平成28年10月18日

Oct 17. 2016 かごしまんまだより

【目を育てる】
舌を育てる話、鼻を育てる話ときましたので今回のテーマは『食材を選ぶ目』です。
すみません、今回はいつもより増して暑苦しく長い文章になってしまいました。

『ホントの良い野菜・果実の選び方』
普通はシャキシャキしているかとか色形が良いかとかが野菜を選ぶ基準だと思いますが、ホントの安心安全を求めるなら視点はちょっと違ってきます(複雑になってしまうのでここでは産地の話はないと仮定しますね)。
まずスーパー等の大型店舗では買わないようにします。できれば道の駅や生産者直売所のようなところで購入します。なぜならスーパー等の大量仕入れ店舗の野菜の多くは市場からで、重視されるのは『規格と価格』だからです。形と色と大きさの基準が細かく決められており、規格外の野菜は市場では良い値がつきません。虫の穴があったり形が変だったり曲がっていたり大きかったり小さかったりする野菜はB品C品として安くたたかれてしまいます。『農薬や化学肥料の使用頻度』は全くといっていいほど問われません(もちろん放射能は1ミクロンも気にされていません)。
おのずと市場へ野菜を卸す生産者さんは、市場のニーズに合わせてキレイで均一な品質の安い野菜を作るようになっていきます(←つまり農薬や化学肥料を大量使用)。
ホントの安心野菜の選び方はこうです。
葉物は大量に虫の穴があったり虫がいたり、キュウリやオクラは曲がっていたりシミやキズの跡があったりするといいです。虫の穴が開いていたり虫がいたりすることは減農薬の証ですし、野菜が曲がるのは虫や菌類からの傷を治すときに身をよじるからで、これも減農薬の証です。梅やミカン・金柑等の木になる果実も、土の中にいる大根やニンジンも、表皮にシミやキズの跡がたくさんあるものがいいです。
自然の中で育つのに、安全な無菌環境・虫排除なんて無理な話です。殺菌剤などの農薬を散布されて表面の菌類や虫が殺され寄せ付けられないでいるからキレイな見た目の野菜や果実になるのです。
レンコンは泥付で汚い色をしているのが漂白液や酢などの添加をしていない証です。米や小麦粉や小豆も虫が混入しているようなものはむしろ安心安全で減農薬の証であったりします(気持ち悪いですけれどね)。
つまり、野菜・果物は見た目が悪くて虫がいたりするくらいの方が減農薬栽培で安心できるものなのだ、ということです。その上で、鮮度が高いものを選ぶといいと思います。
輸入モノでキレイな野菜や果実も薬漬けの危険がかなり高いです。何日もかけて農場からはるばる日本へ『キレイな状態のまま』やってくることはとても不自然です。日本のイチゴの旬は冬。夏でもケーキ屋さんのショートケーキにキレイなイチゴが載っているのはとてもとても不自然なことなのです。

『騙されない食品表示の見方』
『原材料』の中でよく見る、果糖ぶどう糖液糖・植物油・醤油・アミノ酸・乳化剤・シュガーレス(またはカロリーオフ)という表示は安心そうな雰囲気を醸し出していますが、実は違います。
実は日本はGM作物の消費量が世界第1位と言われています。しかしながら私達は『遺伝子組み換え(GM)でない』という表示を目にすることは多いですが、『遺伝子組み換えである』という表示を見ることはまずありません。ではいったいGMはどこへ行っているのでしょうか?例えばジュース類や缶コーヒー等に含まれる果糖ぶどう糖液糖。この原料のトウモロコシのほとんどはアメリカのGMです。植物油の原料になる大豆や菜種も表示義務がないのでほとんどGMです。醤油の原料の大豆も表示義務がないので加工食品に使われる業務用醤油のほとんどはGM。畜産業の安い輸入飼料もGMです。
GM作物は遺伝子を人工的操作する点でも怖いですが、他の植物が死滅するような強い農薬をかけても枯れない点が非常に怖いです。つまりGMとはかなり農薬まみれな作物なのです。だからなるべく避けたいものであるはずなのに、なぜか日本では『遺伝子組み換えでない』というアピール表示はたくさん見るのに、実際にGMが原料の食材は国の方針で巧妙に表示義務がないものになって私達の口に入ってきています。
例えばポテトチップスの食品表示に『馬鈴薯(遺伝子組み換えでない)、植物油、醤油、アミノ酸』とあります。芋がGMでなくて安心しても、実は植物油と醤油はGMでアミノ酸は化学調味料というふうに、消費者側に知識がないとどんどん身体に悪いものを取りこんでいってしまうような食品表示が日本の食品の実態です。
『アミノ酸』という表示はなんだか栄養素的なイメージを消費者に抱かせますが、実はこれはグルタミン酸ナトリウムで味の素の主成分である人工的な旨味調味料です。
お菓子やパンや缶コーヒーやマーガリン等、挙げたらきりがないくらい多くの食品に入っている『乳化剤』は、『乳』という字からソフトなイメージや乳製品を連想しがちですが違います。油と水のような混ざりにくい2つの物質の表面の性質を変えて混ざりやすくする添加物で、『界面活性剤』と呼ばれる人工的な化学物質です。
チョコレート等に入っている『レシチン』(大豆由来と記載されている)も乳化剤で、しかもこの大豆のほとんどはアメリカ産、つまりGMです。
ね?私達はGMや人工的物質をたくさん食べているでしょう?
『シュガーレス』や『カロリーオフ』の表示も女性には優しい食材・飲料と思われがちですが違います。アスパルテームやステビアという人工甘味料が入っていることがほとんど。これら人工甘味料の危険性はネットで検索すればたくさん出てきます。そして健康を守るべきお医者さんで処方される小児用の甘いお薬には、砂糖ではなくほとんどこの人口甘味料が入っているのです。
・・・だんだん腹が立ってきましたね。このくらいでやめましょう(笑)。

