の中では、葉っぱを食べるのに適した口、あおむし特有のたくさんの足、大きくて長い胴体は、みんなドロドロに溶けたようになって大工事が行われています。そして今度は、花の蜜を吸うのに最適なストロー状の口、空を飛ぶのに必要な筋肉をつけた羽と6本の脚、どの方向も見える目、子孫を残す生殖器などを1週間~10日間かけて構築してから羽化します。この羽化は、だいたい天敵のいない明け方にするのですが、一度この羽化ショーを見ると毎年何度でも見たくなるほどの魅力にあふれています。眠い目をこすって、明け方に神秘的なショーを生で見る感動は、とても言い表せません。羽化したばかりの蝶は、それはそれは美しく、手に乗せるとしばらくとまっていてくれます。ぜひ、あおむし君を飼って羽化まで観察してみてください。きっと感動しますよ♪
不思議なのは、冬になる前に蛹化すると、そのままジッと春になるまで待ってから羽化することです。
こういう観察ができるのも、畑に農薬を一切使用していないから。おババ農園のパセリには、ごきげんななめのてんとうむしとはらぺこあおむしとアブラムシとアリとカメムシ、そしてそれらを狙うクモやカマキリがいました。パセリの上空には卵を生みつけようと蝶たちが舞っていました。
農薬を使わない野菜作りとは、たくさんの生物と共存するということです。どの生き物も皆それぞれに役割や働きがあって、地球にとって重要で必要な命です。なにかを農薬で追い出すと、別の生き物が増えたり病原菌にかかりやすくなったり、受粉ができなくなって実のなりが悪くなったりし、バランスが崩れます。
なるべく農薬を使わない野菜作りをするよう、かごしまんまの生産者さんたちは日々努めています。
カタツムリや虫が段ボールの中隠れていたら安心の証です。どうぞ温かい目と手でお外に放してあげて下さい。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年6月4日

Jun 3. 2019 かごしまんまだより

【旬の初めの野菜は身体が喜ぶスイッチです】(すみません、先週の再掲記事です)
野菜セットにトマト・トウモロコシ・ゴーヤの夏野菜が登場しました。
手にとった時は「もうゴーヤ?」と思いましたが、我が家では今季初のゴーヤを『ベーコンとゴーヤのキムチ炒め』にしたら、びっくりするほどの勢いでアッという間にペロリとなくなりました。
旬の初物って、ひとくち食べるとなんだか食欲スイッチがチャキーンっと音が鳴ったかのように入って止まらなくなりますね。
トマトもトウモロコシもものすごい速さでテーブルから我々の胃袋へと消えていってしまいました。
おそらく旬の野菜の持つ成分と、我々の身体の欲しがる栄養とが、密接に連動しているからなのでしょう。
旬の野菜は一番の栄養剤であり、一番のお薬ですね。
特に5月末は全国的に猛暑だったようですね。急な気温上昇でかなり身体は疲れていると思います。
ぜひゴーヤやトマトで食欲のスイッチ音を体感してくださいネ。
そして野菜セットからいよいよキャベツや大根が入らなくなってきました。今年は夏が来るのが早いですね。
気温が高いので、青梅もあまりなりがよくなく、例年の1.5倍の価格で取引されています(涙)。しかも青梅でなく少し黄色や赤に熟しています。
そしてそろそろ恐ろしい梅雨がやってきますね・・・。ここ南国の梅雨はもはや『雨季』。土砂降りが続き、がけ崩れや停電もしばしば。根が浅いトウモロコシは倒れ、ズッキーニや葉物などの土に面した野菜は軒並みダメになっていく恐ろしい季節です。梅雨が無事に過ぎることを祈るばかりです・・・。

