山下 理江 のすべての投稿

2025年6月後半号

Jul 2. 2025 かごしまんまだより

【KAGOSHIMA ORGANICに取材して頂きました】
鹿児島には古くから有機農業に取り組む人たちがいて、鹿児島県有機農業協会という団体があります。
そこが発行する機関誌KAGOSHIMA ORGANICに私の活動を掲載して頂きました。
取材してくださったのは園山宗光氏。『そのやま農園』としてお父様の代から40年くらい有機農業に取り組んでいる方です。『オーガニックフェスタかごしま』の実行委員長をしており、『さよなら原発かごしまパレード』の中心メンバーでもあります。私より年下ながら2011年よりもずっと前からNO農薬、NO原発で生きている大先輩です。
2011年に私が千葉から鹿児島へ移住した当時から、かごしまんま立ち上げや野菜仕入れについて親身に相談にのってくださった恩人でもあります。その園山氏から丁寧に取材して頂いた時間は感慨深いものがありました。
あの311から、もう10年以上も経過しているということ。メーカーに原材料の産地や二次原料についての問い合わせをして嫌な顔をされたこと。添加物やNG産地のものが入っていて諦めた商品。周囲からの無理解な言葉。
しかし皆様の励ましや感謝のお言葉のおかげでなんとかここまでやってこられたこと。
なかでも『オール九州産原料のあんぱん』は皆様の想いの結集だったので、実現したときには一口目で涙がこぼれたこと。リクエストを頂いてから実現までに10年の歳月がかかったこと。半日かけてお話ししました。
一般の人からみたら馬鹿げた想いを、共感を持って見守り続けてくださった園山氏。その園山氏が書いてくださったかごしまんまヒストリー。渾身の記事です。
他にも電磁波についての記事など興味深い記事がたくさん。ぜひぜひ読んでください。

【九州産原料の味噌醤油を新たに商品UPしました】
世の中の経済状況が悪くなっていくにつれ、付加価値商品が急速に消えつつあります。
食品の原材料表示の度重なる改悪によって、表示だけでは消費者が判断することができにくくなりました。
いまや小麦粉や砂糖は、海外産であっても国内加工なら『国内製造』表示です。
この流れは、将来は米や大豆や乳製品などもいずれそうなっていくであろうと容易に推測できます。
不況で多くの人々の関心が『どこ産か』から『安いかどうか』にシフトすると、国産原料は海外産に負けていきます。
このままでは日本農業が急速に衰退していくのは火を見るより明らかです。
食品の原材料表示の改悪で情報が少なくなると、『国産か海外産か』もわかりにくくなります。
ましてや『九州産かどうか』なんて全く関心を持たれなくなります。
すると大型農業の北海道が圧倒的に収量や価格面で強いので、各地から大豆や小麦や雑穀が消えていくという流れになっていきます。小豆はその代表例。あっという間に北海道産か中国・カナダ産へ。
今や大豆や小麦がその危機に瀕しています。
救うのは私達消費者の『買い物』という『投票行動』しかありません。
小さな行動ではありますが、政治と同様にその1票でしか世界を変えることができません。
九州産原料の醤油や味噌を新たに商品UPしました。どうか九州の大豆や小麦を買い支えてください。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

レシピ【インゲンと旬の薬味のねり梅あえ】

Jun 16. 2025 かごしまんまレシピ

超簡単なのに身体喜ぶ美味しさです!
ぜひぜひつくってみてください。

材料
・インゲン1袋(100〜150g)
・みょうが1個
・青紫蘇2〜3枚
・ごま油少々
・ねりうめ3cm
・かつお削粉大さじ1
・粗糖小さじ1

作り方
1)インゲンを茹で、流水で冷やして長さ3cmにカットしボールに入れ、ごま油少々と和える
2)みょうが、青紫蘇をみじん切りしてボールに入れる
3)ねりうめ、かつお削粉、粗糖をボールに入れ、全てをよく混ぜ合わせて完成。