かごしまんまの商品もこれらの添加物が入っているものがあります。完全に除去した完璧な食材だけを商品にしていきますと、全てが高額になって日常食材ではなくなってしまいますし、そもそもそういう完璧な食材は皆無ですし放射能も含め食品の安全基準は人それぞれです。
そこでかごしまんまは商品の原材料表示を一番重要に考え、実際の商品に記載されているメーカー表示よりも詳しく記載するようにしています。食品表示の詳しさ選手権があったら日本一を取ろうと思っています。
どうぞ食品表示をよく見て、食べる・食べない・たまにならOK・ダンナにならOK・遠足のときだけOK・・・等とジャッジしながら選んでください。
この不思議な国、日本は、推測するに放射能も農薬も添加物もGMもどうやら世界で最も消費されているようです。この国で生き抜くには、普段から『なるべく避ける』ように自分の目を育て、食品表示をよく見て、その中で、まあこれなら許せるかな、という食材をそれぞれの判断と基準で選択しなければいけないようです。
戦後から今日までかけて70年かけて日本のがん罹患率は5倍になってきています。
戦前の、魚と野菜と漬物とご飯と味噌汁の食生活から、私達はいったいどう変わっていっているのか。
舌と鼻と目を育てて、放射能だけではなくあらゆる方向から考え、取捨選択して防御していかねばならないなあ、と切に感じます。その負担を、少しでも軽くして食が楽しくなるようにこれからもかごしまんまを頑張りますね。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年10月14日

Oct 13. 2016 かごしまんまだより

【ニオイは愛しい】
養鶏場や養豚場はものすごいニオイと騒音の為、都市部では住民運動で移転や廃業を余儀なくされたという話がたくさんあります。また、住宅地に隣接する畑ではニオイの強い堆肥(糞尿)や米ぬかや油粕などの有機肥料を使用すると苦情の嵐になることもあります。
実際、私も千葉にいた頃は養鶏場や養豚場の周辺のニオイが強烈で嫌でした。
でもここ鹿児島、特にここ大隅半島は畜産王国。農業王国。いつも何かしらニオっています。畑に撒いた堆肥。その堆肥で育ったさつま芋から焼酎ができ、その焼酎かすを牛や豚が食べたり畑に撒かれたりして牛や豚や野菜が育ちます。菜の花が咲き誇り、菜種油が採れると、その油粕を畑に撒いて野菜の栄養になります。
このように有機肥料が大量にあって地域で循環しているので、大隅半島は自然と減化学肥料・減農薬栽培になっています。(都道府県毎の慣行栽培を調べると、鹿児島や宮崎は他の都道府県に比べて化学肥料・農薬使用量が少ないことがわかります。作物にもよりますが使用量が多いのは北海道などの大型農業地です。)
住んでいる人達も多くが農業に携わっているのでニオイが当たり前の生活です。
ニオイの少ない化学肥料を使うと1期目はいいのですが、土の成分や生物のバランスが崩れていくので2期目以降の野菜の出来が悪くなったり連作障害などが出やすくなったりします。自然の中で出てくる有機肥料は自然に還りますが、人工的につくった化学肥料は自然に還らず畑のバランスを壊したまま悪循環にはまっていきます。窒素を多く含む化学肥料は、野菜も硝酸態窒素などの苦みやエグミ成分を多く含むようになります。農薬の多用は微生物や虫に耐性がつくのでさらに強い農薬を使うようになっていきます。
ところで私達が飼うペットも私たち人間も必ず臭い糞尿を排出しますね。夏は水分を多くとって食欲が低下し、冬は体脂肪を身体に備えて太りますね。
同じように、開放畜舎で飼う豚や牛や鶏も夏にはたくさん水を飲んで食欲が低下し、冬には食欲が増して脂肪をたくさん身体に蓄えます。ですから肉質や乳成分も季節によって変化します。冬に『やごろう豚』や『黒豚』がびっくりするほど脂身ばっかりになったり、夏に『ごちそう卵』が水っぽくなったりするのもそのせいです。
閉鎖型畜舎で周囲にニオイを出さず、温度も湿度も光も1年中一定にしてあまり動けないようにして、満員電車のように密集して大量飼育しているのに抗生物質や薬剤の投与を多用して病気にならないようにした品質が均一な肉や卵は本当に安心安全でしょうか。
畜産業や農業に魔法はありません。
私達が添加物や化学調味料や人工甘味料を多く含むものを食べたり日光に当たらないと体調を悪くしたりしていくように、人工的化学的なものを多用した野菜や鶏さん豚さん牛さんも決していい方向にはいきません。
昔ながらの自然循環からできていく有機肥料、季節や光を感じる自然な飼育方法が一番なのです。
今日もかごしまんまの事務所周辺に漂う香ばしいニオイに愛おしさを感じながら、大きな空の羊雲に向かって「ニオイ万歳!」と両手を上げて深呼吸します。(ただしこれもまた放射能防御と一緒で、ニオイ万歳!なんて言うと日本ではまた生きにくくなるんですけどね~。ここ鹿屋市でもニオイ問題は時々議題にあがります)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。鹿児島の農業・畜産業がずっとニオっていますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年10月4日

