平成29年9月22日

Sep 21. 2017 かごしまんまだより

【台風の被害はそれほどありませんでした】
皆さん、台風のご心配をお寄せくださり本当にありがとうございます。きゅうりやオクラなどの露地栽培ものがかなりダメージを受けましたが、鹿屋市周辺はそれほど被害がないようでした。井之上さんのヘチマ棚も今回は無事で、ようやく花を咲かせ始めたようです。

【違う世界に生きている②】
安倍総理が解散を検討しているとのこと。「仕事人内閣」といいながら1ヶ月もしないうちに仕事放棄とは、国民を馬鹿にするにもほどがありますね。森友・加計学園などの説明責任を一切果たさないまま、籠池夫妻だけ逮捕。選挙戦に都合が悪い人物を次々と消していっているのではないか、そんな疑念もよぎってしまいます。
TVしかみない大多数の人々。きっと見えるものも考えることも違う世界に生きているのでしょう。
これからどんどん少子高齢化が進み、2024年には人口の一番多い団塊世代(1947年~1949年生まれ)が75歳の高齢者になり、国民の6人に1人が75歳以上、3人に1人が65歳以上の時代へ突入します。毎年の死亡者数は150万人を超え、出生数の2倍になると予想されています。これは人類史上、経験したことのない「超・高齢化社会」の出現であります(『未来の年表』(講談社現代新書・河合雅司著より)。高齢者を若い世代が支える年金制度が破たんするのは明らかです。それどころか、低年金・無年金者の生活保障や高齢者住宅・高齢者医療・介護費用・・・納税人口が激減していく中でどうやりくりしていくのでしょうか。
出生率が下がるということは、労働力人口も下がるということです。人材不足で仕事が有り余る時代。キツイ・キタナイ・キケンの3K仕事は担い手がいなくなります。農業もその一つ。後継者不足で食料自給率は下がり、首都圏などの人口が多いところへ供給される野菜や畜産物は、人材不足を補うためにますます薬剤漬になっていき、輸入物が増えるでしょう。安全な農産物を大量生産・供給するのは無理な話です。
水道もすでに赤信号です。原則として各自治体が水道を運営していますが、利用者が減る一方で更新費用がかさみ、収支の悪化が目立ち始めています。日本政策銀行の「水道事業の将来予測と経営改革」(2017年)によれば、管路の年間更新率は2014年時点で0.76%にすぎず、全てを更新するのに約130年かかり、耐震化も含めれば今後の維持・更新のための投資額は膨大になるといいます。給水人口は2010年をピークに減少に転じており、節水型家電の普及で1人あたりの水使用量も減っています。このため、ほとんどの水道事業者が水道料金の値上げをしない限り、毎年収入が減っていく構造です。しかも全国の水道事業者の有利子負債は2014年度末で7兆9000億円と料金収入の約3倍にまで膨らんでいます。経常利益を確保するなら2021年度から毎年2%の値上げをしていき、2046年度には2014年度比でなんと60%以上の値上げになるという試算も出ています(『未来の年表』より)。このままでは赤字が膨らむばかりで設備の耐用年数を越えても使わざるを得なくなってしまう水道の水は、安心安全ではなくなって「かろうじて飲める」程度になってしまうことでしょう。水道だけではなく道路、ダム、公的設備の全てが耐用年数を超えても原発のように使用し続けざるを得ない現実がもう始まっています。
高齢者が増え、労働力人口が激減し、税収が少なくなっていく日本の未来をきちんと見据えてくれる人に1票を投じていかなければ、私たちの日本は沈没していくことでしょう。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年9月15日