Edit by 山下 理江

2025年6月前半号

May 30. 2025 かごしまんまだより

【梅雨入り】
5月16日、気象庁は九州南部の梅雨入りを発表しました。平年より14日も早い梅雨入りです。
奄美地方をもすっ飛ばした早過ぎる梅雨入りにびっくりしました。
さて鹿児島は戦々恐々。
南国の梅雨は、本州のそれとは別物。いっそ『雨季』と改名した方がいいのでは?と思うほどです。
靴箱のブーツやクローゼットのカバンはカビてしまい、長持ちしません。
家の中になぜか極小のアリが大行列していたり、賞味期限前にパンがカビるのは通常運転。
シラス大地なので、崖崩れや地盤崩れによる道路補修もあちこち出てきます。
鹿児島では毎年梅雨時期や8月6日になると、甚大な被害をもたらした1993年の豪雨『8.6水害』を教訓にした催しやニュースが話題になり、人々は当時を思い出して気持ちを引き締めます。
それほど鹿児島の人々にとって梅雨は台風と並んで最も警戒するものなのです。

気温が高くてジメジメした梅雨時期は、カビや虫が大好きな環境。野菜にとっても最も過酷な時期です。
冬野菜であるニンジンや大根は、高温やカビや虫に弱いのでまず育ちません。育っても土壌中の細菌や虫と戦うために肌が汚くなります。綺麗なものは農薬をたくさん使用して菌や虫を殺しています。
春に収穫してあった貯蔵ものもカビにやられ始めて肌が汚くなっています。
春が収穫期であるニンニクも、皮にカビが生え始めます。今の時期は中身には問題ないことがほとんどです。
しかしニンニクの根元にカビが生え始めたら中身も萎れていたり傷んでくるサインです。
美味しいキャベツや葉物野菜たちも戦いの日々。畑にはモンシロチョウが舞い踊りたくさん卵を産みつけては、はらぺこあおむしを大発生させます。
ズッキーニは根本にできる野菜なので、雨にとても弱く溶けてしまいます。
甘いとうもろこしは虫だけでなくタヌキなどの動物にも狙われますし、連続した雨に弱く倒れてしまいます。
乾燥を好むトマト類は、水分を吸い過ぎてしまって割れ始めます。
きゅうりやゴーヤやピーマンなどの露路栽培ものは雨が滴り落ちて水が溜まりやすいところが傷みやすいです。
また雨の日は野菜も濡れているので痛みやすく収穫できないため、市場や店頭に並ぶ品数もグッと減ってしまいます。
梅雨時期は収穫直後から溶けたりカビたりすることも多く、店頭にある野菜や果物もなんだか元気がないです。
鹿児島の人々は、とにかく梅雨時期を耐えてやり過ごします。
しかしそんな憂鬱な梅雨を抜けると今度は灼熱の太陽が待っているのが、南国鹿児島。
今年の夏はどうなることやら。
梅雨時期を無事に乗り越えることと共に異常気象がないことを祈るばかりです・・・。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年5月後半号

May 16. 2025 かごしまんまだより

【TVの影響】
先日のNHK『おとな時間研究所』で『かのや姫小豆』をご紹介して頂いたことは、想像以上に反響がありました。
全国放送で鹿屋市が1時間近く特集されるのもなかなかないことで、しかもあんなに素敵な紹介をされた鹿屋は初めて。鹿屋市民のあいだで再放送日時が口コミで広がったこともあり、たくさん観て下さったようでした。
どこへ行っても声をかけられるようになりました。行きつけの温泉では裸で知らない人に話しかけられることも(笑)。
ご注文も多く頂きました。本当にありがたいことです。
しかし弊社の喫緊の課題は小豆の選別能力。カメラ式選別機が1台のみで時間がかかり、手選りで仕上げるので、1週間に30kg程度しか選別できません。ゆえに小豆が品薄になってしまい、ご迷惑をおかけしております。
小豆倉庫には選別前の小豆がたくさんあるのに・・・。非常に歯がゆい思いです。すみません・・・。