Oct 4. 2016 かごしまんまだより

【舌を育てる】
子供は、最初は野菜や香辛料が苦手でも少しづつ食べる練習をして慣れていきます。大人になってから食べられるようになったもの、大人になってから美味しいと思うようになったものって結構あると思います。
これは舌が、初めての強い刺激のものには苦手信号を脳に送るのですが、少量ずつ何回か食べることによってその刺激に慣れていき、少しずつその食材の旨味や深みを理解していき、「なんかこの味がわかるようになった♪」「なんか美味しいと感じるようになった♪」となっていくからです。
ですから、子供のうちからピーマンやゴーヤやシソ、キビナゴなどをほんの一口ずつでもいいので繰り返し食べることが大切です。大人になってからも同様で、例えばゴーヤが苦手であってもほんの一口ずつでもいいので繰り返し食べていくことが「なんかゴーヤが美味しく感じるようになった♪」の第一歩なのです。ポイントは毎回少しずつ食べる量を増やしていくこと。特に夏に食べるゴーヤは、夏の身体が必要としているミネラルや栄養がたくさん含まれているので、腸がそれを学習し脳に伝えます。繰り返し食べることで腸と脳と舌が連動して「ゴーヤを食べるとなんか身体が回復する!だから夏はゴーヤ、食べたい!」という記憶を刻むようになります。
シシャモやキビナゴについても同様で、最初はその苦みの刺激に舌が拒否反応を起こします。でも少しずつ繰り返し食べていくことで、腸と脳と舌が連動して「なんか栄養があるし、しかも旨み成分もあるぞ~」と認識できるようになります。舌が育っていくのです。
実は、人工的に作られた食品添加物や水道水に対しても同じです。
戦後の現代社会では(特に日本では)多くの人は食品添加物の味に慣れてしまっていて、腸も脳も我慢している状態で、舌に「危険だよ~」という信号を送ることを諦めています。でも半年ほど、添加物を極力避ける食生活を送ってみて下さい。サッカリン、ステビア、甘草、亜硝酸ナトリウム、着色料、アミノ酸・・・。添加物は数えきれないほどありますが、なるべく避けてみてください。※『アミノ酸』は栄養素のような名称ですが、これは人工的に作られた化学調味料(グルタミン酸ナトリウム・味の素など)のことです。
外食や弁当やお惣菜を買うのをやめていくと私達の舌には変化が起こってきます。舌が化学調味料や添加物の味がわかってそれを拒否するようになります。外食で化学調味料を使っているか否かが舌でわかるようになります。スーパーのお惣菜が美味しくなくなります。野菜もスーパーの野菜より生産者直売コーナーの野菜や減農薬野菜の方が美味しく感じるようになります。水も同じです。良い水を飲んでいると塩素が強くわかるようになります。
これは私の周りの人に実験してもらってほとんどの人が実感しています。騙されたと思って半年の間、添加物デトックスをしてみて下さい。半年後、自分の舌が驚くほど添加物に拒否反応を起こすことがわかります。
特に調味料に気を付けていれば、手作り食生活を半年続けるだけで腸も脳も復活して、添加物や人工甘味料が口に入った時には舌に「添加物があるよ、嫌だよ、美味しくないよ~」ってちゃんと教えてくれます。さらに続けていくと添加物入り食材を食べると口内炎ができることも。腸と脳と舌はお互いに連動していて、舌を育てると私達にきちんと健康と危険を教えてくれるのです。戦後、癌が急激に増えた理由の一つに、この食品添加物が大きく関係しているのではないかと私は推察しています。
舌を大切に育てて、旬に必要な栄養素や旨みや危険を敏感にわかるようになると、料理もぐっと楽しくなります。
(ただし放射能防御と一緒で、添加物や人工甘味料がわかると日本ではまた生きにくくなるんですけどね~笑)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月27日