Sep 14. 2017 かごしまんまだより

【違う世界に生きている】
先日、北朝鮮からのミサイル発射により各地でJアラートが作動したり避難訓練が行われたりしました。でもツイッターなどのSNSからの情報によりますと、日本の上空を飛んだといっても成層圏を越えた宇宙ステーションよりはるか上だったとのこと。Jアラートは果たして必要だったのでしょうか。しかも事前に国連や政府はミサイル発射を知っていたとか。なぜそれをJアラートよりも前に私たち国民に発表しなかったのでしょう?しかもJアラートが鳴ってなにか行動や生活に変化があったのでしょうか?全国のお店も会社も学校も平常運転でした。そもそも北朝鮮のミサイル発射は今までもずーっとやってきたことです。
変わってきたのは日本の雰囲気。アメリカと北朝鮮がいつ戦争を始めるかわからない。日本も・・・という戦前の雰囲気が少しずつ少しずつ形成されていっています。憲法改正、強行採決、公文書破棄・・・政治の世界で起こっていることの多くが第二次世界大戦前の政治と酷似しています。
でも周囲を見渡せば皆なんとなく自民党寄りでそんな危機感をだーれも持っていません。「ミサイル飛んで怖いわね~」という井戸端会議が聞こえても、宇宙ステーションより上を通過していただなんて誰も知りません。
食材に関しても同じです。
「産地が・・・農薬が・・・添加物が・・・」と人に話すと笑われます。「そんなとこまでこだわるの」と。
理由を話せば話すほど「変な人」扱いです。「みんな食べているし、国の基準値内なんでしょ」と言われます。メーカーさんや生産者さんに商品の原料を聞くときも「そこまで聞くの?」「そこまで載せるの?」と嫌がられることもしばしば。添加物が入ってない商品の成分が分離したり固まったりしてお客さんからメーカーさんに直接クレームが行った時には、メーカーさんから連絡が来て、添加物が入っている商品のほうを勧められたり取引自体の停止をにおわされたりすることもありました。
これはもう、同じ国、同じ環境、同じ時間に生きていても、『違う世界に生きている』のだと思います。見えているもの、感じているもの、得ている情報、考えていること・・・全てがまるで違う世界に生きているのです。
国や公的な団体が出す数値データを見ればはっきりわかるのに、TVの情報だけで調べないまま「皆も○○しているから大丈夫」と同調圧力の自己暗示をかけているように思えます。
戦後の死因別データの推移や出生数や出生率や介護保険料や健康保険や税金や年金や電気料金などの推移・・・どれを見ても「どうしてこんな国になっちゃったんだろう」としか思えない数値なのに大多数の人々は無関心。何一つ解決策のない原発は再稼動して輸出して責任は全て私たちの税金で負う。違う世界に生きているのです。
こんな日本で生き抜くには、自衛しかないと思っています。食べ物、飲み物、病気にならない工夫、老後、戦争や原発事故が再びおきたときにどう行動するか・・・。TVやラジオや新聞からは、国やスポンサーに都合いいことしか情報が得られません。SNSだけではなくきちんと公的データや海外のデータや情報も自分から拾いに行かないといけないと思います。
2011年の3月。枝野官房長官の「ただちに健康に被害を及ぼさない」「メルトダウンしていない」という発言を鵜呑みにして、親子で雨の中ピアノレッスンに行った日のことを今もずっと後悔しています。まだ千葉に住んでいて、関東にプルームが来た3月15日でした。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年9月8日

Sep 7. 2017 かごしまんまだより

【冷凍餃子・焼売について】
冷凍送料のご負担があるにもかかわらず多くのご注文を頂き、ありがたい思いでいっぱいです。無添加ゆえ賞味期限が製造から90日※と短いものなので売れ残りが出る覚悟もありましたが、おかげさまで1回目製造分は完売いたしました(※冷凍なので賞味期限を超えても十分美味しく召し上がれます)。
原材料の野菜類の調達が九州産では難しくなってまいりましたので、現時点での在庫がなくなったらしばらくお休みします。またキャベツやタマネギやニンニクの旬になったら製造再開します。無添加で産地限定ゆえ、皆さんにはご不自由をおかけしますがどうぞよろしくお願いします。
そうそう!塩もかごしまんまのベトナム天然塩になりましたので、さらに美味しくなっちゃいました♪
焼売の8個入りバージョンも商品化しました。30個入りよりグッとお求めやすいのでぜひお試しください。

【酒類の取り扱い開始により、ご注文時の年齢確認が必要になります】
みりんと料理酒の両方の役割をもってくれる調味料『黒酒』の販売がいよいよ始まりました。
黒酒は鹿児島の地酒で、全国的にも珍しい灰持酒(あくもちざけ)です。
お酒なので料理酒やお正月のお屠蘇としても使えますし、みりんのように甘さやテリも出してくれます。その上、普通のお酒のように火入れ(加熱殺菌のこと)をしていませんので酵素が生きていて、生魚や生肉にかけておくと肉質をとても柔らかくし旨みを引き出してくれます。さらに自然醸造による天然アミノ酸(うま味成分のこと)が、なんと本みりんの約2倍もの量を含んでいますので、黒酒を使っただけで料理がとっても美味しく変身するのです。料理がとっても楽しくなりますよ~。お試し用サイズもございますのでぜひ使ってみてくださいネ。
これにより弊社は酒類を取り扱うことになりますので、今後はご注文時に年齢確認が必要になりますことをご了承くださいませ。

