平成30年3月2日

Feb 27. 2018 かごしまんまだより

【長期的・間接的な健康被害は無視される】
かごしまんまは食品販売業ですので、食品衛生法に基づき何種類かの営業許可を持っていて、食品衛生責任者講習を定期的に受講しています。
先日その食品衛生責任者講習を受けました。忘れていた内容も再確認できたので有意義な時間でした。しかしその時に観たDVDの中で「食中毒を防ぐためには、レストランなど飲食店で出す生野菜はまず中性洗剤でよく洗って、次に次亜塩素酸ナトリウム等で消毒して、なるべく早めに提供するようにしましょう。」という指導にモヤッとしました。おそらく前回の講習時にも習った内容だと思いますがすっかり忘れてしまっておりました。もちろん飲食店に入れば私は何も考えずむしゃむしゃ生野菜を食べていました。
昔、母がコンビニのおにぎり・サンドイッチ製造工場で働いていたので、コンビニのおにぎりやお弁当のご飯には保存料のようなものが入っていて、炊いてから長時間経過しても黄色く変色しないということや、サンドイッチの野菜も消毒液に漬けて変色させない、ということを聞いていました。スーパーのカット野菜や総菜コーナーのサラダなどの生野菜は必ず次亜塩素酸ナトリウム水に漬ける、ということも知っていたので食べないようにしていました。
レストランや定食屋のサラダよ、お前らもだったのか!!とモヤモヤしつつ帰ってきました。
そのことをツイートしましたところ「北海道のニンジンは出荷前に白い液体に漬けます」というメンションが飛んできました。大量生産のタマネギもかなりの農薬を使う、とある生産者さんから聞いたこともあります。「九州のタマネギは北海道のタマネギのようにきれいな乾燥状態にならないのはなぜ?」と私が生産者さんに聞いた時に返って来たのがその答えでした。もちろんかごしまんまの野菜にはそんなことはしておりません。
西日本新聞社発行のブックレット「食卓の向こう側」によれば、2002年ごろ福岡県内の養豚農家で、あるコンビニの弁当やおにぎりを母豚に毎日3キロずつ与えたところ、奇形や死産が相次いでいたことが分った。という記事がMy News Japanというサイトに掲載されています。http://www.mynewsjapan.com/reports/262
実はどの添加物や薬剤をどのくらい摂取すれば危険かなんて、なにもはっきりしていません。ラットなどの動物実験のデータがあるだけです。放射能と同様、農薬や添加物や化学調味料はできるだけ避けるのがいいと思います。
食品衛生責任者講習で勉強するのは、企業側がいかに清潔にして消毒を怠らず『自分の商品で食中毒を出さないようにする』この1点につきます。どの薬剤や添加物を摂取し続けたらどう健康被害が出るのかは、勉強しません。
行政側は「食中毒のように原因と責任がはっきりわかる健康被害については企業の皆さん十分に注意しましょう。しかし責任の所在がはっきりしない健康被害は無視していい」というスタンスのようです。
薬剤(農薬や消毒剤・防腐剤など)や添加物や放射能・GMなど身体に悪いものを完璧に防御するのは難しいですが、『知っておく』ということはとても重要です。この国では、放射能や添加物の話に対してどうも拒否反応がある人が多いように感じるのですが、『知る』ってとても大事だと思うのです。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年2月20日