Sep 26. 2016 かごしまんまだより

【台風の爪あと その後】
先日の台風16号は鹿児島各地にけっこうな被害をもたらしました。
かごしまんま災害等支援活動基金から、今回の台風や停電で甚大な被害を受けた生産者さんに1万円のお見舞金をお渡しさせて頂きました。皆様、本当にありがとうございました。生産者さんにお客さんの応援の声を伝えることができました。
鹿児島ではあまりに風が強すぎて木々がたくさん倒れた結果、ひっかかった電線が切れてあちこちで停電しました。停電が2日経っても続いているので、復旧のめどを聞こうと九州電力に電話しても全くつながりません。直接九電の鹿屋支社に出向いてみると、同じようにイライラした人々でいっぱいになっていて、九電の人が「電線があちこちで切れていて原因も復旧のめども全く分からない状況です」と説明していました。
どのくらい木々が倒れてしまったかといいますと、流木が鹿児島湾岸を埋め尽くしてしまい、垂水フェリーが数日間欠航したほどです。
高隈山系にある吉田自然農園さんは悲惨でした。畑の野菜がめちゃめちゃになったのは言うまでもなく、土砂崩れと倒木で電線が切れて唯一の山道がふさがってしまい、家から車で外出できない上にライフラインが断たれて数日間過ごしました。吉田さんは井戸水を利用していたので、水を汲み上げるモーターが停電で動かないため水も電気もない過酷な数日間でした。先週末に「やっと山道も通れるようになって電気も復旧した!」という喜びの報告メールが来ましたのでお見舞金を持って訪ねてみると、山道は木々が倒れて電線がぶら下がったまま、土砂崩れも修復されていないままで、まだとても安心できる状況ではありませんでした。お見舞金は「本当にありがたい。農場に必要なものを購入して大切に使いたい」とのことでした。
ゴーヤの棚が全てなぎ倒され、車庫も破壊されてしまった井之上養豚さんは、お見舞金を持参した時には肩を落とされてましたが、お見舞金とお客さんの激励メッセージに涙ぐんでおりました。
停電が何日も復旧せず、ギリギリまで肉類を保冷剤や保冷車で守っていた新村畜産さんは発送日当日に「大丈夫かとは思うが、もし万が一、品質に何かあってはいけない」と決断し、肉類の納品を諦めて全て廃棄処分にしました。お見舞金をお渡しすると店長さんやスタッフさんみんながびっくりし、そして喜んで感謝されていました。
ぐるめ畑さんの鹿屋のビニールハウスは台風で骨組みから折れたり壊れたりして全滅だったので、圃場の野菜は全てダメになりました。また種まきや植付けから始めるので今後1か月はぐるめ畑さんの葉物類はおあずけです。
お見舞金について、ぐるめ畑さんは「どうお礼をしたらいいのかわかりません。本当に感謝します」と仰っていました。
台風があまりにすごかったので鹿児島の野菜は今、スーパーの店頭にほとんどありません。店頭にある野菜はキュウリやナス、新生姜、福岡産の小松菜、大分・熊本産のトマト、あとは本州産や北海道産の野菜で、どの野菜も非常に高騰しています。もう少ししたら鹿屋市近郊のキャベツが出てくるのですが・・・。
しばらくは野菜セットのラインナップが100%満足いくものではないかもしれませんが、現状の鹿児島県産・九州産の野菜でできるかぎり品質の良いものをご提供しますのでどうぞよろしくお願いします。先週も今週も苦肉の策でカイワレ大根やみかんを野菜セットに入れております。本当に本当にすみません!
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月23日