重要【送料改定のお知らせ】
この9月から佐川急便さんが、そして10月からはヤマト運輸さんが送料値上げをしました。
お客さんになるべく送料のご負担がかからないように色々と検討しました結果、誠に申し訳ございませんが、10月発送分より、野菜セットの内容を10品種にしたりモヤシを1品入れさせて頂いたりすることで当分の間は商品や送料の値上げをしないように頑張ります。しかしながら佐川急便さんの送料がかなりの値上がりのため、11月からは配送会社をヤマト運輸さんのみとさせて頂くことになりました。
つきましては誠に不本意ではございますが、11月発送分からは15kgの倍数で送料を加算させていただきます(例:15kg以上30kg迄のご注文は2箱分の送料を申し受けます)。大量ご注文の方には大変心苦しい限りでございます。しかし15kg以上ではヤマト運輸さんの2箱と佐川急便さん1箱分の送料がほぼ同じ金額になってしまうのです。それほど佐川急便さんの値上がりはすごいものでした。本当に本当にすみません。。。。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年9月1日

Aug 31. 2017 かごしまんまだより

【冷凍餃子・焼売について】
冷凍食材の発送を始めてから早1か月が経ちます。冷蔵発送のものとは別に冷凍送料のご負担があるにもかかわらず多くのご注文を頂き、ありがたい思いでいっぱいです。無添加ゆえ賞味期限が製造から90日と短いものなので売れ残りが出る覚悟もありましたが、おかげさまで1回目分はどうにか大丈夫な感じです。
そして先日。2回目の製造のために材料を調達したのですが、今の時期はどうしてもキャベツや玉ねぎが鹿児島県産のものをはじめ九州産がなかなかありません。価格も通常の2倍3倍です(涙)。賞味期限が短いのでストックしておくこともできないですし、さらにニンニクも鹿児島からなくなりつつあるので、2回目分を製造したらしばらくお休みにします。またキャベツやタマネギやニンニクの旬になったら製造再開しますね。
無添加で産地限定ゆえ、皆さんにはご不自由をおかけしますがどうぞよろしくお願いします。
そうそう!2回目分からは塩もかごしまんまのベトナム天然塩にするので、さらに美味しくなっちゃいますよ♪

【酒類の取り扱い開始により、ご注文時の年齢確認が必要になります】
みりんと料理酒の両方の役割をもってくれる調味料『黒酒』の販売をいよいよ始めます。
黒酒は鹿児島の地酒で、全国的にも珍しい灰持酒(あくもちざけ)です。
お酒なので料理酒やお正月のお屠蘇としても使えますし、みりんのように甘さやテリも出してくれます。その上、普通のお酒のように火入れ(加熱殺菌のこと)をしていませんので酵素が生きていて、生魚や生肉にかけておくと肉質をとても柔らかくし旨みを引き出してくれます。さらに自然醸造による天然アミノ酸(うま味成分のこと)が、なんと本みりんの約2倍もの量を含んでいますので、黒酒を使っただけで料理がとっても美味しく変身するのです。
料理がとっても楽しくなりますよ~。お試し用サイズもございますのでぜひ使ってみてくださいネ。
これにより弊社は酒類を取り扱うことになりますので、今後はご注文時に年齢確認が必要になりますことをご了承くださいませ。
酒類の販売は、本当は弊社ホームページをリニューアルする際にスタートさせたかったのですが、新しいシステム作りにかれこれもう2年近くも時間がかかっております。
新しいシステムにすると定期便の野菜セットや水だけでなく、一般商品も自分の好きなように定期便にすることができるようになります。また、締め切り前ならご注文内容を自由に変更することが可能になります。
しかしできることが増えて便利になる分、テスト環境での不具合がとても多くてまだ完成までに時間がかかりそうな状況なのです(涙)。
先日も5時間ぶっ通しの打ち合わせをして不具合を色々出し合ってみたのですが、全て修正するとリニューアルHPの完成は早くても来年1月になりそうなことが判明しました(涙)。
よって酒類販売を先行することにしました。皆さんが待っていてくれている黒酒の販売をこれ以上引き延ばすわけにはいきません!数日以内に酒類販売開始しますので楽しみにしていてくださいネ。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年8月22日