Feb 27. 2018 かごしまんまだより

【旬の野菜はなによりも偉大なお薬である】
16日と20日の野菜セットには白菜が入って、嬉しかったですね~!!こういうサプライズがあるのも野菜セットの良さですね。我が家も鍋物や味噌汁を堪能しました。豚しゃぶもしましたよ~。寒い時期に食べる白菜と春菊はなんであんなにも美味しいのでしょうか。
でもまたしばらくセットに白菜が入る見込みはなさそうです。今年は白菜が大不作で、鹿児島の市場も白菜が不足し超高騰が続いています。上村農園さんに感謝ですね。
野菜セットって、私も最初は不便だな~と感じていました。ずーっと同じ野菜が続きますし、自分の買いたい野菜が入っているわけではないですし、届くまでメニューも決められないですし。
でも、スーパーや生協で欲しい野菜を選んで買っていた頃よりあきらかに家族全員で体調がよくなっているのです。年々、お医者さんにお世話になる回数が減少しています。びっくりしました。最初の頃は「鹿児島へ移住したからかな?」なんて思ったりしましたが、311前もよくお医者さんに行っていましたので、放射能だけの原因で体調がこんなにも変わるとは思えなくて、添加物かな?農薬量かな?調味料かな?と色々ずっと考えていました。
私の場合は311前から農薬や添加物などにも気を付けた食生活をしていたのですが、野菜は生協や宅配やスーパーで自分の好みや作りたいメニューに合わせて買っていました。でも311後、九州産西日本産の野菜しか食べないようになると、野菜には旬があって、産地を限定すると欲しい野菜が1年中ずっとあるわけではないことに気づきました。
かごしまんまを立ち上げて野菜について勉強していくうちに、旬の野菜ほど栄養価が高く、旬の野菜ほど私たち生物が季節ごとに必要な栄養素が豊富であることがわかってきました。
自然って、本当に本当に偉大です。人間も自然界の一部。旬の野菜を食べ続けることが身体機能の調節になるのは、当たり前と言えば当たり前ですね。
貯蔵技術や流通が発達し、地球の裏側の青果すら年中食べられることのほうが不自然なことなのでしょう。
野菜セットを買い続けるお客さんからも「最初は不便だったけどなんだか体調をあまり崩さなくなってきた」というような報告をしばしば頂くようになりました。
ずーっと同じ野菜が食卓に続く。この不便さが私たちの健康にとっていかに重要なことか!
医者いらずになる近道、というよりも、旬の野菜そのものが【薬】なのではないかと推測しています。
サプリでもない、貯蔵野菜でも冷凍野菜でもない、旬の新鮮な野菜こそが私たちの健康を守る最高の薬です。
さあ今週もモリモリ食べましょう!この時期はやっぱり春菊。春になる前の身体のデトックス作用を促進してくれます。
・・・本当は、311さえなければ地産野菜が断然いいのですけどね。近所の新鮮なほど、野菜の生命エネルギーも栄養素も高く美味しいからです。原発事故は本当に残念で悔しいですね。ご近所さんや実家からの家庭菜園のおすそ分けを頂いても悲しい気持ちでいっぱいになりながら誰かにあげたり捨てなければならなかったり、なんて残酷な事故なのだろうと憤りを感じます。311さえなければできていたこと。でも311があって気づけたこと。いつも心は複雑です。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年2月14日

Feb 15. 2018 かごしまんまだより

【野菜が育たない今冬です】
毎日行っている温泉に野菜直売コーナーがあるのですが、このところ野菜があまりありません。あるのは小さなキャベツや細い大根、芋類とポンカンのみ。白菜もたまに見ますが小さくてとても高価。
今年はどうしてこんなに野菜がないのでしょう。
先週の野菜セットに水菜を入れてくれた井之上ファームさんに聞いてみると「大寒波のせいじゃと思う。今年はなぜか水菜も全然成長せずに小さいままでつぼみができて花が咲いてくるんじゃよ。他の農家さんとこもみんな大きくならないって言っている。」とのことでした。水幸農園さんの大根もキャベツも、例年の半分の大きさ太さです。
葉物野菜や大根・ニンジンは、つぼみを作り始めると固くなって食べられなくなるので収穫できません。
成長も遅いうえに本来の太さ大きさに成長しないままつぼみができて花が咲いてしまうので、仕方なく小さいうち細いうちに収穫しなければならない、というのが今冬の野菜の特長です。
ぐるめ畑さんも「例年と比較して今冬は累計的に気温が低いです。寒いので葉物が育たないですね」とのこと。
今年は全国的に大雪をもたらしている大寒波による寒さで、野菜が育たず小さくて収穫量も激減しているので、需要に対して供給量が不足して高騰しているのでした。
とはいってもここ鹿屋市では高隈山以外は雪はちらついた程度。例年より気温が低いというだけでこんなにも野菜がいっせいに不作になるなんて、自然って本当に不思議ですね。
今週も全体的に野菜が小さめです。こんなにも細くて小さい大根(葉無)を野菜セットに入れる年は初めてです。

