2023年6月後半号

Jun 13. 2023 かごしまんまだより

【らっきょうのすすめ〜頑張って食べようキャンペーン〜】
前回のまんまだよりで『旬を食べるのが一番!』と力説させていただきました。
野菜セットに入ったとうもろこしも、儚すぎる旬ゆえ本当に美味しかったですね。
さて野菜セットに旬のらっきょうが入ってきました。どうしましょう!困りましたか?らっきょうは苦手ですか?
苦手な人、普段は食べない人も多いのではないでしょうか。でもちょっと聞いてください!らっきょうって実は野菜の中でも効能がダントツで『畑の薬』とも言われるスゴいヤツなんです。
すごい香りなのは、硫化アリル(アリシン)という成分。ネギ類やニンニクにも含まれる揮発性の成分です。おそらく野菜で一番入っていると思われます(りえし体感による)。袋詰めしているだけで目が痛かったんですよ(涙)!強烈です。袋詰めするだけで目が痛い野菜は他に経験がありません。でもこの硫化アリルが効能の宝庫なんです。
らっきょうは紀元前から中国で生薬の『薤白』として『胸痺に効く』とされて重宝されてきました。
胸痺とは胸が詰まって苦しい状態で、心臓系や呼吸器系の不調です。
硫化アリルは、血液をサラサラにし血栓予防する、ビタミンB1の吸収を促進する、強い抗酸化作用や殺菌作用があるので有害な活性酸素やピロリ菌の除去にも効果がある、身体を温め発汗を促す、消化酵素の分泌を促し食欲を増進させる等たくさんの効能があるので、昔の人もそれを経験的に知って生薬として取り入れられていました。
そしてさらにスゴいのは、食物繊維が野菜の中で最も多いんです。ダントツのトップです。なんとごぼうの3倍以上!!
しかもらっきょうに含まれるのは水溶性食物繊維で、腸内の便に水分と共に溶け込んで柔らかくして便通を促す働きがあり、普段から便が硬くて便秘気味の人には特におすすめです。ビフィズス菌の餌になり腸内環境を整える効果もあります。
他にもたくさんの効能があり、総合的に私達の疲労回復を促し、免疫力を上げてガンや生活習慣病の予防や抑制する効果があるのがらっきょうなんです。
日本にも奈良時代に伝来し、江戸時代には既に食用としても親しまれてきました。江戸時代の代表的ならっきょうレシピは、意外にも『煮る』です。江戸時代の人々も、生のらっきょうそのままではやはり食べにくかったのでしょう。
独特の香りと辛味の主体である硫化アリルは、加熱したり水にさらしたりすると抜けていくので食べやすくなります。
水溶性繊維はヌルヌルしていて水に溶けるため、煮込んで汁ごと食べられるスープや味噌汁は理にかなっています。
刻んで味噌汁に入れると、具として入っていることにも気づかないほどらっきょうは気配を消します。
トースターやオーブンで丸ごと焼くのもおすすめ。独特の香りや辛味は姿を消し、甘くトロリとした別のごちそうになります。
苦手な人は、まずは煮たり焼いたりして旬のらっきょうを身体に入れてみましょう。
らっきょう好きな人やがんばれる人には、硫化アリルをほどほどに摂取できる甘酢漬や塩漬・醤油漬がおすすめです。
水溶性食物繊維が溶け込んでいるので、漬け汁も一緒に食べたり、ドレッシングや調味料に混ぜたりして摂りましょう。
超オススメレシピは『刻みらっきょうの甘酢漬』。らっきょうの根をとり皮を剥いて、さっと湯掻いてから(生のままだと辛くて漬け込み時間がかかります)刻んで、酢100mlと粗糖100gに小さじ1杯の塩を入れてよくかき混ぜて溶かし込んだ液に漬け込むだけ。ご飯にかけたりおかずにかけて味変にしたり、タルタルソースの具にしたりと重宝します。
滋養豊富ならっきょうですが、多く摂ると硫化アリルは殺菌作用が強くて胃腸を荒らしますし水溶性食物繊維は便が柔らかくなり過ぎるので注意です。らっきょうは1日に3粒くらいまでの摂取がよい、と言われる所以です。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2023年6月前半号