Aug 21. 2017 かごしまんまだより

【未検査米】
未検査、という文字から何を連想しますでしょうか。
未検査米について何も知識がないと、放射能や農薬の検査をしていない米なのではないか・・・?と思うのではないでしょうか。いいえ違います。
実はかごしまんまの取り扱うお米はほとんど未検査米です。ええっ!?と思われるでしょうか。
国の制度からご説明しますね。
コメは①産年②産地③銘柄の『3点セット』を袋に表示して売られていますが、この表示はJAS法によって農産物検査を受けないとできないことになっています。この検査を受けていない米は『未検査米』といわれ、JAS法により品種・銘柄や産地・産年をうたえないのです(平成23年からは米トレーサビリティ法により未検査米でも産地はうたえることになりました)。米穀は基本的には自由流通で、農産物検査法には「検査を受けることができる」と書いてあるので、受けなくてもいい任意検査です。しかし受けないと『3点セット』が表示できないので、市場に流通しているコメはほとんど農産物検査を受けているのです。
ではコメの農産物検査とはどういうものでしょうか。
検査に提出するための米の袋は国の指定業者がつくる指定袋で、種籾(タネのこと)もJA委託の種籾生産組合が農薬や化学肥料を適切に使い栽培した種籾でないと検査を受けられません。自家採取した種は「購入種子に比べ管理制度が低く、混入の可能性がある」からダメだそうです。無農薬栽培の生産者さんは、薬漬けのF1種を避けるために自分で栽培している作物から種を採って無農薬栽培を続けていくことが多いのですが、検査では認められません。指定業者の種で栽培した米を指定業者の袋に入れていかないと検査できないのです。
気になる検査の内容は、なんと『目視で判定』です。
水分含有量ときれいな粒がどのくらいあるかを目で判定して等級をつけるだけです。具体的には、整粒割合が高く『(虫や病気等の)被害粒・死米・着色粒・異種穀粒及び異物混入』が15%以下の玄米が1等級、20%以下が2等級、30%以下が3等級になります。
農薬の使用状況や放射能なんて問われません。安全性や味についての検査項目はありません。ですから検査米の多くは必然的に農薬を多用し、かつ高価な色彩選別機を使用する精米を使用するのが実情です。
かごしまんまのお米には時おり黒い斑点がついた米粒が混ざっていますが、これは稲穂の実がまだ若くて柔らかいときにカメムシが米の汁を吸った傷跡です。斑点米を食べても無害ですし味も変わりません(米の検査規格の見直しを求める会の実験で検証済)。しかし検査時にはこの斑点米が等級を落とすため、検査に出す米生産者はカメムシ退治の農薬を多用します。そしてその多くがネオニコチノイドで、カメムシだけでなく田んぼの生き物を無差別に殺し、生態系を破壊していきます。ネオニコチノイドは農産物に浸透して残留する性質があるので当然私たち人間にも少なからず影響を及ぼしていくでしょう。
このように生産者にのみ不利益になり、それが消費者の利益にもつながらず、一部の人にのみ利益になる現在の農産物規格規定は、公平であるとも必要性があるともいえないものです(秋田県議会・岩手県議会による農水省への意見書の一文を引用)。有機JAS農産物の仕組みと同じですね。本当のことを消費者に知らせないまま「検査しないものは『未検査米』とうたえ!」という意図的な圧力も感じます。・・・シタガウモンカ!(独り言)
斑点米がある『未検査米』は、イメージとは逆に本当の意味で安心な良いお米であると判断していいのです。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年8月8日