【国は無責任に最低賃金を上げるだけ】
ある生産者さんが暗い顔をして「ここ数年で100円近く最低賃金が上がったでしょ?うちは今まで通りではやっていけないから材料見直したり商品数を絞ったりしなければいけない」と言っていました。
鹿児島県の最低賃金の推移を調べてみると2002年605円でそこから10年間は数円ずつゆっくり上がって2011年に647円に。しかし2012年から2018年にかけては年々10円以上も上がって現在は737円となっています。
2011年からはたしかに90円も上がっていました。2011年と言いますと東日本大震災があった年です。そこからガソリン代や電気代や各種原料費は上がる一方で暮らしが楽になったという実感はありません。国民の10%しかお金持ちではないように、企業も90%が中小企業や個人事業主で、大企業と呼ばれている企業は10%以下です。
特に、原料や種にこだわって無添加や減農薬で頑張っている生産者さんには大打撃を与え続けています。国は国民の批判をかわすために無責任に最低賃金を上げるだけで何の補助もサポートもしてくれません。最低賃金が上がったからと言って生産者さんは簡単には野菜や商品の値段をあげることができません。こんな国ではこれからどんどん1次産業従事者が減っていくような気がします・・・。

今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年2月6日

Feb 5. 2018 かごしまんまだより

【餃子・焼売・魚のすり身を近日中に販売します(冷凍食材)】
お待たせしました。餃子・焼売を2月9日に製造することになりました。
キャベツの価格が下がってきたことで作りやすくなったのですが、今の時期はどうしても九州からタマネギが消えてしまいます。よって今回は玉ねぎを淡路島産にしました。
餃子につきまして「ニンニクや生姜の風味がもう少し欲しい」というご意見が多かったので、今回はニンニクと生姜を効かせた味にしています。好評でしたらこのレシピで固定しようと思います。
魚のすり身は大人気『吉開のかまぼこ』のかまぼこやちくわの原料をそのまま小分け冷凍して品質保持してあるものです。冷蔵庫で自然解凍し、そのまま煮立った鍋にスプーンですくって入れていくだけでおいしいつみれ鍋ができます。また、油で揚げれば簡単にさつま揚げも作れます。
餃子・焼売・魚のすり身は全て冷凍で送らねばならず、野菜セットと同梱できなくて申し訳なく思いますが、どれも原料が安心でとってもとっても美味しい食材です。
餃子・焼売・すり身の販売開始は2月中旬の予定です。どうぞ楽しみにしていてくださいネ。

【生活保護受給者はジェネリック医薬品強制に】
厚生労働省は1月27日、生活保護受給者について、医師が問題ないと判断すれば、先発医薬品より安い後発医薬品(ジェネリック)を原則使用することを生活保護法に明記する方針を固めました。国はこれまでも医療機関や調剤薬局にインセンティブが働くような誘導を行ったり、処方せんの様式を変更したりして、ジェネリック医薬品の使用促進をしてきました。そしてとうとう生活保護受給者は強制的にジェネリック選択せねばいけなくなりそうな状況です。これって国家による人権無視で弱者に対する暴力だと思います。自分が服用する薬を自分で選択できなくなるのです。もしこれが成立すれば次は確実に年金受給者や児童扶養手当(母子家庭手当のこと)受給者も国民健康保険税納付者も強制的にジェネリック選択せねばならなくなるでしょう。たしかに国の医療費負担は膨らむ一方で削減せねばならないかもしれません。でもこれは実は恐ろしいことです。なぜならジェネリックはまだまだ問題点があるから。薬には「物質特許」「製法特許」「製造特許」があります。先発薬は製薬会社が何十億もかけて、有効性試験や安全性試験を繰り返して開発されたものです。しかしジェネリックは先発薬の物質特許が切れただけのものを模倣してつくられたものがあります。つまり製法・製造特許が切れていないため、成分だけ一緒で添加物やコーティング素材が全然違うので、薬が溶けて効くまでの時間や効く強さや効き目自体も全然違うことがあるのです。またジェネリックは安全性試験が義務ではありません。添加物によるアレルギー報告も多々あります。安くても効きも安全性も不明です。そして先発薬を選択できないということは薬の製造地も選択できなくなります。薬剤師さんがジェネリックを進める本当の理由は先発薬より点数が高いから。薬剤師さんの言われるままでなく自分の頭で考えてよく調べて判断したいですね。
日本はますます息苦しくなってきました。生きにくいですね・・・。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年2月2日