Jun 13. 2023 かごしまんまだより

【物価高や円安の今こそ、旬のものを食べる食生活を】
今年はかつてない物価高や円安に直面し、日本の脆弱さが露呈しました。
日本の食料自給率は38%と言われています。しかし種子や肥料やビニール資材や燃料、飼料やヒナなど、農業・畜産業に関するものの大半が輸入に頼っており、実質的な自給率は10%未満であろうとも言われています。
もし今後、コロナ禍やウクライナ戦争のようなことが起きて輸入がストップしたら、日本の農業自体が成り立たなくなるうえ食材すら手に入らない状況に陥り、あっという間に都市部から飢餓に陥るだろうとも言われています。
さきの第二次世界大戦中も、農地がある田舎部は自給自足できましたが、農地がない都市部は食料調達を配給制や闇市に頼るしか手立てはありませんでした。
10年以上農家さんと関わって実感するのは『自然に逆らわず旬のものを自然のままつくって食べるのが一番』ということ。
旬のものは土に負担がないから化学肥料がいらない。野菜や果物に負担がないから農薬や燃料がいらない。
しかし自然のままつくると、大きさがさまざまになったり曲がったり変なカタチになったり傷跡やシミがついたり虫の穴が開いたりします。ときには虫やカタツムリも野菜や果物にくっついてきて、シンクやまな板の上で発見されます。
それらを私達が受け入れるかどうかに、いま日本の農業の運命が差し掛かってきていると言っても過言ではありません。
最近、サラダにカエルが混入していたニュースが話題になりました。
カエルがいるなんて、農業の観点からだけで考えればめちゃくちゃ良い野菜のサラダではないですか!
カエルがいるってことはその野菜には虫がいました。虫がいたってことは強い農薬がかけられなかった野菜だという指標。
たしかにカエルや虫やカタツムリは気持ち悪いです。しかしそれは良い野菜にとっては自然なことなのです。カエルや虫が出ないサラダにするために、農薬散布を増やし、異物混入防止のために新たな機械や人件費を投入すべきでしょうか?それではお金のない農家さんや会社は廃業の道を選択するでしょう。違います。サラダや野菜の中に発見したカエルや虫は消費者がそっと外に放してあげればいいだけ。そのあと野菜をよく洗えばいいだけです。
収穫前の有機栽培レタスにはたくさんカタツムリや虫がついているものです。よく洗って出荷しているので私達はそれを知らないだけです。野菜に生き物がいることは自然なことで、仮に少し食べてしまっても問題ありません。
しかし農薬はひとつひとつの野菜にとって微量で安全上問題ないとされても、それがあらゆる野菜で蓄積され続けたらどうなるのか全体的な解明はされておりません。メーカーのデータや国の基準は都合の良い数字でしかありません。
有機栽培・自然栽培野菜中心の農業を社会が必要とするなら、その社会は農業にもっと寛容にならなければいけません。
市場でそれぞれの野菜に厳格な規格があるのも農業が衰退している一因です。その規格に合わないと値がつかないか『規格外』として安値で叩かれたりします。それなら農薬や化学肥料をどんどん投入して、F1種子による均一な野菜を大量につくるほうが農家さんの生活を守れます。しかし今は物価高に円安。農業を続けられず廃業する方が激増しています。
また季節をずらした野菜をつくるのは特に農薬や化学肥料や燃料を大量に使います。このまま物価高や円安が続けば、季節外れの野菜は今後ますます高値になっていくことでしょう。
四季に適した旬のものには、その時期の動物の身体に必要なものが入っており、旬を食べるのが一番健康に良いです。
冬野菜のニンジンや大根やキャベツを、夏に食べるのは農薬の面からも栄養の面からもあまり良くないことです。
さあ、今日も旬のワイルドな野菜を思いっきり楽しんで食べましょう!
今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2023年5月後半号