【冷凍商品の取扱休止のお知らせ】
去年のヤマト運輸配送料金の大幅値上げ以降は冷凍商品のご注文数がガクンと落ちました。
送料値上げの影響を受けて、かごしまんまの今期決算では全体的に売上がかなり落ち込んだのにもかかわらず、ヤマト運輸送料の合計金額が前期決算よりもかなり高くなり、大幅な赤字決算となりました。
冷凍商品は冷蔵品に同梱できず、その分送料がかかります。税金や燃料費や食品など色々な値上げが続いた去年、冷凍商品の需要は急激に落ち、賞味期限切れによる食品ロスが大量に出ました。餃子や焼売などの人気商品は添加物を使わないのでもともと賞味期限が短く、大量の食品ロスを抱えてしまいました。
そこで冷凍庫の電気代も上がる夏を前に、やむなく冷凍商品の取扱休止を決断しました。
冷凍商品は5月末ご注文分までとさせて頂きました。
米粉ケーキは冷蔵で発送できますので、在庫分を商品カテゴリの中の『お菓子』カテゴリに入れました。
餃子や焼売など皆さんに愛された冷凍商品がなくなるのは断腸の思いですが、今後消費税や景気の動向も不透明ななかで、かごしまんまという会社を続けていくために決めました。
本当に申し訳ございません。今後はそれ以外の商品の充実を一層図ってまいります。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年5月21日

May 20. 2019 かごしまんまだより

【野菜も虫も元気な季節】
先週末の土日はずーっと雨が降っていた鹿児島です。土砂降りのような雨が断続的に降っていました。
月曜日はどの生産者さんからも悲鳴に近い報告が。
「気温が高くて雨が続いたから小松菜がスクスク伸びちゃって!」
「キャベツの葉の間にナメクジやイモムシがいて、しかもズッシリ重くなっているから洗うのがめちゃ大変!」「アブラムシがびっしりついちゃって、一苦労したよ!」
気温が高いこの時期に雨が降ると、野菜はグンッと成長し、虫たちも元気に活動して一気に増えます。
農薬をなるべく使わない生産者さんたちにとって悩ましい季節の到来です。元気な虫たちと格闘する間に梅雨や台風が来て、さらに南国の常夏に突入していきます。雨に泣き、台風に泣き、灼熱地獄に泣く日々です・・・。
週末の大雨で収穫できない生産者さんも多かったようで、市場にはモノが少なくなり、市場仕入れの業者さんは「今週から急にキャベツや葉物が高騰しました」と暗い顔をされてました。
例年は6月から収穫の前村さんのマンゴーが今年はもう販売可能となり、平岡さんのゴーヤも出始めました。
もしかしたら今年は、キャベツがなくなるのも梅雨や夏になるのも台風が来るのも早いかもですね。

【窓ぎわのトットちゃん】
子供の頃や若いときに読んで感動した本を、何十年も経ってから読み返すと、また違う視点や感動を覚えることがあります。先週末に読んだ『窓ぎわのトットちゃん』という本もそうでした。
この本は黒柳徹子さんが1981年に書いたもので、徹子さんの子供の頃を書いた実話です。
現代では『発達障害』という名前をつけられそうなトットちゃん(徹子さん)が、普通の小学校で入学直後に退学させられた後、トモエ学園という小学校でイキイキと生きていく様を描いています。
普通なら頭ごなしに子供を叱ってしまいそうな場面で、トットちゃんのママやトモエ学園の校長先生は、トットちゃんや子供たちの目線に立って、しかも子供ではなく一人の人間の人格として尊重しながら接していく様は、とても感銘を受けます。同時に、親としての自分は子供にこんなふうに接していられているだろうか、と自省させられます。
戦争へと向かう暗い時代背景で、新交響楽団(NHK交響楽団の前身)のヴァイオリンのコンサートマスターであるトットちゃんのパパ(凄い環境ですよね!)が軍歌を演奏するのを断ったり、『朝鮮人!』という悪口を言われた子の話を聴いたトットちゃんのママが涙を流すシーンは、胸を締め付けられました。黒柳徹子さんが平和運動家であるのはこういうご両親の影響があるのでしょう。
平和交流の場で「戦争しないとどうしようもなくないですか」と発言するような議員がいて、9条をどうしても改憲したい人たちが政治の主要な位置にいる今のニッポン。
大人になった今、色々な生きづらさを抱えている今、『窓際のトットちゃん』を再び読んでよかったなあ、と思いました。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年5月14日