【異常な状況】
世の中の経済状況が悪くなっていくにつれ、付加価値商品が売れなくなっていくのを実感しています。
生鮮品以外の多くの商品は、発注時に最低発注数という縛りがあり、最低でも1,2ケースから発注しなければならないというものが多いです。1ケースには30から50程商品が入っております。
賞味期限間近になって売れなくなってしまった商品はセールや廃棄処分になります。売れ残りが多いとその商品は維持できなくなり、商品ページから消えていく運命にあります。
例えばかごしまんま商品ではお菓子やジュースの多くが消えていきました。現在では在来芋の蒟蒻や原木栽培の椎茸や高価な味噌などが危険水域にあります。
この傾向は日本全体にもいえることで、『なくても我慢できるもの』がここ20年で急速に消えていっています。
人々がブランドやメーカーものの衣服や靴・鞄等を買わなくなって、百貨店やテナントビルが激減しました。
雑誌や新聞や本を読まなくなって、コンビニから書籍コーナーがなくなり、街からも本屋が消えつつあります。
食品の原材料表示の改悪によって遺伝子組み換え原料や添加物表示がわかりにくくなり、国産か海外産原料かどうかも表示されなくなりました。判断材料が薄れたうえに急激な物価高で人々の関心は『安いかどうか』になり、付加価値商品がスーパーの商品棚から急速に消えつつあります。
大豆の不作や離農が続き、納豆・豆腐・醤油・味噌はとうとう九州産大豆だけでは通年供給ができなくなってきました。『国産(時期によって九州産・北海道産となります)』というような表示にどんどん切り替わってきています。
飼料の高騰や慢性的な赤字経営により酪農家の廃業が急増していることが、しばしばニュースに取り上げられてきました。その割には価格改定のなかった乳製品ですが、いよいよ値上がりするとメーカーから通達がありました。
牛乳もバターもヨーグルトも生クリームも価格が上がります。それでも酪農家の状況は依然厳しいままです。
米も大変です。とうとうかごしまんまの米類もなくなりました。収穫期までは在庫の目処がたちません。
色々な食材が高騰したり消えつつあるこの経済状況は、本当に異常ですね・・・。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年5月前半号

May 2. 2025 かごしまんまだより

【旬中心の食生活へ】
NHK Eテレ『おとな時間研究所』〜タニアさんの田舎暮らし〜をご覧になってくださった皆様ありがとうございました。
東京からここ鹿屋に来た料理家の門倉多仁亜さん。
「東京ではまずメニューを考えてその材料を探しにスーパーを廻る感じだったけど、ここではまずお店に行ってみて、そこであるものからメニューを考えるの。全く違うわよね。でもそれがとても新鮮で楽しいの。」
と笑顔で仰る様子が印象的でした。
かごしまんまの野菜セットを続けられている方々からもよく同じお言葉をいただくので、嬉しかったです。
「献立を考えてから買い物に行く食生活が、届いた野菜から献立を考える食生活に変わって、体調が良くなった」
野菜セットは、ここ鹿屋近辺の季節のお野菜が中心。今の時期は、玉ねぎやニンニクやエシャロットが入ります。
生で食べると目や鼻にツンとくる香味野菜ばかりですね。ツーンときますが、ぜひ生で楽しんでほしいです。
私は、旬の野菜や果物には「旬スイッチ」があると確信しています。
自然界の動物達は季節にどう順応していっているのかを考えたとき、気温や日照時間や太陽の傾きも重要なスイッチですが、季節ごとの野菜や果物も重要なスイッチなのではないかと推測しています。
春は、苦かったりツーンとしたりする野菜で身体の老廃物や蓄積物の排出を促します。
例)ふきのとう、よもぎ、玉ねぎ、らっきょう、ニンニク、エシャロット
夏は、ネバネバしたり水分が多かったりする野菜で体を冷やします。
例)オクラ、モロヘイヤ、ツルムラサキ、きゅうり、トマト、ヘチマ、ゴーヤ、とうがん、スイカ
秋は、厳しい冬に備えて炭水化物を多く取り込んで身体に栄養を蓄積します。
例)さつま芋、里芋、じゃが芋、かぼちゃ、栗、落花生
冬は、体を温める野菜や酸味のある果物で風邪を予防します。
例)ごぼう、蓮根、大根、人参、かぶ、生姜、柑橘類
このように、旬の野菜はそれを食べる私たちに旬スイッチを入れて体調を整えてくれることを、多くの先人達が経験で学び私達に伝えてくれています。
便利な現代に生きる私達は、スーパーに行くと1年中キャベツやタマネギ人参が手に入ります。
でも果たしてそれは私達の身体にとって良いことなのでしょうか・・・?
多仁亜さんも仰っていましたが、ここ鹿屋での暮らしではご近所や知人から野菜や果物などをよく頂きます。
頂き物はもちろん旬のもの。自分からは進んで買わない野菜もありますが、食べると身体が喜ぶような美味しさを感じることができます。
そんな鹿屋の食生活を、かごしまんまの野菜セットや商品ラインナップでお伝えしていけたらな、と願っています。