Feb 1. 2018 かごしまんまだより

厚生労働省と鹿児島県は1月26日、県内93定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数(15~21日)が86.53人だったと発表しました。県内の患者報告数は全国で最も多く、統計を取り始めた1999年以降過去最多で、県内14保健所管内全てが警報レベルの30人を上回り、特にここ鹿屋では127人だったそうです。
娘の小学校では、去年の9月に鹿屋の黒毛和牛の肉質が日本一になった記念で1月26日の給食が『鹿屋の黒毛和牛コロコロステーキ丼』と決まっていて、子供たちがとても楽しみにしていました。しかし当日26日はクラスの半数が休むという悲劇。私の娘もインフルエンザB型になってしまい、26日は家で「あーあ。今日学校行けていたらみんなの分のステーキも絶対食べられたのにな。食べたかったな」とぼやいていました。
かくいう私も先週はずっと娘と一緒に大変な風邪をひいて寝込んでいました。やっと体調が戻りつつあります。
皆さんのご家庭は、風邪やインフルエンザ大丈夫でしょうか。
今年は東京に大雪が降るほど寒いのでどうぞ体調に気をつけてお過ごしください。
野菜たっぷりの辛味なしの酸辣湯が思いのほかお腹に優しくて、そして美味しくて簡単で風邪の身体が欲する味でしたので、ちょっとここにご紹介しますね。

レシピ【野菜たっぷりの辛味なし酸辣湯】
材料:干し椎茸スライスや生椎茸適量、えのき小分けサイズ1袋、ニンジン2本、大根1/3本、
あれば春菊または水菜、深ネギ1本、卵1個、豆腐九州育ち1P、干しえび6~10尾、
お好みで、かまぼこやハムやミートボールを
必要な調味料:ナンプラー、塩、黒酒または酒みりん、粗糖または黒糖、つぼ酢、さつまいもでんぷん

①鍋に水を入れ、干しえびと干し椎茸スライスを入れて1時間置く。
②ニンジンや大根を細切りし、深ネギはみじん切り、えのきや葉物野菜は一口サイズに切る。
③鍋を沸騰させて、②の生椎茸とニンジンと大根とえのき、塩中さじ1/2、黒酒大さじ3、粗糖大さじ1を入れる。
④人参と大根に火が通ったら、ナンプラー大さじ3、つぼ酢1/2カップを入れ、沸騰したら溶き卵を回し入れる。
⑤火を止めてから、②の深ネギと葉物野菜と、サイコロ切りにした豆腐を鍋に入れる。
⑥さつまいもでんぷんを小さなボールに大さじ4から5入れて水で溶いて鍋に回し入れて完成。

食欲ないときには、この酸辣湯に春雨やご飯を少量入れて食べるとスルッとお腹に入りますよ~♪

今週のまんまだよりはあまり内容がなくてすみません!
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年1月19日