May 29. 2023 かごしまんまだより

【西さんの色彩選別機が故障】
大人気の西さんの無農薬栽培米シリーズが今、残念ながら全て販売休止中です。
西さんの米の色彩選別機が故障したからです。
「なぜ色彩選別機が故障するとお米を出荷できなくなるのですか?
カメムシ被害粒や石ならかごしまんまのお客さんはご理解してくださっていますよ」
と私が聞くと、
「いやあ、うちは黒米も扱っているので、どうしても混ざってしまうんですよね。
なぜか茶色の粒もある一定の割合で出るんです。それカメムシじゃないと思うんですよね。
あと黒米など他の品種が入っているともういわゆる『事故米』といって米屋さんで買い取ってもらえないんです。
選別機が非常に古いものなのでメーカーに部品もなくて困ってしまいました。
夏期講習代が入ったら買おうかなー」
と西さんはため息をついておられました。
えっ?夏期講習?ん?とみなさんは思われたでしょう?
実は西さんは小中学生向けの塾も経営されているんです。
「塾は主に夜の仕事だから、昼間はヒマで〜。耕作放棄地を持っているから米を作ろうと思って農家も始めましたw」
と。マジですか。タフだな〜
塾の先生が農家もやっているなんて、ここ鹿児島でも聞いたことがありません。
今の時期は特に忙しく、昼間は田植えをして夜は小中学生に勉強を教えているそうです。
かごしまんまにも小豆用の色彩選別機があるので、田植えが落ち着いたら一緒にそちらを使ってみることになりました。
いずれにしましても、しばしの間は西さんのお米シリーズが休売となります。
みなさん本当にすみません。

【2023年の梅は裏年か】
梅や柑橘類の木は、その地域でいっせいに豊作の年と不作の年を毎年交互に繰り返していく傾向があります。
豊作の年を表年(おもてどし)といい、不作の年を裏年(うらどし)といいます。だいたい毎年交互にやってきます。
今年2023年は、どの農家さんに聞いても梅の実があまりなっていないとのことで、おそらく裏年だと思われます。
市場に青梅が出始めましたが、表年だった去年とは違いやはり高値です。
去年私が収穫した自然栽培の梅の木も今年は実があまりなっていないので、今年の青梅は市場仕入れとなります。
販売時期も短いと思います。
梅ジュースや梅酒を仕込む予定の方はお早めのご注文をお願いします。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2023年5月前半号

May 29. 2023 かごしまんまだより

【鹿児島ではフェリーが交通手段】
ゴールデンウイークはゆっくり過ごせましたでしょうか。
私は、枕崎や指宿に行って『舟人めし』や『揚げたてコロッケ』を楽しみました。
鹿児島は、鹿児島湾を挟んで大隅半島と薩摩半島に分かれます。
なのでフェリーが交通手段としてメジャーで、桜島フェリー・垂水フェリー・フェリーなんきゅうのなんと3航路!
電車があまりない鹿児島では、人々は日常的にフェリーを利用し、
高校生も定期券で毎日乗って通学していたりしています。
特に桜島フェリーは桜島噴火時の避難経路として防災もあり、
24時間運航しています。
今回、私は地図の③のフェリーなんきゅうに乗って枕崎と指宿に
行ったのですが、このフェリーがまあとんでもなく揺れるんです。
湾内ですが太平洋にも面しているので大海原の木の葉状態。
揺れに揺れるので、船内ではまともに歩けないほど。
船酔いに耐え抜いて食べる『だいとく食堂』の舟人めしはサイコー!
枕崎のかつおとその本枯節を贅沢すぎるほどに使ったお茶漬け。
鹿児島に来たらぜひ枕崎の舟人めしを食べてください。
あとなぜか指宿はコロッケの激戦区。
ぜひ『肉の上高原』さんのアツアツコロッケで悶絶してほしいっ!
いつかぜひ鹿児島に遊びに来てくださいね。
海も山も美味しいものもたくさんあります。

他の日は、ひたすら『かのや姫小豆』の選別作業をしていたりえしでした。
製餡所建築も完成に近づいてきました。今月は機械類が入り、いよいよ試運転をします。
小豆計画(小豆プロジェクト)という名でインスタもHPもあります。ぜひのぞきにきてくださいネ。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2023年4月後半号

Apr 24. 2023 かごしまんまだより

【生活応援&生産者さん応援 野菜定期便500ポイントキャンペーン】
各種野菜セットの定期便3回で
もれなく500ポイント進呈します!
4月14日から6月30日迄の出荷期間限定です
(※2023年4月15日から7月3日迄のお届け日)
4月14日〜6月30日期間中の3回出荷が条件です。