今回の番組では、私は出演しないものとばかり思っていましたが、バッチリ出ていました苦笑。
多仁亜さんの素敵なインテリアや暮らし方も満載です。鹿屋の魅力もギュッと詰まった内容です。
見逃し配信もありますので、ぜひご覧ください。
皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年4月後半号

Apr 24. 2025 かごしまんまだより

【NHK Eテレ『おとな時間研究所』出演】
東京からここ鹿屋市に移住された門倉多仁亜さんのライフスタイルを紹介するなかで、かのや姫小豆をご紹介してくださいます。もしかしたら常盤貴子さんもかのや姫小豆を食べてくださるかも?!残念ながら私は出演しません笑。
初回放送日4月25日(金) 午後8:00〜午後8:45
再放送日 5月1日(木) 午後0:15〜午後1:00

【『かごんま食べる通信』最新号の特集は「山下理江さんとかのや姫小豆」】
『かごんま食べる通信』という雑誌があります。鹿児島県でチャレンジを続ける農・畜産・水産業に携わる生産者の想いをじっくり1年くらいかけて取材して一冊の情報誌にまとめ、その方の生産物や加工品を付録として2ヶ月に1回読者にお届けするユニークな雑誌です。来月号は私、山下理江とかのや姫小豆の特集です。
ページ数が薄い雑誌なのに、編集者の日高さんの情熱的な取材は長期間にわたり、丸一日かけて聞き込みされることもあり、彼女の取材力と情熱からたくさんのことを学びました。
付録はもちろんかのや姫小豆商品セット。付録付きの雑誌って、なんだかワクワクしますよね。
来月号からの購読の申込締切は4月25日午後8時59分ですが、もしかしたら締め切り過ぎても大丈夫かも。
『かごんま食べる通信』購読申込ページ https://poke-m.com/products/441266
『かごんま食べる通信』HP https://taberu.me/kagonma/

【かのや姫小豆のポリフェノールは北海道産小豆の2倍!】
かのや姫小豆及びその加工品は「濃ゆい味がする」「豆感がすごい。小豆の味がしっかりしていて、美味しい」というお声をよく頂きます。そこで検査機関に依頼し栄養成分分析してみました。
すると驚く結果が出ました。なんと100gあたりのポリフェノール含有量が北海道小豆の2倍以上!*1
「濃ゆい」ということが、数値からも実証されました。
・鹿児島県産小豆(かのや姫小豆) 990mg
・北海道産小豆(エリモショウズ) 391mg
・北海道産小豆(とよみ大納言) 350mg
ポリフェノールには、血糖値の上昇抑制効果や、糖の吸収抑制効果、抗酸化作用による生活習慣病の予防効果があるといわれています。
ただしポリフェノールは水に溶けやすく、小豆は煮るときに渋切りをしてアクを茹でこぼすので、実質的な摂取量は検出値よりもかなり減少すると推測されます。
最近注目の小豆茶は煮出した成分そのものを飲むため、ポリフェノールを摂取するには最適な食材といえますね。
*1 参考文献 加藤淳氏 調査研究【アズキ新品種のポリフェノール含有量と新規調理法によるその変動】
         健康長寿ネット【ポリフェノールの種類と効果と摂取方法】