Jan 19. 2018 かごしまんまだより

【鶏肉の臭いについて】
お客さんからたまにご連絡がある鶏肉の臭いの問題。これはなかなか難しいです。
ドリップ(汁)臭は流水で洗えば改善するのですが、塩素臭はその銘柄をやめない限り解決しません。
もしくは冷凍にすればだいぶ臭わなくなります。しかしそれですとお客さんに送料負担が発生しますのでなるべく冷蔵で送りたいなと考えています。
弊社では以前違うメーカーさんの鶏肉を採用していましたが、「下水溝のような臭いがする」「塩素臭がする」というお声がしばしばあったため現在の【南国元気鶏】に変更しました。
以前のメーカーさんの鶏肉につきましては、実は私自身もしばしば塩素臭を感じていました。でも家族の他の誰も感じません。私だけが、肉を流水で洗っても調理しても塩素臭が消えず気になっていました。
塩素臭の原因は、その業者さんの鶏解体や精肉の際の洗浄水等によるものと思われますので、抜本的な解決策はなく、残念ながらその銘柄の鶏肉を控えるしかありません。
インターネット検索してみますと、鶏肉の塩素臭を感じ取る人はおよそ4人に1人の割合でいるそうです。
勝手な推測ではありますが、添加物や化学調味料や農薬や化学物質を極力排除した食生活をしていますと、洗濯の洗剤や柔軟剤の香り・煙草臭・化学調味料や添加物の味や臭い・水道水の味や臭いを敏感に感じ取るようになっていくのではないかと考えています。私自身がどんどんそうなっているからです。
世間一般ではこれを【化学物質過敏症】ともいうらしいです。えっ?○○症?これって疾病なのでしょうか?
科学的な検証や実験をしたわけではないのですが、これは疾病とかではなく、むしろ本来の健康的な動物が持ついい反応なのではないかと私は推測しています。
野生動物や自然の中で生きている原住民を都会に連れてくると心身不調を起こして弱っていく、というのと同様なことなのではないかと。
本来人間が動物として感じ取るべき毒物を、文明の発達と添加物・化学物質の蔓延によって、多くの現代日本人は鈍感になってしまっているのではないかと。
そして311以降、本当に安心安全な食べ物や洗剤を選択するようになったり化粧をやめたりした人が、ちゃんと毒物を敏感に感じ取れるようになったことなのではないかと思うのです。それが一般の人には理解されなくて、【化学物質過敏症】とカテゴライズされている場合もあるのではないかと。
この推測が正しいなら、この場合の【化学物質過敏症】によっておこる頭痛や吐き気などの体調不良には、医者の薬は全くの逆効果なのではないでしょうか。なぜなら医者の出す薬は、漢方薬以外は合成化学物質の塊なのですから。小児用シロップなどの甘味料ですら砂糖ではなくアスパルテーム等の合成甘味料です。仮説が正しいとしたら、これではひどくなるばかりですね。ではどうすれば改善するのでしょうか。
都会に連れてこられた野生動物や原住民を元気にさせる方法はただ一つ。田舎や自然に戻すしかありません。
そうです。こういう生き方を選択してしまった私たちの身体は、大量生産の食べ物や洗剤や合成的な香料、そして日本のこの環境がどんどん合わなくなってきているのではないのでしょうか。
いい反応ではないかと思う反面、生きづらいですね(苦笑)。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成30年1月16日

Jan 15. 2018 かごしまんまだより

【台北視察の感想】
新年は新しい気持ちになり、気持ちが引き締まっていいですね。
どうぞ今年もよろしくお願いします。
年初は台湾の台北視察に行って、味や食材のヒント等がないか色々食べたり買ったりしてきました。
台北は鹿児島から飛行機でおよそ2時間なので身近な海外です。戦時中、日本軍の統治下で日本人がインフラを整備したり台風対策をしたり政治的対立を治めたりした歴史もあって、かなり親日で訪問しやすい国です。近代化も日本とほぼ同じくらいの印象。人々はスマホを持ち歩き、地下鉄は全駅にホームドアがあり、高級車も普通の車もバイクもたくさん走っています。マックも吉野家も和民もスタバも普通にありました。
日本と似ている感じなのですが、活気が全く違いました。ものすごい活気があるのです。
資本系チェーン店がたくさんあるのに、人が群がるのは40年も50年も続いているような手作り主体の飲食店。人々は長蛇の列を作って、ご夫婦で切り盛りしているような小さな店の味を求めます。お店の人も真剣勝負でひとつひとつ皮をのばし、肉や野菜を刻み、鍋をかき混ぜて作っていっています。それを人々に見えるようにオープンキッチンでやっています。セントラルキッチンで作られた無味乾燥な冷凍食材やレトルトは使いません。ひたすら真剣に手作りしています。それが40年も50年も続いている、そんなお店がたくさんありました。
日本では数十年続く飲食店はあまり多くありません。その上さらに活気がある店、となると極々わずか。
昭和時代の活気に満ちた商店街は今やシャッター街となり、人々は資本系チェーン店やコンビニや大型ショッピングセンターに行って食事や買い物を済ませるのが日本の主流です。
でも台湾の人々は「美味しいものをちゃんと食べるぞ!」という強い意志があるかのごとく早朝から長蛇の列に並んで食べます。だから個人店がちゃんと生き残り、街には活気があふれている、そんな気がします。
対して現代日本では多くの人が「安く早く手軽に食べられればいい」となっているので、どんどん個人店や商店街はつぶれて消えていき、雇用の多くも資本系チェーンや大手企業ばかりになっていき、人々はマニュアル化された仕事をこなすだけになり、活気や個性が失われていっているように思えます。
しかし毎日・毎食の「どこでなにを食べるか買うか」という何気ない私たち自身の選択こそが重要で、これが街を形成し、雇用を形成していっているのです。このままこの「安く早く手軽に」という流れが進むと、日本はもっと活気がなくなり、殺伐とした雰囲気になるのではないかという危機感を持ちました。
私は、昭和時代のお店のほうがずっといいなと思います。「お姉ちゃん大きくなったねぇ」と声をかけてくれる八百屋さんが理想です。お客さんの一人一人の愚痴や事情を聴いてうなずいてくれる、そんなご近所の床屋さんがいいんです。常連だからとコロッケ1つおまけしてくれる肉屋さんが大好きなんです。そういうお店が、今や日本からどんどん消えつつあるのは本当に悲しいことです・・・。
でも負けませんよ!たとえ顔が見えなくとも、距離は遠くても、同じ空の下、かごしまんまを選んでくださる皆さんと、『ご近所のお店』の気持ちでやっていきたいです。あらためてそう強く思えた台湾視察でした。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年12月26日29日