現在継続中の皆さまも3回達成で、ポイント進呈いたします(エントリー不要です)。

ポイント付与日は7月5日予定です。 定期便や一部の商品・送料以外で、かごしまんまでのお買物にお使い頂けます。
普段使いの旬野菜が多いことで定評あるかごしまんまの野菜セット。
旬野菜を継続的に摂ることで「医者いらずになった」というお声をたくさん頂いてまいりました。日頃の感謝を込めて生活応援キャンペーン開催です。

生産者さんの安定生産も応援できます。これを機会にお得な定期便をぜひお試しください。
 

【ゴールデンウィークについてお知らせ】
4月29日(土)~5月10日(水)はゴールデンウィーク休業とさせて頂きます。
休業前の最終出荷は4月28日(金)(4月21日13時ご注文締切)
休業明け初回出荷は5月12日(金)(5月5日13時ご注文締切) となります。
出荷日の変更やキャンセル・追加変更は、各出荷日の1週間前の13時迄は何度でも可能です。ご連絡ください。
ご不便をおかけし申し訳ございませんが、どうぞ宜しくお願い致します。

【もっちりあげ 終売のお知らせ】
リピーターが多い『もっちりあげ』。これも残念ながらメーカーさんが5月で製造終了を決断しました。
人員不足で、主力の納豆・豆腐の生産の安定化を図るためやむない決定とのことです。本当にすみません。
『買い物は投票活動である』と言われますが、ここ20年の不景気で選択肢自体が急激に減少し、お店はどこの都市も似たような企業の大型店舗ばかり。商品もコスパが良い大量生産品ばかりになってしまいました。
九州産大豆の豆腐や納豆も激減しました。原材料表示を見ると大半が輸入大豆で、国産自体が少なくなっています。
政治が人口減少対策や食糧自給率問題を先延ばしにしてきたこと、安くて都合の良い人材の非正規雇用者や外国人実習生を増やして経済を持たせてきたこと、消費税はじめとした様々な増税に加えてガソリン・光熱費や物価の高騰など諸々な問題が折り重なって、現在の日本を重く直撃しています。
10%という高額な消費税を決める政治には関心を持たないけど、イートインコーナー使用やレジ袋代は惜しんでマイバッグを持参する。節約をどんなにしても、生活に最低限必要な日用品すら1000円買えば100円も消費税として国にとられていく毎日。低所得者ほど年間所得のおよそ1ヶ月分をまるまる消費税等の税金に取られてしまうような仕組みです。
それなのに社会保障が豊かになった実感はいっこうになく、年金支給額は下がり続け、受給対象年齢も上がるばかり。
政治が決めたことにNOと行動せずおとなしくしていたら、いつのまにか息苦しい国になってしまいました。
かたや年金支給対象年齢が2年上げられることになると国民全体が怒りでデモや暴動で全力抗議するフランス人。
我々日本人ももっとNOとはっきり行動しなければ、防衛費増強を目論む政権にまた消費税を上げられてしまうでしょう。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2023年4月前半号

Apr 10. 2023 かごしまんまだより

【にんにく塩・にんにく塩胡椒 終売のお知らせ】
愛用している人が多い『にんにく塩』と『にんにく塩胡椒』。非常に残念ですが、生産者さんが「いったんこの商品やめます」と決断しました。弊社での販売も現在の在庫限りとなります。本当にすみません。私も愛用していたのでショックです。

どうしてやめることになったのか、その理由を知ると日本の縮図を見るようでした。
理由その1 商品の容器代が高騰し、かつ1回の仕入れロット数を大幅に上げられてしまった。
理由その2 4月1日から商品原材料の表示法が変わるが、それに対応したラベルを作り直すことが厳しい。
理由その3 高付加価値商品が毎年どんどん売れなくなってきている。

段ボールやプラスチック等、あらゆる資材が去年あたりから大幅に値上がりしました。
頑丈な段ボールが自慢だったかごしまんまも、泣く泣く薄い段ボールにダウンしてコスト維持をはかりました。
しかし容器の良い代替品がなく、かつコロナ禍に次いであらゆる値上げの波にのまれて売り上げが下がる中での仕入れロット数の増加やラベルの作り直しは、小さい経営にはとても負担がかかるものです。
容器やラベルを作り替えるコスト、ハイリスクな値上げよりは、やむなく休止する、という判断をせざるを得ませんでした。