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年4月前半号

Mar 28. 2025 かごしまんまだより

【納豆商品が新ラインナップになりました】
前回のかごしまんまだよりでもお伝えしましたが、国内の農業生産物は減少の一途を辿っています。
農業が人気のない業種であることに加え、人口減少、農業従事者の高齢化によることが大きな原因です。
せっかく志をもって若い人が農業の世界に入っても、もともと儲からない業種なうえに異常気象による不作や物価高で生活できなくて離農してしまうパターンも増加しています。
そういう現状なので、産地限定原料にすると供給量が不足してしまう加工品が増えてきました。
大豆もそのひとつです。
九州産大豆だけでは年間供給量をカバーできず、時期や価格によって北海道産と九州産のいずれかを使用することになり、『国産』という表示に変更されていく例が多くなってきました。
人気商品だったパワーキッズも九州産大豆の納豆でしたが、3月から北海道と九州いずれかの大豆を使用することになり、商品パッケージもリニューアルしました。
九州産大豆使用をうたっていたかごしまんまでは、いったんパワーキッズの販売を休止しました。

しかし、良い機会なのでおもいきって色々な種類の納豆を商品UPしてみることにしました。
2011年の原発事故から既に14年経過し、食材への安心基準や価値観も多岐にわたってきたこと、物価高で少しでも安価なラインアップもご用意していきたいこと、物流費が高騰していて新たな取引先と少量取引が困難なこと等、色々考えて新商品UPしました。
かごしまんまユーザーさんからも「子供がパワーキッズしか食べないので商品化して欲しい」といったリクエストも頂きました。
ならば急がねば!と大急ぎで商品UPしたので、いつもながらシズル感のある写真や美味しそうなイメージの誇張写真はゼロ。質素簡素な商品ページです。
写真も商品説明も現物そのままなので、届いたときにもガッカリしないことでしょう笑。

みんな大好きな納豆・豆腐。
残念ながら九州産原料縛りでは供給がままならない時代になってきました。
しかし生産者もメーカーも小売も消費者も無理なく続けられる形で、これからも食べていきたいですね。
商品名にどこ産の大豆使用か明記してあります。商品選択のとき参考にしてください。

なお、いつの時期に九州産大豆を使用しているか・どのくらいの割合で使用しているのか等は把握しかねます。
何卒ご了承ください。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年3月後半号

Mar 14. 2025 かごしまんまだより

【九州産豆製品の激減】
3月一発目の出荷日。納豆がいつもの赤い色のパッケージではなく黄緑色になって納入されました。
原材料欄の内容には特に変化が見当たりません。最近の食品表示法改正(改悪)で、原材料産地が今まで以上によくわからなくなっており、記載は『国産』のみ。九州産かどうか表示からは判断できません。
しかしよく見ると栄養成分表示の数字が微妙に違う・・・・。
嫌な予感がしてメーカーに問い合わせしてみると、「3月からリニューアルで、原材料の大豆の産地は九州産に限定しないことになりました。今は北海道産です。これで弊社にはもう九州産大豆の納豆が無くなりました。」とのこと。
・・・眩暈がしました。なぜ事前にそれをお知らせしてくれなかったのだろうか(←担当者がうっかり忘れてしまった)。
キャンセルするにも他メーカーの九州産納豆を仕入れるにも時間がない!
しかもお客さんは大豆が九州産だからこそこの納豆を選んでいるのだ・・・。
やむをえず、近隣店舗を探し回って他メーカー製造の九州産納豆をかき集めて爆買いしました。
数年前までは色々なメーカーが九州産大豆の納豆を製造しており、鹿児島のスーパーの店頭には九州産大豆の製品がたくさんありました。
しかし近年の異常気象による不作と就農人口の減少で、九州産大豆の収穫量は激減しました。加えて異常な物価高でより安いものを選ぶ傾向が全体的に強くなっています。もともと安価な納豆は特にその傾向が顕著です。
気がつけば、九州産大豆の納豆や豆腐の多くが店頭から消えていました。
色々なところから納豆をかき集めたので、パッケージや賞味期限がバラバラになっております。すみません・・・。
九州産大豆は貴重なものとなりつつあるのを感じます・・・。
このままの日本の状況が続けば、九州産大豆使用の日常食材が絶滅するのはそう遠い未来ではありません。
原材料が高くても、いいものが買えた一昔前の日本人。今や諸外国からの評価が下がり円安が止まリません。
良いものを買い支えようとしても、多くの人々に余裕がなくなりつつある今の日本。
こんな経済状況では、国が最低賃金を無理に上げていっても、企業は商品価格にその分を載せるので結局は物価上昇に拍車をかけることになります。原材料費も光熱費も人件費も急上昇し、今やラーメンも異常な金額です。
経済が冷え込んでいるときに最低賃金を上げれば体力のない零細企業や個人商店は潰れていきます。
「物価に負けない賃金上昇を」と国やマスコミは煽りますが、これは経済が上向きのときに言える言葉です。
社会の教科書にも「景気が悪い時には税金を下げ、景気が良い時には税金を上げるのが基本」とあります。
賃金を上げたり103万の壁をどうのこうのと言ったりするよりも、まず税金を下げろ、です。
仮に消費税をゼロにすると、ざっくり1年分の所得の10%とすればまるまる1ヶ月分くらいの所得増になります。
国民ひとりひとりの所得が上がれば、購買力も上がり経済が循環し始めます。納豆だって九州産納豆や無添加タレを選べるのです。そうして売れていけばメーカーも付加価値のある納豆を、農家も大豆をつくり始めます。
そんな国を取り戻すために、いま私たち国民には何ができるのでしょうか?
選挙に投票することです。次の選挙で、自分の1票を投じることです。
あれ?納豆のお話でしたね・・・すみません・・・しばらく九州産納豆は欠品です。ご迷惑をおかけします。
皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年3月前半号