May 14. 2019 かごしまんまだより

【小粒納豆、新発売です】
九州産納豆は大粒の大豆が主流なのですが、皮の表面積が大きくてタレや調味料の絡みが弱いので、関東の小粒納豆と比較して、納豆の苦味がわずかながら強く感じる人も多いです。
この度新発売の【九州産小粒納豆パワーキッズ】は、九州産大豆の中でも数少ない小粒の『すずおとめ』使用なので、なじみのある食べやすい味わいの納豆です。地元の給食にもよく出る『子供向け』サイズと量の納豆なので『パワーキッズ』という名前で可愛いイラストが描かれています。小さなお子さんでも食べきれるサイズです。少量だけ食べたい大人にもおススメ。ファミリーで楽しんでくださいネ。
今回もタレの原材料はすごいことになっています。
実際の商品に印刷してあるタレの原材料は、しょうゆ、砂糖混合ブドウ糖加糖液糖、植物性たんぱく加水分解物、砂糖、かつお節エキス、米発酵調味料、みりん、昆布エキス、食塩、煮干エキス、醸造酢、調味料(アミノ酸等)、酒精、増粘多糖類、ビタミンB1、(原材料の一部に小麦、大豆を含む)とあります。
しかしそのそれぞれの原材料のそのまた原材料(二次原料といいます)を記載すると、かごしまんまの商品ページのような膨大な量の原材料になります。そこからやっと、二次原料には遺伝子組み換え原料(GMO不分別という表示です)や化学合成品が多く使用されている、ということがわかります。
商品に記載の原材料表示だけの情報ですと、遺伝子組み換え原料を食べたくなくてもわかりません。
ましてや商品には大きく『遺伝子組み換え大豆は使用しておりません』と表示されています。「じゃあ安心ね♪」と私達はつい思ってしまいがちです。ポテトチップスもそうですね。『じゃがいも(遺伝子組み換えでない)』とわざわざジャガ芋にだけ記載があります。でも省略されている二次原料のほうにはじゃんじゃん遺伝子組み換え原料を使っている・・・これが日本の食品実態で、日本は遺伝子組み換え原料消費が世界一というデータもあるほどです。
JAS法に基づく加工食品品質表示基準により、原材料名は、使用した原材料を全て重量順に表示するのが原則で、その他色々ルールに則り表示されています。商品の表示スペースには限りがありますので、一般的に二次原材料は省略されて表示されていません。このため商品の二次原料の内容は消費者にはわかりません。
決してこの納豆メーカーさんだけが特別なわけではありません。多くの食品の二次原料は都合よく『省略』されているのが日本の現実です。
しかしこの二次原料の実態こそもっと消費者の私たちは知るべきことだと思い、かごしまんまではメーカーさんの協力を仰いで各商品ページに掲載しています。ぜひじっくり見て、日本の加工品の実態を知ってください。
残念ながら『日本』という表示のものはそれ以上は産地が追えません。これはメーカーさんが意図的に隠しているのではなく、季節や価格変動によって色々なところから仕入れるからです。

【簡単なので毎回つくっちゃおう!安心安全納豆のタレ】
『すし黒酢』と『九州だししょうゆ(または普通の醤油)』を1:1(各自お好みで調整してネ)で混ぜるだけ♪
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2019年5月8日