Sep 22. 2016 かごしまんまだより

【台風の爪あと】
いやあ今回の台風16号はすごかったです。雨戸を閉めて寝たのですが、停電になって雨戸に何か大きなものが何度もたたきつけられている音がしてとても怖くて眠れなかったです。朝起きて外に出るとそこらじゅうにトタン屋根や大きなものが落ちていて、ガラスが割れた車や倒木、切れた電線など悲惨な光景が広がっていました。
井之上養豚さんのゴーヤ棚は総崩れし、ぐるめ畑さんやサンフィールズさんの畑やビニールハウスは全滅状態。吉田自然農園さんの野菜も全滅し、山道は土砂崩れで車両通行不能になり、1.5kmの道を吉田さんが徒歩で汗びっしょりになって野菜を担いでかごしまんま号に載せました。
朝になっても新村畜産さんとかごしまんまの地域の停電が復旧せず、プレハブ冷蔵庫が動かないので、野菜や食材の品質との戦いが始まりました。停電から復旧が早かったぐるめ畑さんのプレハブ冷蔵庫に間借りすることができ、かごしまんまの食材は全て移せました。停電は21日に日付が変わっても続き、かごしまんまの地域はようやく夜中に復旧し、発送作業にギリギリ間にあいました。しかし新村畜産さんの地域がまだ停電中で、冷蔵庫も真空機も使えないので、本当に残念で悔しいですが新村畜産の肉類の納入は断念することになりました。
せっかくご注文して楽しみにされていたところ、用意できないものが多くて本当にすみません。
【冷凍食品企画中】(再掲です)
以前から「お弁当に使える冷凍食品を商品化して欲しい」という声を頂いておりましたが、この秋冬に冷凍設備をつくれることが決定しました。冷凍食品の商品化を大検討中の今日この頃です。
そこでなかなか悩ましい壁にぶち当たっております。それは、商品化するには主に以下の2通りがあります。
①【市販品】もともとある市販品の中から主原料が九州産である冷凍食品をピックアップし商品化する
長所・・・既に商品化して大量生産しているので安価である
短所・・・原材料全てが九州産ではなく、添加物や遺伝子組み換え由来材料も多く入りモヤモヤ感がある
②【PB商品】冷凍食品メーカーにかごしまんまオリジナル商品(PB商品)を企画製造してもらって商品化する
長所・・・原料のほとんどを安心材料で揃えられ、添加物等を極力避けることができる
短所・・・PB商品なので原価が高い・生産ロット数の定めがあるため在庫を多く抱えねばならない
このどちらを主力商品化していくべきものか非常に悩んでいます。
大きな悩みは、①の方が安くて簡単に商品化できるが原材料欄を見るとモヤッと感があること。②だと安心だが日常食材としては価格が高すぎるのではないか、ということ。
また、宅配便で配送する際には冷蔵品と冷凍品は保管温度帯が違うので、箱を分けて別々に送料がかかります。
ですから冷凍食材を販売スタートするには豊富な商品ラインナップを揃えておかないと、お客さんが送料かけて買えません。みんなのお弁当作りを楽にしたい、というモチベーションを掲げての冷凍食品プロジェクトですが、なかなか悩んでおります。
みなさんは①と②、どちらが欲しいですか?もしくは①と②両方を商品化した方がいいでしょうか?
よろしければご注文時のご要望欄等にメッセージを頂ければ幸いです。ご意見やアイデアをお待ちしております。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月16日

Sep 15. 2016 かごしまんまだより

【秋の訪れ】
ここ数日は朝晩の気温も下がって快晴がなく曇りが多かったせいか、きゅうりの色が薄めで細く、オクラのなりが悪く、生産者さんがいつもより1時間ほど遅れて焦りながらかごしまんまに持ってきました。
今日はいつもの生産者さんから生(なま)落花生が入荷せず、手当たり次第に直売所廻りをしましたが今日はさっぱり出ていなくて撃沈し、色々な生産者さんに声をかけてやっと見つかりました。野菜の旬は突然終わることもあるので、ホント焦ります。地元の方々はそれに慣れていて「落花生もう終わっちゃったね~」と笑っていますが、こちらはなんとか探そうと必死です。ホや産地のこととか添加物や農薬のこととかでかごしまんまでしか注文できない、というお客さんの事情を痛いほど知っているからです。今回はなんとか用意できてホッとしました。
直売所をたくさん廻ってみたら、さつま芋や里芋が少しずつ並んでいました。全体的にまだ端境期(野菜の旬と旬の間の収穫が少ない時期の事)で、夏の野菜も秋の野菜もどっちつかずで、量も種類も少なかったですね~。
野菜の様子からも秋の訪れをひしひしと感じる今日この頃です。

【冷凍食品企画中】(再掲です)
以前から「お弁当に使える冷凍食品を商品化して欲しい」という声を頂いておりましたが、この秋冬に冷凍設備をつくれることが決定しました。冷凍食品の商品化を大検討中の今日この頃です。
そこでなかなか悩ましい壁にぶち当たっております。それは、商品化するには主に以下の2通りがあります。
①【市販品】もともとある市販品の中から主原料が九州産である冷凍食品をピックアップし商品化する
長所・・・既に商品化して大量生産しているので安価である
短所・・・原材料全てが九州産ではなく、添加物や遺伝子組み換え由来材料も多く入りモヤモヤ感がある
②【PB商品】冷凍食品メーカーにかごしまんまオリジナル商品(PB商品)を企画製造してもらって商品化する
長所・・・原料のほとんどを安心材料で揃えられ、添加物等を極力避けることができる
短所・・・PB商品なので原価が高い・生産ロット数の定めがあるため在庫を多く抱えねばならない
このどちらを主力商品化していくべきものか非常に悩んでいます。
大きな悩みは、①の方が安くて簡単に商品化できるが原材料欄を見るとモヤッと感があること。②だと安心だが日常食材としては価格が高すぎるのではないか、ということ。
また、宅配便で配送する際には冷蔵品と冷凍品は保管温度帯が違うので、箱を分けて別々に送料がかかります。
ですから冷凍食材を販売スタートするには豊富な商品ラインナップを揃えておかないと、お客さんが送料かけて買えません。みんなのお弁当作りを楽にしたい、というモチベーションを掲げての冷凍食品プロジェクトですが、なかなか悩んでおります。
みなさんは①と②、どちらが欲しいですか?もしくは①と②両方を商品化した方がいいでしょうか?
よろしければご注文時のご要望欄等にメッセージを頂ければ幸いです。ご意見やアイデアをお待ちしております。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月9日