Aug 17. 2017 かごしまんまだより

【台風5号】
千葉で生まれ育った私にとって、こちら鹿児島の台風の凄さにはいつも圧倒させられます。
我が家は借家なのですが、全ての窓にシャッターが完備されています。千葉で私は住宅会社で仕事していまして、シャッターはオプションでした。ところがこちらは借家なのに全窓シャッター付です。住み始めの頃は「豪華だなあ」と思っていただけでしたが、今では台風が来るたびシャッターのありがたさを思い知らされています。
こちらの台風の強さはすさまじいです。瓦やトタンが飛んできます。風の勢いも凄く、シャッターがないといつ窓ガラスが割れてもおかしくありません。今回は九州に上陸こそしませんでしたが、5日の夜はもの凄い音を立てて風と雨が吹き荒れ、あまりの音によく眠れませんでした。6日は九州沿岸に再接近してそれていきましたが、道路には木やゴミがたくさん散乱し、台風が四国へと抜けていった7日も強い風が一日中吹いていました。
そこで各生産者さんを訪ね、畑を見て回りました。
井之上ファームさんのゴーヤ棚は、建築の足場で使用するような鉄パイプで作られていましたのでビクともせず、ゴーヤも小さいのが落ちずに残っていて無事でした。またゴーヤもジャガ芋も土曜日に収穫したため無事でした。しかしヘチマ棚が強風で斜めに倒れかかっており、木もだいぶ弱っているようでした。
ぐるめ畑さんはハウスのビニールを剥いでいたのでハウスの骨組みは無事でしたが、日曜に収穫予定だった野菜の多くがダメになりました。本日分の『ぐるめ畑のオクラ』と『ぐるめ畑のこまつ菜』は供給不能になり、やむなく水幸農園さんのオクラと上村農園さんのこまつ菜に生産者変更になりました。
上村農園さんもハウスのビニールを剥いで、土曜日に収穫したため今回の野菜は無事でした。
水幸農園さんも土曜日にオクラとゴボウを収穫して台風に備えました。
7日の市場の野菜も多くが土曜収穫でしたので、キュウリはいつものように棘がチクチクしていませんでした。
そういう事情で、今回の野菜はいつものような『超新鮮!』ではなくてすみません。

【アリの行列】
台風のせいなのか、今日アリが玄関ドアから行列を作って家の中へたくさん入っていました。最初は1匹1匹手でつぶしていましたが、あちこちの床にウヨウヨしていたのでらちがあかずとうとう殺虫剤を使ってしまいました。使いながら「こんな狭い家でも虫が発生するとどうしようもなくて殺虫剤を使ってしまうのだから、畑で害虫が出たら農薬を使わずに対処するなんて本当に無理なことだな」とあらためて思いました。ミツバチを減らす原因とも言われているネオニコチノイド系農薬を使うことは悪、ということをよく耳にします。しかし私たちが家庭で使用している殺虫剤やコンバットなどのゴキブリ捕獲グッズ、コバエポットンなどの捕虫器やアリ避けグッズの多くに、ネオニコチノイド系薬剤が含まれていることも知るべきだと思います。これらの殺虫剤を一切使用せずに虫退治が私たちにできるでしょうか。そう考えたときに、減農薬や無農薬栽培で頑張っている生産者さんを心から尊敬すると同時に、私たち消費者側が安易に生産者さんにネオニコチノイド系農薬を使うな、とは言えないのではないか、とも思います・・・。難しい問題ですけどね・・・。

Edit by 山下 理江

平成29年8月4日

Jul 31. 2017 かごしまんまだより

【本日のおまけ→ベトナムの天日干し自然塩をぜひ味見してくださいネ】
きっかけはとある農産物直売所で【にんにく塩】を買ったことでした。
肉野菜炒めや卵焼き、ラーメンのスープや鶏の唐揚げ、シイラのムニエルなど何でもこれを使えて便利なので「これはいいなあ」と思って製造元の株式会社あやさんに電話したことでした。そうしたら意外にも(失礼!)驚くほど素材がよくて、にんにくも塩もベトナム産で、なんと塩は2か月かけての天日干ししてつくる自然塩とのことでした。
塩を天日する場所は、人里から遠く離れた田舎の自然あふれるきれいな浜で、塩づくりは乾季のみ。太陽と風の力だけで海水を干し上げるので、海に含まれる何百種類ものミネラルがそのまま塩に凝縮されています。
ですから塩はところどころうっすら色がついています。これは海藻やそのミネラルの色なので問題ありません。
なめるとほんのり甘い味がするのも、天然塩の特徴です。

株式会社あやさんは、直接ベトナムへ行って買い付けして、直接ベトナムから原料を輸入して、宮崎の自社工場でにんにく塩や各種塩を製造しています。輸入スタートする際の諸手続きは、苦労の連続だったそうです。
この超あら塩は、現地の製造元メーカーに「日本ではあまりないような粒のあら塩にしたい」と頼んでオリジナルで作ってもらっているとのこと。「細粒よりも塩の美味しさが引き立つような気がするんだよね」と株式会社あやさんの社長は目を細めて嬉しそうに話していました。かなり粒が大きくてびっくりします。しかし卵焼きやウインナーにつけて食べてみたところ、塩だけでこんなに料理の味が美味しくなるのかと感動しました。