4月から変わる原材料表示法は、おそらく消費者に『遺伝子組み換え原料が入っているか否か』をよりわかりにくくさせるためでしょう。
ざっと概要をご説明しますと、農作物はいくら自分の田畑が安全な作物をつくっていても、意図せず風や虫や鳥などによって近隣の田畑から遺伝子組み換え作物の種子が飛んで混入しちゃいますよね〜、あと輸送中も専用コンテナに詰めてから輸送して製造者の下で初めて開封したものでないと『遺伝子組み換えでない』とは書けない法律にしちゃいますね〜
できないなら4月1日からつくるものは『分別生産流通管理済み』の表示に変更しなさいよ~、ということになったんです。。
こんなくだらないことのために、コスト高と不景気にあえぐ生産者に追い打ちをかけて『ラベルを変えろ』と国は迫ります。
4月1日時点で在庫としてあるものは販売してOKということになっておりますが、SDGsを意識してでしょうか。
なぜか大豆ととうもろこしだけ、『意図せざる混入率の定め』があります。
そしてなぜか醤油と植物油だけ、原材料の遺伝子組み換えに対する表示義務は昔からありません。消費者庁の説明によると“しょうゆや植物油などは、最新の技術によっても組換えDNA等が検出できないため”(原文のまま)だそうです。
さらにこれもなぜだか不思議ですが、醤油の主な原材料が大豆で、植物油の主な原材料がとうもろこしだったりするんです。いやあ、ホントなぜか合致するなあ。どちらもアメリカが一大生産地だなあ。不思議だなあ。

今、日本中でこのように商品が消えていく現実がひっそりと、しかしながら急激にたくさん起こっています。
生き残るのは大企業とその大量生産で低価格な商品ばかり。
我々消費者にとって、安心安全を守るために必要な選択肢と判断材料が急激に失われつつあります。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

定期便3回キャンペーン

Apr 3. 2023 お知らせ


 
とまることを知らない物価急騰のなかで迎える4月。
本当にきついですね。

そこで・・・

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     \生活応援&生産者さん応援/
   野菜定期便500ポイントキャンペーン

      野菜セットの定期便3回で
     もれなく500ポイント進呈!!
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4月14日から6月30日迄の出荷期間限定で開催します!
(※2023年4月15日から7月3日迄のお届け日)

【野菜定期便500ポイントキャンペーン概要】
✅4月14日〜6月30日期間中の3回出荷が条件です。
✅現在継続中の皆さまも3回達成で、ポイント進呈いたします。
✅ポイント付与日は7月5日予定です。  
✅対象定期便は以下の4つです。
   ・定期便野菜セット
   ・定期便ダブル野菜セット
   ・定期便野菜牛乳卵セット
   ・定期便野菜牛乳卵食パンセット

普段使いの旬野菜が多いことで定評あるかごしまんまの野菜セット。
旬野菜を継続的に摂ることで、身体の調子がグーンとよくなることが期待できます。
また、生産者さんの安定生産も応援できます。