Sep 8. 2016 かごしまんまだより

【秋になる、ということ】
まだまだ暑いですが、ちょっとずつ秋の気配を感じてきましたね。朝晩がだいぶ涼しくなりました。
人間が感じるように、この朝晩の気温差を他の生物もみな感じ取ります。するとどうなるか。多くの植物に赤い色素(アントシアニン)が生成され、緑の色素(クロロフィル)の生成が抑制されるようになります。というと真っ先に思い浮かぶのが紅葉ですね。実は同じ仕組みで野菜の多くも赤くなっていきます。ピーマンや唐辛子パプリカ等も熟していくと赤くなりますし、ゴーヤも熟すと中の種が赤くなり外側も黄色く熟してきます。実はこのゴーヤの赤い種は知る人ぞ知るごちそうだそうで、生でそのまま食べるとトロッとしていてほのかな甘みがあります。赤い種になったゴーヤはそれ自体の苦さもだいぶ取れていますので子供でも食べられるほど。オクラにも赤い色素が含まれていますので、秋に近づいてくるとヘタや表面がほんのり赤くなります。
「え~!そんなの知らなかった。見たことないよ~」と多くの方が思うかもしれません。スーパーなどのお店ではそういうのは売ってないからです。
スーパーでそういうのを売っていると、説明書きがないので消費者は敬遠して買いません。『緑色で見た目が綺麗なもの』から売れていくので、野菜の規格がどんどん厳しくなって、均一で綺麗な野菜しか店頭に並ばなくなります。
でも人間にも色々な顔や体型や色の個性があるように、野菜にも本来は色々な大きさや色や形があります。均一で綺麗な野菜こそ不自然なのです。自然の中で作られているのに、葉に穴が開いていなくて菌類と戦った跡がなくて皆同じ大きさと色っておかしいと思いませんか?その多くは農薬や化学肥料まみれなのです。
人間が年齢を重ねると老化していくように、野菜も季節が進むにつれて老化していきます。ピーマンやオクラは赤みがかり、ゴーヤは種が赤くなり外皮が薄い色や黄色がかってくる。ナスは外皮が固くなってくる。(冬野菜のキャベツや大根ニンジン等も旬の最初は柔らかく小さいですが、収穫後期になってくると固く大きなものになっていきます。)でも『見た目が綺麗なものが良い野菜』であるという認識が主流の日本では、規格に従って大量生産される野菜の多くは若いうちにしか収穫されず、寿命をまっとうできずに殺されていくのです。ですから現代日本では、多くの方が『収穫前期と後期とでは見た目も味も違ってくる』という事を知らないままなのです。
鹿児島という田舎ではこの『野菜の規格』というのを知らない昔ながらの生産者さんが多く存在しています。普通に減農薬・無農薬で栽培しています。野菜の寿命をまっとうするギリギリまで収穫します。ですから色々な大きさですし虫に食われて穴が開いていますし菌類にやられて黒ずんだりしているものもあって、秋を感じて赤く黄色くなってくるものもあります。でも安心して美味しく食べられる野菜です。
かごしまんまはこういう昔ながらの生産者さんから多くの野菜を仕入れています。
赤みがかったオクラやゴーヤの種が赤くなっていたら、「ああ、初秋なのだな・・・」と季節を感じてくださいネ。
穴が開いていたり黒いシミを見つけたりしたら、「ああ、虫や菌類と戦った跡なのだな、減農薬の証だな」と安心して食べてくださいネ。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年9月2日