Dec 25. 2017 かごしまんまだより

【もっとおうちごはんを楽しく幸せに】
今年も「あっっっ!!!」という間に最終週になってしまいましたね。
かごしまんまの今年ニュースベスト3は、『黒酒』と『冷凍餃子・焼売』と『練り物』の商品化です。
まずは黒酒。出水田鮮魚さんに東酒造さんの黒酒を教えてもらって、みりんや料理酒の代わりに料理に使ってみたらあら不思議!自分の料理の腕が上がったかと思うほど美味しくなるではありませんか!本みりんや高級料理酒を軽く凌駕する、旨みとコク。その秘密は、火入れしないことによる酵母や天然アミノ酸が生きていることでした。火入れしないお酒は『灰持酒』(あくもちざけ)といって、全国的にも非常に珍しく、熊本の赤酒、鹿児島の黒酒、島根の地伝酒の3つのみ。しかも東酒造さんの原材料の米や木灰は鹿児島産。惚れました。皆さんにどうしても紹介したくなりました。しかし酒類販売免許を獲得するまでの道のりが長かった・・・。会社の土地建物の、地目や所有者や形状や面積や平面図やら色々を明確にしなければならず、法務局に通いまくって1年かかりました。その頃私は地元のラジオ局に毎週出ていたので、法務局のおばちゃんたちが妙に親近感を持って話しかけてくれたのが面白かったです。
つぎに餃子と焼売。これは原材料も添加物も種類と数がめちゃくちゃ多い加工品で、皆さんが大好物なのに311後は諦めている食品の代表選手です。お問い合わせするのも憂鬱でなかなかできません。これはもうかごしまんまオリジナルを作るしかない!しかし今までオリジナル商品はロット数(最小生産量)がネックでした。でもお客さんが少しずつ増えてきましたし、プレハブ冷凍庫を増設することで実現。そして餃子と焼売だけで送料を頂くのは申し訳ないので、冷凍食材のラインナップも少しずつ揃えていきました。
かごしまんまの餃子・焼売は、原料が全て九州産で揃う時だけ作ります。妥協しませんヨ(生産者さんもなかばあきれていますw)。今はニンニクが入らないのでお休みです。次回の生産まで楽しみに待っていてくださいね。
そして練り物。311直後からずっとずっと探していましたが、さつま揚げの発祥地ここ鹿児島でもなかなかOKなものが見つかりません。どうしてもスケソウダラが入ってしまうのです。添加物も・・・。
吉開さんのことは以前から知っていましたが、だしの昆布が北海道なので保留にしていました。しかし探しても探しても吉開さん以上の安心な練り物はありません。昆布を放射能測定に出してNDだったので商品化しました。
やっと・・・やっと、お正月に安心してかまぼこが食べられますね。6年ぶりに食べて涙が出た、というお声をたくさんたくさん頂きました。むさぼるようにしてちくわやてんぷらをそのままペロリと食べてしまった、というお声も多数頂きました。
311以降、少数派になってしまった私たちは本当にこれまで頑張ってきましたね。
周囲の理解ない言葉に傷ついたり、色々な行事や付き合いのたびに悩んだり諦めたりしてきたことと思います。
311で失ってしまったものはたくさんありますが、それ以上に気づけたこと、出会えたものもたくさんあったのではないでしょうか。もっともっと食の世界でそう思っていただけるよう、来年も頑張っていきますよ~!
どうぞ年末年始はかごしまんま食材で、思いっきり安心しておうちごはんを楽しんでくださいネ。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年12月22日