化学的に海水からあらゆるミネラルを取り除き、塩化ナトリウムという1種類の物質(純度99%以上)にしたものが『精製塩』です。これは『砂糖』(上白糖や三温糖など)と同じように高純度の化学物質であり、安価で手軽ですが不自然な食べ物です。
塩分の取りすぎはよくないといわれますが、問題点は実は「塩」の取りすぎではなくこの「不自然な塩化ナトリウム」の摂取過多のことである、という説もあります。

ぜひ皆さんに天日干し自然塩を楽しんでいただきたく、あやさんのご協力を得て『天日干し自然塩(超あら粒)』のおまけをつくりました!20gほどしか入っていませんが、本物の自然塩の美味しさをどうぞ楽しんでくださいませ。おにぎりやゆで卵につけたらもうサイコーッ!な味ですヨ
ちょっと楽しい気分になっていただければ幸いです。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年7月19日

Jul 24. 2017 かごしまんまだより

【夏の間は冬野菜はありません】
3連休は子供を連れて今年初の海水浴に行きました。千葉の海に慣れている私は「夏でも海水は冷たいもの」という感覚ですが、さすが南国、鹿児島の海は違います。午前中でも海の中があったかいんです。そしてキレイ。いい時間を過ごせました。日差しはギラギラして痛いくらいの今日この頃です。
夏に「キャベツや白菜はありませんか?」というリクエストを頂くことがあります。スーパーに行けば一年中キャベツや白菜がありますから、こういうリクエストが絶対ムリ~ッ!な事だとなかなか消費者にはわからない部分ですね。しかしすべての植物は四季によって支配されて生きています。桜の花が夏に咲かないように、野菜も四季に支配され、旬というものがあります。かごしまんまの野菜は鹿児島を主力とした九州産に限定しているので、夏にはキャベツや白菜が入ることは滅多にありません。たまに入ることがあるのは、旬をずらして「(高値を)一発当てよう!」というバクチ的な栽培を好む農家さんが成功した時か、霧島や高千穂などの高冷地栽培のものがたまたま市場に入ってきたかのどちらか。そういうものは減農薬栽培ではないことが多いです。なぜならこの自然あふれる南国九州で、キャベツや白菜を虫さんや菌類さんやその他の生物たちが狙わないはずがありません。なので農薬を多用しないと見た目のいい野菜になりません。またそういう冬野菜はもともと夏の暑さに順応していませんので、大半が南国の日差しに負けて溶けて枯れていってしまいます。ですから夏場にキャベツや白菜はムリ~ッ!なのです。キャベツや白菜を減農薬で栽培できるのは、虫や菌類が少ない季節です。野菜には旬があり、おおまかに冬野菜と夏野菜とに分類されて、キャベツや白菜は冬野菜。そういう理由でこの時期のスーパーに売っている冬野菜は、多くが減農薬ではなくそして東北や北海道などの寒冷地や高冷地のものなのです。
上村農園さんとぐるめ畑さんが夏でも葉物野菜をつくれるのは高額な設備投資をしているから。ビニールハウスに寒冷紗という遮光資材をつけたり、スプリンクラー等の散水設備を配置したりしています。収穫も本当に大変で、灼熱のビニールハウスの中で扇風機をかけながら皆さん汗だくになりながらやって、経費と手間をかけて葉物をつくり続けてくださっています(なので夏の葉物は価格が高くなるのです)。誰もができることではありません。
生産者さんの考え方やスタンスも十人十色です。平岡農園さんは夏の間は野菜を出荷しない、と決めて秋冬野菜の準備に徹します。吉田自然農園さんは夏の日差しや虫にやられない珍しい野菜をつくります。
水幸農園さんと井之上ファームさんは無理せず夏野菜を露地栽培で元気につくります。特に井之上さんの畑はすごい。先日もカボチャ畑を見せていただきましたが、あれはとても畑に見えません。主をなくした耕作放棄地かと思うほどの背の高い草原の中にかきわけて入る井之上さん。姿は見えなくなり声だけになって「おお!でっかいのがなっちょる」と言いながらカボチャを持ってきてくれた時、初めて私は「ここカボチャ畑だったんだ!」と気づきました。
それでもかごしまんまを設立したばかりの頃は、無謀にも無農薬無化学肥料の露地栽培で白菜や小松菜等の冬野菜を夏に出していたことがあります。新馬場さん(現在は引退)というおばあちゃんが、かごしまんまのリクエストに基づいて野菜を作ってくださっていました。覚えているでしょうか。あの虫の穴だらけで巨大な小松菜やほうれん草を。かごしまんまの発送に合わせて週2回しか収穫しないため、あっという間に野菜が巨大に育ってしまうんですね。初夏に白菜を作ってもらった時には本当に申し訳ないことをしました。虫だらけ穴だらけのために外葉を剥きすぎて収穫した白菜が小さく細く真っ白になっていました。その白菜をカゴいっぱいに用意してくれているのを見て、どれだけ大変だったことだろうと胸が痛みました。そんな白菜をダメとはとても言えず、買い取って野菜セットに入れましたが、多くのお客さんからクレームが来ました。今でも思い出すと胃がキリキリするような出来事です。。。