Sep 1. 2016 かごしまんまだより

【冷凍食品企画中】
夏休みがやっと終わりましたね~。うちは学童へ子供を預けておりましたので毎日毎日お弁当でした(涙)。
いやあ、毎日お弁当作るのは修行ですね(笑)。
以前から「お弁当に使える冷凍食品を商品化して欲しい」という声を頂いておりましたが、この秋冬に冷凍設備をつくれることが決定しました。冷凍食品の商品化を大検討中の今日この頃です。
そこでなかなか悩ましい壁にぶち当たっております。それは、商品化するには主に以下の2通りがあります。
①【市販品】もともとある市販品の中から主原料が九州産である冷凍食品をピックアップし商品化する
長所・・・既に商品化して大量生産しているので安価である
短所・・・原材料全てが九州産ではなく、添加物や遺伝子組み換え由来材料も多く入りモヤモヤ感がある
②【PB商品】冷凍食品メーカーにかごしまんまオリジナル商品(PB商品)を企画製造してもらって商品化する
長所・・・原料のほとんどを安心材料で揃えられ、添加物等を極力避けることができる
短所・・・PB商品なので原価が高い・生産ロット数の定めがあるため在庫を多く抱えねばならない
このどちらを主力商品化していくべきものか非常に悩んでいます。
大きな悩みは、①の方が安くて簡単に商品化できるが原材料欄を見るとモヤッと感があること。②だと安心だが日常食材としては価格が高すぎるのではないか、ということ。
また、宅配便で配送する際には冷蔵品と冷凍品は保管温度帯が違うので、箱を分けて別々に送料がかかります。
ですから冷凍食材を販売スタートするには豊富な商品ラインナップを揃えておかないと、お客さんが送料かけて買えません。みんなのお弁当作りを楽にしたい、というモチベーションを掲げての冷凍食品プロジェクトですが、なかなか悩んでおります。
みなさんは①と②、どちらが欲しいですか?もしくは①と②両方を商品化した方がいいでしょうか?
よろしければご注文時のご要望欄等にメッセージを頂ければ幸いです。ご意見やアイデアをお待ちしております。

【鹿児島の幻の万能料理酒の販売化に向けて、地味に必死です(笑)】
かごしまんまの美味しい干物類に必ず使用されている黒酒。これは天然アミノ酸(旨味成分)がたっぷり含まれている万能料理酒です。これを使うとなぜか肉や魚の旨味が引き出され、料理の腕がとっても上がった気になる魔法の料理酒です。皆さんにもこのワクワク楽しい感じをお料理作りの際に味わってほしくて、ただいま酒類販売許可申請の「前段階」でもがいているところです。酒類販売は税務署の管轄で申請の際にとーっても色々な決まりごとがあります。その一つが、販売する場所の土地・建物の謄本が必要ということ。これが大変で!
調べてみたらかごしまんま敷地は地目が畑で、かつまだ名義が他界した父のままでした!そこで、まず登記上の遺産相続・名義変更をおババに移して、地目を宅地にしようとしました。しかし宅地になると畑用灌漑用水が使えなくなることからオババが猛反発!ちょっとの土地を分筆して畑として残すことになりました(←イマココ)。
いやあ、7月から法務局や市役所へ何回通ったか数え切れません。でも色々法的に勉強になって楽しいです。皆さん、この黒酒の商品化も楽しみに待っていてくださいネ。諦めませんよ~。商品化の目標は年内です!(笑)
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年8月26日

Aug 25. 2016 かごしまんまだより

【汗と涙の青唐辛子】
先日は吉田自然農園さん提供の青唐辛子の商品ページ作成をしました。その中で唐辛子醤油(青唐辛子の醤油漬)を作ってみました。作りながら「かごしまんまの野菜・食材を食べるようになってホント色々なものを手作りするようになったなあ」としみじみ思いました。青唐辛子なんて、千葉にいた頃は自分で調理しようなんて発想は皆無。大好きな生活クラブ(添加物や農薬をなるべく使わない宅配生協)で加工品を買えばいい、と思っていました。
ところが311を境に、私の中で添加物や農薬以上に『産地』が非常に重要な基準になってしまいました。チェルノブイリ関係の本を読んだりインターネットで情報収集したりすればするほど、これからとんでもないことになっていくのではないかと感じました。スーパーをはしごし、生活クラブだけでなくいくつもの宅配のカタログを時間かけて読んで食材をかき集める生活。でも周囲はなんにも気にしていない・・・。気が狂いそうでした。絶望を感じていきました。
移住してかごしまんまを立ち上げ、添加物や農薬の少ない九州食材だけを食べるようになってからは、いつのまにか手作りをたくさんするようになっていました。最初は納得のいく市販品がなく必要にかられての手作りでした。でも作ってみると案外簡単で、しかも自分で手作りした方が断然美味しくて安くできることがわかりました。例えば『なめ茸』や『海苔佃煮』。これらは千葉にいた頃は市販の瓶詰を買っていたものです。自分で作る、という発想自体がありませんでした。でも311以降は、えのきも海苔も産地が怖くてお店で探し回っても添加物まで考えると安心できるものが全然ありません。そんなとき、お客さんからツイッターで「かごしまんまの歯ごたえシャキシャキえのきでなめ茸作ってみたらメチャクチャ美味しかったです~♪」という報告を頂きました。「えっ?!作れるの?すごい!」びっくりして自分でも作ってみました。初めて作ったなめ茸や海苔佃煮は驚くほど簡単で美味しく、感動すら覚えました(鍋になめ茸(または乾き海苔)と醤油とみりんと砂糖とかつお粉末を入れてかき混ぜながら煮込むだけ)。
その瞬間から、311に対する食の絶望は、私の中で『食への喜び』へと変わっていきました。
昔は料理といいますと母から習ったりレシピ本を買ったりしたものでしたが、今はインターネットで検索すれば簡単なレシピもすぐにたくさん出てくるいい時代です。旬の野菜を活かし、基本の食材や調味料を豊富に揃え、難しい手作りではなく忙しい日々の中で無理せずできる手作りを続ける、そういう食が中心になりました。するとおうちでのごはんが一番美味しくなり、スーパーや外食には行かなくなって余計な絶望感を味わうこともなくなりました。
同じ思いで食材の買物に苦しんでいる人達の役に立ちたくて立ち上げたかごしまんまでしたが、私もまたかごしまんまとお客さんに救われてきました。本当に、本当に、本当にありがとうございます!
南国九州の野菜や食材は、都会ではなかなか目にしないものもあって慣れが必要ですが、少しでもお役にたてるように願いと感謝の意を込めて、これからも簡単な手作りごはんをツイートにUPしていきますね。
青唐辛子の撮影をしながらそんなことを思い、汗と涙が出てきました。きっと青唐辛子のカプサイシンのせいでしょう。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成28年8月19日