Dec 21. 2017 かごしまんまだより

【皆さんと共に歩んだ6年でした】
年末のせいか、ツイッターやメッセージで「かごしまんまさんのおかげで救われてきました」「感謝します」「ちくわを食べて涙が出るとは思いませんでした」というお言葉をたくさん頂いております。全ての方のお声をご紹介したい気持ちを抑えつつ、今回は千葉県のRさんからのメッセージを、掲載のご了解を得てご紹介しますね。
『いつもありがとうございます。おまけもありがとうございます。
久し振りのちくわとさつま揚げ。ちくわとさつま揚げにここまで有り難みを感じるとは、3.11前には思いもよりませんでした。そして、葉っぱ付きの大根と人参の可愛らしいこと。 食べ物の有り難みをひしひしと感じます。
日本が放射能以外にも不穏な空気に包まれていて、農業従事者の高齢化や種子法の廃止やら食の安全が脅かされ続けていることに、ミサイル以上の危機を感じます。明らかに私たちが育って来た時代とは違う、この世界。
当たり前だったことが、人の悪意によって崩されていくのを目の当たりにして、自分の無力さに落ち込んでしまいそうになるけど。選挙に行くことと同様に、かごしまんまさんで買い物をすることは、そんな私に出来ることの一つだと思うのです。食の安全を守ろうとしている企業を守るためには、そこで買い物をする事。それはかごしまんまさんと繋がっている農家さんたちや商店を守ることにも繋がる行為だと思うのです。もちろん私自身も。
たとえ送料がかかろうとも、割高だろうとも。たとえ私がそこに落とすお金が僅かでも。
千葉にいて、九州から送料かけて食料を買う行為は、傍目には贅沢行為に映るかもしれないけど、私は、3.11後、そういう生き方を選びました。だから、かごしまんまさんがいてくれて、本当に良かった。
今日も新鮮で安全な食材をありがとうございました。本当にありがとうございます。』
このRさん以外からも同様のお言葉をたくさん頂いております。
かごしまんまのほうこそ、皆さんからのご注文や応援のおかげで本当に救われてきました。
かごしまんまがある鹿屋は陸の孤島と言われる大隅半島にあり、食料自給率が高いので流通が大隅だけで回っているものが多く、人々も大隅からあまり外へ行きません。唯一の都会である鹿児島市内へも、行くのが億劫な人が多い土地柄。インターネットも若い世代しか普及していません。福島でおきたことなど遠い異国の話です。サッカリンや甘草が必ず入った、甘い地元の醤油がソウルフード。産地や添加物や農薬の話は、どこへ行っても煙たがられました。さらに男尊女卑が色濃く、よそ者を排除する風土。鹿児島弁を話さない女の私が会社を背負って営業する風当たりの強さは、予想はしていましたが、悔しい思いや嫌なこともたくさんありました。関東の商取引の常識が通じず、おおらかな風土を理解していないことが原因で、失敗もたくさんしてきました。
でも消費者の皆さんからのご注文やメッセージ、HPのお客様の声、ツイッター、インスタ・・・・様々なところで励まされ、癒され、救われてきました。
311以降、少数派になってしまった私たちは本当に本当にこれまで頑張ってきましたね。
周囲の理解ない言葉に傷ついたり、色々な行事や付き合いのたびに悩んだり諦めたりしてきたことと思います。
どうぞクリスマスや年末年始はかごしまんま食材で、思いっきり安心しておうちごはんを楽しんでくださいネ。
今日も皆様の冷蔵庫と食卓が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から心から願っています。