Edit by 山下 理江

平成29年7月14日

Jul 14. 2017 かごしまんまだより

【大雨の影響】
このたび福岡や大分で甚大な被害をもたらした大雨。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。
鹿児島では大きな被害こそなかったものの、かごしまんまの生産者さん方も影響が少なからずありました。南九州きのこセンターさんや水幸農園さんは落雷の影響で電話とファクスが不通になりました。今週の野菜セットに入る予定だった平岡農園さんの枝豆が全滅してしまいました。今月末まで在庫は大丈夫そうだった水幸農園さんのタマネギが痛んでしまい今季の販売は終了となりました。井之上さんのゴーヤも痛みが目立ちます。九州の梅雨は半端ない量の雨なので、毎年胃をきりきりさせながら過ごします。自然のことなので無事を祈るしかありませんね・・・。

【原材料表示】
りえしツイッターでちょこっとつぶやきましたが、かごしまんまの商品ページでは、実際の商品の原材料ラベルよりも原材料を詳細に記載しています。ですから一見、普通の商品よりも添加物やワルイモノがたくさん入っていそうな感じです。しかし商品ページの下部の商品写真と比べてください。実際の商品の原料ラベルは、実は多くの情報が省略されていることがわかると思います。これはメーカーが悪いのではありません。法律で【記載しなくていい】となっているからです。でも本当は色々な情報が省略されていて、そこに色々なワルイモノが隠れているのが日本の食品の現状です。原子力発電所の建物を建屋と言うように、原発事故を事象と言うように、食品の世界でも遺伝子組み換えを遺伝子組み換え不分別と言い、グルタミン酸ナトリウムをアミノ酸と言い、カタカナの合成化合物は乳化剤・結着材・安定剤・香料といったソフトな漢字熟語の名前になっています。原材料の中で、レシチン(大豆由来)、植物油、果糖ぶどう糖液糖、コーンスターチと記載してあるものはほぼ全てが遺伝子組み換え作物からできています。しかし我々は『遺伝子組み換えでない』という表示はたくさん目にしても、『遺伝子組み換えである』という表示は見たことがほとんどありません。主原料の表示義務はあるのに、こういった特定の原料にはなぜか表示義務がないからです。チップスに『じゃが芋(遺伝子組み換えでない)』と記載してあっても、但し書きがない植物油は遺伝子組み換えです。
ですから消費者がいくら原材料表示を見て添加物やワルイモノや遺伝子組み換えを避けていたって、表示していないので知らず知らずにどんどん食べてしまっています。実は日本人の遺伝子組み換え作物消費量は、世界でもアメリカに次いで最大級だという統計があるほどです。
そんな虚偽な食の世界を少しでも知っていただくために、かごしまんまでは各メーカーから必ず『商品規格書』を商品ごとに取り寄せて、開示していい部分までは全て記載するようにしてあります。消費者がいくら原材料表示を見てメーカーに問い合わせても記載していない部分は答えてもらえません。一般ユーザーには商品規格書は見ることができません。消費者の立場に代わり、本当の商品の原材料情報をメーカーから取り寄せて商品ページに開示していくことで、消費者の皆さんが世の中の食品全体への問題意識を高めていただければなあ、と願いを込めています。
かごしまんまは小さな会社なので、各メーカーに「添加物やワルイモノや遺伝子組み換えを使わないで」とは言えません。各メーカーさんも諸事情や色々な考えがあって商品を作っていて、その責任を負えないからです。また、完全無添加・農薬フリー・遺伝子組み換えフリーのものだけ販売するお店にもできません。そんなことしたらラインナップ的にも金額的にも普通の人には手が出せないお店になってしまうからです。普通の人が楽しく安心して買えるようなお店にしたい、すべて開示するので消費者の皆さんが自分自身で判断して欲しい、と願っています。
まだまだこれからも「安心で美味しい・楽しい」をどんどんご提供していきます。どうぞ311後のこの世界をあきらめず、明るく生き抜いていってください。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年7月4日