Aug 18. 2016 かごしまんまだより

【素敵な吉田自然農園さん】
みなさん、お盆はいかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家は恒例のキャンプをしました。食材のほぼ全てをかごしまんまでまかなえる、というのは本当にストレスフリーでした。特に肉類はトレーがないのでゴミも少なくて便利でしたね~。餅も焼き肉と一緒に焼けて便利でした。しかし真夏の南国鹿児島でやごろう豚の焼き肉セット1kgを焚き火台で炭火を満載にしてやる焼き肉は、なかなか過酷で苦行でした(笑)。あまりの暑さと熱さに半分しか食べられませんでした。暑すぎて寝袋もとうとう1回も使わずじまいでした。
また、久しぶりに行った歯医者さんに入った途端、パンドォルさん(かごしまんまパンを作ってくださる)と吉田自然農園さんに立て続けにお会いして「なんなんだ今日は・・・?」とびっくりさせられるお盆最終日を過ごしたりえしです。いくら田舎の鹿屋市にだって歯医者くらいはたくさんあるんですよ。世の中は狭すぎます!

うだるような暑さの鹿児島ですが、今年は吉田自然農園さんの野菜が元気です。今週と来週の2週連続でなんと3品種づつ野菜セットに入る(予定)です。今週はツルムラサキ、バジル、モロヘイヤ。来週はツルムラサキ、モロヘイヤ、エンサイ(空芯菜のこと)が入れられるとのこと。頼もしいですね~嬉しいですね~。
えっ?そんな珍しい名前のお野菜は知らない?大丈夫です。野菜セット内容イラストにレシピをお付けします。また、かごしまんまの野菜は新鮮で農薬をあまり使っていないので野菜自体に力があるので、大概はゆでるか炒めるか味噌汁か天ぷらにするだけで超美味しい1品が出来上がりますヨ。
無・減農薬栽培を頑張る生産者さんにもパターンがありまして、大きくわけて
①絶対ムシをいれないぞ!
②ムシと共存するぞ!
③ムシがつかない野菜をつくるぞ!
の3パターンなのですが、吉田自然農園さんは③の『ムシがつかない野菜を作るぞ』派なので、おのずと珍しい野菜が多くなってきます。でもとっても美味しいんですよ。どうぞその味の濃さと美味しさにびっくりしてください。しかしその吉田自然農園さんをもっと悩ませるのは、猿やイノシシやタヌキです。羽を痛めたカラスを、羽を吊って大切に保護・飼育している吉田さん。吉田さんにとっては畑を荒らす憎き害獣も大切な命ある生き物です。罠や銃で殺すことは絶対にしたくありません。畑ごとに犬をつないで飼って、動物が来ないように工夫をしていますがなかなか根本策はありません・・・。農薬をなるべく使わずに農業をやりつつ自然と共存することは、実際にやってみるととんでもなく大変な事なのです。吉田さんに心から感謝ですね。
余談ですが、吉田自然農園さんはお母さんと息子さんのお二人でやってらっしゃるのですが、息子さんは仙人みたいな髪型で、なんと昭和47年製のトラックに野菜を載せてやってきます。車も、ある一定レベルをも超えた古さで現役ですとむしろ味が出てかっこよく見えるんです。歯医者さんでもしっかり目立っていました。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江