Edit by 山下 理江

平成29年12月12日

Dec 11. 2017 かごしまんまだより

【リーフ類の中心部の変色】
フリフリリーフをいつも買ってくださるお客さんからこんなお問い合わせがありました。
『フリフリリーフに関してお聞きいたします。先週土曜日に着いたものが表面は何ともないのですが一部中が中心に向かって茶色く傷んでいます。今までも1~2度ありました。傷んだ所は全体から見るとそう大きくはなく、そこを取って食べることはできますがお弁当にも使っているので気になります。以前はこのような事はなく、季節的な症状なのでしょうか?』 送ってくださった写真を見たところ、葉の一部が茶色く傷んでいるように見えます。
リーフ類は発送前日の午後に生産者さんの植物工場まで取りに行って、収穫したてのものを受け取ってすぐにかごしまんまの冷蔵庫で予冷保存しています。お客さん宅へもクール便で発送しており、同梱した他の野菜や食材は問題なかったとのこと、傷みの原因がわかりません。生産者さんに聞いて、わかりました。
原因はカルシウム不足でした。リーフ類は、植物工場での完全管理下の水耕栽培なので、カルシウム分が不足しがちになるそうで、それを栄養液で管理しているのですが、水耕栽培の生物なので吸収が悪いときがたまにあって、変色もリーフの中心部に出るので、外部から見て発見できないまま消費者に渡ってしまうことがあり大変申し訳ないです、そのようなことがあれば、遠慮なく報告くだされば、次回発送時に代替品をご用意するとのことでした。

【『生でも食べられる農薬不使用・鹿児島県産蒟蒻芋のこんにゃく』の糸ひき現象】
このこんにゃくをご注文されたお客さんからこんなお問い合わせがありました。
『いつもお世話になっております。今回届けていただいた、こんにゃく2丁入りですが、開封して触ってみましたら、たくさん糸が引いていました。期限は26日までになっていますが、食べない方がよろしいでしょうか?
今回初めて購入したので、教えていただけると助かります。届いてすぐに冷蔵庫に入れたのですが、もしかしたら輸送中に温度が上がって傷んでしまったのかもしれません。一応確認させていただきたかったので、ご返信いただけましたら有り難いです。よろしくお願いいたします。』
この生産者さんの生産物は、つくりたてを発送日の当日にかごしまんまに持ってきてくれます。
そしてやはりこれもお客さん宅へクール便で発送しており、同梱した他の野菜や食材は問題なかったとのこと、糸を引く原因がわかりません。てっきり傷んだのかと思いましたが、念のため生産者さんに聞いてみました。
するとなんと、これは傷んでいないとのこと! 原因は、芋の特徴によるものでした。
こんにゃくは保管温度が少しでも高くなると、里芋と同じように糸を引く特徴があるとのことです。ほとんどのこんにゃく生産者さんは群馬県産の蒟蒻芋の粉を仕入れてこんにゃくを作りますが、この生産者さんは、数年かけて蒟蒻芋から栽培してそれを加工してこんにゃくを作っているので昔ながらの本物の濃いこんにゃくを作っています。ですからこういう現象も熟知していて、「冷蔵庫の中に入れていても、ドアの開け閉めで庫内の温度が上がってそういう現象になりえます。お店の開放型冷蔵庫に入れておいても、夏はよく糸を引いてしまいます。糸を引いていても問題なく食べられますが、心配でしたら、軽く水洗いしてから茹でたり炒めたり火を入れて食べてくださいネ」とのこと。

リーフ類の件もこんにゃくの件も、販売者としてもとても勉強になりました。実は私は、こんにゃくが糸を引いていたら傷んでいるのかと思って捨ててしまっていました。肉類のネト(糸を引くこと・腐敗現象)とは違うのですね。
皆さん、どうぞこれからも商品について疑問や変なところがあればかごしまんまにお問い合わせください。
できれば写真を数枚添付してくださると、よりいっそう原因と対策を考えやすくなります。よろしくお願いします。

Edit by 山下 理江