Jul 3. 2017 かごしまんまだより

【冷凍食材販売が始まります】
構想から1年以上かかっていますが、冷凍食材の販売がいよいよスタートします。
はじめは少ないラインナップで大変申し訳ないのですが、【餃子】【焼売】【各種チャーハン】を主軸に順次商品UPしていきます。
「各種チャーハン」は、すみませんが無添加ではありません。大人の私たちが「たまには楽したいですお休みさせてください」というときにあると便利、というポジションで商品化です。商品ページの原材料は、日本一詳しく表記したと自負しています(実際には翔君が悲鳴を上げながら商品ページの原材料表記を作りこんでいました)。見るのが苦痛なほど、加工品の真実が書かれています。実物の原材料表記の写真と比べて頂いて、そしてご自身でご判断くださいますようお願い申し上げます(いかに一般的な加工食品の原材料表記が省略されているかがわかります)。
「餃子」と「焼売」。スーパーの冷凍コーナーで見かける一般的な市販品は、100円台!で販売されていたりします。しかし裏面の原材料欄を見ると、お問い合わせするには気が遠くなるような数の原材料と添加物。たとえ「鹿児島産黒豚使用」と書いてあってもキャベツ・ニラなどの野菜は国産表示のみ。多くの加工品に入っている「植物たんぱく(大豆たんぱく)」という一見、栄養素的な名称。これは油や醤油を絞った大豆かす(大半が遺伝子組み換え不分別)でいわば廃棄物同然のものであり、超低コストなので具材の水増しのために使われているものです。化学的なうま味調味料であるグルタミン酸ナトリウムも「アミノ酸」というこれまた栄養素的な名称で表記されています。長期保存したり冷凍保存したりするとどうしても脂肪分などが分離したりして品質低下するのですが、そうならないように増粘剤や安定剤やph調整剤が添加されています。打ち粉はコーンスターチで、業務用はほとんど遺伝子組み換え不分別。おうちで作る餃子や焼売とは味も栄養も品質も全然違うものなのです。
子供たちが大好きな餃子や焼売。既に販売開始しているミートボールもそうですが、どうしても「本物」の安心できる商品が必要だと思い、かごしまんまオリジナルでつくりました。
原材料の豚肉は全てやごろう豚。野菜は全て九州産。餃子と焼売は皮も九州産。醤油も魚醤も黒酒もかごしまんまで取り扱っている(または取り扱い予定)調味料を使いました。打ち粉も鹿児島県産の甘藷澱粉(さつま芋澱粉)です。
何度も試作品を作り直して納得のいく味と品質にしたら、市販の一般的なものに比べ価格が高くなってしまいました。
でも自信をもって子供たちに食べさせられる餃子と焼売になりました。
焼売は、電子レンジで温めるだけの簡単な一品です。市販よりも3倍以上の大きさとボリューム。ヤブサメファーム(鹿児島県)の鶏ガラスープが入ってとってもジューシーな肉汁じゅんわりの絶品点心になりました。
餃子は、無添加に慣れていない人にはあっさり淡白な味わいに感じるかもしれませんが、食べ慣れるともう市販餃子には戻れないような、素朴な家庭の味です。うま味調味料の代わりにナンプラーで自然なうま味を出しました。
冷凍品は単独で送料がかかってしまいご負担をおかけしますが、ご希望であれば肉魚類・加工肉類・パン類など冷凍可能な商品は同梱しますのでどうぞお気軽にご相談くださいませ。
次の目標は、無塩せきウインナー・ハム・ベーコン類からアミノ酸を抜くことですが、これはメーカーの開発コスト面や価格帯やロット数の問題もあるので、まだまだ先になりそうです。でもあきらめません。
まだまだこれからも「安心で美味しい・楽しい」をどんどんご提供していきます。どうぞ311後のこの世界をあきらめず、明るく生き抜いていってください。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江