May 8. 2019 かごしまんまだより

【農業はうまくいかない】
本当は「今週はおババ農園の美味しいスナップエンドウをオマケで皆さんにお配りしよう!」と思っていました。しかし連休の間にうどんこ病になってしまって、スナップエンドウ君がすっかり弱ってしまってダメになってしまいました。うどんこ病とは、子嚢菌類ウドンコキン科のカビが寄生することによって葉や茎がうどんの粉をかけたようなまだらな白い外観になってしまうことです。これにかかった植物は次第に弱って枯れてしまいます。
非常に残念でしたが、農薬や化学肥料を使わない野菜作りでは仕方ないことですね。
急遽、熊本県産の高冷地栽培の市場仕入れニンジンをオマケにしました(常温便の方には今回はベトナム天日塩をオマケしています)。
おババ農園のパセリを収穫していたら、蝶々とテントウムシとアブラムシがたくさんいました。
テントウムシさんはアブラムシを食べてくださるので農業にとってはとても重要な虫さんで、専門店で販売されているほどです。
連休のあいだに自然界は着々と夏に向かっていました。キャベツはズッシリ、ほうれん草は収穫が1週間以上なかったためにスクスク伸びてしまっていました。
大型連休は、農家にとってはリズムが狂ってしまうので大変です。特に畜産農家は動物を扱う仕事なので365日休めません。通常運転に戻りホッと一息な鹿児島です。

【マルシェで感じたこと】
鹿児島はマルシェが盛んです。マルシェとは、会場に小さなお店が仮設テントを張って集まる市場のことです。こだわりの野菜やパンや手作り雑貨などの小さなお店がたくさんあって面白いです。連休中もやっていました。
考えさせられたのは、自然食材料理や無農薬野菜などのお店よりも、全国どこにでも出店しているような外観のアイスクリームやポップコーンやカキ氷のお店やピザ屋さんとかのほうが長蛇の列を作っていたことです。
無農薬野菜、無農薬栽培の小麦で作ったうどん、無農薬栽培原料で作ったしょうゆや味噌、化学調味料無添加のカレー、じっくりとドリップするコーヒーのお店などは並ばずすぐに買えました。高いからでしょうか?
いや、しかし、カキ氷は材料が水とシロップなのに400円もするぞ。わた菓子とかポップコーンもめっちゃ安い原料を膨らまして、着色と味付けしているだけなのに高いぞ・・・。うーむ・・・。
大半の人は化学調味料や合成着色料や香料のことなど深く考えていなくて、「国の基準値内だから安全♪」という感じなのでしょうか。
外食・コンビニや化学調味料の味付けに慣れてしまっているから、派手でわかりやすいものを買うのでしょうか。
カラフルなカキ氷やアイスクリームを手に持って喜んでいるたくさんの親子を見て、「食育ってなんだろう・・・」と複雑な思いでした。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成31年4月23日

Apr 22. 2019 かごしまんまだより

【野菜や果物は旬が進むにつれて大きさも味も変化していきます】
4月に入ってから、キャベツや大根がズッシリ重くギュっと固くなってきました。これは旬の中期~終期のサインです。産地を限定すると、野菜や果物は旬によって形状も味も少しずつ変化するのがわかります。

実は牛乳や卵も季節によって変わっていってるんです。
牛さんや鶏さんも私たちと同じ生き物なので、真夏には食欲が減退し水を多く飲みます。
そして真冬には食欲が増進し、脂肪をため込んで太ります。その結果、味も品質も夏と冬では違ってくるのです。
ただし、春夏秋冬と進むにつれてゆっくり変化するのでわかりにくいです。賞味期限の関係で真夏の味と真冬の味を比較することも叶いません。でも一度違いを確かめてみたいですね~

野菜も果物も牛乳も卵も、みんな日本の四季を生き抜く生き物。どうぞ変化も理解して楽しんでくださいネ。

【GWの発送とご注文締め切りにつきまして】
4月27日~5月6日迄ゴールデンウィーク休業致します。この関係で、5月最初の発送日は8日(水)となります。
また、5月10日(金)発送の締切は5月2日(木)となります。ご注意ください。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江