Feb 27. 2025 かごしまんまだより

【冬野菜が復活しつつも依然高値推移】
さすがの南国鹿児島もこの2月は気温がグッと下がり、霜が降りる日もありました。
ローコストロープライスで建てられたであろう我が家(借家)は、窓の隙間や畳と畳の間から冷気がビュービュー入り込んできます。エアコンの効きはもともと悪かったのですが、最近は大きな音がするうえどんなに設定温度を高くしても強くしても常に微風しか出なくなりました。
エアコンを強にしても冷え切ったままのお部屋。なのに電気代は3万円(オール電化)涙。このままでは風邪ひいて破産してしまう!エアコンの故障だろうか?待てよ、もしかして数年間エアコンクリーニングしていないから?
思いきってエアコンクリーニングを業者にして頂いたところ、あっさり積年の悩みが解決しました。
原因は、フィルターの目詰まり(←要するに私の怠慢)。実物を見せていただきましたが、もはや網目は全く確認できず、とてもフィルターとはいえないものと化していました。
我が家のエアコンくんは空気を吸うことも出すこともできず、大きな音を立て微風を送り出していたのでした。
クリーニングによってエアコンくんは生き返りました。
まるで新品のように力強く静かに温風を出してくれるようになったエアコンくんを前に、これからはフィルターのお掃除をまめにしていこう!と誓った私。・・・って話が脱線しきっていますね。
そんな底冷えの寒さが続くと元気になるのが冬野菜。キャベツやブロッコリーが育ってきましたよ。
何もかもが高いご時世なので、高値は依然解消されないままではありますが・・・。
野菜セットにキャベツが入る週も出てきました。ピーマンやきゅうりの収穫量も少しずつ多くなってきました。
嬉しいですね!
例年ですともうすぐ新玉ねぎの収穫期なのですが、今季は夏以降12月まで高温続きだったので心配です。
ある生産者さんの早蒔き玉ねぎは、多くの苗が高温により溶けてしまってダメになったと聞きました。
どうか無事に新玉ねぎが育っていますように。