これを機会にお得な定期便をぜひお試しください。
 

 ポイントについて詳しくはコチラ 
 定期便について詳しくはコチラ 
  

Edit by 山下 理江

2023年3月後半号

Mar 23. 2023 かごしまんまだより

【コオ口ギ食推進への疑問】
先日、アジア最大級といわれる大きな食品展示会にバイヤーとして行ってきました。
業界関係者のみが参加できるイベントなのですが、今年は世界60か国・地域から2500社が参加し、初日の来場者数も1万7千人を超えたとのこと、大盛況でした。
しかしコロナ禍を乗り越えてこういう展示会に出展できるのは、企業にとって決して簡単なことではありません。
大きい展示会ほど出展料が高いです。必然的に、大企業やコロナ禍で急成長した企業の出展が多かったように思います。
そんななかで代替食コーナーが元気に賑わっていたのは違和感がありました。
大豆原料のハンバーグやそぼろ、こんにゃく原料のタラコは、宗教・思想上の理由やアレルギーによる代替え食として需要があるだろうな、と想像できます。
しかしコオ口ギは説明を受けても頭の中がハテナだらけでした。
まず第一のハテナは『コオ口ギ生産は、牛や豚や鶏の生産よりもグッと環境負荷が少ない』とアピールすること。
肉類はソテーやハンバーグにして量をガッツリ摂取できますが、それと同じ量のコオ口ギは一度に食べられません。
見た目がアレなせいか、コオ口ギは粉末状にしてお菓子やパンやカレーに混ぜて食品化しているのが現状。
粉末にしないと見るに耐えられないようなモノ、しかもなにかに混ぜ込まないと食べられないようなものを、今後ソテーやハンバーグ状にしたりして肉類と同量のタンパク質源として我々が摂取できるようになりますか?いや、できないっすよ!
コオ口ギと比較すべきはカタクチイワシ等の小魚だと思うのです。煮干し粉末とかあご粉末がありますから。
コオ口ギをこれら煮干しと比較するならまだしも、肉類生産の環境負荷と比較して優位性を示すのはちょっとハテナなのです。そもそも粉末状にしないと食べられないモノと美味しい肉類を比較すること自体に無理があります。
第二のハテナはコオ口ギ企業の多くが大学のベンチャー企業だったり大学と共同研究だったりすること。
住所が大学内の会社もあります。資本金も巨額で、アジア最大級の展示会にも大きなブースで華やかに出展しています。
でもたしか今の大学はお金に困っているところが多いと聞いたような・・・。お金がどこから出ているのか、ハテナです。
第三のハテナは『世界の人口が爆発的に増加していき、2030年にはタンパク質の供給が間に合わないから代替食としてコオ口ギが注目されている』論調です。
粉末状にして他の食材に混ぜているだけのコオ口ギでは、肉類のタンパク質の代替えとしてはお粗末すぎではないか?
確かに世界的には人口増加かもしれん。いやしかし日本は真逆で、どんどん人口が減っている現実。
ほぼ輸入に頼る小麦や植物油の代替えを叫ぶならともかく、自給率の高い卵・牛乳・肉類の代替えをなぜやるんすか?
円安で輸入飼料が高騰している畜産業界を、国が底支えして維持する方が良くないすか?
耕作放棄地を利用して飼料作物生産の推進をしていくのが国の役目じゃないすか?
生乳や雄の子牛の処分に苦しむ酪農家や鳥インフルエンザで苦しむ養鶏場に救いの手を差し伸べるのが先じゃないすか?酪農家にさんざん設備投資させておきながら、乳牛の殺処分に補助金出すの、おかしくないすか?
保存性の高いバターやチーズやコンデンスミルクなどを製造したり貯蔵したりする施設建設に、補助金を投入して推進する方が良くないすか?
調べれば調べるほどハテナだらけになってしまい、口調も荒っぽくなってしまう私でした。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2023年3月前半号

Mar 23. 2023 かごしまんまだより

【『普通の卵』の販売休止】
全国で猛威をふるう鳥インフルエンザ。鹿屋市でも発生してしまいました。
ひとたび発生してしまうと、その養鶏場だけではなく周囲数kmの範囲の養鶏場全ての鶏が殺処分になる、鳥インフルエンザ。地元の産直市場の卵売り場の棚が空っぽになってしまいました。
朝養鶏場で採った卵をその日のうちに店頭に出す、畜産王国ならではの人気商品『朝採れ卵』が全く入荷されない日々が続き、店内も閑散としてしまいました。日本中が物価高にあえぐ中で、安くて新鮮で美味しい卵は大人気で、産直市場の目玉商品でした。
鹿児島・宮崎から赤玉を産む鶏が激減し、かごしまんまの卵も『さくらたまご』へ品種変更になりました。
また鳥インフルエンザが全国で発生している影響で全国的に卵が品薄になり、市場変動価格で動く『普通の卵』の仕入価格が、定額仕入の『ごちそう卵』より高くなる日も出てきました。
今後は春になり暖かくなると鳥インフルエンザも落ち着いてくるとのこと、全国的な卵不足は解消されると言われています。
しかしながら鳥インフルエンザの発生は生産者にとって大打撃。これがきっかけで廃業される養鶏場もあります。
加えてウクライナの戦争や円高の影響による、飼料高騰が生産者さんを苦しめ続けています。
卵や牛乳・乳製品は流通の仕組み上、生産者の希望するようには値上げができにくい商品。
そのため酪農家や養鶏業者の廃業が相次いでいます。
廃業数が増加すれば、供給数が減って値上がりしていくことが容易に予想されます。このまま国が何も対策をしなければ、将来的に卵や牛乳・乳製品の多くが輸入品になる可能性も否定できません。
これまで『物価の優等生』と言われるほど値上がりがあまりなかった卵と牛乳ですが、近いうちに値上がりするという情報もあります。
やむなく『普通の卵』の販売をしばらく休止することにしました。卵の市場価格が安定し始めたら再開いたします。
ご理解のほど、どうぞよろしくお願いします。

【コオロギ?!】
畜産に代わる地球に優しいタンパク質源として、にわかに注目を浴び始めた食用コオロギ。
「かごしまんまさんは今後、どのようにお考えでしょうか」というご質問を数件いただいております。
いや私、イナゴの佃煮さえも食べられません。コオロギは拒否反応起こしています。
食材のほとんどをかごしまんまに頼る私としては、原材料にコオロギが入る商品を取り扱いたくありません。
各商品には、メーカーが作成した商品規格書というのがあります。そこには栄養成分表示をはじめとした商品の詳しい内容が載っています。原材料も詳しく載っていて、メーカーによって表記に違いはありますが2次原料3次原料まで載っています。ここを必ずチェックしてかごしまんま基準に適合したものを商品化しています。
世界の流れや国の法律などが変わらない限り、コオロギがたとえ九州産であっても原材料にあれば商品化しません。
国は食用コオロギを盛り上げるよりも先に、まず畜産業界を直接救済して欲しいと切に願います。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2023年2月後半号

Mar 23. 2023 かごしまんまだより

【久しぶりの東京】
ちょっと東京へ行ってきました。
線路がない大隅半島に、千葉から移り住んで早12年。
電車に乗ってあらためて10年前とずいぶん変わったなあと感じました。

まず電車内で新聞や週刊誌やジャンプを読む人が全くいない。
ほとんどの人がスマホの画面を見ている。しかもワイヤレスイヤホンで未来感あふれている。
ふと見ると、ホームからキオスクが絶滅している。そりゃ急激に雑誌が休刊・廃刊していくわけだ。
昔よりも優先席があちこちにあるけど、全く機能してない。普通の人が普通に座っている。10年前よりひどい。
人々は優先席に対してまるで無関心。エレベーターでもベビーカーに塩対応。冷たいなー。
電車との接触事故防止のホームドア設置もだいぶ普及していた。
人々が皆早歩きなのは10年前と同じ。だけど今はエスカレータではおとなしく立っている。『エスカレータで歩くのは危ない』というポスターもけっこう貼ってある。
ポスターといえば車内の吊り広告が激減していて、『週刊ポスト』や『週刊文春』等の過激な見出しが見当たらない。
代わりにTVモニターが法律事務所の爽やかな笑顔やアレグリアの華麗な演技を流している。
驚いたのはスイカ。JRだけではなく都営もゆりかもめもOKだ。なんなら電車賃だけでなくお店やスーパーでも使えてなんでも買える勢いになっている。
そもそも切符を買う人が少ない。皆スイカを利用するので、切符改札が少なくて改札直前で慌てる。切符を出すのが少し恥ずかしい雰囲気すら漂う。
新聞雑誌はスマホに、吊り広告はモニターに、切符はスイカに、都会から紙媒体が急速に消えつつある。
駅の外に出ると、軽自動車よりも普通自動車が多く走っている(車社会の大隅半島では、軽自動車ばっかり)。
自転車の人が原付バイク並みに速い。めちゃめちゃ速い。転んだらありゃ大怪我するな、といらぬ心配が脳裏をよぎる。ウーバーイーツみたいなのもたくさんいてスゴイ!!(大隅半島はもちろんゼロ!)。
タクシーも駅で待つよりアプリで呼んだほうが早いと、タクシーの運ちゃんが教えてくれた。
もうそんな時代なの?!

久しぶりの東京は、ペーパーレス化が進んでますます便利になっているなあ、と感じました。
東京と鹿児島の共通点は、もはや西郷隆盛の銅像があることくらいなのではないだろうか、と思いながら帰りの飛行機に乗ったのでした。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江