【かのや姫小豆が全国のお店に並び始めています】
秋の展示会でたくさんの業者さんと商談した結果が出始めました。
契約してくれた業者さんが、それぞれの得意先にかのや姫小豆商品を紹介してくれて、取扱店舗が増えてきているようです。
・・・どこか他人事なのは、問屋取引が主流なのでどこのお店の店頭に並ぶのかイマイチ把握できていないから。
つい先日も「武蔵小杉の大野屋さんで見かけてびっくりしました!」というお声を頂き私もびっくりしました。
自分で申し上げるのもアレですがややお高い商品ですので、東京や福岡などの都市部にある自然系ショップやこだわり系ショップに置いてあることが多いようです。わくわく広場さんでも小豆シロップを取り扱って頂いております。
皆様の街でかのや姫小豆商品を見かけたらぜひお知らせください。
なんの特典もございませんが私の元気が飛び出しますので、ぜひあたたかく教えてください。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江

2025年2月後半号

Feb 14. 2025 かごしまんまだより

【寒波がきてやっと冬に】
各地に大雪をもたらした寒波。ほんと寒かったですねー!
ここ鹿児島県鹿屋市は12月に入るまでTシャツ姿もいるほど気温が高くて、冬野菜が全く育たなかったのですが、やっとこの寒波で本格的な冬になることができました。緑の多かった鹿屋が、すっかり冬の茶色い風景に。
おかげでブロッコリーがやっと少し大きくなってきましたヨ。例年ならこの時期の野菜セットにはブロッコリーが毎週のように入っていたのに、今季は不作で入れられないまま。2024年は本当に変な気候の年でした。

【買い物は投票です。】
こだわりお菓子を購入したら、パッケージにそう書いてありました。
買い物は投票である、『買う』という投票行動で、良いものを応援しよう!・・・胸に刺さる言葉です。
でも物価が高騰して消費税や年金や健康保険料や電気代にガス代にガソリン代・・・なにもかも上がってしまって私達の可処分所得が低くなればなるほど、買い物に選択の自由がなくなり、安さだけが正義になっていっていますね。
TVの特集もここ数年は節約術や100円ショップの推しばかり多くなってきたように思います。
良い商品や良い店が消えていき、激安商品やそれを販売する大型店が乱立し、全国どこの街も同じような風景になっていく・・・。そんな昨今。
こんなに働いているのに、こんなに節約しているのに、苦しく生きづらくなってきたと感じる人は少なくありません。
コロナ禍を経て、世界中で経済が低迷したり物価が上がったりしたなかで、各国では政治がそれに対して適切に機能し消費税や電気代・ガス代などを下げる措置をしてきました。
しかし日本では消費税はそのまま続行。高騰する電気・燃料代も補助金を国民に直接還元せず、電気・燃料会社に出しそのお金で料金を安くさせるという「絶対に中抜きしているだろう」と誰もが思うような政策を実行してきました。
反発が多かったインボイス制度も始動させ、利益の出にくい個人事業主や零細企業をさらに苦しめ、自分達の裏金は不問にしてしまう国会議員には本当に腑が煮えくりかえります。
私達の苦しさ生きにくさを解消したり買い物の自由を取り戻したりする一番の行動は、選挙に行って投票すること。
選挙で増税派を徹底的に落とすこと。最低賃金を上げたり年収103万の壁を撤廃したりするよりもまず先に、消費税を撤廃する方がはるかにスピード感持って国民の所得が上がり、経済も上向きになります。
通勤手当にまで税金をかけようとしている人はどこのどいつなんでしょう!通勤手当は所得ではなく経費です。
腹立ちますねー。その前にガソリン税を撤廃しろと言いたいです。なにせここ鹿屋は車しか交通手段がないんです。ガソリン代=通勤手当です。それに税金かけるなんて多重税過ぎにも程があるぜ!と言いたくなります。
早く政治を変えて私達が自由に買い物できるような経済にして、街の良い店、良い商品を応援しましょう。
昔ながらの書店、パン屋、和菓子屋、ラーメン屋、団子屋、雑貨屋、服屋、文具店、酒屋、米屋、喫茶店・・・。
買い物で自由な投票行動がどんどんできるような国を取り戻すために、次の選挙こそ燃えましょう!
買い物は投票です。とても素敵で深く豊かな言葉です。

皆様の冷蔵庫と食卓とおうち時間が安心と幸せで一杯になりますように。同じ空の下、心から願っています。

Edit by 山下 理江